95 / 201
第95話【ディアルとの交渉】
しおりを挟む
「――まず、君のギルドへの貢献について書かれており、金色マースのことから最近始まったギルド輸送便の影の立役者であることなどがあった。
そのあとにとなりの国『アランガスタ』へ渡りたいとの要望があるので協力して欲しいとあったが詳しい理由は書かれていなかったのだがその辺りの事を聞かせてもらえると助かるのだかな」
ディアルはザッハからの手紙をテーブルの上にパサッと置いて僕のほうを見た。
「僕には助けたい大切な人がいるんです。
それを実現させるにはアランガスタにある、とある村へ行かなくてはならないのです」
僕は詳細は隠しながらも必要な言葉を選んでディアルにそう答えた。
「ふむ、そうか……。
まあ良いだろうザッハの奴に頼まれたのもあるが君の隣でこちらをニコニコと笑顔をふりまきながら威圧してくる者がいるようだしここでゴネても私に得はなさそうだからな。
ただし、ひとつだけ頼みたいことがある」
「頼みたいこと……ですか?」
「ああ、君のもとで勉強していた我がギルドのロセリが君に会いたがっていた。
なんでも収納スキルがレベル5になったとかで君になにやら頼みたいことがあると言っていた。
隣国へ向かう商人の選定をするまでの時間でその頼みを解決しておいてくれないか?」
(おそらくロセリの頼みは追加のスキル付与の事だろう。
彼女が何を選ぶかわからないけれど少なくとも時間停止か限界突破を選ぶようにしておいた方が良いだろう)
「わかりました。
その件は僕ももともと対応して行きたいと考えていましたので喜んでお引き受けします。
つきましては彼女と打ち合わせが出来るように日程調整をお願いします」
「わかった。
では先ほどの件、双方とも調整がつき次第連絡をすることにしよう。
後ほど泊まる宿を受付にでも連絡をしておいてくれ。
ああ、お前は少し話があるからまだ残っておくように」
ディアルはマリアーナにそう言いつけると僕を部屋から退出するようにうながした。
「奇遇ね、ちょうど私も兄さんと話がしたかったところよ。
申し訳ないけれどミナトさんは先に宿へ向かってくださいね。
宿は『アスカ亭』にして2階の部屋を2部屋予約してきておいてください。
場所は受付で聞けば教えてくれるわ。
ああ、馬車は後で私が移動させるから今は徒歩での移動を頼むわね」
マリアーナの有無を言わさない雰囲気に僕は仕方なくうなずいて「わかりました」と言って部屋から出ていった。
* * *
「すみませんがアスカ亭の場所を教えてもらえませんか?」
僕は受付に戻って案内をしている女性にそう尋ねると「アスカ亭ですか?でしたらギルドを出て右手に2区画ほど行ったところにありますよ。目立つ看板があるのですぐに分かると思います」と親切に教えてくれた。
「ありがとうございます。
行ってみますね」
僕は彼女にお礼を言うとギルドの正面玄関から出て右手に向かって歩きだした。
「アスカ亭……アスカ亭っと。
見つけたここだ。」
宿の場所はすぐに分かった。
――ちりちりん。
小気味のよいドア鐘の音が鳴り中から元気のいい女性の声がかかる。
「いらっしゃいませ。
アスカ亭へようこそ、お食事ですか? それともお泊りですか?」
「泊まりで2階の部屋を2部屋ほどお願いしたいのですけど……」
僕はマリアーナに言われたとおりのことを宿でお願いする。
「わかりました。
では部屋の予約をしておきますがお連れ様はいつごろおいでになられますか?」
「――そうですね。
いまからもう一度ギルドへ戻って話をしてきますので2時間後くらいかと思います」
「わかりました。
ではお待ちしております」
宿の受付娘はそう言って宿帳に予定を書いて笑顔で見送ってくれた。
* * *
「――予約をしてきましたよ。
そちらの話はまとまりましたか?」
ギルドに戻った僕はカウンター付近で受付嬢とディアルを交えながらなにやら話し込んでいたマリアーナを見つけてそう話しかけた。
「部屋は空いていたかしら?
ごめんなさいね、面倒なことを頼んでしまって。
こちらの方はなんとか調整がつきそうみたいよ。
今日はこのあとアスカ亭に泊まって明日、朝からロセリさんの対応をしたあとで午後からすぐにアランガスタへ向けて出発することになるわ。
日程が急なのはちょうどアランガスタへ向かう商人がいたから。
詳細はこのあと宿で話してあげるわ」
マリアーナが僕にそう告げると隣でディアルがため息をついて「本当に無茶な予定をたててくれる。本来ならば準備や許可で一週間程度はかかる案件だぞ。後で問題になっても知らないからな」とぼやいていた。
「すみません、急なお願いをしてしまって。
あ、ロセリさんの件は彼女の都合さえよければ今から対応してもいいですよ。
やること自体は数分程度で終わりますので……」
「なに? そうなのか。
そうだな、ならばすぐに準備をさせよう。
明日の朝の予定だったが、旅に出るのに午後からだと野営の場所が微妙になるので商人への交渉が少々厄介だったんだよ」
ディアルはそう言って近くにいた職員にロセリを呼んでくるように頼んでから僕に第一訓練室を使って良いと告げてから商人との交渉へと向かった。
「少しばかり予定が変わったようだがやることは変わらないから私はもう少し仕事をしていくよ。
宿にはダランたちを先に向かわせておくからこちらの用事が済んだらあなたも宿へ向かってくださいね」
マリアーナも自分の仕事をすると言って奥の部屋へと消えていった。
「ロセリさんが来るまで少しばかりかかりますからギルドに併設されている食堂でお待ちになられますか?」
ディアルとマリアーナが居なくなったところで側にいた受付嬢が僕にそう提案をしてくれた。
「ありがとう、そうさせてもらうよ」
その場に突っ立っておくのも疲れるからと僕はその提案を受けて併設されている食堂のカウンター席に座り飲み物を注文した。
(マリアーナさんのおかげで交渉もうまくいきそうだな。
あとでよくお礼を言っておかなければいけないな)
僕はこれからのことを整理しながら待っていると後ろから聞き覚えのある声がかけられた。
そのあとにとなりの国『アランガスタ』へ渡りたいとの要望があるので協力して欲しいとあったが詳しい理由は書かれていなかったのだがその辺りの事を聞かせてもらえると助かるのだかな」
ディアルはザッハからの手紙をテーブルの上にパサッと置いて僕のほうを見た。
「僕には助けたい大切な人がいるんです。
それを実現させるにはアランガスタにある、とある村へ行かなくてはならないのです」
僕は詳細は隠しながらも必要な言葉を選んでディアルにそう答えた。
「ふむ、そうか……。
まあ良いだろうザッハの奴に頼まれたのもあるが君の隣でこちらをニコニコと笑顔をふりまきながら威圧してくる者がいるようだしここでゴネても私に得はなさそうだからな。
ただし、ひとつだけ頼みたいことがある」
「頼みたいこと……ですか?」
「ああ、君のもとで勉強していた我がギルドのロセリが君に会いたがっていた。
なんでも収納スキルがレベル5になったとかで君になにやら頼みたいことがあると言っていた。
隣国へ向かう商人の選定をするまでの時間でその頼みを解決しておいてくれないか?」
(おそらくロセリの頼みは追加のスキル付与の事だろう。
彼女が何を選ぶかわからないけれど少なくとも時間停止か限界突破を選ぶようにしておいた方が良いだろう)
「わかりました。
その件は僕ももともと対応して行きたいと考えていましたので喜んでお引き受けします。
つきましては彼女と打ち合わせが出来るように日程調整をお願いします」
「わかった。
では先ほどの件、双方とも調整がつき次第連絡をすることにしよう。
後ほど泊まる宿を受付にでも連絡をしておいてくれ。
ああ、お前は少し話があるからまだ残っておくように」
ディアルはマリアーナにそう言いつけると僕を部屋から退出するようにうながした。
「奇遇ね、ちょうど私も兄さんと話がしたかったところよ。
申し訳ないけれどミナトさんは先に宿へ向かってくださいね。
宿は『アスカ亭』にして2階の部屋を2部屋予約してきておいてください。
場所は受付で聞けば教えてくれるわ。
ああ、馬車は後で私が移動させるから今は徒歩での移動を頼むわね」
マリアーナの有無を言わさない雰囲気に僕は仕方なくうなずいて「わかりました」と言って部屋から出ていった。
* * *
「すみませんがアスカ亭の場所を教えてもらえませんか?」
僕は受付に戻って案内をしている女性にそう尋ねると「アスカ亭ですか?でしたらギルドを出て右手に2区画ほど行ったところにありますよ。目立つ看板があるのですぐに分かると思います」と親切に教えてくれた。
「ありがとうございます。
行ってみますね」
僕は彼女にお礼を言うとギルドの正面玄関から出て右手に向かって歩きだした。
「アスカ亭……アスカ亭っと。
見つけたここだ。」
宿の場所はすぐに分かった。
――ちりちりん。
小気味のよいドア鐘の音が鳴り中から元気のいい女性の声がかかる。
「いらっしゃいませ。
アスカ亭へようこそ、お食事ですか? それともお泊りですか?」
「泊まりで2階の部屋を2部屋ほどお願いしたいのですけど……」
僕はマリアーナに言われたとおりのことを宿でお願いする。
「わかりました。
では部屋の予約をしておきますがお連れ様はいつごろおいでになられますか?」
「――そうですね。
いまからもう一度ギルドへ戻って話をしてきますので2時間後くらいかと思います」
「わかりました。
ではお待ちしております」
宿の受付娘はそう言って宿帳に予定を書いて笑顔で見送ってくれた。
* * *
「――予約をしてきましたよ。
そちらの話はまとまりましたか?」
ギルドに戻った僕はカウンター付近で受付嬢とディアルを交えながらなにやら話し込んでいたマリアーナを見つけてそう話しかけた。
「部屋は空いていたかしら?
ごめんなさいね、面倒なことを頼んでしまって。
こちらの方はなんとか調整がつきそうみたいよ。
今日はこのあとアスカ亭に泊まって明日、朝からロセリさんの対応をしたあとで午後からすぐにアランガスタへ向けて出発することになるわ。
日程が急なのはちょうどアランガスタへ向かう商人がいたから。
詳細はこのあと宿で話してあげるわ」
マリアーナが僕にそう告げると隣でディアルがため息をついて「本当に無茶な予定をたててくれる。本来ならば準備や許可で一週間程度はかかる案件だぞ。後で問題になっても知らないからな」とぼやいていた。
「すみません、急なお願いをしてしまって。
あ、ロセリさんの件は彼女の都合さえよければ今から対応してもいいですよ。
やること自体は数分程度で終わりますので……」
「なに? そうなのか。
そうだな、ならばすぐに準備をさせよう。
明日の朝の予定だったが、旅に出るのに午後からだと野営の場所が微妙になるので商人への交渉が少々厄介だったんだよ」
ディアルはそう言って近くにいた職員にロセリを呼んでくるように頼んでから僕に第一訓練室を使って良いと告げてから商人との交渉へと向かった。
「少しばかり予定が変わったようだがやることは変わらないから私はもう少し仕事をしていくよ。
宿にはダランたちを先に向かわせておくからこちらの用事が済んだらあなたも宿へ向かってくださいね」
マリアーナも自分の仕事をすると言って奥の部屋へと消えていった。
「ロセリさんが来るまで少しばかりかかりますからギルドに併設されている食堂でお待ちになられますか?」
ディアルとマリアーナが居なくなったところで側にいた受付嬢が僕にそう提案をしてくれた。
「ありがとう、そうさせてもらうよ」
その場に突っ立っておくのも疲れるからと僕はその提案を受けて併設されている食堂のカウンター席に座り飲み物を注文した。
(マリアーナさんのおかげで交渉もうまくいきそうだな。
あとでよくお礼を言っておかなければいけないな)
僕はこれからのことを整理しながら待っていると後ろから聞き覚えのある声がかけられた。
6
あなたにおすすめの小説
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる