9 / 10
6.5)母困惑
しおりを挟む
私は安藤さゆり、御歳……秘密。
りぜちゃんと孝太くんのママをやってます。
実は、孝太くんとは血は繋がってないのだけれど。今回は割愛。
私が今、非常に困惑してるのです。
現在時刻……10時半。
りぜちゃんの行動や知識が5歳児からかけ離れているのです。
というか、3歳の頃から困惑し放題ですね。
りぜちゃんは3歳の頃原因不明の高熱を出して、3日間くらい意識が朦朧としてました。
入院もご時世の流行病の所為で、受け付けられないとの事で自宅での看病になって不安でどうにかなりそうでした。
少しだけ熱が下がって来た頃に、悪夢にうなされてるのを見て、本当に代われるものなら代わりたいと心の底からおもいました。
「なぜ?嫌」
「たすけて」
「ひどい、ころさないで」
「やめて、ゆるして」
「いたい、たすけて」
……うなされながら、訴える言葉に胸が痛くなりました。まだ、3歳の娘にそこまでの悪夢?
それでも、ようやく少しづつ熱は下がり……。
ようやくしっかりと目を開けたりざちゃんは、熱を出す前とちょっと……いえ、かなり言動が異なり始めたのです。
なんというか、おとなびた?感じ?
よくある漫画のいきなり前世思い出しちゃったわ!的な?
呼び方もママ→お母様。
りぜ→わたくし。
本→書物
などなど、例えをあげたらきりがない。
パソコンを使えば、
「すごい、まどーぐ」とポソりと呟いたのも聴き逃しません。
けれども、りせちゃんのりぜちゃんらしいところもちゃんとあって。
まさに、前世思いたましたけど今の記憶もありますわ!って状態。
まあ、今の記憶と言っても所詮3年分……物心ついてからでは、さらに短いでしょう。
絵本は元々好きな子だったので、ある程度字も読めたり(ひらがなに限りますが)していたので、読み聞かせをしなくても自分で本を読むことは気にならなかったのですが。
まさか、本屋で本を欲しいと駄々こねが入るとは。
仕方がないので1冊だけね?と買ってあげることにしました。
え?甘い?
りぜちゃんの大きな目がうるうるして……た、耐えられません。
いい子にお薬飲んだご褒美にって、いーじゃないですか!
滅多に欲しいって言わない子なんだもの。
甘い、くっ、甘くたっていいの。
……取り乱しました。
私が甘いとかダメ親ってゆーのは、横においときましょ。
そのりぜちゃんの選んだ本がねー。
まあ、困惑ですよ。
国語辞典ですよ。
小学生用のふりがながふってあるやつ。3歳の子ですよ?
せめてもの救いは、国民的アニメのキャラでカラフルな仕様……。辞典を食入いるように見てるりぜちゃんに、本を与えたくて市内の図書館に行けば目を輝かせ(可愛すぎる)本を持って来る。
持ってきたものが絵本なら……可愛いのが増すのに……。
選ばれたのは……黒魔術とか、科学とか……幼児は読まないよね??って本で漢字……よめるの????
「りぜちゃん、その本は難しくないかな??漢字あるんだけどな?」
「だいじょぶでしゅわ。かんじ、かっていただた、ご本でよめるようになったのでしゅわ。」
「え?あ?そうなの??」
にっこりと頷くりぜちゃん。可愛すぎる……ではなくて……、天才か?
うちのりぜちゃん、天才児?
うん……でもりぜちゃん、本当に幼児??
すごすぎるわ。ああ、封印してたヲタク心があああ……。
でもそれにしたって天才すぎよね?
ふふふ……むさぼるように本を読む我が子に……ただただ困惑し、もう考えるのやめようと……思う母なのでした。
りぜちゃんと孝太くんのママをやってます。
実は、孝太くんとは血は繋がってないのだけれど。今回は割愛。
私が今、非常に困惑してるのです。
現在時刻……10時半。
りぜちゃんの行動や知識が5歳児からかけ離れているのです。
というか、3歳の頃から困惑し放題ですね。
りぜちゃんは3歳の頃原因不明の高熱を出して、3日間くらい意識が朦朧としてました。
入院もご時世の流行病の所為で、受け付けられないとの事で自宅での看病になって不安でどうにかなりそうでした。
少しだけ熱が下がって来た頃に、悪夢にうなされてるのを見て、本当に代われるものなら代わりたいと心の底からおもいました。
「なぜ?嫌」
「たすけて」
「ひどい、ころさないで」
「やめて、ゆるして」
「いたい、たすけて」
……うなされながら、訴える言葉に胸が痛くなりました。まだ、3歳の娘にそこまでの悪夢?
それでも、ようやく少しづつ熱は下がり……。
ようやくしっかりと目を開けたりざちゃんは、熱を出す前とちょっと……いえ、かなり言動が異なり始めたのです。
なんというか、おとなびた?感じ?
よくある漫画のいきなり前世思い出しちゃったわ!的な?
呼び方もママ→お母様。
りぜ→わたくし。
本→書物
などなど、例えをあげたらきりがない。
パソコンを使えば、
「すごい、まどーぐ」とポソりと呟いたのも聴き逃しません。
けれども、りせちゃんのりぜちゃんらしいところもちゃんとあって。
まさに、前世思いたましたけど今の記憶もありますわ!って状態。
まあ、今の記憶と言っても所詮3年分……物心ついてからでは、さらに短いでしょう。
絵本は元々好きな子だったので、ある程度字も読めたり(ひらがなに限りますが)していたので、読み聞かせをしなくても自分で本を読むことは気にならなかったのですが。
まさか、本屋で本を欲しいと駄々こねが入るとは。
仕方がないので1冊だけね?と買ってあげることにしました。
え?甘い?
りぜちゃんの大きな目がうるうるして……た、耐えられません。
いい子にお薬飲んだご褒美にって、いーじゃないですか!
滅多に欲しいって言わない子なんだもの。
甘い、くっ、甘くたっていいの。
……取り乱しました。
私が甘いとかダメ親ってゆーのは、横においときましょ。
そのりぜちゃんの選んだ本がねー。
まあ、困惑ですよ。
国語辞典ですよ。
小学生用のふりがながふってあるやつ。3歳の子ですよ?
せめてもの救いは、国民的アニメのキャラでカラフルな仕様……。辞典を食入いるように見てるりぜちゃんに、本を与えたくて市内の図書館に行けば目を輝かせ(可愛すぎる)本を持って来る。
持ってきたものが絵本なら……可愛いのが増すのに……。
選ばれたのは……黒魔術とか、科学とか……幼児は読まないよね??って本で漢字……よめるの????
「りぜちゃん、その本は難しくないかな??漢字あるんだけどな?」
「だいじょぶでしゅわ。かんじ、かっていただた、ご本でよめるようになったのでしゅわ。」
「え?あ?そうなの??」
にっこりと頷くりぜちゃん。可愛すぎる……ではなくて……、天才か?
うちのりぜちゃん、天才児?
うん……でもりぜちゃん、本当に幼児??
すごすぎるわ。ああ、封印してたヲタク心があああ……。
でもそれにしたって天才すぎよね?
ふふふ……むさぼるように本を読む我が子に……ただただ困惑し、もう考えるのやめようと……思う母なのでした。
1
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件
やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
公爵夫人は命がけ!
保谷なのめ
ファンタジー
そこそこの家柄に生まれた平凡な貴族令嬢リディア。
そこへ突然、両親が持ってきた縁談相手は「冷酷無比」「人を喰らう」などと恐れられる、〝帝国の剣〟公爵キースだった。
領地へ嫁いだその翌朝。リディアは突如として思い出す——ここは自分が前世で書いた恋愛小説の世界。そして、リディアは本来のヒロインの相手役であるキースの〝死別した元妻〟キャラだったのだ!
このままだと『物語』が開始する2年後までに死んでしまう!その運命を変えるため、リディアは作者としての知識と、彼女自身の生きる意志を武器に抗い始める。
冷酷と噂の夫との距離も、少しずつ近づいて――?
死ぬ運命の〝元妻〟令嬢が、物語をぶっ壊して生き残る!運命改変ファンタジー!
小説家になろう、カクヨムでも更新中です。https://ncode.syosetu.com/n1631ku/
1日1話、毎日更新です!
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる