少女漫画の当て馬キャラと恋人になったけどキャラ変激しすぎませんか??

和泉臨音

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第五章 俺の扱い雑すぎませんか??

第八話*side陽真

 
「……衛、言って」
「ヒャッ!」

 耳元で囁いてから舌を差し込む。ヌチヌチと耳穴を犯せば衛は可愛い声をあげて更にペニスを僕に押し付けてきた。

 快感に弱くて、本当に素直でいい子だ。

「あ、あ……だめ、イけなぃ……」

 腰をこすこすと可愛らしく揺らしながら涙目で僕に助けを求めるような視線を向けてくる。

 ……成る程。言ってを達してイってと勘違いし、尚且つイけなくて戸惑っている、ということか。
 
 はぁ、なんだそれは。愛らしすぎてけしからん。

「衛、ほら、ちゃんと言って」
「ふぅ……むりぃ……イけな……なん、で……」

 一生懸命ペニスを刺激してるのにイけないことが不安なのだろう。
 本当にこの子は不憫だ。
 快楽に落ちた時や人のためにはちゃんと泣けるのに、あんなに傷ついても涙一つ浮かべなかった。

 ただ虚ろな瞳で怯えるだけの不器用さが痛ましい。

「……ふぅ、いつもイクときはどうしてたか、思い出してごらん?」
「ぇ……あ、はるまさ、に……おし、り、の……うっ……」
「うん、お尻の、なんだい?」

 涙だけでなく鼻水まで垂らして情けないはずなのに、この世で一番愛しい顔の恋人の耳元でゆったりと問いかける。
 もはや顔だけでなく全身真っ赤な衛はフルフルと震えた。

 まだ理性が残っているようで、少しばかり楽しくなる。きっと衛は凄まじい羞恥心に襲われているのだろう。
 その苦痛を乗り超え、僕を求めているという状況が、僕を更に熱くさせる。

 さあ、早くその殻を突き破って出ておいで。

「お尻、の……穴を、ぐちゃぐちゃ……に指、ゆ、びで……して」

 全身から湯気が出るのではないかというほど真っ赤になった衛に、僕は追い打ちをかけることにする。

「ん、いいよ。それなら自分で足を広げられるかい?……そう、いい子だ」

 衛は一瞬戸惑ったものの、膝裏に手を添え僕に尻穴が見えるように開脚した。

 はっ、なんたる絶景だろうか!!!

 愛しい衛の恥じらう表情、蜜を垂らすペニス、淫らにうごめく楽園への入り口。すべてが見渡せる。
 どんな有名な観光地だろうとここに勝る景色はないだろう。

 僕は急ぎベッドサイドから潤滑油を取り出せば、指にまとわせ衛の蕾へ突き入れる。

「あっ! んぐっ……」
「はっ、すまない」

 うっかりと急いでしまった俺を嘲笑うことなく、優しい衛は花のように笑顔を綻ばせた。
 その微笑みがあまりにも尊すぎて、思わず見惚れてしまう。

「……ぅんんっ、平気れす……ぁ。あ、あ、もっ……おく、おくぅ、もっ、と、あっ、ァン、あーっ……」

 衛は天使のように微笑みながらも僕の指を貪欲に飲み込み、もっともっとと尻を揺らしながら強請る。
 勿論それに応えない僕ではない。
 衛の善いところを指を増やし秘密の部屋への通路をおし広げながらも刺激する。衛の体は先程よりも激しく揺れ、声も呼吸も乱れ絶頂が近いことを知らせてくる。

「陽真さまぁっ……はや、早くぅ、奥、お、くにもっと、熱い、の、っ……イちゃ……一緒が、イィ、独りは、やだぁっ……!」

 グズグズになった衛が更に足を広げて涙声で僕に叫ぶ。

「熱い……なんだい?」

 正直僕のペニスは衛の花園へ突撃したくて仕方なくて、もう痛いくらい張り詰めていて、フーフーと荒い呼吸をどうにか吐きながら耐えている。

 だけどこれはご褒美なのだ。
 僕も衛にちゃんと求められて子種を植え付けたい。

 だから、衛。
 僕にご褒美をおくれ。
 君を愛する許可を、どうか。

「陽真さまの、で奥、ズブズブしてっ、熱いの、精子、おくにっ……くださぃ!」
「ちゃんと、言えたね……ふふ、ほら、ご褒美だよっ!」
「ヒッ、あ、アァアあアぁぁ――ッッ!!」

 僕の形をしっかりと覚え、縦に割れはじめた衛の蕾はギチギチと喰い付きながらも僕のペニスを受け入れてくれる。
 衛の中は熱くて、いつもよりもトロトロで甘えるように絡みついてくる。

 まさしく、ここは楽園だ。

 奥へ奥へと導かれ、禁断の扉にたどり着けば激しく打ち叩く。
 衛の望みどおり、奥の奥へ。
 早く禁断の花園で僕の子種を遊ばせてやりたい。
 はやる気持ちを現すように、僕の腰つきは荒ぶり、ベッドが悲鳴のような軋みをあげる。
 あまりの激しさに逃げようとする衛の体をベッドに押さえつけ、上から自重もかけて容赦なく抽挿を繰り返せば、衛は声をつまらせてイった。

「はっ……上手にイけたねっ、いい子だっ!」

 衛の絶頂顔と搾り取るような肉壁のとどろきで、僕もほぼ同時に衛の中に欲望を吐き出した。
 いつもならそのまま腰を揺らすのだが、いつも通り衛が「待って、止まって」というので、今日は腰を止めるだけでなく、中から出ようと腰を引いた。
 しかし出ていこうとする僕の腰に両足を絡ませて、衛が引き寄せてくる。

 なんということだろう!!

 思わず驚いて衛を見やれば、ポロポロと涙を零しながら必死に何事か呟いている。

「衛……辛いのだろう? 一旦休憩しよう」
「ゃだ……離れちゃ……や……」

 手も足も僕を離すまいと絡ませて抱きつく衛が本当に可哀想で。

「ん、わかった。このままでいよう」
「……ぁい」

 まるで幼子が必死に抱きついているようなのに、淫らな体は僕の子種を得ようとするかのようにペニスを絞めつけ収縮を繰り返している。
 気持ちが良すぎて無尽蔵に振りたくなる腰を僕はぐっと堪える。我慢の先には甘美なるご褒美がある、これはそのための試練なのだ。

 この試練を耐えた僕は、衛から甘えられ、恥じらいながらも大胆になるお願いをすべて叶えるという栄誉を得た。
 その結果、衛の腹には溢れ出るほどのご褒美を与えることができたのだった。

 
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