Loop✳Resonance

夜空奏音

文字の大きさ
3 / 22
-鳴り止まない蒼き残響(レゾナンス)-

Episode3 -7月21日-

しおりを挟む
朝、アラームが鳴る前に私はふと目が覚めた。
昨日冬姫と話した、恋バナのことを思い出したのだ。

外はもうすでに明るく、力強い蝉の鳴き声が響いていた。

蒼葉「ふわぁ…」

そして、私はふと思い出した。小学生の頃の夏祭りのことを。

蒼葉「そういえば、小学生の頃の夏祭りは確か…」

蒼葉「…えっと…浴衣がクローゼットに…」

私は、体を起こしてクローゼットの中から浴衣を取り出した。

蒼葉「そうそう、これこれ!」

青色の紫陽花柄の浴衣だった。今の私には、少し可愛すぎる気がするが、思い出のある浴衣だと思うと、懐かしさを感じる。

蒼葉「あの時…上手く着れなかったな…」

蒼葉「確か…時間に遅れちゃったっけ…」

色々思い出していると、小学生の頃に行った夏祭りの記憶が鮮明に蘇ってきた。

(回想)
小さい頃から、私にとって夏祭りは特別だった。 
賑やかな屋台が並んで、人もたくさんいた。

そして私は、家で浴衣を着るのに苦戦していた。

蒼葉「うう…全然結べない…!」

私はなかなか上手くできず、不機嫌になっていた。

蒼葉(早くしないと…楓くんが待ってる…)

私はどんどん焦って、ますます上手く結べなくなってきていた。

蒼葉「うう…もう…!」

鏡に映る自分の顔が、みるみる赤くなっていった。

結局、お母さんに着付けをしてもらい、私はなんとか夏祭りに行くことができた。

-✳-

蒼葉「はぁ…はぁ…」

楓「お、蒼葉おせーぞ」

蒼葉「えへへ…ごめんごめん…」

私が着いた頃には、もう既に祭りは始まっており、多くの人で賑わっていた。

そして、微かに盆踊りの太鼓の音が聞こえたような気がした。

楓「ほら、蒼葉!行くぞ!」

蒼葉「うん!そうだね!」

そう言って、2人は祭りの会場内へと入って行った…。

(現在)
蒼葉「懐かしいな…」

私は、浴衣を見つめながら、ふと呟いた。
きっと今年の夏祭りも、特別な夏祭りになるだろう。

蒼葉(私……いや、今は考えちゃ駄目だ…)

その瞬間の事だった。部屋の外から声が聞こえた。

双葉「お姉ちゃん!朝ごはん!」

蒼葉「うん!今行く!」

私は、急いで着替えてリビングへと向かった。

-✳-

蒼葉&双葉「いただきまーす!」

2人で一斉に朝食を食べ始める。お互い黙々と食べている中、双葉がとある話題を出してきた。

双葉「ねぇ、お姉ちゃんと楓さんってどういう関係なの?」

蒼葉「えっ、どうしたの?急に」

私は、双葉の質問に戸惑ってしまった。

双葉「ちょっと気になってね!」

気になったという理由だけで答えるのは、正直恥ずかしすぎる。
ていうか、何で急に聞いてきたの?友達との間で流行っている?

双葉は、目を輝かせて私の答えを待っていた。

双葉「……!」

蒼葉「……双葉…恥ずかしいよ…」

双葉「お姉ちゃん、教えて!」

蒼葉「そう言われても……」

蒼葉「……ただの…幼馴染だよ…」

双葉「本当に?」

蒼葉「う、うん!本当…!」

双葉「ふーん?」

蒼葉「ふ、双葉!もうこの話はいいでしょ!」

双葉「お姉ちゃん誤魔化した」

蒼葉「ご、誤魔化してないわよ!」

双葉「もう!お姉ちゃん、顔真っ赤だよ!」

双葉は、私を指差してケラケラと笑う。まさかこんなにストレートに指摘されるとは思わず、私はますます顔を赤くした。

蒼葉「な、何言ってるのよ!朝からからかわないで!」

双葉「だって、怪しいもん!」

双葉は、楽しそうに笑いながら、私から視線を外してまた黙々と朝食を食べ始めた。

蒼葉(あの子、本当にどこでそんなこと覚えてくるんだろ……)

私は、ごまかしきれなかった自分の顔の熱さを感じながら、双葉の言葉が頭の中で過っていた。

双葉「お姉ちゃんと楓さんってどういう関係なの?」

ただの幼馴染。それは、これまでずっと言い続けてきた言葉。でも、もう、その一言では片付けられない感情が、私の胸には確かに芽生えている。

蒼葉(夏祭りまで、あと少し……)

朝食を終え、学校へ行く準備をしている間も、双葉の言葉と、楓くんへの想いが頭の中をぐるぐると巡っていた。

蒼葉「もっと、可愛いって思われたいな……」

クローゼットの奥にしまったあの浴衣。あの頃の私は、少し幼い気がする。

今年の夏祭り、楓くんの隣に立つ私を想像すると、胸の高鳴りが止まらない。

新しい浴衣、見に行けるかな。お母さんに相談してみよう。
そんなことを考えながら、私は玄関のドアを開けた。

蒼葉「行ってきまーす!」

双葉「いってらっしゃーい、お姉ちゃん!」

双葉の声に見送られ、私は家を出た。夏の強い日差しが、私の背中を押しているようだった。

登校中、私は浴衣の事について考えていた。

蒼葉「浴衣…新しいの買おうかな…」

そんな事を考えていると、道中で冬姫に遭遇した。

冬姫「あ、蒼葉~!おはよう!」

向こうから、いつものように元気な声が聞こえてきた。

蒼葉「冬姫、おはよう」

冬姫「えー、元気ないじゃん。…もしかしてまた楓くんの事でも考えてるの?」

冬姫は、朝から私の顔を覗き込み、ニヤニヤと笑う。

蒼葉「な、なんで分かるの!?」

冬姫「うっそ!?ほんとに!?」

どうやら冬姫は、からかっていただけだったらしい。私の慌てた反応を見て、冬姫は目を丸くし、そして大笑いした。

蒼葉「もう!冬姫のバカ!」

冬姫「だって~、蒼葉がわかりやすすぎるんだもん!」

冬姫は楽しそうに笑いながら、私と一緒に歩き出した。

-✳-

学校に着いて、教室に向かう途中の廊下で、私は楓くんを見かけた。私は顔を赤くして、少し俯き加減になった。

冬姫「蒼葉?どうかしたの?」

隣りにいた冬姫が話しかけてきた。

蒼葉「あっ…!いや、その…違うの!」

私は冬姫にバレたくなくて、一生懸命誤魔化そうとした。

蒼葉「えっと…なんて言うか?ほら!下見とかないと転んじゃう…みたいな…?」

冬姫「蒼葉……」

蒼葉(…っ!さすがに無理があったかな…?)

冬姫「確かにそうだね!」(※彼女はポンコツだった)

冬姫「やっぱり安全が一番だよね!」

冬姫は、私の考えている事を的中させて来るのに、実際はかなりのポンコツである。

もしかして、先程私が楓くんの事を考えているのを的中させたのはたまたまだったのか…?或いは私が顔に出ているのか…?

考えれば考える程、頭が混乱してくる。

冬姫はいつもこんな感じのキャラだけど、やる時はやる人だった。あれは忘れもしない中学の時…。

(回想)
体育祭当日。冬姫がリレーで走る番になった時のことだった。

蒼葉「冬姫!頑張って!」

冬姫「私に任せなさい!」

冬姫は自信満々だった。でも、いつも冬姫がポンコツだと知っている周りのクラスメイト達は、呆れていた。、

でも、実際の冬姫は違った。
それは、私のクラスメイト達が、誰も予想していなかった思わぬ展開だったのだ。

クラスメイト「すごい!冬姫ちゃん足速い~!」

私は、思わず冬姫が走っている方を見た。すると、冬姫はとてつもないスピードで追い抜いていたのだ。その光景を見て、私は驚いた。

(現在)
こんなことがあってから、冬姫はやる時はやれる人だと分かった。

冬姫「そう言えばさ、蒼葉最近楓くん見ると緊張してるよね?なんで?」

蒼葉「…えっ!?、べ、別に緊張なんか…してないし…!」

冬姫「あれれぇ~?顔真っ赤だよ~?」

蒼葉「…うっ、うるさいっ!」

私が大きな声を出しすぎたのか、やけに周りから視線を感じた。私は恥ずかしくなり、俯いてしまった。心の中で、これは冬姫のせいだと思い続けていた。

そして、よりによって片思いしている楓くんにまで見られてしまった。私の羞恥心は、限界を迎え、その場を走り去った。

(冬姫視点に移る)

私は、蒼葉が走り去った後、その場に立ち尽くしていた。蒼葉を追いかけようかどうか迷っていたからだ。すると、背後から肩を叩かれた。

冬姫「ひゃっ……!」

驚いて、思わず裏声を出してしまった。そして、顔を赤くしながら、後ろを振り返ると、そこには楓くんがいた。

楓「…冬姫、すまん驚かせたな…ところで蒼葉は何があったんだ?」

冬姫「えっと…蒼葉なら…」

私は、蒼葉が逃げていった方向を、震えた手で指した。その方向の先にあるものは、校舎裏だった。

楓「校舎裏…?」

冬姫「楓くん、ごめんね…そこから先は分からないの…」

楓「ありがとう冬姫」

楓くんはそう言って、その場から去って行った。

-✳-

(蒼葉視点に移る)

少し湿った校舎裏、木々が生い茂って薄暗かった。でも、この夏の暑さを凌ぐには丁度いい場所だった。

蒼葉「あぁ……逃げてきちゃった…」

私は、校舎裏の目立たない場所に座り込んでいた。すると、遠くから誰かが走ってこっちに来る音がした。恐る恐る、そちらの方を見ると、まさかの楓くんだった。

蒼葉(えっ…嘘でしょ!?何で…何でいるの…!?)

私は急いで、その場から逃げようとした。そして、その瞬間。

(ガサッ……!)

蒼葉「きゃっ!」

私は石に躓いて、その場に転んでしまった。膝からは、出血していて、傷の周辺が茶色く汚れていた。

蒼葉「痛たっ……」

楓「蒼葉…大丈夫か!?」

私の転んだ音に驚いたのか、私がいたのに驚いたのか、楓くんはいつもよりも焦っていた。逆に、私は恥ずかしくなってテンパっている。

楓「蒼葉、立てるか…?」

楓くんは、私に手を差し伸べてきた。その手を見て、私は心臓の鼓動が早くなったのを感じた。

好きな人から、手を差し伸べられる。これはまさしく、ラブコメの展開というものだった。こんな貴重な機会、もう二度と無いと言ってもいいくらいだ。

だからと言って、もう一度やって欲しくてわざと彼の前で転んで甘える訳にはいかない。こういうのは、1度目が1番嬉しいと、ここで学習した。

蒼葉「…痛っ…!」

私は、差し伸べられた手を掴んでその場から立とうとしたが、膝の傷の痛みで立つのに失敗してしまい、体制を崩してしまった。

楓「蒼葉、無理に立つな。今手当てしてやるからじっとしてろ」

蒼葉「ひぇっ…!?あっ、うん……!」

私は抵抗せず、手当てが終わるのをじっと待っていた。膝に大きい絆創膏を貼られる感覚でドキドキするが、頑張って心の中で留めている。

蒼葉「…そういえば楓くん、なんで絆創膏持ってたの?」

楓「あーそれはね、俺不器用だからすぐ怪我しやすいし。持っとくと便利かなと」

蒼葉「そ、そっか…そうだよね…!えへへっ…」

私は、笑って誤魔化した。内心では、常備してる楓くんがしっかり者過ぎて可愛いと思っているが、本人がいる前ではそんな事は意地でも言えなかった。

手当てをし終えると、私はゆっくりと痛みに耐えながら、慎重に立った。勿論、楓くんの手に支えられながらだ。

蒼葉「楓くん、ありがとう」

楓「全然いいよ。ほら、冬姫も待ってるし行こ?」 

蒼葉「うん!」

楓くんの手は、とても温かかった。そして、私たちはゆっくり歩いて、冬姫のいる校舎内へと戻って行った。

-✳-

冬姫「お!2人ともおかえり~!」

冬姫は、教室内で待っていてくれた。幸い、休み時間だった為、授業をサボるという事は無く、先生からも何も言われなかった。私は安堵した。

冬姫「ていうかさ、蒼葉ちょっとニヤついてない?」  

蒼葉「べっ…別に…!?ニヤけてなんか…無いし……」

楓「もしかして、俺と一緒にいれて嬉しかったのか?」

蒼葉「うっ…もう!楓くんまで…!」

この後、私は冬姫からしつこく聞かれたり、制服が汚れてる理由を聞かれたりしたが、楓くんに関係することは一切言わなかった。

-✳-

午後の授業が終わり、下校する生徒達でざわついている放課後。私達は校舎を出て、3人で一緒に帰ることにした。

冬姫「ねぇねぇ蒼葉、ほんとにさっきのこと教えてくれないの~?」 

冬姫は未だに、先程の出来事を聞こうとしていた。そんなに知りたいなら、楓くん本人に聞けばいいのにと思ったが、その事を今、口にすることはできなかった。

蒼葉「だから!教えないってさっき言ったじゃん!」  

私は、少々焦った。顔は少し赤くなり、ちょっとだけ、悔しい気持ちになった。

楓「まあまあ2人とも、喧嘩はそのくらいに」

蒼葉「うぅ…楓くんがそこまで言うなら……」

冬姫「……諦めてあげる……」

やっぱり、楓くんはこういう時に仲裁に入ってくれる。これは中学の時から変わらなかった。ここが、楓くんの優しいところだと、私は信じていた。

今日は、色々からかわれたり、ドキドキするような出来事があったが、この出来事は、私の大切な「思い出のアルバム」の中に静かに収められたのだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

そんなに妹が好きなら死んであげます。

克全
恋愛
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。 『思い詰めて毒を飲んだら周りが動き出しました』 フィアル公爵家の長女オードリーは、父や母、弟や妹に苛め抜かれていた。 それどころか婚約者であるはずのジェイムズ第一王子や国王王妃にも邪魔者扱いにされていた。 そもそもオードリーはフィアル公爵家の娘ではない。 イルフランド王国を救った大恩人、大賢者ルーパスの娘だ。 異世界に逃げた大魔王を追って勇者と共にこの世界を去った大賢者ルーパス。 何の音沙汰もない勇者達が死んだと思った王達は……

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

幼馴染の許嫁

山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。 彼は、私の許嫁だ。 ___あの日までは その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった 連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった 連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった 女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース 誰が見ても、愛らしいと思う子だった。 それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡 どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服 どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう 「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」 可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる 「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」 例のってことは、前から私のことを話していたのか。 それだけでも、ショックだった。 その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした 「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」 頭を殴られた感覚だった。 いや、それ以上だったかもしれない。 「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」 受け入れたくない。 けど、これが連の本心なんだ。 受け入れるしかない 一つだけ、わかったことがある 私は、連に 「許嫁、やめますっ」 選ばれなかったんだ… 八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。

清掃員と僕の密やかな情状

MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。 青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。 肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。 44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。

6回目のさようなら

音爽(ネソウ)
恋愛
恋人ごっこのその先は……

離した手の温もり

橘 凛子
恋愛
3年前、未来を誓った君を置いて、私は夢を追いかけた。キャリアを優先した私に、君と会う資格なんてないのかもしれない。それでも、あの日の選択をずっと後悔している。そして今、私はあの場所へ帰ってきた。もう一度、君に会いたい。ただ、ごめんなさいと伝えたい。それだけでいい。それ以上の願いは、もう抱けないから。

処理中です...