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第伍話 異世界に転移したようですが、話と違いませんか……
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心の準備も出来てないまま、転移させられた私は、気がつくと、森の中にいました。
「おい。用意した家の中に転移するはずじゃなかったのかよ。」
これが異世界に転移した私の第一声でした。そして、日本での最後の言葉となったフラグが無事回収されてしまいました。(苦笑)
「ここ、どこの森だよ。ダメ神また失敗しやがったな。あんなこと言うんじゃなかった。 ダメ神が用意した家があるという都市って、ここから遠くないだろうな。」
不満を言っても、ダメ神がいるわけでもないし、森の中なので、まわりに人がいるわけでもない。更に言えば、家があるという都市の名前もしらない。
「失敗しまくるダメ神なんだし、失敗するのを前提に考えて、都市の名前聞いておくべきだったな。
心の準備ができてないうちに、転移させらたから聞く暇もなかったけど……」
「そういえば、究極ナビスキルがあるから、起動して聞いてみればいいんじゃない。私のあわてんぼさん♥️」
柄にもないことを言って、自分がイタいと思い、凹んだが、気を取り直して、ナビを起動してみることにした。
「ナビ起動っと」
すると、頭の中に声が響いた。
(どうもぉ~、究極ナビスキルを司ってますぅ~、ヴィーナで~すぅ❣️ ヴィーナちゃんって呼んでねぇ~♥️)
頭痛がしてきた。決して声が頭の中に響いたからではない。
ナビだし、音声案内があってもいい。日本でもカーナビやスマホなどのアプリは音声案内してくれる。凄いスキルみたいだから自我があるといういいだろう。
小説とかであったりするのは、知性を感じるような女性で、たまにキャラ違いなお茶目な解説したりとか、イケボの男性だったりだろう。
私が好きで読んでいたラノベに登場するのが、そうだっただけで、必ずそうであるべきという事ではない。
しかし、何故にこのナビスキルは野太い声のオネェなんだぁ~。
ダメ神が説明で、起動後は常時発動状態と言っていたよね。私、このオネェナビスキルとうまくやっていけるのだろうか。
と思うと、転移して早々、どっと疲れがてた。肉体的にではない、精神的にである。
日本にあるカーナビなどは音声変更とかできたりしたし、凄いスキルならそのくらいできるかもと淡い期待をして、聞いてみたのだが……
(無理ね)
きっぱりと言われた。
これが私の人生初のスキル使用となったのある。
さあ、気を取り直して 今、知りたいことを聞くとしますかね。
(ヴィーナ、この森には呼び名ついてたりすの? 何て都市かわからないけど、私に用意された家があるみたいなんだけど、ここからどのくらいのかかるのかな?)
と口に出さずとも大丈夫と説明されていたので、心の中でヴィーナに問いかけてみた。
(もぉ~う、ヴィーナちゃんって、呼んでって言ったじゃないのよ~♥️)
(ヴィーナ、説明)
(ヴィーナちゃんでしょ♥️)
(ヴィーナ)
(ヴィーナちゃんだってばぁ~♥️)
こんな、どうでもいいやりとりを数分間、頭の中でやり合った。
そして、いい加減教えろと思っていると、ヴィーナが
(もういいわぁ、好きに呼びなさい。)
と折れた。
やった勝ったぜぇ~
いやいや勝ち負けじゃない、さっさと教えてもらわんと
(じゃあ、教えて頂戴。)
(グリフィールの森、通称 黄泉の森と呼ばれているわねぇ☆ここはねぇ~、その森の最奥部ねぇ~❤️)
(貴女に用意された家は、シュペルブ王国にある王都ターブルロンドにあるわぁ。とても良いところよん♥️)
(ここからだと、馬車で一ヶ月ってとこかしらねぇ。この森から出られればだけど……)
(まぁ、貴女ならスキルもあるし、無事に出られるでしょう。)
通称は知りたくなかった。黄泉って、あの世ことだよね。たしか。
ヴィーナも貴女ならスキルもあるし、無事に出られるとか言ってたけど、この森に入ると生きて帰って来れないから、そんな恐ろしい通称ついたんだろうなぁ。ガクブル
しかもその森の最奥部って……ガクガクブルブル
ここから馬車で1ヶ月って、遠すぎるだろう
「またやってくれたなダメ神がぁ~ フンガァ」
恐怖もあったが、最終的にダメ神への怒りの方が勝った私であった。
「おい。用意した家の中に転移するはずじゃなかったのかよ。」
これが異世界に転移した私の第一声でした。そして、日本での最後の言葉となったフラグが無事回収されてしまいました。(苦笑)
「ここ、どこの森だよ。ダメ神また失敗しやがったな。あんなこと言うんじゃなかった。 ダメ神が用意した家があるという都市って、ここから遠くないだろうな。」
不満を言っても、ダメ神がいるわけでもないし、森の中なので、まわりに人がいるわけでもない。更に言えば、家があるという都市の名前もしらない。
「失敗しまくるダメ神なんだし、失敗するのを前提に考えて、都市の名前聞いておくべきだったな。
心の準備ができてないうちに、転移させらたから聞く暇もなかったけど……」
「そういえば、究極ナビスキルがあるから、起動して聞いてみればいいんじゃない。私のあわてんぼさん♥️」
柄にもないことを言って、自分がイタいと思い、凹んだが、気を取り直して、ナビを起動してみることにした。
「ナビ起動っと」
すると、頭の中に声が響いた。
(どうもぉ~、究極ナビスキルを司ってますぅ~、ヴィーナで~すぅ❣️ ヴィーナちゃんって呼んでねぇ~♥️)
頭痛がしてきた。決して声が頭の中に響いたからではない。
ナビだし、音声案内があってもいい。日本でもカーナビやスマホなどのアプリは音声案内してくれる。凄いスキルみたいだから自我があるといういいだろう。
小説とかであったりするのは、知性を感じるような女性で、たまにキャラ違いなお茶目な解説したりとか、イケボの男性だったりだろう。
私が好きで読んでいたラノベに登場するのが、そうだっただけで、必ずそうであるべきという事ではない。
しかし、何故にこのナビスキルは野太い声のオネェなんだぁ~。
ダメ神が説明で、起動後は常時発動状態と言っていたよね。私、このオネェナビスキルとうまくやっていけるのだろうか。
と思うと、転移して早々、どっと疲れがてた。肉体的にではない、精神的にである。
日本にあるカーナビなどは音声変更とかできたりしたし、凄いスキルならそのくらいできるかもと淡い期待をして、聞いてみたのだが……
(無理ね)
きっぱりと言われた。
これが私の人生初のスキル使用となったのある。
さあ、気を取り直して 今、知りたいことを聞くとしますかね。
(ヴィーナ、この森には呼び名ついてたりすの? 何て都市かわからないけど、私に用意された家があるみたいなんだけど、ここからどのくらいのかかるのかな?)
と口に出さずとも大丈夫と説明されていたので、心の中でヴィーナに問いかけてみた。
(もぉ~う、ヴィーナちゃんって、呼んでって言ったじゃないのよ~♥️)
(ヴィーナ、説明)
(ヴィーナちゃんでしょ♥️)
(ヴィーナ)
(ヴィーナちゃんだってばぁ~♥️)
こんな、どうでもいいやりとりを数分間、頭の中でやり合った。
そして、いい加減教えろと思っていると、ヴィーナが
(もういいわぁ、好きに呼びなさい。)
と折れた。
やった勝ったぜぇ~
いやいや勝ち負けじゃない、さっさと教えてもらわんと
(じゃあ、教えて頂戴。)
(グリフィールの森、通称 黄泉の森と呼ばれているわねぇ☆ここはねぇ~、その森の最奥部ねぇ~❤️)
(貴女に用意された家は、シュペルブ王国にある王都ターブルロンドにあるわぁ。とても良いところよん♥️)
(ここからだと、馬車で一ヶ月ってとこかしらねぇ。この森から出られればだけど……)
(まぁ、貴女ならスキルもあるし、無事に出られるでしょう。)
通称は知りたくなかった。黄泉って、あの世ことだよね。たしか。
ヴィーナも貴女ならスキルもあるし、無事に出られるとか言ってたけど、この森に入ると生きて帰って来れないから、そんな恐ろしい通称ついたんだろうなぁ。ガクブル
しかもその森の最奥部って……ガクガクブルブル
ここから馬車で1ヶ月って、遠すぎるだろう
「またやってくれたなダメ神がぁ~ フンガァ」
恐怖もあったが、最終的にダメ神への怒りの方が勝った私であった。
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