14 / 114
本編
第11話 馬の要らない馬車です
しおりを挟む
お庭に到着した。
「渡すと言いましたが、まだ造ってないので、今から造りますね」
(創造魔法 クリエイト)
見た目は馬車だが車輪もなく馬が引くわけではなく手綱のかわりにハンドルの付いている馬車。
見た目は完全に通常の馬車だが外からではわからない簡易なサスペンションが付いた馬車を三つずつ作った。
「何だ?一方は普通の馬車のようだが……もう一方は車輪がないな」
「はい、車輪がないのは馬を必要としない魔動馬車で、馬がいらないので馬の休憩が必要ありませんし、馬車自体が浮いて、ハンドルを握り行きたい方向を念じれば思い通りに好きな方向に移動することができますし、更に馬が引く馬車の五倍は早く走ります」
私は、魔動馬車の説明を国王陛下たちにした。
「私とカイル兄様は七つの村々を廻るのに一週間かかったのですが、この魔動馬車ならあのくらいの距離であれば、行ったその日に到着できますし、早朝に出発して用事をさっさと済ませてしまえば日帰りもできちゃいます」
「何!!馬車なら一週間かかる距離をその日のうちに着くだと!!」
「もう一方は完全には見た目は普通の馬車ですが、お二人は王族や公爵家の方なので宿を取り寝泊まりされていると思いますが、この馬車は車内を時空間魔法で拡張してありますので野営をしなければならない場合でも大丈夫です」
次にもう一方の馬車についての説明をした。
「馬車の中にキッチンがあるので、調理し食事をしたり、部屋もたくさんありますので、家族皆で寝ることも出来ますし、各部屋広々でベッドやお風呂、トイレ備え付てありますからお屋敷馬車とでも名付けましょうかね」
「「「!!」」」
驚いてくれたみたいですね。プレゼントのしがいがありますね。
「アイリス、私が思っていた以上にやりすぎだ」
あれ?カイル兄様それは言いすぎですよ。
そんなことないです。快適に移動したいじゃん。お尻痛いの嫌だもん。
「これは両方ともに馬車革命と言っていい代物じだな」
「移動が楽になるのは助かるからな、ありがたく頂戴しよう」
「しかし、見た目が普通の馬車であるお屋敷馬車は中を見せなければ問題はないが、魔動馬車は量産して普及させてからでなければ気安く使えんな……これは、他の者でも作れるのか? 」
「はい、面倒なので魔法で作りましたが、魔動馬車に関しては車輪のなしの馬車を造り魔石をメイン用とサブ用の二つを設置してハンドルを取り付けてハンドルとメイン魔石と接続できるような構造にすればいいだけなので私でなくても造れると思いますよ」
造りは簡単だから知識があれば誰でも造れると思うけどな。国王陛下たちの顔を見るとそうでもないのかな?
「そうか、なら落ち着いてからで構わぬから馬車職人と魔道具師に制作方法を教えてやってくれ」
「わかりました、お屋敷馬車はいいのですか?」
「お屋敷馬車は、時空間魔法を使える者でなければ無理だからな、先ほどまでは国が把握をしている時空間魔法使いは、存在しなかった」
時空間魔法使える人いないの?便利な魔法だけど稀少ってことかな?
「今知らされたことにで現在、存在する時空間魔法使いは世界でただ一人アイリスだけので、他の者には造れないから普及させたいならアイリス一人で造ることになるし、誰にも真似できんから大儲けできるな、馬車職人は職を失う者も出るかもしれんがな」
私しか造れないなら大儲け間違いなしだね。でも職人さんが仕事失いかねないと聞くとな……
「アイリス嬢しか造れないので価格も高くなりますから王家や上位貴族が買えるくらいでしょうね」
造れる者が一人しかおらず、稀少な魔法で造られていれば、価格が高くなるのは必然だよね。
「平民も使う乗り合い馬車と今後魔動馬車を造ることになるのですから職人が失業するような心配もないでしょう恐く……」
「国王陛下、アイリスの存在がこの国だけでなく、この世界を大きく変えてしまいそうですね」
「そうだな……この国が発展するならよしとしよう」
カイル兄様……私に世界を変える力なんかないよ。
国王陛下もカイル兄様に同意しちゃってなるようになれって感じだ。
エリック宰相様は現状に理解が追いついてないって感じの表情をされている……なぜだ。
「カイル兄様、ハルムート公爵領の商人が来るって言ってましたよね?
交渉しなければなりませんからそろそろ村に戻りましょう」
「国王陛下、エリック宰相、我々はこれで失礼します」
「わかった、また何かあれば王城に来てくれてかまわない」
「わかりました」
私は自分達が使う用の魔動馬車とお屋敷馬車を無限収納に仕舞った。
国王陛下とエリック宰相様に二つの馬車が収納できる容量のアイテムバッグを渡し、カイル兄様とまた転移魔法でナンシーさんの村に転移した。
「お帰りなさいませ。カイル様、アイリス様」
「「ただいま」」
ナンシーさんの村に転移するとそこには専属たちがいて出迎えてくれた。
「渡すと言いましたが、まだ造ってないので、今から造りますね」
(創造魔法 クリエイト)
見た目は馬車だが車輪もなく馬が引くわけではなく手綱のかわりにハンドルの付いている馬車。
見た目は完全に通常の馬車だが外からではわからない簡易なサスペンションが付いた馬車を三つずつ作った。
「何だ?一方は普通の馬車のようだが……もう一方は車輪がないな」
「はい、車輪がないのは馬を必要としない魔動馬車で、馬がいらないので馬の休憩が必要ありませんし、馬車自体が浮いて、ハンドルを握り行きたい方向を念じれば思い通りに好きな方向に移動することができますし、更に馬が引く馬車の五倍は早く走ります」
私は、魔動馬車の説明を国王陛下たちにした。
「私とカイル兄様は七つの村々を廻るのに一週間かかったのですが、この魔動馬車ならあのくらいの距離であれば、行ったその日に到着できますし、早朝に出発して用事をさっさと済ませてしまえば日帰りもできちゃいます」
「何!!馬車なら一週間かかる距離をその日のうちに着くだと!!」
「もう一方は完全には見た目は普通の馬車ですが、お二人は王族や公爵家の方なので宿を取り寝泊まりされていると思いますが、この馬車は車内を時空間魔法で拡張してありますので野営をしなければならない場合でも大丈夫です」
次にもう一方の馬車についての説明をした。
「馬車の中にキッチンがあるので、調理し食事をしたり、部屋もたくさんありますので、家族皆で寝ることも出来ますし、各部屋広々でベッドやお風呂、トイレ備え付てありますからお屋敷馬車とでも名付けましょうかね」
「「「!!」」」
驚いてくれたみたいですね。プレゼントのしがいがありますね。
「アイリス、私が思っていた以上にやりすぎだ」
あれ?カイル兄様それは言いすぎですよ。
そんなことないです。快適に移動したいじゃん。お尻痛いの嫌だもん。
「これは両方ともに馬車革命と言っていい代物じだな」
「移動が楽になるのは助かるからな、ありがたく頂戴しよう」
「しかし、見た目が普通の馬車であるお屋敷馬車は中を見せなければ問題はないが、魔動馬車は量産して普及させてからでなければ気安く使えんな……これは、他の者でも作れるのか? 」
「はい、面倒なので魔法で作りましたが、魔動馬車に関しては車輪のなしの馬車を造り魔石をメイン用とサブ用の二つを設置してハンドルを取り付けてハンドルとメイン魔石と接続できるような構造にすればいいだけなので私でなくても造れると思いますよ」
造りは簡単だから知識があれば誰でも造れると思うけどな。国王陛下たちの顔を見るとそうでもないのかな?
「そうか、なら落ち着いてからで構わぬから馬車職人と魔道具師に制作方法を教えてやってくれ」
「わかりました、お屋敷馬車はいいのですか?」
「お屋敷馬車は、時空間魔法を使える者でなければ無理だからな、先ほどまでは国が把握をしている時空間魔法使いは、存在しなかった」
時空間魔法使える人いないの?便利な魔法だけど稀少ってことかな?
「今知らされたことにで現在、存在する時空間魔法使いは世界でただ一人アイリスだけので、他の者には造れないから普及させたいならアイリス一人で造ることになるし、誰にも真似できんから大儲けできるな、馬車職人は職を失う者も出るかもしれんがな」
私しか造れないなら大儲け間違いなしだね。でも職人さんが仕事失いかねないと聞くとな……
「アイリス嬢しか造れないので価格も高くなりますから王家や上位貴族が買えるくらいでしょうね」
造れる者が一人しかおらず、稀少な魔法で造られていれば、価格が高くなるのは必然だよね。
「平民も使う乗り合い馬車と今後魔動馬車を造ることになるのですから職人が失業するような心配もないでしょう恐く……」
「国王陛下、アイリスの存在がこの国だけでなく、この世界を大きく変えてしまいそうですね」
「そうだな……この国が発展するならよしとしよう」
カイル兄様……私に世界を変える力なんかないよ。
国王陛下もカイル兄様に同意しちゃってなるようになれって感じだ。
エリック宰相様は現状に理解が追いついてないって感じの表情をされている……なぜだ。
「カイル兄様、ハルムート公爵領の商人が来るって言ってましたよね?
交渉しなければなりませんからそろそろ村に戻りましょう」
「国王陛下、エリック宰相、我々はこれで失礼します」
「わかった、また何かあれば王城に来てくれてかまわない」
「わかりました」
私は自分達が使う用の魔動馬車とお屋敷馬車を無限収納に仕舞った。
国王陛下とエリック宰相様に二つの馬車が収納できる容量のアイテムバッグを渡し、カイル兄様とまた転移魔法でナンシーさんの村に転移した。
「お帰りなさいませ。カイル様、アイリス様」
「「ただいま」」
ナンシーさんの村に転移するとそこには専属たちがいて出迎えてくれた。
205
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる