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神とケーキと忠誠と!
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「アイトネー、ケーキ買って来たよー♪」
千春は日本で買い物が終わり、応接室に入ると声を掛ける、アイトネはすぐに現れた。
『やった~♪私ガトーショコラが良いわ♪』
「まだ開けてないのに・・・」
千春は苦笑いしながら箱を開ける、サフィーナはお茶を淹れ、モリアンは羨ましそうにしながら仕事をする。
「モリー、みんなは?」
「まだですねぇ、集まられるんですか?」
「うん、時間は決めてないからぼちぼち来ると思うけど、モリーも食べる?」
「良いんですかぁ!?」
「いいよ、はい、こっちが侍女用、喧嘩しないで分けてよね。」
「はーい!」
「チハル、甘やかしすぎですよ。」
「いいじゃん、いっつもお世話になってるんだし。」
「それがモリーたちの仕事でしょうに。」
サフィーナはクスッと笑いながら答える、ケーキを配膳し紅茶を並べるサフィーナ、アイトネは早速ケーキを食べ始めていた。
「はぁ~、今週忙しかったなぁ。」
千春は数日前の事を思い出す。
『マナもギリギリだったわね。』
「やっぱり?」
『もう少しマナ保有量を増やしてもいいかもしれないわね・・・これ美味しいわ♪』
「うーん、結構増えてると思うんだよなぁ、それにあんなに回復する事ってあんまりなくない?」
『そうね、領都の重傷者が集まってたものね。』
「そういえば、あの、なんちゃら子爵はどうなったんだろ。」
千春はふと思い出す様に呟くと、アイトネが答える。
『モートが関係している者全員連れて行ったわよ。』
「やっぱりそうなるよね。」
『ええ、国王が貴族の前で罪状を言って、モートがその場で連れて行ったわ。』
「いつもの公開処刑ね。」
千春が言うと、横から声を掛けられた。
「アイトネ、お前もやっただろう。」
モートは心外だと言わんばかりに呟く。
「モートさんお疲れ様です、ケーキありますよ♪」
「ありがとう。」
モートは千春の前に座ると、サフィーナがお茶を淹れる。
「どれ食べます?」
「このモコモコしたやつを頂こうか。」
「モンブランね~♪はいどうぞ、ありがとうございました。」
千春は礼を言いながらモートへモンブランケーキを出す。
「かまわない、俺の聖女達も頑張ったからな。」
「モートさん、ユラたちに甘いですもんね~♪」
「アイトネほどじゃないぞ。」
モートの言葉に千春が問いかけた。
「アイトネがやったって何なの?」
くるっと首を動かしアイトネを見る千春、アイトネはニコッと微笑み、フォークを動かした。
『・・・』
「言わんのかーい!」
ニコニコと笑うアイトネに突っ込む千春、するとモートが答える。
「チハルを悲しませた罪は重いと言って、迷宮回廊に投げ込んだ。」
「なにそれ怖い、アイトネ、なに?迷宮回廊って。」
千春が問いかけると、アイトネはモートをチラッと見る、そして話し始めた。
『私が管理している異空間よ、小さな空間で無限に迷い続けるの。』
「それだけ?」
『ええ♪』
「思ったより怖くなかった。」
千春が言うと、モートは笑いながら答える。
「歳も取らず、死ぬことも出来ず、誰一人会う事も無く、音も光も無い、あの部屋から戻ることができる時は魂も輪廻に戻せないくらい壊れている。」
「・・・やっぱり怖いわ。」
千春はアイトネをじっと見つめる。
『チハルの怒りは私の怒り、チハルの悲しみは私の悲しみ、いつも楽しそうにしている姿は私も楽しくなるの、あの子はチハルを悲しませ泣かせたのよ?』
「え?泣いたっけ?」
『ルミルちゃんの意識が戻った時泣いたじゃない。』
「それは嬉しかったからだよ?」
『ええ、それまでのチハルを見ているのは辛かったのよ、私は戻る事が分かっていたから手を出さなかったけれど・・・仮に戻らずチハルがあのまま悲しんでいたら・・・』
アイトネの顔が曇る、千春はそれを見てアイトネの手を握る。
「ありがと♪」
『♪』
満面の笑みでお礼を言う千春、アイトネはパッと微笑みケーキを食べ始めた。
-------------------------
「ヒマリ、今よろしくて?」
「はい、お義母様。」
自室でくつろぐ日葵にイショナ王妃が声を掛ける。
「コタロー、モコ、ミント、どう?この国に慣れたかしら?」
「わんっ!」
「わふっ」
「わん♪」
「慣れたそうです♪」
「それは良かったわ。」
「お義母様、なにかご用事ですか?」
日葵が問いかけると、イショナは微笑み頷く。
「ええ、明日、幾つかの貴族が取り潰しになるわ。」
「・・・あー、はい、例の。」
「すでにいくつかの当主は・・・冥界に送られたわ。」
「え?モート様ですか?」
「そう、聖女様の関わる事だからと顕現なされたわ。」
「うわぁ後でお礼しとかないとだ・・・それで、領はどうなるんですか?」
「新しい領主を選別するわ、それでお願いがあるの。」
イショナはそう言うと日葵を見る、日葵は首を傾げイショナの言葉を待つ。
「領主になる貴族に叙任するのだけれど、ヒマリにお願いしたいのよ。」
「はい・・・え?なんで私ですか!?」
「聖女に忠誠を誓うのよ。」
「そこは王様のお義父様では!?」
「ええ、勿論ファーグス・・・国王陛下にも貴族は叙任式で誓わせるわ、それに加えって事なの、ダメかしら?」
イショナの問いに日葵は眉間に皺を寄せながら天井を見上げ唸る。
「うぅ~~~~ん・・・お義母様のお願いですからやりますけどぉ、何か効果あるんですか?」
「大ありよ、ヒマリの世界の事は良く分からないけれど、この世界の忠誠は大きな役割があるのよ。」
「・・・でもたまに反乱してますよね。」
「・・・そうね。」
日葵の言葉にぐうの音も出ないイショナは苦笑いだ、すると貴族子女である侍女のコロソとジエルが日葵に言う。
「ヒマリ様、忠誠を誓うことで貴族の命は国に委ねられるのです、それにより、聖女と国家への忠義が確固たるものとなり、反乱の芽を抑える力となるのですよ。」
「そして貴族が聖女と国家へ不義理を行えば、命を持って償うのです。」
2人の言葉にイショナが頷く、日葵は少し考えながらも答えは出ていた。
「はい、わかりました、お義母様。」
「ありがとうヒマリ。」
「いえいえ、この国の役に立てるのでしたら私も嬉しいですから。」
2人は微笑み合い、コロソとジエルも微笑んだ。
千春は日本で買い物が終わり、応接室に入ると声を掛ける、アイトネはすぐに現れた。
『やった~♪私ガトーショコラが良いわ♪』
「まだ開けてないのに・・・」
千春は苦笑いしながら箱を開ける、サフィーナはお茶を淹れ、モリアンは羨ましそうにしながら仕事をする。
「モリー、みんなは?」
「まだですねぇ、集まられるんですか?」
「うん、時間は決めてないからぼちぼち来ると思うけど、モリーも食べる?」
「良いんですかぁ!?」
「いいよ、はい、こっちが侍女用、喧嘩しないで分けてよね。」
「はーい!」
「チハル、甘やかしすぎですよ。」
「いいじゃん、いっつもお世話になってるんだし。」
「それがモリーたちの仕事でしょうに。」
サフィーナはクスッと笑いながら答える、ケーキを配膳し紅茶を並べるサフィーナ、アイトネは早速ケーキを食べ始めていた。
「はぁ~、今週忙しかったなぁ。」
千春は数日前の事を思い出す。
『マナもギリギリだったわね。』
「やっぱり?」
『もう少しマナ保有量を増やしてもいいかもしれないわね・・・これ美味しいわ♪』
「うーん、結構増えてると思うんだよなぁ、それにあんなに回復する事ってあんまりなくない?」
『そうね、領都の重傷者が集まってたものね。』
「そういえば、あの、なんちゃら子爵はどうなったんだろ。」
千春はふと思い出す様に呟くと、アイトネが答える。
『モートが関係している者全員連れて行ったわよ。』
「やっぱりそうなるよね。」
『ええ、国王が貴族の前で罪状を言って、モートがその場で連れて行ったわ。』
「いつもの公開処刑ね。」
千春が言うと、横から声を掛けられた。
「アイトネ、お前もやっただろう。」
モートは心外だと言わんばかりに呟く。
「モートさんお疲れ様です、ケーキありますよ♪」
「ありがとう。」
モートは千春の前に座ると、サフィーナがお茶を淹れる。
「どれ食べます?」
「このモコモコしたやつを頂こうか。」
「モンブランね~♪はいどうぞ、ありがとうございました。」
千春は礼を言いながらモートへモンブランケーキを出す。
「かまわない、俺の聖女達も頑張ったからな。」
「モートさん、ユラたちに甘いですもんね~♪」
「アイトネほどじゃないぞ。」
モートの言葉に千春が問いかけた。
「アイトネがやったって何なの?」
くるっと首を動かしアイトネを見る千春、アイトネはニコッと微笑み、フォークを動かした。
『・・・』
「言わんのかーい!」
ニコニコと笑うアイトネに突っ込む千春、するとモートが答える。
「チハルを悲しませた罪は重いと言って、迷宮回廊に投げ込んだ。」
「なにそれ怖い、アイトネ、なに?迷宮回廊って。」
千春が問いかけると、アイトネはモートをチラッと見る、そして話し始めた。
『私が管理している異空間よ、小さな空間で無限に迷い続けるの。』
「それだけ?」
『ええ♪』
「思ったより怖くなかった。」
千春が言うと、モートは笑いながら答える。
「歳も取らず、死ぬことも出来ず、誰一人会う事も無く、音も光も無い、あの部屋から戻ることができる時は魂も輪廻に戻せないくらい壊れている。」
「・・・やっぱり怖いわ。」
千春はアイトネをじっと見つめる。
『チハルの怒りは私の怒り、チハルの悲しみは私の悲しみ、いつも楽しそうにしている姿は私も楽しくなるの、あの子はチハルを悲しませ泣かせたのよ?』
「え?泣いたっけ?」
『ルミルちゃんの意識が戻った時泣いたじゃない。』
「それは嬉しかったからだよ?」
『ええ、それまでのチハルを見ているのは辛かったのよ、私は戻る事が分かっていたから手を出さなかったけれど・・・仮に戻らずチハルがあのまま悲しんでいたら・・・』
アイトネの顔が曇る、千春はそれを見てアイトネの手を握る。
「ありがと♪」
『♪』
満面の笑みでお礼を言う千春、アイトネはパッと微笑みケーキを食べ始めた。
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「ヒマリ、今よろしくて?」
「はい、お義母様。」
自室でくつろぐ日葵にイショナ王妃が声を掛ける。
「コタロー、モコ、ミント、どう?この国に慣れたかしら?」
「わんっ!」
「わふっ」
「わん♪」
「慣れたそうです♪」
「それは良かったわ。」
「お義母様、なにかご用事ですか?」
日葵が問いかけると、イショナは微笑み頷く。
「ええ、明日、幾つかの貴族が取り潰しになるわ。」
「・・・あー、はい、例の。」
「すでにいくつかの当主は・・・冥界に送られたわ。」
「え?モート様ですか?」
「そう、聖女様の関わる事だからと顕現なされたわ。」
「うわぁ後でお礼しとかないとだ・・・それで、領はどうなるんですか?」
「新しい領主を選別するわ、それでお願いがあるの。」
イショナはそう言うと日葵を見る、日葵は首を傾げイショナの言葉を待つ。
「領主になる貴族に叙任するのだけれど、ヒマリにお願いしたいのよ。」
「はい・・・え?なんで私ですか!?」
「聖女に忠誠を誓うのよ。」
「そこは王様のお義父様では!?」
「ええ、勿論ファーグス・・・国王陛下にも貴族は叙任式で誓わせるわ、それに加えって事なの、ダメかしら?」
イショナの問いに日葵は眉間に皺を寄せながら天井を見上げ唸る。
「うぅ~~~~ん・・・お義母様のお願いですからやりますけどぉ、何か効果あるんですか?」
「大ありよ、ヒマリの世界の事は良く分からないけれど、この世界の忠誠は大きな役割があるのよ。」
「・・・でもたまに反乱してますよね。」
「・・・そうね。」
日葵の言葉にぐうの音も出ないイショナは苦笑いだ、すると貴族子女である侍女のコロソとジエルが日葵に言う。
「ヒマリ様、忠誠を誓うことで貴族の命は国に委ねられるのです、それにより、聖女と国家への忠義が確固たるものとなり、反乱の芽を抑える力となるのですよ。」
「そして貴族が聖女と国家へ不義理を行えば、命を持って償うのです。」
2人の言葉にイショナが頷く、日葵は少し考えながらも答えは出ていた。
「はい、わかりました、お義母様。」
「ありがとうヒマリ。」
「いえいえ、この国の役に立てるのでしたら私も嬉しいですから。」
2人は微笑み合い、コロソとジエルも微笑んだ。
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