転生公爵令嬢は、幸せを目指す!?

十夜海

文字の大きさ
8 / 10

6)

しおりを挟む
安藤りぜ5歳です。

「「聖女の私が世界をすくっちゃうんだからね?」」通称「私がせかすく」のアニメを見始めて早半年……アニメの言葉で?2クール?とか何とか。とりあえず……一言。
悔しいけれど、おもしろかったですわ。アニメの中の私の行動や扱いは最悪としかいえあませんけども!!
まあなんて言いますの?
ちゃんと、当たり前のことをいってるだけですのよ??
「婚約者のいる男性に馴れ馴れしく話しかけてはいけません」
「婚約者のいる男性と二人っきりになってはいけません」とか……。
「シャルル王子殿下とお呼びなさいませ、呼び捨ては不敬ですわよ」などですわ。

王子殿下が庇われるので……苦言は全く通りません。王子殿下の婚約者であるわたくし……(ややこしいですわね……リーゼロッテとさせていただきますわね?)リーゼロッテがどんどん王子殿下に蔑ろにされますのよ。
まあ、それは聖女せりなには関係ないというか……むしろ、苦言を実行してくれそうでしたのよ??全て周りにいる男性が暴走しているように見受けられましたわ。もちろん、王子殿下を筆頭にですわよ?
ですが、怒りの矛先は馬鹿な男性陣(聖女取り巻きは5人以上おりますの)ではなく、聖女せりなへ向かいましたの。

教科書や課題用紙を破く……に始まり、ドレスを切り裂いたり……倉庫に閉じ込めたり……とどんどんエスカレート……。
そんないじめも耐え抜く健気で優しいせりな……。そんなせりなにより一層の懸想する男子陣……。
それを繰り返すわけです……で、婚約者を奪われてなるものかとご令嬢たちはかんがえます。
聖女とはいえ平民なのです(わたくしは平民だからと蔑みも何もありませんわ、ただ生まれついた先の役割をこなしていただけですわ)つまり、貴族の矜恃や義務……身分からしたら……最悪不敬で命を奪われてもおかしくないのですわ。

そして令嬢たちは男たちを雇い聖女せりなを襲わせます。ですが、それは王子殿下達に阻まれてしまうのです。
で、やったのは公爵令嬢リーゼロッテの取り巻きで、王子殿下の護衛騎士候補のレーベンス侯爵ご子息サリュート様のご婚約者であるアナベル伯爵令嬢ですの。
なのにそれもリーゼロッテのしくんだことにされてしまいますのよ。
卒業記念の夜会でリーゼロッテたちは、断罪されますの……公爵家や伯爵家で自体の計りごととして……アニメは中盤の盛り上がりをみせはするものの、リーゼロッテたちのその後は「アルムハルム公爵家とスイデン伯爵家はこの件で、一族郎党断頭台のつゆに消えたのだった」の文が流れて終わりですのよ???
その後は聖女御一行で、各地をまわり聖なる力で浄化し……汚染されたマナに蝕まれた世界樹を浄化するために魔物退治や愛の力(聖なる力がつよくなるそうですわ)を高めるミッションをクリアしていく。
もちろん最後は世界樹を正常に戻し、聖女せりなはシャルル殿下と結婚して幸せに暮らしましたで終わりますのよ。

と言いましたが、そう彼女は神に別世界から召喚された少女だったのですわ。これは国王と宰相のみが知りうる情報でしたの。
召喚元がこの世界の日本ってことには私もびっくりでしたけれども。

けれども悪役令嬢ってだけでこの扱いはないんじゃないかしら?と思うのはわたくしだけなのかしら?
まあ、アニメだから仕方ないのかもしれませんが……性格が全く違うのですわ。わたくし、あんなにわがままじゃなくってよ?
それにいじめなんてしてる暇なんてかいむでしたわよ??

それに殿下たちも、お諌めいたしましたわ。「うるさ」「お前には関係ない」「性格の悪い」「可愛げのない」とのお言葉しか戻っては来ませんでしたけども。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件

やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。

乙女ゲームの悪役令嬢、ですか

碧井 汐桜香
ファンタジー
王子様って、本当に平民のヒロインに惚れるのだろうか?

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。

あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。 宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。 対極のような二人は姉妹。母親の違う。 お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。 そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。 天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。 生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。 両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。 だが……。運命とは残酷である。 ルビアの元に死神から知らせが届く。 十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。 美しい愛しているルビア。 失いたくない。殺されてなるものか。 それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。 生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。 これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

公爵夫人は命がけ!

保谷なのめ
ファンタジー
そこそこの家柄に生まれた平凡な貴族令嬢リディア。 そこへ突然、両親が持ってきた縁談相手は「冷酷無比」「人を喰らう」などと恐れられる、〝帝国の剣〟公爵キースだった。 領地へ嫁いだその翌朝。リディアは突如として思い出す——ここは自分が前世で書いた恋愛小説の世界。そして、リディアは本来のヒロインの相手役であるキースの〝死別した元妻〟キャラだったのだ! このままだと『物語』が開始する2年後までに死んでしまう!その運命を変えるため、リディアは作者としての知識と、彼女自身の生きる意志を武器に抗い始める。 冷酷と噂の夫との距離も、少しずつ近づいて――? 死ぬ運命の〝元妻〟令嬢が、物語をぶっ壊して生き残る!運命改変ファンタジー! 小説家になろう、カクヨムでも更新中です。https://ncode.syosetu.com/n1631ku/ 1日1話、毎日更新です!

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

処理中です...