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3.罰ゲームはなんでもあり
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アスカさんと紗良さんがシャワーを浴び終わったようだ。二人が騒がしくしているから浴室から出たことまで筒抜けだよ。
言われた通りに着替えは準備しておいた。余分なジャージとスウェットが一組ずつ。脱衣所に置いてあるから今着替えている最中だろう。
「おー、カズっちー。着替えありがとねー」
「ありがとう和也くん。これ、和也くんの匂いがしてとても着心地がいいわ」
濡れた髪にほんのり上気した肌。俺が使っているシャンプーのはずなのに、女の子特有の甘い香りが部屋中に広がる。
アスカさんはジャージ、紗良さんはスウェットを着ていた。俺が着るともっさりした感じなのに、二人が着るとちょっとしたおしゃれ着に見える不思議。あと紗良さん、袖を嗅ぐのはやめてほしいです。
「どういたしまして。アスカさんは化粧落とすとかなり印象変わるね」
しっかりメイクをしていたアスカさんはすっぴんになっていた。俺に指摘された彼女はたははと笑いながら頭をかく。
「いや~、さすがに男子の前ですっぴんとか恥ずいね。ごめんね、変わりすぎてびっくりしたでしょ?」
「変わりすぎっていうか……、確かに印象は変わったけどね。綺麗系から可愛い系になったよ」
サラリと褒めてみる。可愛いって褒め言葉で合ってるよね?
でも、口にした印象は嘘ではない。メイクを落としても、アスカさんの目はパッチリしているし、むしろ化粧をしていないからか顔のパーツ一つ一つに柔らかさを感じる。
「おおっ、カズっち良いこと言えんじゃん! えらいえらいー」
「うわっ!? ちょっ……」
上機嫌になったアスカさんに頭をわしゃわしゃされた。なんか想像してた反応と違う。もっとこう、可愛らしく恥じらってほしかったのに。
「アスカ、照れているわね」
「紗良も頭撫でてやろうか?」
「ふふっ、遠慮しておくわ。和也くんを思う存分可愛がってあげて」
笑顔で距離を取る紗良さんだった。俺の犠牲を容認したな。
アスカさんが満足いくまで頭を撫でられた。全然撫でられたって力じゃなかったけどね。頭クラクラするし……。
「おっ、ゲーム機発見。なんかやってみよう」
「これがテレビゲーム? なんだかイメージと違うわね」
「どんなイメージだったんだよ。せっかくだから対戦ものがいいよね。紗良をボコするチャンスだし」
「あら面白そうね。せっかくだから私も遊んでみようかしら。アスカがどうやって私をボコするのか気になるわ」
俺が頭クラクラでダウンしている最中に、アスカさんと紗良さんは勝手にゲームを引っ張り出して遊び始めてしまった。君ら、本当に遠慮がないね……。
「紗良ってゲーム上手いよねー。実はけっこうやり込んでたり?」
「ううん、初めてよ。和也くんのお部屋に来て初めてゲーム機に触れたもの」
「マジで? それにしては必殺技バンバン出してんじゃん。容赦なさすぎなんだけど」
「必殺技は説明書を見て覚えたわ」
「無駄に記憶力良すぎぃ~」
「アスカは物を覚えなさすぎだけれどね」
そうして、女子二人は俺を置いて楽しくゲームをしていたのだった。そろそろ自分が家主だって自信を失くしてしまいそうだ……。
「ほらほらカズっちー……」
「うふふ、和也くん……」
気づけば、クラスの美少女二人が四つん這いになって俺に迫っていた。最初に戻ったとも言う。
振り返ってみてもどうしてこうなったか理解できない。これ以上近づかれたらパニックを起こして記憶まで吹っ飛びそうだ。
「え、えっとー……」
「カズっちー、大人しく勝負を受けなよー。もちろん罰ゲームありで」
「ば、罰ゲーム?」
戸惑う俺に、なぜか得意げに頷くアスカさん。顔が近い……。
「対戦して勝った方が、負けた方になんでも言うこと聞かせられんの」
「な、なんでもですか……」
「そ。ちなみに、あたしが勝ったら今晩はカズっちのベッドで寝かせてもらうからね」
俺が負けたら寝室が占領されるようだ。まあ女子を床で寝かせるわけにもいかないけれど。
「今更だけど本気で俺の家に泊まるつもり? さすがに同年代の男子の部屋よりも、家に帰って寝た方がいいと思うんだけど……」
「やだ。今日は帰んない」
「私も。今日は帰りたくないわ」
ピシャリとした拒否が、二人同時に飛んできた。
さっきまでの和気あいあいとした空気が吹っ飛んでいた。アスカさんと紗良さん、二人共が家に帰りたくないとは。……家族とケンカでもしたか?
思春期の少女はある意味で頑固である。ここで俺が無理やり追い出したとしても、きっと帰宅しようという考えにはならないんだろう。
アスカさんも紗良さんも、それぞれ種類の違う美少女だ。こんな二人が夜道を歩いているだけで、よからぬことを考えそうな輩がどこからともなく湧いて出るに違いない。
今だけ、家に帰りたくないだけだ。一晩、冷静になれる時間は必要なのかもしれない。
「で、カズっちが勝ったらどうすんの?」
「え?」
少しだけ冷えてしまった空気を入れ替えるように、アスカさんがおどけた調子で俺に尋ねた。
「罰ゲーム。なんだったらさ……エッチな命令を聞いてあげてもいいよー」
と、アスカさんが軽い調子で言った。
エッチ? エッチなって……エッチ!?
「え、え、エッチって……」
「うわっ、カズっち顔真っ赤ー。超ウケるんだけど」
アスカさんは腹を抱えて大笑いした。……からかわれていただけか。
「いいよいいよー。カズっちの要望にお応えしましょうか。紗良もいいよね?」
「うん。和也くんだったら別にいいわよ」
意味深に笑う女子二人。あれ、これどういう流れになってるの?
困惑している俺に、アスカさんがすっと身を寄せてきた。そして、ジャージの胸元を引っ張った。
「……っ」
そうなると当然、胸の谷間が見えるわけで……。これだけの深い谷間ってことは、やっぱり巨乳なんだなぁ、って見つめている場合じゃない!
「私も。これくらいならサービスしてあげる」
今度は紗良さんがスウェットの胸元を引っ張った。アスカさんに負けず劣らずの深い谷間。これはかなりの……。
「って、な、な、な、何をするだーーっ!!」
「噛んだ?」
「噛んだんじゃないかしら」
俺が怒鳴っても冷静な二人だった。別に噛んではないですよ?
「じゃ、対戦しよっかカズっち」
「この流れで!?」
アスカさんは構わずテレビ画面に顔を向ける。やる気満々だった。それでいいのか思春期女子。
「大丈夫よ和也くん」
「さ、紗良さん……?」
「アスカが負けたら、私も罰ゲーム受けてあげるから」
「友達に身を委ねすぎじゃないか!?」
紗良さんの貞操観念は大丈夫じゃないってことはわかった。
思春期男子のエッチな命令を舐めているんじゃなかろうか? 下手したら「おっぱい見せてー」だけじゃ済まないかもしれないんだぞ。
これはいけない。二人のためにも、男が危険だと教え込まなければならないようだ。
コントローラーを握る。その瞬間、幾度もプレイしたゲームの動きが、俺の頭に再現される。
「おっ、いい目になったね」
「俺が勝ったら、罰ゲーム……受けてもらうから」
クラスの美少女にエッチな罰ゲーム……。しかも二人同時に……。妄想が止まらなかった。
テレビ画面が開戦の合図を告げる。負けられない戦いが、そこにはあった。
言われた通りに着替えは準備しておいた。余分なジャージとスウェットが一組ずつ。脱衣所に置いてあるから今着替えている最中だろう。
「おー、カズっちー。着替えありがとねー」
「ありがとう和也くん。これ、和也くんの匂いがしてとても着心地がいいわ」
濡れた髪にほんのり上気した肌。俺が使っているシャンプーのはずなのに、女の子特有の甘い香りが部屋中に広がる。
アスカさんはジャージ、紗良さんはスウェットを着ていた。俺が着るともっさりした感じなのに、二人が着るとちょっとしたおしゃれ着に見える不思議。あと紗良さん、袖を嗅ぐのはやめてほしいです。
「どういたしまして。アスカさんは化粧落とすとかなり印象変わるね」
しっかりメイクをしていたアスカさんはすっぴんになっていた。俺に指摘された彼女はたははと笑いながら頭をかく。
「いや~、さすがに男子の前ですっぴんとか恥ずいね。ごめんね、変わりすぎてびっくりしたでしょ?」
「変わりすぎっていうか……、確かに印象は変わったけどね。綺麗系から可愛い系になったよ」
サラリと褒めてみる。可愛いって褒め言葉で合ってるよね?
でも、口にした印象は嘘ではない。メイクを落としても、アスカさんの目はパッチリしているし、むしろ化粧をしていないからか顔のパーツ一つ一つに柔らかさを感じる。
「おおっ、カズっち良いこと言えんじゃん! えらいえらいー」
「うわっ!? ちょっ……」
上機嫌になったアスカさんに頭をわしゃわしゃされた。なんか想像してた反応と違う。もっとこう、可愛らしく恥じらってほしかったのに。
「アスカ、照れているわね」
「紗良も頭撫でてやろうか?」
「ふふっ、遠慮しておくわ。和也くんを思う存分可愛がってあげて」
笑顔で距離を取る紗良さんだった。俺の犠牲を容認したな。
アスカさんが満足いくまで頭を撫でられた。全然撫でられたって力じゃなかったけどね。頭クラクラするし……。
「おっ、ゲーム機発見。なんかやってみよう」
「これがテレビゲーム? なんだかイメージと違うわね」
「どんなイメージだったんだよ。せっかくだから対戦ものがいいよね。紗良をボコするチャンスだし」
「あら面白そうね。せっかくだから私も遊んでみようかしら。アスカがどうやって私をボコするのか気になるわ」
俺が頭クラクラでダウンしている最中に、アスカさんと紗良さんは勝手にゲームを引っ張り出して遊び始めてしまった。君ら、本当に遠慮がないね……。
「紗良ってゲーム上手いよねー。実はけっこうやり込んでたり?」
「ううん、初めてよ。和也くんのお部屋に来て初めてゲーム機に触れたもの」
「マジで? それにしては必殺技バンバン出してんじゃん。容赦なさすぎなんだけど」
「必殺技は説明書を見て覚えたわ」
「無駄に記憶力良すぎぃ~」
「アスカは物を覚えなさすぎだけれどね」
そうして、女子二人は俺を置いて楽しくゲームをしていたのだった。そろそろ自分が家主だって自信を失くしてしまいそうだ……。
「ほらほらカズっちー……」
「うふふ、和也くん……」
気づけば、クラスの美少女二人が四つん這いになって俺に迫っていた。最初に戻ったとも言う。
振り返ってみてもどうしてこうなったか理解できない。これ以上近づかれたらパニックを起こして記憶まで吹っ飛びそうだ。
「え、えっとー……」
「カズっちー、大人しく勝負を受けなよー。もちろん罰ゲームありで」
「ば、罰ゲーム?」
戸惑う俺に、なぜか得意げに頷くアスカさん。顔が近い……。
「対戦して勝った方が、負けた方になんでも言うこと聞かせられんの」
「な、なんでもですか……」
「そ。ちなみに、あたしが勝ったら今晩はカズっちのベッドで寝かせてもらうからね」
俺が負けたら寝室が占領されるようだ。まあ女子を床で寝かせるわけにもいかないけれど。
「今更だけど本気で俺の家に泊まるつもり? さすがに同年代の男子の部屋よりも、家に帰って寝た方がいいと思うんだけど……」
「やだ。今日は帰んない」
「私も。今日は帰りたくないわ」
ピシャリとした拒否が、二人同時に飛んできた。
さっきまでの和気あいあいとした空気が吹っ飛んでいた。アスカさんと紗良さん、二人共が家に帰りたくないとは。……家族とケンカでもしたか?
思春期の少女はある意味で頑固である。ここで俺が無理やり追い出したとしても、きっと帰宅しようという考えにはならないんだろう。
アスカさんも紗良さんも、それぞれ種類の違う美少女だ。こんな二人が夜道を歩いているだけで、よからぬことを考えそうな輩がどこからともなく湧いて出るに違いない。
今だけ、家に帰りたくないだけだ。一晩、冷静になれる時間は必要なのかもしれない。
「で、カズっちが勝ったらどうすんの?」
「え?」
少しだけ冷えてしまった空気を入れ替えるように、アスカさんがおどけた調子で俺に尋ねた。
「罰ゲーム。なんだったらさ……エッチな命令を聞いてあげてもいいよー」
と、アスカさんが軽い調子で言った。
エッチ? エッチなって……エッチ!?
「え、え、エッチって……」
「うわっ、カズっち顔真っ赤ー。超ウケるんだけど」
アスカさんは腹を抱えて大笑いした。……からかわれていただけか。
「いいよいいよー。カズっちの要望にお応えしましょうか。紗良もいいよね?」
「うん。和也くんだったら別にいいわよ」
意味深に笑う女子二人。あれ、これどういう流れになってるの?
困惑している俺に、アスカさんがすっと身を寄せてきた。そして、ジャージの胸元を引っ張った。
「……っ」
そうなると当然、胸の谷間が見えるわけで……。これだけの深い谷間ってことは、やっぱり巨乳なんだなぁ、って見つめている場合じゃない!
「私も。これくらいならサービスしてあげる」
今度は紗良さんがスウェットの胸元を引っ張った。アスカさんに負けず劣らずの深い谷間。これはかなりの……。
「って、な、な、な、何をするだーーっ!!」
「噛んだ?」
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「じゃ、対戦しよっかカズっち」
「この流れで!?」
アスカさんは構わずテレビ画面に顔を向ける。やる気満々だった。それでいいのか思春期女子。
「大丈夫よ和也くん」
「さ、紗良さん……?」
「アスカが負けたら、私も罰ゲーム受けてあげるから」
「友達に身を委ねすぎじゃないか!?」
紗良さんの貞操観念は大丈夫じゃないってことはわかった。
思春期男子のエッチな命令を舐めているんじゃなかろうか? 下手したら「おっぱい見せてー」だけじゃ済まないかもしれないんだぞ。
これはいけない。二人のためにも、男が危険だと教え込まなければならないようだ。
コントローラーを握る。その瞬間、幾度もプレイしたゲームの動きが、俺の頭に再現される。
「おっ、いい目になったね」
「俺が勝ったら、罰ゲーム……受けてもらうから」
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