魔王が勇者~魔女と呼ばれた少女とひきこもり魔王が勇者になって世界を救う??!
魔王ロラン―――何世紀もの間、魔王として君臨し自らを勇者と謡う者たちを死へと追いやってきた。
魔物たちを総べて、領地を持ち、城を築いただけで、悪と決めつけた人間たちは執拗にロランを倒そうと挑んでくる。
しかし、結果は同じだった。
剣聖だろうが、魔法マスターだろうが、武道家だろうが、ロランの前では圧倒的な力によって、捻り潰された。
そんなロランは力を誇示するわけでもなく、のらりくらりと何か目標を持つこともなく生きていた。
しつこい勇者たちの相手は魔王軍幹部に任せ、自らは居城に引きこもった。
だが、そんなある日突然、世界を創造した女神ソラーナが訪れる。
彼女はあろうことか、世界が悪だと決めつけたロランに耳を疑うようなことを告げた。
「――――魔王ロランよ、今日からあなたが勇者になりなさい」
それを聞いたロランは正気の沙汰とは思えなかった。
引きこもってから数百年、人の世界では魔王には勝てないと悟り、限りある領地を求めて、同族同士の争いへと移りかわっていたのだ。長きにわたる戦乱の世。そんな中で、アトラス帝国に一人の女将軍が現れる。
彼女は停滞していた戦線を一気に押し上げ、次々に敵対する国を滅ぼしていった。
残虐非道、殺戮を楽しむ女将軍シルビアは大陸中を蹂躙し、恐怖を与えた。
彼女の振る舞いはまるで悪魔そのもの。
女神ソラーナはシルビアによって、世界が征服されてしまうと考え、意を決して、神々の不可侵の誓いを破り、魔王ロランの元へと訪れる―――――。
魔王VS帝国の女将軍シルビアの壮絶な戦いが今始まる!
魔物たちを総べて、領地を持ち、城を築いただけで、悪と決めつけた人間たちは執拗にロランを倒そうと挑んでくる。
しかし、結果は同じだった。
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