20 / 58
第2章
帝国の正体
しおりを挟む
俺は胸に顔を埋めてまだ少し泣いているユイの頭を撫でながら考えた。
(ユイの家族を皆殺しにした国か......
この依頼が終わったら色々調べないとな)
⦅その事でしたら私にお任せ下さい⦆
「のわっ!」
いきなり脳内で話しかけてきたものだからびっくりしてしまった。
(そういえばお前に聞けば大体の答えは返ってくるんだよな)
⦅えぇ、貴方様が知ろうと思ったことは私にお任せを⦆
(そうだな、言わなくてもわかること思うがユイの国、5年くらい前にエルフの国を滅ぼしたのは誰だ?)
俺はあえて『国』とは聞かなかった。
理由は簡単だ。この世界には色々な集団がある。宗教団体や過激派組織、盗賊などもあるので、一概に『国』がやったとは思いたくない。『ひとつの集団』と『ひとつの国』では、もし戦いになった時の状況も変わる。
下手をすれば国家転覆罪という一家皆殺しの最重罪になりかねない。その中にはメイドや、執事なども含まれるため、俺の場合、親が侯爵なのでかなりの人が死ぬことになる。
そんな事を心配していたのだが、次の言葉で全て意味がなくなった。
⦅エルフの国、『メアリ国』を滅ぼしたのは、この国、『リエルタ王国』の隣にある『ネガル帝国』です⦆
(ネガル帝国か.........)
その名前は何度が聞いたことがある。
お父さんは侯爵になってから政治に深く関わるようになった。
この国では公爵が1人、侯爵が3人いる。
その中に、外交担当、内政担当など役職が与えられている。そして、信頼のある伯爵位を持っている人にもそのような役職が与えられる。
お父さんは伯爵の時に外交のことを少し手伝っていたので、ネガル帝国の事は何度か愚痴っていた。
(お父さんの影響であまりいい印象はないんだよなぁ)
⦅印象だけでなく、実際にあまり好ましくないことをしています⦆
(どんなことだ?)
⦅あの国は軍事国家で他の国を攻め、領地を広げ、その国から金を奪い、奪った領地の税金をかなり高くしているそうです。割と普通に暮らせるのは帝国の帝都、そしてその周辺くらいだそうです。
その他の地域は税金が馬鹿みたいに高く、とても暮らしていくには難しいほどだそうです。⦆
(それだったら帝都、もしくはその周辺の土地に引っ越す、それか他の国に移り住めばいいのに)
⦅それができたら今の帝国はほとんど力を失っていますよ⦆
(考えたくなかったんだが────
もしかして、その人達はその場所から引っ越せないのか?)
⦅それだけではありません。その場所から『出られない』のです。取引などは帝都の人が仲介に入るのでほんとに出る機会が無いのです⦆
(そこまでなのか?)
それは日本の昔、江戸時代より酷いんじゃないか?その場所から移り住むどころか出られないなんて......
(とりあえず、ありがとな)
⦅いえ、これが私の役目ですので⦆
「ふぅ~~」
(まさかそこまでだったとはな......)
今度機会があれば乗り込んでみようと思う俺であった。
「すー、すー」
そんな声が聞こえ、胸元を見てみるとユイがそのまま寝てしまっていた。
「ありゃりゃ、寝ちゃってるし。仕方ない、連れていくか」
俺はユイをお姫様抱っこした。
「なんかデジャブ感が半端ないけど......まぁいっか」
そんな事を言いながらユイをベッドへ連れていき、寝かした。
その頃、王都では。
王城の豪華な部屋────
そこは応接室兼王様の執務室だ。
中には国王が椅子に座ってまとめられている書類に目を通していた。
その人の名前はレクト・ミラ・リエルタ。
見た目50歳くらいの白髪、そして少しヒゲを生やしている。
体は公爵とあまり変わらない180センチくらいだ。服は国王ということもありかなり豪華な服を着ている。
そこに一人の男が入ってきた。
「し、失礼します、陛下!」
「どうしたんじゃ、ノックもなしに...
リックよ」
そこに入ってきたのはリック、エリックの父親であり、侯爵位を持っているリック・ミラ・アウィーズだった。
今は仕事で領地を離れて王都にいる。
「陛下!この書類を見てください!」
「なんじゃ?」
レクトはリックに渡された書類に目を通す。
読み終わった時には目を大きく見開き、驚きの表情を隠せないでいた。
「また国がひとつ滅びたのか」
「えぇ、『ネガル帝国』の手によって、またひとつの国が失われました」
「この5年間でおよそ10の国が滅びるとはな......」
「私も驚いております。これでこの大陸の東側に残された国はあと2つです」
「エルフの国と魔族の国...か」
この国がある大陸は一番でかい大陸だ。
東側にはネガル帝国があり、東の殆どを領地として持っている。
そして中央から西にかけてあるのがこの国、リエルタ王国だ。リエルタ王国の西側にはいくつもの国があり、それぞれの領地を持ち、国家間の連携もしっかり取れている。
東側と西側では治安の良さを含め、雲泥の差がある。
そして残っているエルフの国はリエルタ王国の東側の下の方に隣合って領地を持っているため、侵略は何とか免れていた。
「はい。もしかすると、近日中にもどちらかの国が攻められるかと......」
「何っ!それは本当か!」
「あくまで推測ですが今回の戦争でネガル帝国は大きな損失はないのです。」
「どういう事じゃ?」
「今回は、ネガル帝国が経済的に圧力をかけ、軍事関係にあまりお金が回せない状況を作った上で攻めたので、相手もほぼ素手の状態だったそうです......」
リックが言いにくそうに話す。
「そうか...」
レクトは少し考え、話し始めた。
「他国のことに関してはあまり口出しすることではない。ネガル帝国はそういう国なのじゃから。じゃがのぅ、そういう国だからこそこの国、リエルタ王国に攻めてくる日もそう遠くないということじゃろう」
「早ければここ2、3年で攻めてくるでしょう。もしかしたら来年という可能性も......」
「そうじゃな、とにかく会議を開く!政治に関わっているものを全員呼んでこい!早ければ来週にも会議を行う!」
「ははっ!」
そう言ってリックは部屋を出ていき、王都にある屋敷に戻った。
帰ってきて早々執務室の中に入り、数人の従者と会議に参加する者への手紙を書き、気がつけば次の日の朝になっていた。
「ふぅ~、やっと終わったか。」
リックは執務室の窓から朝日を眺めながら言った。
手紙は既に従者に渡し、届ける準備をしてもらっているのであとは会議の日まで待つだけだった。
「エリックのやつ、今頃は何してるかな?初めは王都に行くって言ってたからまだいるかもな」
そんなことを考えながらかなりでかいベッドに入り、仮眠をとった。
エリックside
俺は昨日の晩、ユイを寝かせ、自分の布団に行こうとしたら少女、そう黒龍がいた。
「あ、忘れてた。俺のベッドにこいつを寝かしてたんだったな」
そして俺はもうひとつベッドを作って寝た。
普通ではできないことを平気でやってのけるエリックであった。
(ユイの家族を皆殺しにした国か......
この依頼が終わったら色々調べないとな)
⦅その事でしたら私にお任せ下さい⦆
「のわっ!」
いきなり脳内で話しかけてきたものだからびっくりしてしまった。
(そういえばお前に聞けば大体の答えは返ってくるんだよな)
⦅えぇ、貴方様が知ろうと思ったことは私にお任せを⦆
(そうだな、言わなくてもわかること思うがユイの国、5年くらい前にエルフの国を滅ぼしたのは誰だ?)
俺はあえて『国』とは聞かなかった。
理由は簡単だ。この世界には色々な集団がある。宗教団体や過激派組織、盗賊などもあるので、一概に『国』がやったとは思いたくない。『ひとつの集団』と『ひとつの国』では、もし戦いになった時の状況も変わる。
下手をすれば国家転覆罪という一家皆殺しの最重罪になりかねない。その中にはメイドや、執事なども含まれるため、俺の場合、親が侯爵なのでかなりの人が死ぬことになる。
そんな事を心配していたのだが、次の言葉で全て意味がなくなった。
⦅エルフの国、『メアリ国』を滅ぼしたのは、この国、『リエルタ王国』の隣にある『ネガル帝国』です⦆
(ネガル帝国か.........)
その名前は何度が聞いたことがある。
お父さんは侯爵になってから政治に深く関わるようになった。
この国では公爵が1人、侯爵が3人いる。
その中に、外交担当、内政担当など役職が与えられている。そして、信頼のある伯爵位を持っている人にもそのような役職が与えられる。
お父さんは伯爵の時に外交のことを少し手伝っていたので、ネガル帝国の事は何度か愚痴っていた。
(お父さんの影響であまりいい印象はないんだよなぁ)
⦅印象だけでなく、実際にあまり好ましくないことをしています⦆
(どんなことだ?)
⦅あの国は軍事国家で他の国を攻め、領地を広げ、その国から金を奪い、奪った領地の税金をかなり高くしているそうです。割と普通に暮らせるのは帝国の帝都、そしてその周辺くらいだそうです。
その他の地域は税金が馬鹿みたいに高く、とても暮らしていくには難しいほどだそうです。⦆
(それだったら帝都、もしくはその周辺の土地に引っ越す、それか他の国に移り住めばいいのに)
⦅それができたら今の帝国はほとんど力を失っていますよ⦆
(考えたくなかったんだが────
もしかして、その人達はその場所から引っ越せないのか?)
⦅それだけではありません。その場所から『出られない』のです。取引などは帝都の人が仲介に入るのでほんとに出る機会が無いのです⦆
(そこまでなのか?)
それは日本の昔、江戸時代より酷いんじゃないか?その場所から移り住むどころか出られないなんて......
(とりあえず、ありがとな)
⦅いえ、これが私の役目ですので⦆
「ふぅ~~」
(まさかそこまでだったとはな......)
今度機会があれば乗り込んでみようと思う俺であった。
「すー、すー」
そんな声が聞こえ、胸元を見てみるとユイがそのまま寝てしまっていた。
「ありゃりゃ、寝ちゃってるし。仕方ない、連れていくか」
俺はユイをお姫様抱っこした。
「なんかデジャブ感が半端ないけど......まぁいっか」
そんな事を言いながらユイをベッドへ連れていき、寝かした。
その頃、王都では。
王城の豪華な部屋────
そこは応接室兼王様の執務室だ。
中には国王が椅子に座ってまとめられている書類に目を通していた。
その人の名前はレクト・ミラ・リエルタ。
見た目50歳くらいの白髪、そして少しヒゲを生やしている。
体は公爵とあまり変わらない180センチくらいだ。服は国王ということもありかなり豪華な服を着ている。
そこに一人の男が入ってきた。
「し、失礼します、陛下!」
「どうしたんじゃ、ノックもなしに...
リックよ」
そこに入ってきたのはリック、エリックの父親であり、侯爵位を持っているリック・ミラ・アウィーズだった。
今は仕事で領地を離れて王都にいる。
「陛下!この書類を見てください!」
「なんじゃ?」
レクトはリックに渡された書類に目を通す。
読み終わった時には目を大きく見開き、驚きの表情を隠せないでいた。
「また国がひとつ滅びたのか」
「えぇ、『ネガル帝国』の手によって、またひとつの国が失われました」
「この5年間でおよそ10の国が滅びるとはな......」
「私も驚いております。これでこの大陸の東側に残された国はあと2つです」
「エルフの国と魔族の国...か」
この国がある大陸は一番でかい大陸だ。
東側にはネガル帝国があり、東の殆どを領地として持っている。
そして中央から西にかけてあるのがこの国、リエルタ王国だ。リエルタ王国の西側にはいくつもの国があり、それぞれの領地を持ち、国家間の連携もしっかり取れている。
東側と西側では治安の良さを含め、雲泥の差がある。
そして残っているエルフの国はリエルタ王国の東側の下の方に隣合って領地を持っているため、侵略は何とか免れていた。
「はい。もしかすると、近日中にもどちらかの国が攻められるかと......」
「何っ!それは本当か!」
「あくまで推測ですが今回の戦争でネガル帝国は大きな損失はないのです。」
「どういう事じゃ?」
「今回は、ネガル帝国が経済的に圧力をかけ、軍事関係にあまりお金が回せない状況を作った上で攻めたので、相手もほぼ素手の状態だったそうです......」
リックが言いにくそうに話す。
「そうか...」
レクトは少し考え、話し始めた。
「他国のことに関してはあまり口出しすることではない。ネガル帝国はそういう国なのじゃから。じゃがのぅ、そういう国だからこそこの国、リエルタ王国に攻めてくる日もそう遠くないということじゃろう」
「早ければここ2、3年で攻めてくるでしょう。もしかしたら来年という可能性も......」
「そうじゃな、とにかく会議を開く!政治に関わっているものを全員呼んでこい!早ければ来週にも会議を行う!」
「ははっ!」
そう言ってリックは部屋を出ていき、王都にある屋敷に戻った。
帰ってきて早々執務室の中に入り、数人の従者と会議に参加する者への手紙を書き、気がつけば次の日の朝になっていた。
「ふぅ~、やっと終わったか。」
リックは執務室の窓から朝日を眺めながら言った。
手紙は既に従者に渡し、届ける準備をしてもらっているのであとは会議の日まで待つだけだった。
「エリックのやつ、今頃は何してるかな?初めは王都に行くって言ってたからまだいるかもな」
そんなことを考えながらかなりでかいベッドに入り、仮眠をとった。
エリックside
俺は昨日の晩、ユイを寝かせ、自分の布団に行こうとしたら少女、そう黒龍がいた。
「あ、忘れてた。俺のベッドにこいつを寝かしてたんだったな」
そして俺はもうひとつベッドを作って寝た。
普通ではできないことを平気でやってのけるエリックであった。
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
RPGのストーリー開始前に殺されるモブに転生した俺、死亡フラグを回避してラスボス助けたら女主人公が現れてなぜか修羅場になった。
白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
――死亡フラグのあるモブに転生した。なぜか男主人公の姿で。
王国に孤児院の子供達を殺された少女ミュライトがラスボスのRPG『プリテスタファンタジー』。
物語後半でミュライトと主人公は互いに孤児院出身であることが分かり、彼女を倒した主人公がその死を悲しむ絶望的なエンディングからいわゆる「鬱ゲー」と呼ばれているゲームでもある。
そして、そんなゲームの物語開始前にミュライトと同じ孤児院に住んでいた子供に転生したが…その見た目はなぜか男主人公シュウだった。
原作との違いに疑問を抱くものの、このままストーリー通りに進めば、ミュライトと主人公が戦って悲惨なエンディングを迎えてしまう。
彼女が闇落ちしてラスボスになるのを防ぐため、彼女が姉のように慕っていたエリシルの命を救ったり、王国の陰謀から孤児達を守ろうと鍛えていると、やがて男主人公を選んだ場合は登場しないはずの女主人公マフィが現れる。
マフィとミュライトが仲良くなれば戦わずに済む、そう考えて二人と交流していくが―
「―あれ? 君たち、なんか原作と違くない?」
なぜか鉢合わせた二人は彼を取り合って修羅場に。
こうして、モブキャラであるはずのシュウは主人公やラスボス達、果ては原作死亡キャラも助けながらまだ見ぬハッピーエンドを目指していく。
※他小説投稿サイトにも投稿中
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる