勇者のその後~地球に帰れなくなったので自分の為に異世界を住み良くしました~

十一屋 翠

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第154話 勇者、奇跡の降臨を見る

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エリクサーへと進化したエリーのお陰で、俺はシルファリアの体から真なる魔王の魂を追い出すことに成功した。

「これからが本番だぜ真なる魔王!」

『おのれ勇者と忌々しいエリクサーめ!』

『シルファリアさんは私に任せてください』

 真なる魔王の本体と対峙していると、俺の服に染み込んだエリーがシルファリアを任せろと言ってきた。
 確かに気絶したシルファリアを抱えて真なる魔王と戦うのは危険か。

「頼む」

意識を失ってぐったりしているシルファリアをエリーに預けると、エリーはシルファリアの体を包み込んで地上へと落ちていく。

「っておい!?」

『大丈夫です』

 そう言うとエリーの体が膨らんで、パラシュートの様な形状になり、落下速度が緩やかになる。

「ったく、ビックリさせるなよ」

 ともあれ、これでシルファリアの事を気にせずに戦えるようになったな。

「さぁ行くぞ!」

俺は魂の力を両手に構えた聖剣フェルクシオンと神剣ミカガミノツルギに込め、むき出しになった真なる魔王の本体を直接切りつける。

『グアァァァァァァッ!!』

「よし効いてる!」

手ごたえを感じ、今なら真なる魔王にダメージを与える事が出来ると確信する。

「そらそらそらっ!!」

聖剣と神剣の高速ラッシュが真なる魔王の本隊を連続で斬りつける。

『ゴアァァァァァッ!!』

よしいける!
真なる魔王は肉体を失った事でこちらへの攻撃手段を失っている“
対してこちらはシルファリアを奪い返した事で、もう遠慮は要らない!

「まだまだ! こんなもんじゃないぞ!!」

 俺は魂の力を込めた剣や魔法を、真なる魔王に叩きこんでいく。
だが、そこに俺は奇妙な違和感を感じた。
 何だ? 効いているのに効いていない様に感じる?
訝しむ俺に、真なる魔王が嘲笑の笑みを浮かべた。

『クハハハハッ!! 無駄だ! どれだけ我に傷を与えようとも、我を滅ぼす事は叶わぬ。我もまた神たる存在! 故にいかに人として強かろうとも、人に神の魂を破壊することは叶わぬのだ!』

「そんなの! やってみなけりゃ分からないだろ!」

 俺は神剣と聖剣に魂の力を目いっぱい詰め込む。

「らめぇぇぇぇぇぇ! 主様の魂の力濃厚しゅぎぃぃぃぃぃっ!!」

「目覚めちゃう! そんなに魂の力を込められたら私目覚めちゃう!!」

 神剣と聖剣から、気持ちの悪い声が上がるが、俺はそれを無視して真なる魔王に切りかかる。

「全力を! 喰らえぇぇぇぇぇっ!!」

『ゴワァァァァァァッッ!!』

 真なる魔王は俺の攻撃を避けるそぶりも見せず、真正面から受ける。

「なめんなよ!」

 俺は魂の力を聖剣達に注ぎ続けて、真なる魔王の内側にダメージを送り続ける。

『グォォォォォォォッ!!』

 力の持つ限り、魂の力を全開で注ぎ続け、真なる魔王の叫びが周囲に響き渡る。
 ……だが、どれだけ力を注ぎ込んでも、真なる魔王の魂が弱まる気配がなかった。
 それどころか、力を放ちすぎて逆に俺の方が先に攻撃を止めてしまった。

『グフフフフッ、これで終わりか?』

 真なる魔王の声には苦しみこそあれ、焦りも怯えも感じられない。

「嘘だろ……?」

 くそっ、攻撃を避けられたことや防がれた事があるけど、ダメージを与えているのに倒しきれないなんてのは初めてだ。

『不滅の魂、それこそが我が神たる所以よ。神界の神々でさえも、自らが定めたルールゆえに現世の我に干渉することは出来ん! 我を止めたければ、この世界から追い出すしかない。だがそれすらも一時凌ぎよ。いつの世にも、我を求める人の欲は溢れているのだからな!』

 くそっ、せっかくシルファリアを救い出したっていうのに、肝心の止めを刺す事が出来ないのかよ!

「こうなったら、逆召喚魔法を使ってこの世界から追い出すしか手はないのか?」

『だが貴様にそれが出来るかな? 逆召喚魔法を有する人間の国とは敵対関係にあるのだろう? 貴様が協力を申し出た所で、連中が素直に力を貸すかな?』

 クソッ、この間復活したばっかなのに、何でそんなことまで知ってるんだよ。

『クハハハハッ、人間共を堕落させ、あの忌まわしい術式を自分達の救いである勇者に使うようになったのだから、人間とはつくづく救いようのない生き物よ! まぁ、そのおかげで此度の召喚で我が世界から追放される心配も無くなったのだがなぁ!』

「それが分かっていたから、余裕の態度だったって訳かよ」

『さぁ、諦めて我に滅ぼされるが良い勇者よ! それとも、我に忠誠を誓うか? 貴様が我に従属するのであれば、短い人の生を謳歌させてやらんでもないぞ』

 無限コンティニューが出来るからって調子に乗りやがって!

「悪いが悪党の下に付くつもりはない!」

『ククククッ、ならば指をくわえて我が新たな器を手に入れるのを見ているが良い。我が器に相応しいものはガルバラの娘だけではないのだからな! 現世に降臨を果たした今なら、玉璽など無くとも器に宿る事は容易よ!』

 くそっ、このままじゃこれまでの苦労が水の泡だ!

「おっと、そうはさせんぞ」

 その時、戦場に涼やかな声が響いた。

「ゴルドロンシーリング」

 次いで、俺達の周囲が巨大な黄金の被膜に包まれる。

「これは!? 封縛結界魔法かっ!」

「結界!?」

 真なる魔王の驚きの声をあげる。

「勇者よ、よくぞここまで真なる魔王を追い込んだ」

「見事」

「お前達は……!?」

 そこに現れたのは天人の長老メルクリオと金龍ゴールドだった。

『天人の長とドラゴンの長だと!? 地上から去った筈の貴様達が何の用だ!』

「無論、貴様を倒す為よ」

 メルクリオの言葉に、真なる魔王が嘲笑の声をあげる。

『また我をこの世界から追い出すつもりか? 確かに神から教わった逆召喚魔法を人間共に伝えたのはお前達だ。お前達なら我を追放する事も可能だろう。だが無駄な事、我は何度でもこの世界に戻ってくるぞ!』

 真なる魔王の言う通り、ここで追い返しても真なる魔王はいつかまたこの世界に戻ってくる。
 せめて今だけは、平和が戻ると妥協するしかない……のか?

 しかし、真なる魔王の余裕に満ちた言葉を聞いたメルクリトとゴールドが逆にニヤリと笑みを浮かべる。

「その心配はない」

「うむ、お主を永遠に滅ぼす準備は整った故にな」

「えっ!?」

 真なる魔王を永遠に滅ぼすだって!?

『ふっ! ふははははははっ!! 我を滅ぼすだと!? 神の魂を持つこの我をだと!? たかが天人とドラゴンごときが滅ぼすというのか! 面白い! 出来るものならやってみるがいい!!』

 絶対にありえないと、不可能だと、真なる魔王が嗤う。

「確かに、儂等では不可能じゃな」

「はぁ!? いやだって、出来るって言ったじゃん今!」

 おいおい、どっちなんだよ一体!?

「落ち着け勇者よ。出来ないのは儂等では、という意味じゃ」

「じゃあ誰なら出来るってんだよ?」

 天人の長であるメルクリオと、ドラゴンの長であるゴールドは間違いなく世界でも最強の力をもった二人だ。この二人でも出来ない事を、誰なら出来るっていうんだ?

「真なる魔王を滅ぼす事の出来る者……それは真なる魔王と同じ魂を持つ者だけじゃ」

「真なる魔王と同じ魂?」

「すなわち、神の魂」

「神の魂!?」

 おいおい、それってもしかして……

「神様に戦ってもらうって事か!?」

 出来るのかそんな事!?

『クハハハハハッ!! 神を呼ぶだと!? それこそ不可能というものだ! 神は自らの定めたルールによって地上に器を伴って降臨することは出来ぬ! その様な事をすれば兄弟過ぎる神々の魂の力によって、世界を破壊してしまうのだからな!』

「然り、神々もまだ同じように考え、悩んだ」

「そして……ある方法を導き出した」

『っ!』

 メルクリオとゴールドの言葉に、真なる魔王から余裕の感情が消える。

『ありえぬ、その様な手段がある筈がない』

 ありえないと言いながら、しかし真なる魔王の言葉に断定の力強さは無かった。

「この地上には、神々が人々の為に授けた力がある」

「それは神器」

「神器は神の力が込められた強大な品であると同時に、神からの力を地上に注ぐ役目を持っておる」

「それはつまり、この世界と神の世界を繋ぐ回廊」

『ま、まさか!?』

 そこで初めて真なる魔王の声に動揺が生まれる。

「いま此処には聖剣と神剣の二つの神器が揃っておる」

「二対の剣は二柱の神を呼ぶ為の依り代となる」

「二柱の神だって!?」 

 神様が二人も真なる魔王を倒す為に来てくれるのか!?

「然り! 多いなる天上の神々よ! 我、天の巫女たるメルクリオが願い奉る!」

「大いなる天上の神々よ、我、黄金の巫女たるゴールドが願い奉る!」

 メルクリオとゴールドが同時に声を張り上げると、俺の両手の聖剣と神剣からこれまで感じた事のない魔力、否聖なる力が溢れだした。

『さ、させん!! させんぞぉーっ!!』

 真なる魔王が初めて焦りを見せ、メルクリオ達に襲い掛かる。
 だが、そうはさせない!

「はぁっ!」

 俺は魂の力を込めた蹴りで真なる魔王を蹴り飛ばす。
 正直聖剣と神剣はこの状況だとうかつに使えない為蹴りで対処だ。

「ぐぉぉぉっ! じゃ、邪魔をするな勇者ぁぁぁぁっ!!」

「「ここに神の力の顕現たる聖剣と神剣を捧げる」」

 両手の聖剣と神剣が俺の手から離れ、刀身がひび割れてゆく。

「「ここに神々の力の回廊を繋げる」」

 そしてひび割れの中から、まばゆい光が溢れ、周囲を埋め尽くし始める。

「「ならば、ここに神々の威光を知らしめたまえっっ!!」」

 その瞬間、結界の内部に神々しいとしか言いようのない気配が現れた。

『そうか! 結界魔法はその為か! 我を逃さぬためではなく、神々の力から世界を守る為に張ったのだな!?』

 ここに至って真なる魔王がゴールドの行動の真意を理解するも、時すでに遅し。
 結界の内部が、物理的な圧力すら伴った神聖な気配で埋め尽くされたからだ。

―ここに、神代よりの我らが悲願は成れり―

 耳ではなく、魂に言葉が響く。

『ば、馬鹿な!? 本当に顕現したというのか……!?』

 真なる魔王が驚愕に顔を歪ませる。

―然り、我らは顕現せりー

 二つの思念が結界内に満ちる。

≪我、天空の女神顕現≫

≪我、大地の母神顕現≫

 荒れ狂う気配が二つの形を作ってゆく。
 一つは光り輝く白髪の女性に。
 もう一つは黒く艶やかな漆黒の女性に。

 天空と大地の女神が、魔王を倒す為に、降臨した。

― ― 汝の野望の終わりの時である。神を詐称する意思持つ穢れよ ― ― 

 それは、とても静かに、真なる魔王の終わりを告げた。
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