おっきな猫とおひとり様生活の予定がひどい異世界で、優しい魔族に溺愛されたので人を許せそうです。

十夜海

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十八話 私のトラウマ、バルの忍耐(R指定)

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どうも、譲りそうにない。
なんで?
でも、お風呂に入らないという選択肢は私にはない。
今日も入らないのは、気持ち悪いし。
その横でさっさと服を脱いでいる。
すごい、筋肉だ。カッコいいよ。
これがシックスパックってやつ?
背中のこれは傷?治さないのかな?魔法で。
全てを脱いで振り返る。 
うわっ!
慌てて目を隠したけど……見ちゃったよ。見ちゃいました。バルさんのほにゃらら!……アレってあんなに大っきいの?
あの杭なんて、めじゃないっすわ。入るかな?はいる?入らないよね?
前の体でもむりじゃないかな?
うーん。みんなあんなのを体に受け入れるの?

「アキラ、アーキーラ?」
「ふぇ?な、なに?……きゃあっ!」

すでに脱がされてました。
いつのまにか脱がされてるー!
あと、ショーツだけ?少し考えていただけなのに?早業ではないですか?

「あと一枚だよ。自分で脱ぐか?」

ウンウン。と頷いたのに。ニヤッとバルさんが笑って。

「アキラ。とれたよ。」
「え?いやあ。なんでー。」

そう、紐でした!
紐を解かれて全裸。
しゃがみこもうとしたら抱っこされて、お風呂に入れられました。
中に液体を垂らしたあと抱っこのまま入った。
入って一人は危ないのわかった。
ジェットバスだよ。それも恐ろしいほど強力な。でかなり深いバスタブ。確かに一人なら溺れたと思います。
今の姿ならなおさら……ジェットに煽られ泡がたくさんでききた。 つまり、泡風呂?まあ体が見えなくなったから少し安心できた。
抱っこのまま、洗われる。
初めは髪を洗っていた手が、胸に。

「やん、バルさんだめえ。自分で洗うから。」
「大丈夫。」

いや、大丈夫とかそういう問題じゃないんだよー。
恥ずかしいってわかってほしい。
バルさんは私をどっちで見てるの?大人?子供?

「今から揉めば大きくなるぞ?」
「ん、やん。」

ちょっと待って、私。
なんで感度いいの?子供だよね?……体は成長が奪われたけど……頭は大人……まさか脳が大人だから感じ方も大人とか?
え。なにそれ、最悪ー。
ん、おっぱいってこんなに気持ちいいの?
それともバルさんが上手なの?
乳首をコリコリとすると……気持ちいい。
やばい。って。

「ハアハア、ふぅ。ひゃん。ま、まっあ、あ、あ、やん。」
「ふふ。アキラはかわいいなあ。気持ちいい?」

ウンウンと頷く。
待て待て。アキラなにを頷いてる。
正気にもどってー!
そのまま片方の手が下にゆっくりと降りていく。私のお股を撫ぜてるぅ。そのままワレメに沿って優しく触れて……さらに奥へと……怖い。
カタカタと体が震える。バルさんなのに。大丈夫なのに。
怖い……。
バルさんが私の様子に気づいたらしい。

「アキラすまない。調子に乗った。」

優しく微笑まれて、そこからはサラリと洗い。軽いキスをくれた。抱き上げられて、湯で全てを流されて。 
柔らかい布に包まれると、ようやくホッと息を吐く。
パンという軽い音がしたら、髪が乾いてサラサラに。
拭いていないはずのバルさんもすでに濡れていない。
寝巻きのようなものを上から被らせて、私の髪を櫛でとかす。
軽く三つ編みまでしてくれて、バルさんは下だけ履いた状態で私を腕に抱き込みベッドに横たわった。

「アキラ、ごめんね?」
「バルさん、私。ごめんなさい。怖くて。」

嫌いになるかな?
こんなトラウマ抱えた私をバルは、嫌いにならないかな?

「いや、私が急ぎすぎた。あまりにも可愛らしくて……調子に乗りすぎた。私はアキラが好きだよ。」

よかった。嫌われてない?
そのあと、バルさんはキスをたくさんしてくれた。口の中をくまなく舐められて、体がとろける。
最後にチュウっと吸われ、微笑まれた。

「おやすみ。アキラいい夢を。」
「おやすみなさい。」

バルさんの腕の中はすごく安心できる。ここはどこよりも安全なんだ。

「忍耐を試されそうだな…。」

遠くでバルさんのボヤく声が聞こえた気がした。



ーーーーーーーーー

side バルダッサーレ

忍耐を本当に試される。
何というか……流石に中身が35歳だとおもうのだ。
子供には絶対に出せない色気があるのだ。
ダメだとわかりつつも、ついつい手を出してしまうのだ。
子供には興味がないはずなのだが。
私自身……枯れていると思った。いわや、思っていた。
確かにまあ……遊んだことがないわけではない。
魔族とはいえ……魔族の中だけで暮らすわけではない。
見た目は人族と変わらない。まあ、身長が多少高い程度だ。魔法は使わねばわからないし。
なので、まあ商売女とならば……。
だがそれもここ100年程度は清廉潔白な生活だ。一言で言うならば飽きた。
愛しいとも思わない女を抱いても……虚しいだけだ。
そりゃあ、男であるし刺激すれば勃つし快感を追うこともできる。 
しかしだ……自慰とあまり変わらない。快感度が少し上がるだけだ。
だがね?
アキラを見ると……はっきり言えば、勝手に勃ってしまうのだよ。
あの子の色気に負けそうになる。
触れるほどに欲しくなる。
我慢ができなくなりそうで怖い。
まだ、あの恐ろしい目にあったばかりだというのに。
あの儀式をする必要はないと言った筈だ。さらには召喚しないと約束させた魔族がいたはず!
なのに、愚かにもまた繰り返された。
そうだな……あの子を手に入れた後は、ゆっくりと滅ぼすのも良いかもしれない。
あの子が私の妻となってくれれば、滅ぼす理由ができる。
魔族は情が怖い生き物だ。
私たちは、寿命が長い。
故に共に生きる伴侶はかけがえのない唯一のもの。
過去であれ未来であれ、伴侶を傷つけあまつさえ一糸まとわぬ姿まで見てるものを生かしておくわけにもいかない。
あの子の全ては私だけが知っていれば良いのだから。
愛しいアキラを怖がらせてはいけない。だから本性を見せる気にはならないが。
……しかし、私の忍耐はどこまで保つだろうか?
彼女に煽っているつもりはないのだろうが……私としてはかなり煽られているのだ。
それでなくても美しく綺麗で可愛らしいのだよ。
だがあの色気は大人の女性のものだ。香る匂いすら甘く……体が一度成熟していたせいか、触れれば濡れて私を迎えてくれるようで……つい調子に乗ってしまったのは反省しなくては……。
少しずつゆっくりと……体に愛を刻まなくてはね。


いつかは一つになるために。
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