27 / 114
本編
第24話 流しそうめん&そうめん流し大会②
しおりを挟む
カイトさんとトマスさん、そして住民たちが竹を切って来てくれたので、竹を半分に割って、面倒臭いけど一つ一つ節を取っていった。
とり終わったら繋げて、一・五キロの流しそうめん用の竹の樋ができた。
「節を取るの魔法でやればもっと早く終わったな」
いつもは、ちゃちゃっと魔法使うのに節とりは、みんなで工具を使って手作業でやったのである。
「ギザギザしたところとかあるから、魔法できれいに整えちゃうね」
とった節部分をきれいに整えて、次は、竹を立てる土台となるものを作った。
「ある程度、傾斜にしないとそうめんが流れないから長さ変えてね」
「はい。わかりました」
土台もできたので、ちゃんと流れるか試しに水を流してみた。
「うん。うまく流れていっているね」
なんと調整なしに一発で成功した。
まあ、水だけで、そうめんは流してないからそうめんがうまく流れるかは、まだわからないけどね。
次に、そうめん流し用の水流を発生させる装置のついた少し大きめの桶と一体になった円卓テーブルを十個魔法で作った。
流しそうめん用の竹製の樋と土台も魔法で作った方がはやいのだけど、私が自分の手で、竹製の樋を作りたかったんだよね。
魔法で、工程を無視して、乾麺のそうめんを二万万束製造し、めんつゆを入れる器を人数分より少し多めに制作した。
「これを明日、茹でるのか。大きな鍋とコンロを作った方が一気に茹でられるよね」
というわけで、予定外のそうめんを茹でる用のとても大きな鍋を四つと鍋のサイズに合わせたコンロを四つ魔法で作った。
カイル兄様から説教されるかもだけど、今後祭りで炊き出しとかしたりして、つかえるからいいよね。
明日の流しそうめん&そうめん流し大会は出きるね。
明日は、各村から数台の魔動馬車に乗って、各村から旧公爵邸のあるここに全住民が集まるのだ。
明日は、たくさんのそうめんを茹でておかないとな。
今からめんつゆを作るのは可能だけど、めんつゆを冷やしておくための冷蔵庫がないからな。
屋敷の冷蔵庫は、大きいけど他の食材が入っているし、たくさんのめんつゆを入れておくスペースは、ないだろうからめんつゆは、魔法で明日作ればいいだろう。
「カイル兄様、明日必要な物は、作り終えました。」
「わかった」
「あと、予定になかったですが、そうめんを茹でるための大きな鍋とそれに合わせたコンロも作りました」
「わかった。それくらいならいいだろう。炊き出しをしたりしたときなどに役立ちそうだからな」
おお、事後報告なのに今回は説教なしだ。
説教がなかったことに、助かったとほっとした。
明日、楽しみだな。
今からワクワクがとまらない。
今夜、眠れるかな……明日、寝不足とか体調不良とかあり得ないからな。
私自ら、ここまで準備したのに参加できないとか最悪だからね。
「みんな、今日は準備ご苦労だった。明日は、みんな楽しんでくれ。
村々が一つの町になって、住民全員で行う初めての大イベントだからな」
『はい。楽しみます』
そうだね。町になって、初めての大イベント……みんなも楽しみにしているみたいだ。
テンション上がってきた。
あれ、熱が上がってきたかな?まずいまずい……
今日は、早めに休もう。
とり終わったら繋げて、一・五キロの流しそうめん用の竹の樋ができた。
「節を取るの魔法でやればもっと早く終わったな」
いつもは、ちゃちゃっと魔法使うのに節とりは、みんなで工具を使って手作業でやったのである。
「ギザギザしたところとかあるから、魔法できれいに整えちゃうね」
とった節部分をきれいに整えて、次は、竹を立てる土台となるものを作った。
「ある程度、傾斜にしないとそうめんが流れないから長さ変えてね」
「はい。わかりました」
土台もできたので、ちゃんと流れるか試しに水を流してみた。
「うん。うまく流れていっているね」
なんと調整なしに一発で成功した。
まあ、水だけで、そうめんは流してないからそうめんがうまく流れるかは、まだわからないけどね。
次に、そうめん流し用の水流を発生させる装置のついた少し大きめの桶と一体になった円卓テーブルを十個魔法で作った。
流しそうめん用の竹製の樋と土台も魔法で作った方がはやいのだけど、私が自分の手で、竹製の樋を作りたかったんだよね。
魔法で、工程を無視して、乾麺のそうめんを二万万束製造し、めんつゆを入れる器を人数分より少し多めに制作した。
「これを明日、茹でるのか。大きな鍋とコンロを作った方が一気に茹でられるよね」
というわけで、予定外のそうめんを茹でる用のとても大きな鍋を四つと鍋のサイズに合わせたコンロを四つ魔法で作った。
カイル兄様から説教されるかもだけど、今後祭りで炊き出しとかしたりして、つかえるからいいよね。
明日の流しそうめん&そうめん流し大会は出きるね。
明日は、各村から数台の魔動馬車に乗って、各村から旧公爵邸のあるここに全住民が集まるのだ。
明日は、たくさんのそうめんを茹でておかないとな。
今からめんつゆを作るのは可能だけど、めんつゆを冷やしておくための冷蔵庫がないからな。
屋敷の冷蔵庫は、大きいけど他の食材が入っているし、たくさんのめんつゆを入れておくスペースは、ないだろうからめんつゆは、魔法で明日作ればいいだろう。
「カイル兄様、明日必要な物は、作り終えました。」
「わかった」
「あと、予定になかったですが、そうめんを茹でるための大きな鍋とそれに合わせたコンロも作りました」
「わかった。それくらいならいいだろう。炊き出しをしたりしたときなどに役立ちそうだからな」
おお、事後報告なのに今回は説教なしだ。
説教がなかったことに、助かったとほっとした。
明日、楽しみだな。
今からワクワクがとまらない。
今夜、眠れるかな……明日、寝不足とか体調不良とかあり得ないからな。
私自ら、ここまで準備したのに参加できないとか最悪だからね。
「みんな、今日は準備ご苦労だった。明日は、みんな楽しんでくれ。
村々が一つの町になって、住民全員で行う初めての大イベントだからな」
『はい。楽しみます』
そうだね。町になって、初めての大イベント……みんなも楽しみにしているみたいだ。
テンション上がってきた。
あれ、熱が上がってきたかな?まずいまずい……
今日は、早めに休もう。
128
あなたにおすすめの小説
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
魔法物語 - 倒したモンスターの魔法を習得する加護がチートすぎる件について -
花京院 光
ファンタジー
全ての生命が生まれながらにして持つ魔力。
魔力によって作られる魔法は、日常生活を潤し、モンスターの魔の手から地域を守る。
十五歳の誕生日を迎え、魔術師になる夢を叶えるために、俺は魔法都市を目指して旅に出た。
俺は旅の途中で、「討伐したモンスターの魔法を習得する」という反則的な加護を手に入れた……。
モンスターが巣食う剣と魔法の世界で、チート級の能力に慢心しない主人公が、努力を重ねて魔術師を目指す物語です。
スラム街の幼女、魔導書を拾う。
海夏世もみじ
ファンタジー
スラム街でたくましく生きている六歳の幼女エシラはある日、貴族のゴミ捨て場で一冊の本を拾う。その本は一人たりとも契約できた者はいない伝説の魔導書だったが、彼女はなぜか契約できてしまう。
それからというもの、様々なトラブルに巻き込まれいくうちにみるみる強くなり、スラム街から世界へと羽ばたいて行く。
これは、その魔導書で人々の忘れ物を取り戻してゆき、決して忘れない、忘れられない〝忘れじの魔女〟として生きるための物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる