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G.F. - 吉転魚編 -
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付いて来た何人かの瀬ヶ池の子らは、秋良さんのお店で服やコート、靴下などを買ってくれた…ご購入ありがとうございます。
そしてみんなでお店を出て、そのあとは『ここからは私たちのプライベートタイムだから。ごめんね』との詩織の一言で、「今日はありがとう!」「詩織ちゃん金魚ちゃんまたねー!」と言われながら全員解散。
詩織がすぐに電話…その相手は鈴ちゃん。
『…うん。全部終わったよ。うん、うん?…そーんなの気にしないでー…きゃははは…あ、うん。私たちは大丈夫だから…はーい、今から私たちも向かうから…はーい。先に行って待ってるねー。はーい、はーい…はーい…』
鈴ちゃんと電話連絡を済ませた詩織。
『行こっ金魚!』
『うん。行こう』
…午後1時12分。
僕と詩織は、嘉久見大通りのある桜野区参門橋、その区内に建つ超高層ビル【la satif emplie】のロビー入り口前に立っていた。
そして、鈴ちゃんが来るのを待ってる…。
鈴ちゃんは「少し遅れるかも」とか言ってたけど…5分待ったか待たないかのうちに、少し慌てて来てくれた。
『ごめーん。待ってたでしょう?詩織ちゃん、金魚ちゃん』
『うぅん。私たち全然待ってなかったよ。3分ぐらいかな?』
『そっかぁ、良かった。じゃあ行こう。ゆずぽんのお店に』
ゆずぽんさんとは、鈴ちゃんの親友…坂井小柚子さんのこと。
このアンプリエの45階に、その高級日本料亭《美膳庵》はある。
専用エレベーターに乗ったときの恒例タイム。
『…あのぉ…お兄さん♪』
エレベーターの昇降室に同乗した、守衛の若いイケメンお兄さんに、詩織が優しく声を掛けた。
『はい…どうかなされましたか?』
『うふっ♪私とぉ、鈴ちゃんとぉ、金魚が今、お兄さんの目の前にいます…うふふっ♪それでぇ、お兄さんがもし…私たちのなかの1人を選んで、一日デートできるとしたら…私たちのぉ….誰を選びます?きゃははは♪』
《45階です。ドアが開きます》
『お兄さーん、ありがとねー♪』
エレベーターの昇降室を出て、詩織がイケメンお兄さんに向かって可愛く手を振って…バイバイ。
今回、エレベーターのお兄さんに選ばれたのは…。
初めは『そんな…僕なんかが、選べません…』なんて言ってたものの、最後にご指名したのは…今回も『詩織…さん…』だった。
岡本詩織、《2連勝》の余裕一人勝ちか…凄くご満悦そうに喜んでる。
そして、その結果を全然気にすることもなく、鈴ちゃんも心から楽しそうに「あはは」と笑ってた。
久しぶりの《美膳庵》。
お店に入ると店員のお姉さんに呼ばれて、この料亭の若女将ゆずぽんさんが、直ぐにお店の玄関まで来てくれた。
『リーンリン。今日も来てくれてありがとう!久しぶりだね!』
鈴ちゃんとゆずぽんさんは、見合ってにししっと笑い合った。
『日曜日は忙しいはずなのに、私たちのために予約空けてくれて、ありがとうねゆずぽん。それと翔くんはどう?元気?』
『うん。息子の翔は元気なんだけど…そう。実は…今年の9月に…』
…えーっ!?
『…うん。もちろん、まだ男の子か女の子か判らないんだけど…』
春華さんの赤ちゃんが産まれるのが…10月の予定。
それで、ゆずぽんさんも赤ちゃんが産まれる予定が…9月!?
凄い…もう同級生のお友達ができてる!
秋良さんと春華さんの赤ちゃん。
『…私は、今度は女の子がいいな…』
『どちらにしても、おめでとう!だね。ゆずぽん』
『私たちからも、おめでとうございまーす♪』
『おめでとう御座います…』
…午後から4時を過ぎると、もう暗い。
《美膳庵》を出て、今度は16階まで下りて、あのイケメン店員が働くカフェスィーツ店《フィユタージュ》で、まったり休憩タイム。
そんなこんなで、時間は4時23分。
『詩織ちゃんと金魚ちゃんは明日(月曜日)、東京へ戻るんだよね?』
『うん。鈴ちゃんは?』
暗くてよく見えなかったけど、鈴ちゃんは優しく微笑んでた…と思う。
『私は、東京へ戻るのは木曜日かな。あと火曜日と水曜日《藤浦FM放送局》で、ラジオ番組収録のお仕事はあるんだけど…』
鈴ちゃんと手を振り合って別れ、金魚と詩織はアンナさんのマンションへ…。
洗面台でメイクを落とし、《金魚》は《信吾》へと戻った。そして洗面台の鏡に映る僕自身をじっと見ながら、この週末を振り返った…。
…2月16日の金曜日の午後…。
春華さんへの《赤ちゃん、おめでとうございます!》の挨拶と、同病院に入院していた菊江さんのお見舞い。
菊江さんは入院室は個室だった。
その個室にいた《藤浦の不動産王》こと、佐々木天清さん78歳と佐々木櫻海さん。
どちらも、ビシッと決まった凄い紳士。
櫻海さんは天清さんの息子さんであり秘書であり、弁護士の資格も持ってるってのも…また凄い!
それにしても…《藤浦の不動産王》と菊江さんとの関係って?
《菊江さんのお店の大事な常連客》って、菊江さんは言ってたけど…本当にそれだけ?
僕だけが確認た菊江さんの本名…。
《佐々木菊衛》…。
菊江さんも、佐々木…。
これは、ただの偶然?
…17日の土曜日、朝から夕方まで…。
早瀬ヶ池に新しくできた、秋良さんのオリジナルブランドの服屋さん。
それも、早瀬ヶ池のほぼど真ん中!
そんなお店を、秋良さん達はどうやって探したか…っていうと。
菊江さんに相談して、不動産屋を紹介してもらって…誰もが羨むような絶好の場所・物件であるビルにも関わらず、今のそのビルをどうしてか格安で借りられることになった、ってことだったけど…。
菊江さんから紹介してもらったその不動産屋って、《不動産王》のあの人のことだよね…?絶対。
とにかく…僕らはただ《本店初オープン、おめでとう!》って、挨拶だけに行ったはずだったのに…いつのまにか、1日アルバイトさせられてた。
さすが秋良さん…。
僕と詩織の利用…というか扱いには相当慣れてる…お上手。
そして…今日、18日の日曜日だよね。
予定では、午前から夕方まで、詩織とゆっくりと《のんびり藤浦市内散歩》をする予定だったんだけど…これまた、いつのまにか《華丘緋子ちゃんとメイク勝負》になっちゃって…。
結果は《どっちも優勝?》ねぇナオさん…。
でも、僕も《可愛い子メイク》だけじゃなくて《綺麗なお姉さんメイク》も勉強しなきゃ…って気付けたんだった。
それはいいとして…そう。
もっと大きな課題となったのは…樋口絵里佳のこと。
樋口は、本当に金魚のことが好きらしい。
そして、僕のことは…嫌いじゃなかった??
とにかく、樋口は《姫さまとずっといたい》《離れてるのはもう限界》って言ってた…。
それが演技とかじゃなく、本当に気が滅入りそうになってた…大学中退まで考えるまでに。
うん…ちゃんと何か、考えてあげないと。
もう《樋口が苦手》とか言ってられない。
《金魚のことが好き》って、あんなに全身全霊で応えてくれてたんだ…。
真剣に…詩織のことばっかりじゃなく、樋口のことも…うーん。
『…それじゃあ。私は今夜もお家に帰るけど、信吾は?』
『うん。僕も今夜は真山市押木町の実家に帰るよ』
『そうね…あと、ご実家まで遠いんだから運転、気をつけてね』
アンナさんの高層マンションのロビーを出て、冬の夜風に小さく体を震わせながら、僕らは確認し合った。
白い息とあわせて、空からふわふわと小雪も舞っていた。
それでも街灯は凄く明るく感じられて、だから小雪がキラキラと輝いてて綺麗だった…。
『ありがとう』
『じゃあ、新井早瀬駅に午前11時…ね』
『うん。待ち合わせ時間に遅刻しないように、気をつけるよ』
『はーぁ…じゃあ寒いから。もう帰ろ』
『うん。詩織、じゃあまた明日』
『また明日ね。信吾、ばいばーい…』
そしてみんなでお店を出て、そのあとは『ここからは私たちのプライベートタイムだから。ごめんね』との詩織の一言で、「今日はありがとう!」「詩織ちゃん金魚ちゃんまたねー!」と言われながら全員解散。
詩織がすぐに電話…その相手は鈴ちゃん。
『…うん。全部終わったよ。うん、うん?…そーんなの気にしないでー…きゃははは…あ、うん。私たちは大丈夫だから…はーい、今から私たちも向かうから…はーい。先に行って待ってるねー。はーい、はーい…はーい…』
鈴ちゃんと電話連絡を済ませた詩織。
『行こっ金魚!』
『うん。行こう』
…午後1時12分。
僕と詩織は、嘉久見大通りのある桜野区参門橋、その区内に建つ超高層ビル【la satif emplie】のロビー入り口前に立っていた。
そして、鈴ちゃんが来るのを待ってる…。
鈴ちゃんは「少し遅れるかも」とか言ってたけど…5分待ったか待たないかのうちに、少し慌てて来てくれた。
『ごめーん。待ってたでしょう?詩織ちゃん、金魚ちゃん』
『うぅん。私たち全然待ってなかったよ。3分ぐらいかな?』
『そっかぁ、良かった。じゃあ行こう。ゆずぽんのお店に』
ゆずぽんさんとは、鈴ちゃんの親友…坂井小柚子さんのこと。
このアンプリエの45階に、その高級日本料亭《美膳庵》はある。
専用エレベーターに乗ったときの恒例タイム。
『…あのぉ…お兄さん♪』
エレベーターの昇降室に同乗した、守衛の若いイケメンお兄さんに、詩織が優しく声を掛けた。
『はい…どうかなされましたか?』
『うふっ♪私とぉ、鈴ちゃんとぉ、金魚が今、お兄さんの目の前にいます…うふふっ♪それでぇ、お兄さんがもし…私たちのなかの1人を選んで、一日デートできるとしたら…私たちのぉ….誰を選びます?きゃははは♪』
《45階です。ドアが開きます》
『お兄さーん、ありがとねー♪』
エレベーターの昇降室を出て、詩織がイケメンお兄さんに向かって可愛く手を振って…バイバイ。
今回、エレベーターのお兄さんに選ばれたのは…。
初めは『そんな…僕なんかが、選べません…』なんて言ってたものの、最後にご指名したのは…今回も『詩織…さん…』だった。
岡本詩織、《2連勝》の余裕一人勝ちか…凄くご満悦そうに喜んでる。
そして、その結果を全然気にすることもなく、鈴ちゃんも心から楽しそうに「あはは」と笑ってた。
久しぶりの《美膳庵》。
お店に入ると店員のお姉さんに呼ばれて、この料亭の若女将ゆずぽんさんが、直ぐにお店の玄関まで来てくれた。
『リーンリン。今日も来てくれてありがとう!久しぶりだね!』
鈴ちゃんとゆずぽんさんは、見合ってにししっと笑い合った。
『日曜日は忙しいはずなのに、私たちのために予約空けてくれて、ありがとうねゆずぽん。それと翔くんはどう?元気?』
『うん。息子の翔は元気なんだけど…そう。実は…今年の9月に…』
…えーっ!?
『…うん。もちろん、まだ男の子か女の子か判らないんだけど…』
春華さんの赤ちゃんが産まれるのが…10月の予定。
それで、ゆずぽんさんも赤ちゃんが産まれる予定が…9月!?
凄い…もう同級生のお友達ができてる!
秋良さんと春華さんの赤ちゃん。
『…私は、今度は女の子がいいな…』
『どちらにしても、おめでとう!だね。ゆずぽん』
『私たちからも、おめでとうございまーす♪』
『おめでとう御座います…』
…午後から4時を過ぎると、もう暗い。
《美膳庵》を出て、今度は16階まで下りて、あのイケメン店員が働くカフェスィーツ店《フィユタージュ》で、まったり休憩タイム。
そんなこんなで、時間は4時23分。
『詩織ちゃんと金魚ちゃんは明日(月曜日)、東京へ戻るんだよね?』
『うん。鈴ちゃんは?』
暗くてよく見えなかったけど、鈴ちゃんは優しく微笑んでた…と思う。
『私は、東京へ戻るのは木曜日かな。あと火曜日と水曜日《藤浦FM放送局》で、ラジオ番組収録のお仕事はあるんだけど…』
鈴ちゃんと手を振り合って別れ、金魚と詩織はアンナさんのマンションへ…。
洗面台でメイクを落とし、《金魚》は《信吾》へと戻った。そして洗面台の鏡に映る僕自身をじっと見ながら、この週末を振り返った…。
…2月16日の金曜日の午後…。
春華さんへの《赤ちゃん、おめでとうございます!》の挨拶と、同病院に入院していた菊江さんのお見舞い。
菊江さんは入院室は個室だった。
その個室にいた《藤浦の不動産王》こと、佐々木天清さん78歳と佐々木櫻海さん。
どちらも、ビシッと決まった凄い紳士。
櫻海さんは天清さんの息子さんであり秘書であり、弁護士の資格も持ってるってのも…また凄い!
それにしても…《藤浦の不動産王》と菊江さんとの関係って?
《菊江さんのお店の大事な常連客》って、菊江さんは言ってたけど…本当にそれだけ?
僕だけが確認た菊江さんの本名…。
《佐々木菊衛》…。
菊江さんも、佐々木…。
これは、ただの偶然?
…17日の土曜日、朝から夕方まで…。
早瀬ヶ池に新しくできた、秋良さんのオリジナルブランドの服屋さん。
それも、早瀬ヶ池のほぼど真ん中!
そんなお店を、秋良さん達はどうやって探したか…っていうと。
菊江さんに相談して、不動産屋を紹介してもらって…誰もが羨むような絶好の場所・物件であるビルにも関わらず、今のそのビルをどうしてか格安で借りられることになった、ってことだったけど…。
菊江さんから紹介してもらったその不動産屋って、《不動産王》のあの人のことだよね…?絶対。
とにかく…僕らはただ《本店初オープン、おめでとう!》って、挨拶だけに行ったはずだったのに…いつのまにか、1日アルバイトさせられてた。
さすが秋良さん…。
僕と詩織の利用…というか扱いには相当慣れてる…お上手。
そして…今日、18日の日曜日だよね。
予定では、午前から夕方まで、詩織とゆっくりと《のんびり藤浦市内散歩》をする予定だったんだけど…これまた、いつのまにか《華丘緋子ちゃんとメイク勝負》になっちゃって…。
結果は《どっちも優勝?》ねぇナオさん…。
でも、僕も《可愛い子メイク》だけじゃなくて《綺麗なお姉さんメイク》も勉強しなきゃ…って気付けたんだった。
それはいいとして…そう。
もっと大きな課題となったのは…樋口絵里佳のこと。
樋口は、本当に金魚のことが好きらしい。
そして、僕のことは…嫌いじゃなかった??
とにかく、樋口は《姫さまとずっといたい》《離れてるのはもう限界》って言ってた…。
それが演技とかじゃなく、本当に気が滅入りそうになってた…大学中退まで考えるまでに。
うん…ちゃんと何か、考えてあげないと。
もう《樋口が苦手》とか言ってられない。
《金魚のことが好き》って、あんなに全身全霊で応えてくれてたんだ…。
真剣に…詩織のことばっかりじゃなく、樋口のことも…うーん。
『…それじゃあ。私は今夜もお家に帰るけど、信吾は?』
『うん。僕も今夜は真山市押木町の実家に帰るよ』
『そうね…あと、ご実家まで遠いんだから運転、気をつけてね』
アンナさんの高層マンションのロビーを出て、冬の夜風に小さく体を震わせながら、僕らは確認し合った。
白い息とあわせて、空からふわふわと小雪も舞っていた。
それでも街灯は凄く明るく感じられて、だから小雪がキラキラと輝いてて綺麗だった…。
『ありがとう』
『じゃあ、新井早瀬駅に午前11時…ね』
『うん。待ち合わせ時間に遅刻しないように、気をつけるよ』
『はーぁ…じゃあ寒いから。もう帰ろ』
『うん。詩織、じゃあまた明日』
『また明日ね。信吾、ばいばーい…』
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