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第漆拾捌話 レガールリニューアル
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レガールに到着すると相変わらずの繁盛ぶりで、リフォームして二階と三階が増築され、更にお客さんが入れるようになっていたが店内は混みあっていた。
「アオイちゃん、いらっしゃい。」
「マーガレットさん、相変わらず大繁盛ですね。
忙しいのに申し訳ないのですが、ダニエルさんと話したいのですが、大丈夫ですかね?」
「大丈夫よ。三階建てに増築と調理場や休憩所を広くする際に料理担当も接客担当も大幅に増員したから店長も多少はゆっくりする時間をつくれるようなったからね。
増築したからお客さんが多く入店でき、待ち時間も短縮されたから更に繁盛しているけどね。
これもアオイちゃんのお陰だって、店長も喜んでいたわよ。」
「店長、呼んでくるから休憩所で待っていてね。」
リフォームで、従業員増員のために調理場と従業員スペースを広くしたから一階の飲食スペースはほぼカウンター席で、テーブル席は四つくらいしかなく狭くなったけど、二階、三階は全てテーブル席になっているらしく、席数が大幅に増え、たくさんお客さんが入れるようになったらしい。
調理場も広くなり、従業員も増えたから提供までの時間もはやまり、回転率もいいのだろう。
私みたいに空間魔法使えれば、増築じゃなくて空間拡張すれば一日で広くできちゃうけど、流石に大工さんに空間魔法使える人はいないから増築したんだろうけど、リフォームまでにそこまで日数かかってないけど、家を建てたり、リフォームしたりするのにも異世界だし魔法つかったりするのかな?
そんなことを考えていたらダニエルさんがやってきた。
「アオイちゃん。話ってなんだい?」
「はい。貴族区域の支店が今日オープンするので、知らせに来ました。
あとは、レオン兄さんから聞いて、料理人さんたちにいいお話があるので、従業員さん減っちゃうことになるかもですが伝えに来ました。」
「そうか。オープンするのか。貴族区域の方は、公爵家の店だから支店と言えるのかわからんが繁盛するといいな。
それと増やしたばかりなのに従業員が減るかもってどういうことだい?」
確かにプリンとかデザート系はレガールで出しているものと同じメニューだけどメインとかは貴族向けのものを提供するし、公爵家が経営するから支店とは言えないかもな。
あとこの話を聞いたらダニエルさん驚くだろうな。
ダニエルさんや新しく入った料理人さんは流石に無理だけど、前からいる料理人さんがやってみたいっていえばダニエルさんは、迷いなく送り出すだろうな。
「確かにそうですね。
はい。レシピを習いに公爵家の料理長さんたちが来られたじゃないですか。
その料理長さんは、元王宮料理長だった人でレガールの料理人さんたちは、腕がいいと褒めてたらしいんです。
それで、やる気があれば、支店で王族や貴族の対応の経験を積んでからになりますが、王宮料理人として働けるように推薦してもいいと言っていたみたいです。」
「!!」
「本当か。名のある料理人だろうとは思っていたが、元王宮料理長だったのか。
俺は、そんな方に教えていたのか……
うちの厨房で働いているやつで、やりたいと言うやつがいればその時は頼む。」
「チキショー。カイが成人していて、店を任せられたら俺がやりたいくらいだな。王宮料理人は料理に関わる者憧れだからな。」
「わかった。新人どもは無理だが、古株のやつらに聞いてみる。
ああ、いいな。俺もやってみてぇな王宮料理人……レベッカを店長にして、サンチェスに調理責任者任せればいけるか……」
ダニエルさんは自分が王宮料理人になりたいって思っているみたいだな。
まあ、料理人にとっての憧れだし、普通に飲食店やっていてもこんな機会はないだろうから当然か。
ダニエルさんとの話を終え、レガールで食事を済ませ、フルールに向かった。
マックスさんからアドバイスをもらったりしたらしく、レガールの料理は、以前より更に美味しくなっていた。
「アオイちゃん、いらっしゃい。」
「マーガレットさん、相変わらず大繁盛ですね。
忙しいのに申し訳ないのですが、ダニエルさんと話したいのですが、大丈夫ですかね?」
「大丈夫よ。三階建てに増築と調理場や休憩所を広くする際に料理担当も接客担当も大幅に増員したから店長も多少はゆっくりする時間をつくれるようなったからね。
増築したからお客さんが多く入店でき、待ち時間も短縮されたから更に繁盛しているけどね。
これもアオイちゃんのお陰だって、店長も喜んでいたわよ。」
「店長、呼んでくるから休憩所で待っていてね。」
リフォームで、従業員増員のために調理場と従業員スペースを広くしたから一階の飲食スペースはほぼカウンター席で、テーブル席は四つくらいしかなく狭くなったけど、二階、三階は全てテーブル席になっているらしく、席数が大幅に増え、たくさんお客さんが入れるようになったらしい。
調理場も広くなり、従業員も増えたから提供までの時間もはやまり、回転率もいいのだろう。
私みたいに空間魔法使えれば、増築じゃなくて空間拡張すれば一日で広くできちゃうけど、流石に大工さんに空間魔法使える人はいないから増築したんだろうけど、リフォームまでにそこまで日数かかってないけど、家を建てたり、リフォームしたりするのにも異世界だし魔法つかったりするのかな?
そんなことを考えていたらダニエルさんがやってきた。
「アオイちゃん。話ってなんだい?」
「はい。貴族区域の支店が今日オープンするので、知らせに来ました。
あとは、レオン兄さんから聞いて、料理人さんたちにいいお話があるので、従業員さん減っちゃうことになるかもですが伝えに来ました。」
「そうか。オープンするのか。貴族区域の方は、公爵家の店だから支店と言えるのかわからんが繁盛するといいな。
それと増やしたばかりなのに従業員が減るかもってどういうことだい?」
確かにプリンとかデザート系はレガールで出しているものと同じメニューだけどメインとかは貴族向けのものを提供するし、公爵家が経営するから支店とは言えないかもな。
あとこの話を聞いたらダニエルさん驚くだろうな。
ダニエルさんや新しく入った料理人さんは流石に無理だけど、前からいる料理人さんがやってみたいっていえばダニエルさんは、迷いなく送り出すだろうな。
「確かにそうですね。
はい。レシピを習いに公爵家の料理長さんたちが来られたじゃないですか。
その料理長さんは、元王宮料理長だった人でレガールの料理人さんたちは、腕がいいと褒めてたらしいんです。
それで、やる気があれば、支店で王族や貴族の対応の経験を積んでからになりますが、王宮料理人として働けるように推薦してもいいと言っていたみたいです。」
「!!」
「本当か。名のある料理人だろうとは思っていたが、元王宮料理長だったのか。
俺は、そんな方に教えていたのか……
うちの厨房で働いているやつで、やりたいと言うやつがいればその時は頼む。」
「チキショー。カイが成人していて、店を任せられたら俺がやりたいくらいだな。王宮料理人は料理に関わる者憧れだからな。」
「わかった。新人どもは無理だが、古株のやつらに聞いてみる。
ああ、いいな。俺もやってみてぇな王宮料理人……レベッカを店長にして、サンチェスに調理責任者任せればいけるか……」
ダニエルさんは自分が王宮料理人になりたいって思っているみたいだな。
まあ、料理人にとっての憧れだし、普通に飲食店やっていてもこんな機会はないだろうから当然か。
ダニエルさんとの話を終え、レガールで食事を済ませ、フルールに向かった。
マックスさんからアドバイスをもらったりしたらしく、レガールの料理は、以前より更に美味しくなっていた。
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