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12:木の実デート?だったはず(´・ω・`)

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さぁ!デートですよデート、でも森なので戦闘が有るかもなので服は最初に着ていた物ね!

キャリさんは、いつものパンツ、シャツに胸当てとローブを着て剣と弓を装備してますよ。うちのキャリさん超カッコいいです!(ФωФ)

「キャリさん剣と弓、使えるんですね」

「えぇ、母親が冒険者で剣士してましたから、教えられましたし父親は弓と魔法でしたので、一通りの事はできますよ。スーノの武器はどうします?」

あぁ、武器っぽくないしね。

「私のはこれです!」

ビシッとムッチを見せる。

『そうですね、似合ってますよ。魔法も使えますしね。』

《わたしも魔法発動出来るので大丈夫ですよ》

『じゃあ、マチお願いしますね。』

《はい!お任せください!》

何だろう、二人してにこやかに、話している。私武術も魔法も全般使えたよね?(´・ω・`)

『スーノ行きましょう、忘れ物はないですか』

「水筒もお弁当も持ったよ、大丈夫、出発しよう!」

そう!今日はお昼を外で食べるのだー!キャリさんと飛んでる時に見えた泉に行くのだ!木の実もその近く何だって

キャリさんが先頭で後ろを付いていく、マップには、小さい動物の反応しかないね、まぁ家の近くだし、強いやつは出てこないよね~♪

20分位歩いたかな?ちょこちょこ魔物が出てきてるけど、出番ない、、、(。-∀-)

キャリさん強し、弓で遠距離から、すぱーんと急所に当てて終わるし、3、4匹出ても、同時射ちですよ!奥さん!!



そうだね~♪いつも、カッコ可愛いけど、守ってもらっているから後ろからキリッとした顔がチラ見えして、いいアングルなんだよ~ヘ(≧▽≦ヘ)♪

でも、マチ本当に出番ないね?



?(´・ω・`)マップには何もいないよ?何か出てくんの!



何かマチに少しおちょくられてないか?マチ実際ひまいでしょう?



まぁ、許そうではないか!心の広い主人でよかったのぅ?

m(__)m

マチと遊んでいると

『スーノ、ふふ、着きましたよ?』

『どうしたんですか、百面相してましたよ。』

なんと!(/ω\*)顔が悪代官してたとは、恥ずい!

周りを見渡すと木の実がワラワラなっている、そこ先に泉のキラキラが見える。

「キャリさん、いっぱいとしましょうね!」

『そうですね、初めましょうか』

それから、もくもくと採取をしていると、視界の端に何か動いたような?

そっちを向くと、木が枝を振っていた!

「キャリさーん、あれなに?あのワッサワッサしてる木」

『ん?あぁ~、トレントですよ、でも、おかしいですね?トレントは森を見て回るだけの魔物なんですけど』

「危なくないんですよね?あの魔物」

『えぇ、攻撃しなければ、友好的ですよ、時々頭になってるリンゴを貰いますし』

トレント、林檎がなるのか、すごいな

「近くにいってみます?」

『そうですね、近づいてみましょう。』

という事で、近づいてみる、絶え間なくワッサワッサしている。

《ココ、、、、る、、、、にん、、》

「ん?マチ何かいった?」

『どうしました?』

《主人私ではないです、トレントの念話です。》

しゃべるのトレントって

《どうなんでしょう?》

「キャリさんトレントが念話って、出来るんですか?」

『ん~、強い魔物とか長く生きていると出来たりしますからね、でも、わたしには、聞こえないのでなんとも言えないですね。』

困り顔のキャリさん、何で私だけが聞こえたのかな?

《主人が念話を持っているからですかね?》

『それは、あるかもですね』

「なるほどね、でも、何て言ってたか分かんなかったよ?」

《触れたら、聞き取れると思います。》

あの、ワッサワッサの下に行けと?危なくない?頼んでみるか?

「ねぇ!、そのワッサワッサ止めてくれない?」

頼んだら、ゆっくりワッサワッサを止めてくれた。よっし、頼んでみるもんだね!

「じゃぁ、聞きますか!」

近づいて、木の幹に触れてみる、普通の木の感触だね

《ココ、ホル、ニンゲン》

片言、日本に観光にきた、外国人みたいやね。私は犬か?ココって何処や?

『なんていってるんですか?』

「ここ掘れわんわんって、あっ違う、ここ掘れ人間っていってますよ。」

「何処?ここ?」

聞きながら、足元を指して、トントンと踏んでみる。

《ソコ、ソコ》

「ん~、ここらしいですけど、どうしますキャリさん?」

『掘って見てはどうですか?』

何かあるのかな?、手で掘るのか?

《魔法で掘れます。》

なる!じゃぁ、さっそく、ほりほりしてみよう!

ほりほり、ほりほり、なにがあるかわからないから、少しずつ掘っていく。緑色の宝石みたいな丸いものが出てきた。

「なんですかこれ?宝石ですか」

キャリさんに見せる、

『魔石ですかね、キレイですね』

「トレント、これほしかったの?」

《チガウ、ニンゲン、ヤル》

そう言うと、トレントがのそのそ動き出した。

「なんだそれ、もらっちゃった。」

『貰ったんですか?結構純度高いですけどね、その魔石』

「どうしましょうか?」

《主人、わたしにください!》

「えっ!いいけど」

『何に使うんですか?』

キャリさんも気になるよね!さあキリキリ吐くんだマチ!

《少し持っててくださいね主人》

魔石が徐々に光出した。光が形を変えて収まったところには、

「へび?」

額に緑の宝石をつけたクリッとした目の、白い可愛い蛇がいた。

《主人、わたしです!可愛いでしょう!》

『マチですか!びっくりですねぇ』

「本当可愛いね!」

《撫でてください!》

可愛いなー、なでなで、スベスベでひんやりしてるねぇ


ところかわって、泉でご飯です。サンドイッチ、うまっ( ´∀`)

「で、何でへびになったのマチ?」

《主人に似合うと思ってへびになりました!触って欲しかったので!》

似合うとはなんぞや、SM女王か?間違っては無いけど見た目、後半のほうが大部分しめてないか?

『良かったですね、いっぱい撫でてもらえますよ♪』

《はい!》


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