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第3章:愛があれば何も怖くない
第3章:愛があれば何も怖くない(10)
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山の間から顔を見せた太陽の光を浴びて、雷蔵は目を覚ます。そこは林の中でも一際高い木の上であった。生まれたての太陽の茜色の陽光を浴び、雷蔵は大きく伸びをする。朝焼けはイズモでも大陸でも変わらず美しいと雷蔵は思った。
とりあえず、頭を覚醒させた雷蔵は枝の上に座り結跏趺坐の姿勢をとる。細い枝の上でそのような姿勢をとり、あまつさえ微動だにしないのは雷蔵の平衡感覚の良さを表していた。
雷蔵は目を閉じ、己の内部に意識を向ける。傍から見れば瞑想をしているように見えるが、これは意識下で遅延魔法を準備しているのである。
遅延魔法を維持したまま眠るのはどのような魔道師でも不可能である。眠るということは一度意識をシャットダウンする事であり、その際に意識下に待機させていた遅延魔法式は崩壊してしまうのである。故に起床時に遅延魔法を準備するのは多くの魔道師にとっての日課である。
雷蔵は遅延魔法を12個待機させておける。これはアヴァロンの一般的な宮廷魔術師が3個と言うことを考えれば、その4倍と言う異様な数である。しかし、魔法式の効果的な組み方を体得している彼は、僅か半時間の内に12個全ての遅延魔法を完成させた。ついでに、風の精霊シルフを精霊界から召喚して待機させておく。元々火と風から作り出されたと言われる雷蔵達ピュセルは風の精霊との親和性が非常に高い。気まぐれで一所に留めておくのが難しいシルフ達も雷蔵が召喚すれば、むしろ嬉しそうに雷蔵に纏わりついてじゃれてくる。雷蔵にとっては可愛い奴らである。
準備を一通り終えたところで雷蔵は木の上から飛び降りる。背中の翼を広げ、更にシルフに支えられることで速度を調節しながら落下する雷蔵は約3秒後に地面に着陸する。
地面に降り立った雷蔵は、背後に何かの気配を感じる。まるで気配を消すことなく近づいてくるそれに、雷蔵はその方向に振り向いてそれが来るのを待つ。
木々の陰から姿を見せたのは一体のオークであった。ただし、その体格は一般的なオークと比べて一回り近く大きい。禍々しさすら感じさせるほどに鍛え上げられた肉体を金属パーツで補強した硬革鎧で包み、手には夜の闇より深い黒色の大斧を持つ。そして、オークにしては珍しく短く刈りそろえられた清潔な黒髪を持ち、その顔立ちも凶悪さの中にある種の精悍さを感じさせるものである。オークの特徴である鼻や牙もさほど目立たない大きさであり(本人はこれを恥と考えているようだが)、人間が彼を見ても一般的なオークを見るときのように醜さに嫌悪感を抱くことは少ないだろう。また、その左目は骨と革で作られた眼帯に覆われており、それは彼が主神であるオルクスの為に左目を捧げた証である。
「よう、遅かったな伊達男」
「俺の名はダグザだと言ったはずだが?」
「悪いが、野郎の名前は3日もあれば忘れちまう性質でね」
「それは実に羨ましい話だな」
軽く挨拶をする雷蔵に、ダグザと名乗るオークは無愛想に返事をする。このオークこそが、今回の侵攻の軍勢の大半を占めるオーク、そしてそれに付随するオーガやゴブリン達を指揮する者である。彼はこの軍勢の中でも抜きん出た実力者であり、身体能力や武術の腕は言うに及ばず、多少だが精霊を扱うことも出来る。ただし、一人で国家そのものの危機と成りうるほどの力を持つ雷蔵には遠く及ばないのだが。
「で、頼んでおいたことはやってくれたか?」
「ゴブリンを主に300を砦にぶつけておいた。気の利いた奴をくっつけておいたから、数日は適当に戦えるだろう」
「いいね。さすが、オルクスのチャンピオン。知恵も回るね」
雷蔵は自分の意図したことを汲んで指揮したオークに賞賛の言葉を送る。砦攻めはあくまで囮であり、無理に攻め落とす必要はない。ただ取り巻いている振りをするのならば非力なゴブリンでもできるだろう。気の利いた指揮官をつけているのなら犠牲は少ないはずだ。
「で、本隊はどうした?」
「大部分は外壁から少し離れた場所に展開させてある。精鋭100人ほどは別働隊としてこちらに引き連れてきている」
「了解。それなら一度軽くつついてみるのもいいかもな」
正面の連中に攻める振りをさせて、こちらの連中には割と本気で攻撃を仕掛けさせてみる。精鋭達は手薄な場所から侵入して適当な破壊工作をした後に離脱。雷蔵は町の上空から支援および監視だ。
この町の防衛力の大半は民兵であり、彼らは戦いの素人だ。自分達を上回る数の魔族の群れが襲い掛かってくれば大きな恐怖を感じるであろう。ましてや、町が正面以外からも攻められ、町に破壊工作員が潜入したとあれば恐慌すら起こすかもしれない。魔法は術者達に防御させ、いざとなったら雷蔵が上空から妨害を行う。アイラが同時に動き始めると厄介だが、まあ何とかなるだろう。彼女が正面のほうに向かうなら自分は即座にリミア姫に急襲をかけてしまえば彼女は防衛の為に戻らざるを得ないだろう。
その時、できるかぎり人間を殺さず負傷程度に留めておくように、この伊達男には言い含めておかなくてはならない。下手に死人を出せば、人間どもはその敵を討つために闘志を燃やすであろう。それに対し、負傷で済ませておけば痛みに喚く人間は彼らの同胞の戦意を大きく削いでくれるだろう。
「小細工を弄さず一気に攻め滅ぼしてしまえばいいのではないのか?」
ダグザは策を弄する雷蔵に少々疑念を抱き質問する。確かにあの町にはヴァーディリスを倒したと言う白い死神がいて、更に雷蔵に匹敵する実力を持った戦士がいたと言う。しかし、短時間であればリミア姫の魔法を押さえ込む手段があり、例の戦士は雷蔵が押さえ込むことができると言う。そして、通常戦力は圧倒的にこちらが上だ。ならば、一気に短期決戦に出るほうがいいのではないかと思うのだ。
「言っておくが、殺戮と略奪を止めようと考えるなら無駄だぞ? 我等魔族は戦いの後の祭典こそが生きがいなのだからな」
ダグザは雷蔵の意図をある程度察して言う。この魔族らしくないピュセルはなるべくお互いの被害を抑えるために策を弄しているのではないか、と。だとすればこの男は魔族の本懐を完全に履き違えている。魔族は戦う為に生まれ、戦いの中で死ぬのが最大の幸福だ。それを戦わせまいとするこの男には魔族の魂がないのではないか、と思えてしまう。
「それもあるんだが、そうしなきゃ戦いに勝てないって理由のほうが大きい。お前はあのアイラと言う女を甘く見すぎだ」
雷蔵はダグザの言葉に軽く舌打ちをして言う。直に対峙していない彼がそう思うのは無理のない話しだが、雷蔵はあのアイラと言う恐るべき存在がただ戦士として強いだけではなくそれ以上の力を持っている事を直感的に悟っていた。魔族の群れがまともに戦闘ができるのは彼女が町を守る、という土俵で戦っているからに過ぎない。万一、追い詰めすぎて彼女がなりふりを構わなくなれば、この軍勢は瞬時に壊滅するであろう。この状況をご破算に出来るほどの切り札を彼女は持ち合わせているはずだ。そして、それを切らなければリミア姫を守れないと感じれば躊躇なく切ってくるであろう。そうしないためにも、心理戦で彼女らの心を攻める必要があるのだ。アイラやリミア姫にプレッシャーを与え、リミア姫の心を折って降伏させるか、アイラを焦らせて隙を突いてリミア姫を誘拐するかの2択がこの魔族の軍勢の勝利へと導く道だ。
「お前がそうまで言うのならば信じてみよう」
ダグザは雷蔵の言葉に頷き、これ以上彼に異議を唱えるのはやめることにした。彼は魔族の魂を持っていないかもしれないが、それでも圧倒的な実力と卓越した知性。そして、この戦いに勝つ意志を持っている。そんな彼が勝つために必要だと言うのなら従うべきであろう。強者に敬意を払うのは魔族の掟の中でも最たるものなのだ。
ふとそこに、ダグザの耳元に語りかけるものがある。風の精霊シルフの囁きだ。どうも精霊を通して通信を送っている者がいるようだ。雷蔵もまたシルフを通してその通信を聞いていた。
『ボス! 大変です!!』
その声はどうも本隊の方を率いている部下のものであるらしい。ダグザはそれを黙って聞く。神語魔法による通信と違い、精霊による通信は伝達速度が遅いのだ。こちらから返答してはタイムロスになる。
『リミア姫と名乗る小娘が投降してきました!』
「「はぁ?」」
思わず雷蔵とダグザの声が重なった。
とりあえず、頭を覚醒させた雷蔵は枝の上に座り結跏趺坐の姿勢をとる。細い枝の上でそのような姿勢をとり、あまつさえ微動だにしないのは雷蔵の平衡感覚の良さを表していた。
雷蔵は目を閉じ、己の内部に意識を向ける。傍から見れば瞑想をしているように見えるが、これは意識下で遅延魔法を準備しているのである。
遅延魔法を維持したまま眠るのはどのような魔道師でも不可能である。眠るということは一度意識をシャットダウンする事であり、その際に意識下に待機させていた遅延魔法式は崩壊してしまうのである。故に起床時に遅延魔法を準備するのは多くの魔道師にとっての日課である。
雷蔵は遅延魔法を12個待機させておける。これはアヴァロンの一般的な宮廷魔術師が3個と言うことを考えれば、その4倍と言う異様な数である。しかし、魔法式の効果的な組み方を体得している彼は、僅か半時間の内に12個全ての遅延魔法を完成させた。ついでに、風の精霊シルフを精霊界から召喚して待機させておく。元々火と風から作り出されたと言われる雷蔵達ピュセルは風の精霊との親和性が非常に高い。気まぐれで一所に留めておくのが難しいシルフ達も雷蔵が召喚すれば、むしろ嬉しそうに雷蔵に纏わりついてじゃれてくる。雷蔵にとっては可愛い奴らである。
準備を一通り終えたところで雷蔵は木の上から飛び降りる。背中の翼を広げ、更にシルフに支えられることで速度を調節しながら落下する雷蔵は約3秒後に地面に着陸する。
地面に降り立った雷蔵は、背後に何かの気配を感じる。まるで気配を消すことなく近づいてくるそれに、雷蔵はその方向に振り向いてそれが来るのを待つ。
木々の陰から姿を見せたのは一体のオークであった。ただし、その体格は一般的なオークと比べて一回り近く大きい。禍々しさすら感じさせるほどに鍛え上げられた肉体を金属パーツで補強した硬革鎧で包み、手には夜の闇より深い黒色の大斧を持つ。そして、オークにしては珍しく短く刈りそろえられた清潔な黒髪を持ち、その顔立ちも凶悪さの中にある種の精悍さを感じさせるものである。オークの特徴である鼻や牙もさほど目立たない大きさであり(本人はこれを恥と考えているようだが)、人間が彼を見ても一般的なオークを見るときのように醜さに嫌悪感を抱くことは少ないだろう。また、その左目は骨と革で作られた眼帯に覆われており、それは彼が主神であるオルクスの為に左目を捧げた証である。
「よう、遅かったな伊達男」
「俺の名はダグザだと言ったはずだが?」
「悪いが、野郎の名前は3日もあれば忘れちまう性質でね」
「それは実に羨ましい話だな」
軽く挨拶をする雷蔵に、ダグザと名乗るオークは無愛想に返事をする。このオークこそが、今回の侵攻の軍勢の大半を占めるオーク、そしてそれに付随するオーガやゴブリン達を指揮する者である。彼はこの軍勢の中でも抜きん出た実力者であり、身体能力や武術の腕は言うに及ばず、多少だが精霊を扱うことも出来る。ただし、一人で国家そのものの危機と成りうるほどの力を持つ雷蔵には遠く及ばないのだが。
「で、頼んでおいたことはやってくれたか?」
「ゴブリンを主に300を砦にぶつけておいた。気の利いた奴をくっつけておいたから、数日は適当に戦えるだろう」
「いいね。さすが、オルクスのチャンピオン。知恵も回るね」
雷蔵は自分の意図したことを汲んで指揮したオークに賞賛の言葉を送る。砦攻めはあくまで囮であり、無理に攻め落とす必要はない。ただ取り巻いている振りをするのならば非力なゴブリンでもできるだろう。気の利いた指揮官をつけているのなら犠牲は少ないはずだ。
「で、本隊はどうした?」
「大部分は外壁から少し離れた場所に展開させてある。精鋭100人ほどは別働隊としてこちらに引き連れてきている」
「了解。それなら一度軽くつついてみるのもいいかもな」
正面の連中に攻める振りをさせて、こちらの連中には割と本気で攻撃を仕掛けさせてみる。精鋭達は手薄な場所から侵入して適当な破壊工作をした後に離脱。雷蔵は町の上空から支援および監視だ。
この町の防衛力の大半は民兵であり、彼らは戦いの素人だ。自分達を上回る数の魔族の群れが襲い掛かってくれば大きな恐怖を感じるであろう。ましてや、町が正面以外からも攻められ、町に破壊工作員が潜入したとあれば恐慌すら起こすかもしれない。魔法は術者達に防御させ、いざとなったら雷蔵が上空から妨害を行う。アイラが同時に動き始めると厄介だが、まあ何とかなるだろう。彼女が正面のほうに向かうなら自分は即座にリミア姫に急襲をかけてしまえば彼女は防衛の為に戻らざるを得ないだろう。
その時、できるかぎり人間を殺さず負傷程度に留めておくように、この伊達男には言い含めておかなくてはならない。下手に死人を出せば、人間どもはその敵を討つために闘志を燃やすであろう。それに対し、負傷で済ませておけば痛みに喚く人間は彼らの同胞の戦意を大きく削いでくれるだろう。
「小細工を弄さず一気に攻め滅ぼしてしまえばいいのではないのか?」
ダグザは策を弄する雷蔵に少々疑念を抱き質問する。確かにあの町にはヴァーディリスを倒したと言う白い死神がいて、更に雷蔵に匹敵する実力を持った戦士がいたと言う。しかし、短時間であればリミア姫の魔法を押さえ込む手段があり、例の戦士は雷蔵が押さえ込むことができると言う。そして、通常戦力は圧倒的にこちらが上だ。ならば、一気に短期決戦に出るほうがいいのではないかと思うのだ。
「言っておくが、殺戮と略奪を止めようと考えるなら無駄だぞ? 我等魔族は戦いの後の祭典こそが生きがいなのだからな」
ダグザは雷蔵の意図をある程度察して言う。この魔族らしくないピュセルはなるべくお互いの被害を抑えるために策を弄しているのではないか、と。だとすればこの男は魔族の本懐を完全に履き違えている。魔族は戦う為に生まれ、戦いの中で死ぬのが最大の幸福だ。それを戦わせまいとするこの男には魔族の魂がないのではないか、と思えてしまう。
「それもあるんだが、そうしなきゃ戦いに勝てないって理由のほうが大きい。お前はあのアイラと言う女を甘く見すぎだ」
雷蔵はダグザの言葉に軽く舌打ちをして言う。直に対峙していない彼がそう思うのは無理のない話しだが、雷蔵はあのアイラと言う恐るべき存在がただ戦士として強いだけではなくそれ以上の力を持っている事を直感的に悟っていた。魔族の群れがまともに戦闘ができるのは彼女が町を守る、という土俵で戦っているからに過ぎない。万一、追い詰めすぎて彼女がなりふりを構わなくなれば、この軍勢は瞬時に壊滅するであろう。この状況をご破算に出来るほどの切り札を彼女は持ち合わせているはずだ。そして、それを切らなければリミア姫を守れないと感じれば躊躇なく切ってくるであろう。そうしないためにも、心理戦で彼女らの心を攻める必要があるのだ。アイラやリミア姫にプレッシャーを与え、リミア姫の心を折って降伏させるか、アイラを焦らせて隙を突いてリミア姫を誘拐するかの2択がこの魔族の軍勢の勝利へと導く道だ。
「お前がそうまで言うのならば信じてみよう」
ダグザは雷蔵の言葉に頷き、これ以上彼に異議を唱えるのはやめることにした。彼は魔族の魂を持っていないかもしれないが、それでも圧倒的な実力と卓越した知性。そして、この戦いに勝つ意志を持っている。そんな彼が勝つために必要だと言うのなら従うべきであろう。強者に敬意を払うのは魔族の掟の中でも最たるものなのだ。
ふとそこに、ダグザの耳元に語りかけるものがある。風の精霊シルフの囁きだ。どうも精霊を通して通信を送っている者がいるようだ。雷蔵もまたシルフを通してその通信を聞いていた。
『ボス! 大変です!!』
その声はどうも本隊の方を率いている部下のものであるらしい。ダグザはそれを黙って聞く。神語魔法による通信と違い、精霊による通信は伝達速度が遅いのだ。こちらから返答してはタイムロスになる。
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