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10月
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芸術鑑賞会でその日、わたしたちは都内の美術館を訪れた。
居並ぶ名画たちの前を一列に並んでぞろぞろと駆け抜けていく。
風景画とか、肖像画とかは、まったくつまらん。
こういうものを理解するには、深い知識と鋭い審美眼が必要なのだろうが、そうしたものを一切持ち合わせていないわたしは、
「こんなの、携帯で撮った写真を油絵風に加工すれば作れそう」などと不遜なことを思ってしまう。
去年博物館を訪れた際も、国宝だか重要文化財だかの、淵の欠けた茶碗の前で、
「こんなボロボロのお茶碗に、ご飯よそわれても、美味しく食べられないよ」と言って、周囲から失笑を買った人間である。
しかしその美術館に飾られていたバレリーナの絵には、興味を持った。これはわたしが子供のころ、バレエを習いたかったという体験が影響している。と言うか、実際習い事で通わせてもらったこともあったのだが、柔軟体操がしんどかった(ほんとうにカブト虫の生まれ変わりじゃないかと思えるほど、わたしは体が硬い)のと、他の子たちとの実力の差が歴然としているあまり、一ヶ月で挫折した。
わたしは挫折の多い人間である。自己紹介カードの特技欄に「挫折」と書きたくなる衝動に駆られる。このままいくと、そのうちギネスブックに、世界で一番多く挫折した人間として公式認定してもらえそうな予感さえする。
話を戻そう。そのバレリーナの絵だけど、画面の中央少し右側に、片脚で立ち、もう一方の脚を後ろに伸ばす、いわゆるアラベスクのポーズで両手を広げるバレリーナの姿が描かれている。
よく覚えてないけど、アラベスクには、第一、第二、第三くらいの種類があって、そのうちのどれかだ。(あまりにザックリした説明で申し訳ない)
とにかくわたしが注目のしたのは、そのバレリーナの表情だ。まるで「わたしって綺麗でしょう」と、自己陶酔しているかのように微笑んでいる。バラ色の頬が、彼女の高揚した気持ちを表している。目は閉じているか、半開きの状態で、気持ちよさにうっとりしている人の目だ。下からの照明に照らされて、首筋から上向いた顎までが光り輝いている。
ああ、わたしもこんな風に「わたしって綺麗でしょう」がしたいな。子供のころバレリーナに憧れたのも、この「わたしって綺麗でしょう」がしたかったからだ。
自由時間にそんなことを考えながら、その絵の前でぼんやりしてると。
「あれ、お姉ちゃん、こんなところで何してるの」と、杏が話しかけてきた。
「何してるって、芸術鑑賞してるのよ」
「へー、めずらしいね」
何がめずらしい。芸術鑑賞会で芸術鑑賞して、何がめずらしい。
「また一ノ瀬先輩の追っかけしてるのかと思った」
ふむー。妹にまでこんな風に小バカにされるか。
「どーせ、あたしゃ、もうすぐギネスに載る人間ですよ」
「えっ、なんでお姉ちゃん、ギネスに載るの」と聞いてくる杏を振り切って、わたしはその場を立ち去った。
歩きながら「世界で一番多く挫折してきた人は、世界で一番多く挑戦してきた人でもある」と言うキャッチーなコピーを思いついたが、これは事実ではない。少なくともわたしには、当てはまらない。わたしは単なるへたれポンチなのだ。
家に帰ると、三日間ほどほったらかしにしていたノートを取り出し、杏の書いた最後のページを読み直した。一ノ瀬君と杏王女はバリ島を旅行中のようだ。(杏の書く物語にはなぜだか、一ノ瀬君と海外を旅行する記述が多い)
【二人は、夕日が水平線に沈んでいく光景をいつまでも黙って見つめていた。きっと自分たちは幸せになれる、と考えながら。
夕日が水平線に吸い込まれる最後の瞬間に、それはダイヤモンドのように一瞬輝きを増し、虹色に煌めいた。まるでバリ島の神サン・ヒャンが二人の未来を祝福しているかのようだった。】
と言うところで、物語は終わっている。
ふん、甘い記述だな。舞台を変えるのも面倒なので、バリ島のままで行こう。
【しかし杏王女は知らなかったのだ。そのときたまたま麗もパリ島を訪れていたことを。
麗はこどものころからバレエを習っていて、毎日練習を欠かさなかった。その日も宿泊していたホテルにほど近いバレエスタジオを予約して、練習に訪れた。
「麗様、本日は麗様のために、世界的に高名なバレエダンサーの先生をお招きしております」
すぐにスタジオに背が高く、均整の取れた体つきの青年が入ってきた。肩幅が広い。お腹がきゅっと締まっていて、その下に長い足が伸びている。しかしその青年は麗の姿を見ると、
「麗。・・・麗じゃないか」と言って、駆け寄ってきた。
「あなたは?」
麗は数週間前の事件によって、一ノ瀬君の記憶を失ってしまっていたのだ。
「麗、君は僕のことが分からないのかい」
麗は戸惑いながら首を傾げた。
「僕のことを忘れてしまったのかい」
「ごめんなさい。何を仰っているのか、よく分かりませんわ」
一ノ瀬君は絶望した。そして杏王女の仕組んだ策略を心の底から憎んだ。
「わたくし、バレエの練習に伺いましたのよ。高名なバレエダンサーの先生というのは、あなたのことでしょうか」
「ええ、そうです」と、一ノ瀬君は諦めたように呟いた。
「どうされたんですか。あなた、泣いていらっしゃるの?」
「いいえ、過ぎたことを悔やむのはやめましょう。また腹黒い策略家を憎むのもやめましょう。そしてこうしてまた再びお会いできた幸せに感謝しましょう」
そう言うと、一ノ瀬君は涙を拭いて、微笑んで見せた。
「おかしな方。でもあなたを見ていると、なぜだか心が落ち着きますわ。まるで子供の頃に仲がよかった幼馴染とお会いしているようで」
その言葉を聞くと、一層悲しみが込み上げてきたが、それを振り払うように、
「さあ、バレエのレッスンを始めましょう」と言って、麗の手を取った。
レッスンを始めると、一ノ瀬君は麗の体が若干柔軟性を欠いていることに気が付いた。そのことを尋ねると、
「そうですの。わたくし、いつも同じ姿勢で勉学に励んでいるせいか、体が硬くなってしまって。その点、わたくしのお友達の杏王女なんて、とても体が柔らかいんですのよ。あの方の前世は、きっとイカかタコだったんじゃないかしら。イカもタコも和え物にして、三杯酢で頂くと、おいしく頂けるのですけれど。そう言えばナマコなんかも同じですわね。ただナマコは見た目と違って、コリコリとした食感ですけれど、あれはナマコの皮膚に、小さな骨片が無数に散らばっているからなんですって」
「ああ、どうかもう杏王女の話はなさらないでください。これ以上彼女を憎みたくないのです」
「まあ、どんなご事情があるか、存じ上げませんが、分かりました。もう杏王女の話は致しません」
「では今日はストレッチを中心にご指導致しましょう」
「お願い致します。それとナマコの場合、キャッチ結合組織という身体を支える組織があって、それで皮膚を自在に硬くしたり柔らかくしたりすることができるのだそうですわ」
なおもナマコの話を無邪気に続ける麗の体を、一ノ瀬君はマットの上に仰向けに寝かせた。
「まずは、バレリーナにとって命ともいえる、股関節のストレッチから始めましょう」
そう言うと、一ノ瀬君は麗の両足を大きく広げさせた。そして自分の両足の脛を麗のふくらはぎの上に乗せて抑えつけると、手を麗の肩に置き、ぐっと引き寄せた。一ノ瀬君の上半身が、麗の上半身に覆いかぶさってきた。また麗の足を抑えつけるために、一ノ瀬君の腰は、麗の腰と密着する形になる。麗は広げられた股関節に、不思議な圧迫を感じた。
一ノ瀬君の腰になにかスライムのような柔らかい棒状の物が入っているような感覚。しかしその姿勢を続けているうちに、それは次第に固く硬直してくるようだった
「こ、これは・・・ナマコ?」
この方は、タイツの中にナマコを入れているのかしら、と訝ったが、その感覚には懐かしいものがあった。
「キャッチ結合組織がナマコの体を硬くしているのだわ。でも何かこの感覚には覚えがある。ナマコとワカメを三杯酢で和えたものを食べたことはあるけれど、触ったことなどないのに、どうしてかしら」
一ノ瀬君の息が麗の頬に感じられた。
「麗」と一ノ瀬君は、思わず呟いた。
その声を聞いたとき、麗の中に一ノ瀬君との思い出が鮮やかに蘇ってきた。
「一ノ瀬君!」と、麗も叫んでいた。
「麗、思い出したんだね」
それは杏王女の邪悪な企みに、一ノ瀬君の愛が打ち勝った瞬間だった。
ふたりはそのままひっしと抱き合った。】
居並ぶ名画たちの前を一列に並んでぞろぞろと駆け抜けていく。
風景画とか、肖像画とかは、まったくつまらん。
こういうものを理解するには、深い知識と鋭い審美眼が必要なのだろうが、そうしたものを一切持ち合わせていないわたしは、
「こんなの、携帯で撮った写真を油絵風に加工すれば作れそう」などと不遜なことを思ってしまう。
去年博物館を訪れた際も、国宝だか重要文化財だかの、淵の欠けた茶碗の前で、
「こんなボロボロのお茶碗に、ご飯よそわれても、美味しく食べられないよ」と言って、周囲から失笑を買った人間である。
しかしその美術館に飾られていたバレリーナの絵には、興味を持った。これはわたしが子供のころ、バレエを習いたかったという体験が影響している。と言うか、実際習い事で通わせてもらったこともあったのだが、柔軟体操がしんどかった(ほんとうにカブト虫の生まれ変わりじゃないかと思えるほど、わたしは体が硬い)のと、他の子たちとの実力の差が歴然としているあまり、一ヶ月で挫折した。
わたしは挫折の多い人間である。自己紹介カードの特技欄に「挫折」と書きたくなる衝動に駆られる。このままいくと、そのうちギネスブックに、世界で一番多く挫折した人間として公式認定してもらえそうな予感さえする。
話を戻そう。そのバレリーナの絵だけど、画面の中央少し右側に、片脚で立ち、もう一方の脚を後ろに伸ばす、いわゆるアラベスクのポーズで両手を広げるバレリーナの姿が描かれている。
よく覚えてないけど、アラベスクには、第一、第二、第三くらいの種類があって、そのうちのどれかだ。(あまりにザックリした説明で申し訳ない)
とにかくわたしが注目のしたのは、そのバレリーナの表情だ。まるで「わたしって綺麗でしょう」と、自己陶酔しているかのように微笑んでいる。バラ色の頬が、彼女の高揚した気持ちを表している。目は閉じているか、半開きの状態で、気持ちよさにうっとりしている人の目だ。下からの照明に照らされて、首筋から上向いた顎までが光り輝いている。
ああ、わたしもこんな風に「わたしって綺麗でしょう」がしたいな。子供のころバレリーナに憧れたのも、この「わたしって綺麗でしょう」がしたかったからだ。
自由時間にそんなことを考えながら、その絵の前でぼんやりしてると。
「あれ、お姉ちゃん、こんなところで何してるの」と、杏が話しかけてきた。
「何してるって、芸術鑑賞してるのよ」
「へー、めずらしいね」
何がめずらしい。芸術鑑賞会で芸術鑑賞して、何がめずらしい。
「また一ノ瀬先輩の追っかけしてるのかと思った」
ふむー。妹にまでこんな風に小バカにされるか。
「どーせ、あたしゃ、もうすぐギネスに載る人間ですよ」
「えっ、なんでお姉ちゃん、ギネスに載るの」と聞いてくる杏を振り切って、わたしはその場を立ち去った。
歩きながら「世界で一番多く挫折してきた人は、世界で一番多く挑戦してきた人でもある」と言うキャッチーなコピーを思いついたが、これは事実ではない。少なくともわたしには、当てはまらない。わたしは単なるへたれポンチなのだ。
家に帰ると、三日間ほどほったらかしにしていたノートを取り出し、杏の書いた最後のページを読み直した。一ノ瀬君と杏王女はバリ島を旅行中のようだ。(杏の書く物語にはなぜだか、一ノ瀬君と海外を旅行する記述が多い)
【二人は、夕日が水平線に沈んでいく光景をいつまでも黙って見つめていた。きっと自分たちは幸せになれる、と考えながら。
夕日が水平線に吸い込まれる最後の瞬間に、それはダイヤモンドのように一瞬輝きを増し、虹色に煌めいた。まるでバリ島の神サン・ヒャンが二人の未来を祝福しているかのようだった。】
と言うところで、物語は終わっている。
ふん、甘い記述だな。舞台を変えるのも面倒なので、バリ島のままで行こう。
【しかし杏王女は知らなかったのだ。そのときたまたま麗もパリ島を訪れていたことを。
麗はこどものころからバレエを習っていて、毎日練習を欠かさなかった。その日も宿泊していたホテルにほど近いバレエスタジオを予約して、練習に訪れた。
「麗様、本日は麗様のために、世界的に高名なバレエダンサーの先生をお招きしております」
すぐにスタジオに背が高く、均整の取れた体つきの青年が入ってきた。肩幅が広い。お腹がきゅっと締まっていて、その下に長い足が伸びている。しかしその青年は麗の姿を見ると、
「麗。・・・麗じゃないか」と言って、駆け寄ってきた。
「あなたは?」
麗は数週間前の事件によって、一ノ瀬君の記憶を失ってしまっていたのだ。
「麗、君は僕のことが分からないのかい」
麗は戸惑いながら首を傾げた。
「僕のことを忘れてしまったのかい」
「ごめんなさい。何を仰っているのか、よく分かりませんわ」
一ノ瀬君は絶望した。そして杏王女の仕組んだ策略を心の底から憎んだ。
「わたくし、バレエの練習に伺いましたのよ。高名なバレエダンサーの先生というのは、あなたのことでしょうか」
「ええ、そうです」と、一ノ瀬君は諦めたように呟いた。
「どうされたんですか。あなた、泣いていらっしゃるの?」
「いいえ、過ぎたことを悔やむのはやめましょう。また腹黒い策略家を憎むのもやめましょう。そしてこうしてまた再びお会いできた幸せに感謝しましょう」
そう言うと、一ノ瀬君は涙を拭いて、微笑んで見せた。
「おかしな方。でもあなたを見ていると、なぜだか心が落ち着きますわ。まるで子供の頃に仲がよかった幼馴染とお会いしているようで」
その言葉を聞くと、一層悲しみが込み上げてきたが、それを振り払うように、
「さあ、バレエのレッスンを始めましょう」と言って、麗の手を取った。
レッスンを始めると、一ノ瀬君は麗の体が若干柔軟性を欠いていることに気が付いた。そのことを尋ねると、
「そうですの。わたくし、いつも同じ姿勢で勉学に励んでいるせいか、体が硬くなってしまって。その点、わたくしのお友達の杏王女なんて、とても体が柔らかいんですのよ。あの方の前世は、きっとイカかタコだったんじゃないかしら。イカもタコも和え物にして、三杯酢で頂くと、おいしく頂けるのですけれど。そう言えばナマコなんかも同じですわね。ただナマコは見た目と違って、コリコリとした食感ですけれど、あれはナマコの皮膚に、小さな骨片が無数に散らばっているからなんですって」
「ああ、どうかもう杏王女の話はなさらないでください。これ以上彼女を憎みたくないのです」
「まあ、どんなご事情があるか、存じ上げませんが、分かりました。もう杏王女の話は致しません」
「では今日はストレッチを中心にご指導致しましょう」
「お願い致します。それとナマコの場合、キャッチ結合組織という身体を支える組織があって、それで皮膚を自在に硬くしたり柔らかくしたりすることができるのだそうですわ」
なおもナマコの話を無邪気に続ける麗の体を、一ノ瀬君はマットの上に仰向けに寝かせた。
「まずは、バレリーナにとって命ともいえる、股関節のストレッチから始めましょう」
そう言うと、一ノ瀬君は麗の両足を大きく広げさせた。そして自分の両足の脛を麗のふくらはぎの上に乗せて抑えつけると、手を麗の肩に置き、ぐっと引き寄せた。一ノ瀬君の上半身が、麗の上半身に覆いかぶさってきた。また麗の足を抑えつけるために、一ノ瀬君の腰は、麗の腰と密着する形になる。麗は広げられた股関節に、不思議な圧迫を感じた。
一ノ瀬君の腰になにかスライムのような柔らかい棒状の物が入っているような感覚。しかしその姿勢を続けているうちに、それは次第に固く硬直してくるようだった
「こ、これは・・・ナマコ?」
この方は、タイツの中にナマコを入れているのかしら、と訝ったが、その感覚には懐かしいものがあった。
「キャッチ結合組織がナマコの体を硬くしているのだわ。でも何かこの感覚には覚えがある。ナマコとワカメを三杯酢で和えたものを食べたことはあるけれど、触ったことなどないのに、どうしてかしら」
一ノ瀬君の息が麗の頬に感じられた。
「麗」と一ノ瀬君は、思わず呟いた。
その声を聞いたとき、麗の中に一ノ瀬君との思い出が鮮やかに蘇ってきた。
「一ノ瀬君!」と、麗も叫んでいた。
「麗、思い出したんだね」
それは杏王女の邪悪な企みに、一ノ瀬君の愛が打ち勝った瞬間だった。
ふたりはそのままひっしと抱き合った。】
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