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第三章 オソレカラス山編
第29話 つかの間の休憩
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グゥ~...
お腹の音がすごいなった。
なんでこんな音が今なるのッ!
恥ずかしいじゃん!男の子がいるのに!
チャンパカ「ふふっ。お腹がすいたのか。」
私「...」
チャンパカ「ここら辺は開けているし、今日はここでテントを張ってご飯にしようか!」
私「やったー!」
チャンパカと私はバックパックを開いて、簡単に張れる革のテントを取り出して、少し開けている山の平地に展開した。
チャンパカ「よし。取り敢えずこんなもんかな。」
チャンパカ「後は...枯れ木と石を集めて...っと。」
そう言うと、チャンパカは周囲にある石と枯れ木を集めて、焚き火の土台を作り、そこに火打ち石を使って炎を炊きつけた。
その間に私はバックパックに詰めていた、保存食と肉を取り出して、焚火の前へ持ってきて、チャンパカ事前に置いていた鍋の中に入れた。
チャンパカ「よし。取り敢えず。これで飯を食って今日はここで寝よう。」
チャンパカ「夜の間にお互い知ってる情報を出来るだけ交換しておこう。恐らくモノリスに行くためにはお互いの知識を全力で活用した方がいいと思うからね。」
私「分かったけど...夜の間はこの火はどうするの?」
チャンパカ「つけっぱなしにするともちろんヒョウタン人にバレるから寝る前には消すよ。」
私「それじゃあ、非常事態が起きたときはどうするの?」
チャンパカ「それはその時かな。」
チャンパカ「大丈夫。ちゃんと対策は用意してあるから。」
そう言うと、チャンパカは鍋に入れてあった具材や水筒の水を使って調理をはじめた。
あぁ...いい臭い...
私はご飯を食べるのが小さい頃から好きだったけれど...まさかキャンプで料理が食べれるなんて夢にも思ってなかったなぁ...
小説の中にはそういう描写はあるけれど、こういう山奥に行ってキャンプをすること自体...ヒョウタン人が禁止しているしなぁ...。
私はふと空を見ると日がかなり暮れていることに気づいた...相変わらず冬の空というのは日が暮れるのが早いものだ。
息をフーッ と吐くと白い息が出た。
ー 氷点下だ ー
あれ、そういえば...
オソレカラス山では氷点下になると、適切な対応をしないと死ぬんだっけ?
母親がそんなことを言ってた気がする。
そんなことを心のうちで思っていると、チャンパカが鋭い目でこっちを見てきた。
チャンパカ「まずいかもしれない。今日は同じ布団で寝る必要性があるかも。」
私「やっぱり、氷点下だからなにか危険なことが起こるの?」
チャンパカ「あぁ。恐らく今夜は酷く冷たい夜になる。それと吹き降ろした風が体温を酷くさげる。外には出ない方がいい...」
私「そっかぁ...なんか怖いね。凍死しなきゃいいけど...」
チャンパカ「だから...一緒に寝る必要がある。」
私は謎に納得しかけていたがよくよく考えると、同じ布団で男の子と寝る?
いやそれって...
私「ふぇ?」
私はふと考えてしまった。それってそういう意味なんだろうか?
いやいや出会ってからまだ4日間くらいしか経ってないんだよ。早すぎる早すぎるって。
私は顔を赤らめながらもこう言った。
私「そそその...邪な感情とかないよね。こうほら襲うとかそういう..」
チャンパカは不思議そうな目をした後に、少し笑った。
チャンパカ「っふ。面白いね君。」
私「なにが面白いんだよ!やっぱり意識しちゃうよ!私だって女の子なんだぞ!」
チャンパカ「いやいやそういうことじゃなくて、こんな極限状態でもそうやってはしゃいでいられるところは結構タフなんだなって。」
私「へ...?極限状態?」
あ...そういえば。
” チャンパカ「内容はだけど、一部の肉と保存食、そして簡易に張れる革を2枚と火打ち石、それから予備の下着と服を3枚ずつかな。あとは食器と水も忘れちゃいけないね。当然ナイフもね。」
私「おぉ...結構重そう。それ私が持つの?」
チャン パカ「う~ん。革に関しては本当に重いから僕が持つよ。スペースが狭くなるから大きめの革が必要になりそうだしね。」 “
そういえば、あの重い革...チャンパカはそれを持ちながら私と同じ速度で茂みの中を走ってたのか...よくよく考えると申し訳ないこと言っちゃったなぁ...
私「あ...ごめんね。ちょっとおかしかったよね。変なこと言っちゃってごめん。」
チャンパカ「いいや。寧ろ気分は良くなったよ。大丈夫。」
私「そのところで、ご飯はどうするの?」
チャンパカ「あぁ。今夜は肉と野菜キューブのスープだね。これで今日は凌ぐよ。」
私「野菜キューブ?なにそれ?」
チャンパカ「メラさんが作った野菜のエッセンスとうまみ成分だけを取り出したキューブなんだ。」
私「へー...なんか凄い。でもそれおいしいの?お料理って一から作った方がおいしくない?」
チャンパカ「行く前の電子調理機の話覚えてる?」
” 私「ふ~ん。そうじゃあいただきます...」
私は生意気な機械が作ったミートパイの味をズタズタに評価するためにその一片を口に運んだ...
私「ふ...ふまぁい!」
口に入れた瞬間、塩味が効いたひき肉と甘みが効いたミートソースがじわ~っと広がり、サクッとしたパイ生地がその水分を吸収して、いい感じにマッチする。。。 ”
そういえば、そんなことあったなぁ...つかあの生意気なお料理シリーズ続いてたのかよ!
私「あの生意気なやつが作ったのかそれ!ムカつく物体だねそれ!」
チャンパカ「生意気って言うな...便利と言え。」
私「便利じゃないもん..ちょっと楽になってるだけだし。それにおいしくないもん!」
チャンパカ「その割には感動してた気がするけどなあの時...」
私「違うよ?感動なんかしてないよ?いやね?料理っていうのは..」
チャンパカ「分かったから、体力消耗する前に食え。本命はモノリスの調査だろ?」
そう言って私の口にスプーンを無理矢理押し込んだ。
私「う...うまぁい。」
私がそう言うと、チャンパカは少し笑った。
チャンパカ「ちゃんとおいしいって言ってくれて嬉しいよ。」
私「うん。」
私はチャンパカからスープとスプーンを受け取るとそのままそれを食べた。
仕方ないね...口のなかをスルスルッと爽やかにかけていく優しい味をした野菜スープに、ほろほろと舌の上で溶けていくお肉がとってもおいしいんだ。これが美味しいと言えないのはもう緑樹人失格だねぇ...。
チャンパカは私の方をみながら幸せそうな顔をしていた。
私はなぜそんなにも幸せそうな顔をしていたのか気になったが...まぁさっきの邪な話に触れたらなんか色々ヤバい気がするから触れないでおこう。
私はスープを平らげると、舌にわずかに残った塩気を取り除くため、水筒の水を飲んだ。
水は...あと半分くらいだろうか。まぁこれなら大丈夫だろうか。
チャンパカ「そろそろ寝るか。」
私「うん。そうだね。」
私達は食事を済ませて、焚火の火を消すと、テントの中に入った。
私は体が疲れてきていたので、フトンに入ってすぐ横になったが、チャンパカはテントの中にあった丸太に座っていた。
私は少しチャンパカの様子が変だったのでよく足の方を見てみると、血を流していることに気づいた。
私「!!」
チャンパカはすぐ気づいたようで、慌てて足を隠した。
私「足怪我してるじゃん!なんで早く言ってくれなかったの!」
チャンパカ「古傷だよ。気にするな。」
私「痛くないの?」
チャンパカ「まぁまぁかな。でも気にするな。」
私「そう...?ならいいけど...」
チャンパカ「そんなことより...モノリスについて詳しく話した方がいい。」
私「モノリスについて...?」
チャンパカ「山に登る前に話した通り、モノリスに行きつくまでには様々なトラップがあるらしいが...正直思ってるよりも厄介な可能性がある。」
私「思ってるより厄介...?」
チャンパカ「モノリスの建てられた時期というのは、モノリスごとにバラバラなんだけれど、このオソレカラス山に建てられた時期はハッキリしている。プレイバイトンという地名が消えた時期と一致しているんだ。」
私「でも...それがなんで厄介なの?」
チャンパカ「あくまでもこれは僕の予測だけど...そのモノリスはヒョウタン人の侵入を拒むために作られたモノリスの遺跡な可能性があると考えている。」
私「つまりどういうこと?」
チャンパカ「つまり、トラップが危険度が高い可能性がある。」
私「へ...?」
チャンパカ「即死する可能性もあるかもしれない。」
チャンパカ「だから今気を引き締めていたのさ。」
そういうことだったのか...そんなに怖い遺跡なのか …モノリスがある場所は...
チャンパカ「でもまずは...頂上にある村に早く行く必要がある。」
チャンパカ「今はそのことに全力を注ごう。」
チャンパカ「頂上には宿もあるし、食料もある。」
チャンパカ「オソレカラス山の昼は、4時間程度しかない。だから明日のうちに登り切ろう。」
なるほど...だから時々神経質になっていたのか。
でも、4時間で登頂なんて出来るかなぁ...ただでさえ森に覆われているせいで昼も暗いし..
そんなことを考えていると熊の叫び声が聴こえた。
チャンパカ「まずいな...熊か。」
チャンパカ「こっちに来てないといいんだが...」
熊の獰猛な荒い声がこっちに近付いてきている...!
きっと私達のことを臭いで嗅ぎつけたんだ。
怖い...ヒョウタン人ならまだしも熊は話しが通じない...
チャンパカ「...(深呼吸)」
チャンパカは瞳を閉じて、ゆっくりと立ち上がった。
チャンパカ「そこで待っとけ。僕が熊と戦ってくる。」
私「そんな無茶な!私も戦うよ!」
チャンパカ「まぁ待ってろ。」
私「でも熊なんて、人じゃないんだから危険だよ!」
チャンパカは心配している私を宥めるような目で見てきた。
私はよく分からないけど、止める気は起きなかった。きっと彼ならやれる...そう心の底で思ってしまった。
チャンパカ「よく見てて。クロヴァン。僕のことを。」
ーーーお知らせーーー
あと2~3話ほどで、ファンタジーフェーズ(冒険譚)から、ミステリフェーズ(探偵譚)になります。推理するシーンが増加するのでお楽しみに♪
お腹の音がすごいなった。
なんでこんな音が今なるのッ!
恥ずかしいじゃん!男の子がいるのに!
チャンパカ「ふふっ。お腹がすいたのか。」
私「...」
チャンパカ「ここら辺は開けているし、今日はここでテントを張ってご飯にしようか!」
私「やったー!」
チャンパカと私はバックパックを開いて、簡単に張れる革のテントを取り出して、少し開けている山の平地に展開した。
チャンパカ「よし。取り敢えずこんなもんかな。」
チャンパカ「後は...枯れ木と石を集めて...っと。」
そう言うと、チャンパカは周囲にある石と枯れ木を集めて、焚き火の土台を作り、そこに火打ち石を使って炎を炊きつけた。
その間に私はバックパックに詰めていた、保存食と肉を取り出して、焚火の前へ持ってきて、チャンパカ事前に置いていた鍋の中に入れた。
チャンパカ「よし。取り敢えず。これで飯を食って今日はここで寝よう。」
チャンパカ「夜の間にお互い知ってる情報を出来るだけ交換しておこう。恐らくモノリスに行くためにはお互いの知識を全力で活用した方がいいと思うからね。」
私「分かったけど...夜の間はこの火はどうするの?」
チャンパカ「つけっぱなしにするともちろんヒョウタン人にバレるから寝る前には消すよ。」
私「それじゃあ、非常事態が起きたときはどうするの?」
チャンパカ「それはその時かな。」
チャンパカ「大丈夫。ちゃんと対策は用意してあるから。」
そう言うと、チャンパカは鍋に入れてあった具材や水筒の水を使って調理をはじめた。
あぁ...いい臭い...
私はご飯を食べるのが小さい頃から好きだったけれど...まさかキャンプで料理が食べれるなんて夢にも思ってなかったなぁ...
小説の中にはそういう描写はあるけれど、こういう山奥に行ってキャンプをすること自体...ヒョウタン人が禁止しているしなぁ...。
私はふと空を見ると日がかなり暮れていることに気づいた...相変わらず冬の空というのは日が暮れるのが早いものだ。
息をフーッ と吐くと白い息が出た。
ー 氷点下だ ー
あれ、そういえば...
オソレカラス山では氷点下になると、適切な対応をしないと死ぬんだっけ?
母親がそんなことを言ってた気がする。
そんなことを心のうちで思っていると、チャンパカが鋭い目でこっちを見てきた。
チャンパカ「まずいかもしれない。今日は同じ布団で寝る必要性があるかも。」
私「やっぱり、氷点下だからなにか危険なことが起こるの?」
チャンパカ「あぁ。恐らく今夜は酷く冷たい夜になる。それと吹き降ろした風が体温を酷くさげる。外には出ない方がいい...」
私「そっかぁ...なんか怖いね。凍死しなきゃいいけど...」
チャンパカ「だから...一緒に寝る必要がある。」
私は謎に納得しかけていたがよくよく考えると、同じ布団で男の子と寝る?
いやそれって...
私「ふぇ?」
私はふと考えてしまった。それってそういう意味なんだろうか?
いやいや出会ってからまだ4日間くらいしか経ってないんだよ。早すぎる早すぎるって。
私は顔を赤らめながらもこう言った。
私「そそその...邪な感情とかないよね。こうほら襲うとかそういう..」
チャンパカは不思議そうな目をした後に、少し笑った。
チャンパカ「っふ。面白いね君。」
私「なにが面白いんだよ!やっぱり意識しちゃうよ!私だって女の子なんだぞ!」
チャンパカ「いやいやそういうことじゃなくて、こんな極限状態でもそうやってはしゃいでいられるところは結構タフなんだなって。」
私「へ...?極限状態?」
あ...そういえば。
” チャンパカ「内容はだけど、一部の肉と保存食、そして簡易に張れる革を2枚と火打ち石、それから予備の下着と服を3枚ずつかな。あとは食器と水も忘れちゃいけないね。当然ナイフもね。」
私「おぉ...結構重そう。それ私が持つの?」
チャン パカ「う~ん。革に関しては本当に重いから僕が持つよ。スペースが狭くなるから大きめの革が必要になりそうだしね。」 “
そういえば、あの重い革...チャンパカはそれを持ちながら私と同じ速度で茂みの中を走ってたのか...よくよく考えると申し訳ないこと言っちゃったなぁ...
私「あ...ごめんね。ちょっとおかしかったよね。変なこと言っちゃってごめん。」
チャンパカ「いいや。寧ろ気分は良くなったよ。大丈夫。」
私「そのところで、ご飯はどうするの?」
チャンパカ「あぁ。今夜は肉と野菜キューブのスープだね。これで今日は凌ぐよ。」
私「野菜キューブ?なにそれ?」
チャンパカ「メラさんが作った野菜のエッセンスとうまみ成分だけを取り出したキューブなんだ。」
私「へー...なんか凄い。でもそれおいしいの?お料理って一から作った方がおいしくない?」
チャンパカ「行く前の電子調理機の話覚えてる?」
” 私「ふ~ん。そうじゃあいただきます...」
私は生意気な機械が作ったミートパイの味をズタズタに評価するためにその一片を口に運んだ...
私「ふ...ふまぁい!」
口に入れた瞬間、塩味が効いたひき肉と甘みが効いたミートソースがじわ~っと広がり、サクッとしたパイ生地がその水分を吸収して、いい感じにマッチする。。。 ”
そういえば、そんなことあったなぁ...つかあの生意気なお料理シリーズ続いてたのかよ!
私「あの生意気なやつが作ったのかそれ!ムカつく物体だねそれ!」
チャンパカ「生意気って言うな...便利と言え。」
私「便利じゃないもん..ちょっと楽になってるだけだし。それにおいしくないもん!」
チャンパカ「その割には感動してた気がするけどなあの時...」
私「違うよ?感動なんかしてないよ?いやね?料理っていうのは..」
チャンパカ「分かったから、体力消耗する前に食え。本命はモノリスの調査だろ?」
そう言って私の口にスプーンを無理矢理押し込んだ。
私「う...うまぁい。」
私がそう言うと、チャンパカは少し笑った。
チャンパカ「ちゃんとおいしいって言ってくれて嬉しいよ。」
私「うん。」
私はチャンパカからスープとスプーンを受け取るとそのままそれを食べた。
仕方ないね...口のなかをスルスルッと爽やかにかけていく優しい味をした野菜スープに、ほろほろと舌の上で溶けていくお肉がとってもおいしいんだ。これが美味しいと言えないのはもう緑樹人失格だねぇ...。
チャンパカは私の方をみながら幸せそうな顔をしていた。
私はなぜそんなにも幸せそうな顔をしていたのか気になったが...まぁさっきの邪な話に触れたらなんか色々ヤバい気がするから触れないでおこう。
私はスープを平らげると、舌にわずかに残った塩気を取り除くため、水筒の水を飲んだ。
水は...あと半分くらいだろうか。まぁこれなら大丈夫だろうか。
チャンパカ「そろそろ寝るか。」
私「うん。そうだね。」
私達は食事を済ませて、焚火の火を消すと、テントの中に入った。
私は体が疲れてきていたので、フトンに入ってすぐ横になったが、チャンパカはテントの中にあった丸太に座っていた。
私は少しチャンパカの様子が変だったのでよく足の方を見てみると、血を流していることに気づいた。
私「!!」
チャンパカはすぐ気づいたようで、慌てて足を隠した。
私「足怪我してるじゃん!なんで早く言ってくれなかったの!」
チャンパカ「古傷だよ。気にするな。」
私「痛くないの?」
チャンパカ「まぁまぁかな。でも気にするな。」
私「そう...?ならいいけど...」
チャンパカ「そんなことより...モノリスについて詳しく話した方がいい。」
私「モノリスについて...?」
チャンパカ「山に登る前に話した通り、モノリスに行きつくまでには様々なトラップがあるらしいが...正直思ってるよりも厄介な可能性がある。」
私「思ってるより厄介...?」
チャンパカ「モノリスの建てられた時期というのは、モノリスごとにバラバラなんだけれど、このオソレカラス山に建てられた時期はハッキリしている。プレイバイトンという地名が消えた時期と一致しているんだ。」
私「でも...それがなんで厄介なの?」
チャンパカ「あくまでもこれは僕の予測だけど...そのモノリスはヒョウタン人の侵入を拒むために作られたモノリスの遺跡な可能性があると考えている。」
私「つまりどういうこと?」
チャンパカ「つまり、トラップが危険度が高い可能性がある。」
私「へ...?」
チャンパカ「即死する可能性もあるかもしれない。」
チャンパカ「だから今気を引き締めていたのさ。」
そういうことだったのか...そんなに怖い遺跡なのか …モノリスがある場所は...
チャンパカ「でもまずは...頂上にある村に早く行く必要がある。」
チャンパカ「今はそのことに全力を注ごう。」
チャンパカ「頂上には宿もあるし、食料もある。」
チャンパカ「オソレカラス山の昼は、4時間程度しかない。だから明日のうちに登り切ろう。」
なるほど...だから時々神経質になっていたのか。
でも、4時間で登頂なんて出来るかなぁ...ただでさえ森に覆われているせいで昼も暗いし..
そんなことを考えていると熊の叫び声が聴こえた。
チャンパカ「まずいな...熊か。」
チャンパカ「こっちに来てないといいんだが...」
熊の獰猛な荒い声がこっちに近付いてきている...!
きっと私達のことを臭いで嗅ぎつけたんだ。
怖い...ヒョウタン人ならまだしも熊は話しが通じない...
チャンパカ「...(深呼吸)」
チャンパカは瞳を閉じて、ゆっくりと立ち上がった。
チャンパカ「そこで待っとけ。僕が熊と戦ってくる。」
私「そんな無茶な!私も戦うよ!」
チャンパカ「まぁ待ってろ。」
私「でも熊なんて、人じゃないんだから危険だよ!」
チャンパカは心配している私を宥めるような目で見てきた。
私はよく分からないけど、止める気は起きなかった。きっと彼ならやれる...そう心の底で思ってしまった。
チャンパカ「よく見てて。クロヴァン。僕のことを。」
ーーーお知らせーーー
あと2~3話ほどで、ファンタジーフェーズ(冒険譚)から、ミステリフェーズ(探偵譚)になります。推理するシーンが増加するのでお楽しみに♪
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