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第四十九話 トゥーダム神殿 その2
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三人は無事に神殿を後にし外で待っていた骸骨騎士たちと合流した。すでに陽が落ち始めていて空は夕焼け色に染まっていた。
ロランの姿をみた骸骨騎士たちが主の帰りを待っていましたとばかりに整然と並び、出迎える。そしてロランが手に持つ神を殺すことができる聖剣エクスを見て、感動する。多くの骸骨騎士は喋ることができなくなっているが、一部の骸骨騎士はまだ言葉を発することができる者もいる。
「おぉ!! ロラン様、これがあの伝説の武器ですか!!??」
迫り来る彼らにロランは体が思わず、のけぞってしまう。
「え、あぁ、まぁそうみたいだね……」
「「「「おぉお!!!」」」
死んで、骨だけになっているのに、表情は豊かで、彼らに熱気を感じる。
「では、これで、憎きソラーナを倒せますね!!」
「我らに勝利を!! 魔王様、万歳!!」
「魔王様、万歳!! 我らが栄光、永遠なれ!!」
骸骨と成り果てた騎士たちは口々に喜び、舞い上がっていた。ロランも元々は女神ソラーナを倒そうとしていた。魔物が悪という考えを教え、勇者を選び、そそのかして挑ませてくる。
自分は地上への干渉はできないと言いながら、だ。狡猾にもほどがかる。自分の手は汚さずに、人を死地に追いやるようなことを平気でやる女なのだ。それが本当に女神なのか、と疑問してしまう。
だが、今となってはもはやどうでもいいことだ。もしも、アトラス帝国のシルビアが世界を支配しようと考えているのなら確実に自分たちにもその影響を受けることになる。嫌々でもだ。そうってくると人間との交流は完全に断たれ、ロランの大好物の『お菓子』が手に入ることができなくなる。
それは問題だ。死活問題だ。重大だ。
だから、ロランはシルビアに回収される前に奪い取り、そして、この剣を使ってシルビアと戦うつもりだった。そんな思惑もしらないし、説明していないため、骸骨騎士たちは無邪気に喜んでいる。
否定するのも面倒なことになりそうなので、何も言わないことにした。今すぐにでも、女神のいる天界に攻め入りましょう!といきり立つ。
そう。この聖剣エクスは天界に行くための手段でもあるのだ。
噂によれば、光の階段または虹色の階段が出現し、それを昇っていけば天界の門があると言われている。それを使えば簡単に行くことができる。少し心が揺らいだが、女神との死闘を繰り広げるのも嫌だったので、戦力の不足と夜が来ることを理由に近くで野営することに決める。
ヨナに野営することを告げる。彼女はすぐさま骸骨騎士たちに命令を下す。後方で待機していた輜重部隊に近くの拓けた平原に野営用の幕舎と食事を用意させるように伝える。また、周辺の警戒のため斥候部隊を出すようにも指示を出していた。ロランはそのヨナの背中を見ながら抜け目がないな、と感じた。足らない部分を追加で伝えようと思っていたが、彼女のほうが一枚上手だったようだ。できる女、とはこういうことなのだろう。
薪が置かれ、火が焚かれる。大きな鉄製の鍋に輜重部隊の骸骨たちは大急ぎで、夕食の食事を作り始めていた。ジャガイモ、ニンジン、キャベツをざく切りにして、鍋へと放り込む。
次に兎の肉、牛の乳、塩を入れて煮込んでいく。ぐつぐつと音を立てながら良い匂いが立ち込める。まだ、食事ができるまでに時間がかかりそうだったので、ロランは夜空を見るため、野営地から少し離れた丘の上に腰を下ろした。すると、後ろの方で気配を感じた。振り向くとそこにはレオが立っていた。右手には白い湯気を立てた木製の器を持っている。彼女はロランの隣に座ると器を差し出した中にはいろいろな野菜が入ったシチューが入れられていた。ロランはそれを受け取るとどうも、と頭を下げて礼を言い、木のスプーンを手に取る。一口すくって、口の中へといれた。
「熱っ」
口に含んだシチューをすべて木の器の中へと戻した。舌を出して、涙目になっている。実は猫舌なのである。そんなロランの姿を見て、レオはクスリと笑った。
「なんで笑うんだよ」
「だって、ロランって、魔王ぽくないもん」
魔王っぽくないと言われ、ロランは苦笑いを浮かべるしかなかった。両肩をすくめる。
ロラン自身も魔王らしくないことは自覚しているからだ。そもそも魔王になりたくてなったわけでもないし、気が付いたことには魔物を統べる総大将になっていた。弱い魔物たちが助けを求め、ロランはそれに答えた。ただそれだけなのに、彼らはみな口を揃えていう。我らを導く救済者、我らが王であると。
いやいやながらも頂点に立つが、だからといって魔王らしい振る舞いをすることもない。ロランにとって彼ら魔物たちは家族のような存在だと思っているからだ。
もちろん、魔王軍の中にはロランを恨む者もいるかもしれないが、それでもみんなを愛している。だから守りたい。それは等しく人間も同じだ。この世界に生きるすべての命を守りたいとロランは思っている。
ロランがそんなことを考えながら、再びシチューを口の中に入れた。今度は熱くなかった。味わって食べる。ころころとした野菜。少しだけ芯が残っているような気がするが、それはそれでまぁいい。
それよりも兎の肉だ。ホロホロしていて柔らかい。肉が多めに入っていることにも文句はなかった。ヨナ辺りが給仕係に多めに入れるように言ったのだろう。その心遣いに感謝しながら、食事を続ける。レオはパンを取り出した。この時代のパンは小麦ではなく、大麦とライ麦を混ぜたパンで、とにかく堅い。
そこで、シチューなどに浸して柔らかくして食べていた。しかし、ロランたちは違う。魔王の支配下にある領地には小麦などが豊富にあり、ハーフの穀物ではないため、ふんわりとした食感を持つパンを作ることができる。それを口に含みながら、満足げな顔をする。
ロランの姿をみた骸骨騎士たちが主の帰りを待っていましたとばかりに整然と並び、出迎える。そしてロランが手に持つ神を殺すことができる聖剣エクスを見て、感動する。多くの骸骨騎士は喋ることができなくなっているが、一部の骸骨騎士はまだ言葉を発することができる者もいる。
「おぉ!! ロラン様、これがあの伝説の武器ですか!!??」
迫り来る彼らにロランは体が思わず、のけぞってしまう。
「え、あぁ、まぁそうみたいだね……」
「「「「おぉお!!!」」」
死んで、骨だけになっているのに、表情は豊かで、彼らに熱気を感じる。
「では、これで、憎きソラーナを倒せますね!!」
「我らに勝利を!! 魔王様、万歳!!」
「魔王様、万歳!! 我らが栄光、永遠なれ!!」
骸骨と成り果てた騎士たちは口々に喜び、舞い上がっていた。ロランも元々は女神ソラーナを倒そうとしていた。魔物が悪という考えを教え、勇者を選び、そそのかして挑ませてくる。
自分は地上への干渉はできないと言いながら、だ。狡猾にもほどがかる。自分の手は汚さずに、人を死地に追いやるようなことを平気でやる女なのだ。それが本当に女神なのか、と疑問してしまう。
だが、今となってはもはやどうでもいいことだ。もしも、アトラス帝国のシルビアが世界を支配しようと考えているのなら確実に自分たちにもその影響を受けることになる。嫌々でもだ。そうってくると人間との交流は完全に断たれ、ロランの大好物の『お菓子』が手に入ることができなくなる。
それは問題だ。死活問題だ。重大だ。
だから、ロランはシルビアに回収される前に奪い取り、そして、この剣を使ってシルビアと戦うつもりだった。そんな思惑もしらないし、説明していないため、骸骨騎士たちは無邪気に喜んでいる。
否定するのも面倒なことになりそうなので、何も言わないことにした。今すぐにでも、女神のいる天界に攻め入りましょう!といきり立つ。
そう。この聖剣エクスは天界に行くための手段でもあるのだ。
噂によれば、光の階段または虹色の階段が出現し、それを昇っていけば天界の門があると言われている。それを使えば簡単に行くことができる。少し心が揺らいだが、女神との死闘を繰り広げるのも嫌だったので、戦力の不足と夜が来ることを理由に近くで野営することに決める。
ヨナに野営することを告げる。彼女はすぐさま骸骨騎士たちに命令を下す。後方で待機していた輜重部隊に近くの拓けた平原に野営用の幕舎と食事を用意させるように伝える。また、周辺の警戒のため斥候部隊を出すようにも指示を出していた。ロランはそのヨナの背中を見ながら抜け目がないな、と感じた。足らない部分を追加で伝えようと思っていたが、彼女のほうが一枚上手だったようだ。できる女、とはこういうことなのだろう。
薪が置かれ、火が焚かれる。大きな鉄製の鍋に輜重部隊の骸骨たちは大急ぎで、夕食の食事を作り始めていた。ジャガイモ、ニンジン、キャベツをざく切りにして、鍋へと放り込む。
次に兎の肉、牛の乳、塩を入れて煮込んでいく。ぐつぐつと音を立てながら良い匂いが立ち込める。まだ、食事ができるまでに時間がかかりそうだったので、ロランは夜空を見るため、野営地から少し離れた丘の上に腰を下ろした。すると、後ろの方で気配を感じた。振り向くとそこにはレオが立っていた。右手には白い湯気を立てた木製の器を持っている。彼女はロランの隣に座ると器を差し出した中にはいろいろな野菜が入ったシチューが入れられていた。ロランはそれを受け取るとどうも、と頭を下げて礼を言い、木のスプーンを手に取る。一口すくって、口の中へといれた。
「熱っ」
口に含んだシチューをすべて木の器の中へと戻した。舌を出して、涙目になっている。実は猫舌なのである。そんなロランの姿を見て、レオはクスリと笑った。
「なんで笑うんだよ」
「だって、ロランって、魔王ぽくないもん」
魔王っぽくないと言われ、ロランは苦笑いを浮かべるしかなかった。両肩をすくめる。
ロラン自身も魔王らしくないことは自覚しているからだ。そもそも魔王になりたくてなったわけでもないし、気が付いたことには魔物を統べる総大将になっていた。弱い魔物たちが助けを求め、ロランはそれに答えた。ただそれだけなのに、彼らはみな口を揃えていう。我らを導く救済者、我らが王であると。
いやいやながらも頂点に立つが、だからといって魔王らしい振る舞いをすることもない。ロランにとって彼ら魔物たちは家族のような存在だと思っているからだ。
もちろん、魔王軍の中にはロランを恨む者もいるかもしれないが、それでもみんなを愛している。だから守りたい。それは等しく人間も同じだ。この世界に生きるすべての命を守りたいとロランは思っている。
ロランがそんなことを考えながら、再びシチューを口の中に入れた。今度は熱くなかった。味わって食べる。ころころとした野菜。少しだけ芯が残っているような気がするが、それはそれでまぁいい。
それよりも兎の肉だ。ホロホロしていて柔らかい。肉が多めに入っていることにも文句はなかった。ヨナ辺りが給仕係に多めに入れるように言ったのだろう。その心遣いに感謝しながら、食事を続ける。レオはパンを取り出した。この時代のパンは小麦ではなく、大麦とライ麦を混ぜたパンで、とにかく堅い。
そこで、シチューなどに浸して柔らかくして食べていた。しかし、ロランたちは違う。魔王の支配下にある領地には小麦などが豊富にあり、ハーフの穀物ではないため、ふんわりとした食感を持つパンを作ることができる。それを口に含みながら、満足げな顔をする。
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