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五日目
秋山徹という男
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秋谷徹は、大変真面目で、かつ正義感の強い男である。
母子家庭というのもあり、勉学に励み、部活動が終われば即帰宅し、仕事に出ている母親の代わりに家事を進んで行っていた。
部活動では、弓道部の部長を務め、高総体において全国ベスト8という素晴らしい成績を残している。
周囲からは文武両道、質実剛健を体現している男と言われているけれど――。
「アキラ、昨日の英語の宿題はしっかりやったのか。」
「アキラ、今日は掃除当番だぞ。サボるな。働け。」
「学斗、アキラを甘やかし過ぎだ。風呂上がりのドライヤーぐらい、自分でさせろ。」
俺たち兄弟からしてみれば、世話好きを通り越して、まるで保護者のようだ。
しかし、そんな幼馴染が人を殴るところなんて初めて目撃した。
「あっ、徹は手、怪我しているんだから、陶器の欠片を触ったらだめだぞ!」
「……。」
しかも、徹が俺を心配することはたくさんあったが、こうして俺が徹を心配するなんて、滅多にない。
床に散らばった食器の破片を拓兄や清水先輩と協力しながら片付けていく。
「アキラくん。このタオル、使って。」
「あざます!」
清水先輩が濡れタオルを徹に差し出してくれたので、それで徹の手を冷やす。
「あ~、もう!赤くなってんじゃん、馬鹿!これじゃあ、弓引けないだろ!」
「……ん。」
「とりあえず、このタオルでちゃんと冷やせよ?」
「……ん。」
大人しい徹なんて、見たことねぇよ~!
「そ、そういや、ごめんな!遊び行けなくて!急に断りのLINE入ってて、ビックリしたろ!」
「……お前らと連絡取れないことの方がびっくりした。」
「ソウダヨネ!」
正論である!
この先、なんて言葉をかければいいのか分からなくなったところで、ようやく学斗と教授が戻ってきた。
そばに最上さんは、いない。
「はい。これを使って冷やして下さいね。」
「ありがとう、ございます。」
徹は90度に身体を折って、ピシッと頭を下げる。
そして、タオルを外し、教授から受け取ったアイシングバッグを指に当てた。
「本当は病院に行けたら良いのですが……外は豪雨ですからねぇ。」
「豪雨?」
はて、と徹は首を傾げる。
「自分がこちらに来た時、外は快晴でした。雨なんて降っていませんでしたよ。」
「えっ?でも、何日もずっと雨が降っていたのに!?今朝だって、ものすごかったのよ!」
「そんなはずは……。」
清水先輩の返しに、徹は窓の方を見た。
「雨が?降っている……っ?」
目を見開いた徹は、くるっと向きを変え、広間を出ていった。
そして、しばらくしてからびしょ濡れの状態で戻ってきた。
「どういうことだ!?俺が来た時は、あんなに晴れてたのに!」
俺の肩を掴み、ガクガクと揺さぶってくる。
「困る!今日はお前たちを連れて帰ると決めていたのに!母さんも、今日はそのつもりでシーフードカレーを作ると張り切っていたんだ!」
「えっ!?おばさんのシーフードカレー!?食べたぁい!」
まぁ、でも今日は無理だろうな。
なんせ、雨が降っているからね。
「今日は帰るの無理そうだから、泊まっていったほうがいいな。客室、空いているかな?」
「最上さんに確認しないと、何とも。」
「最悪、俺たちの泊まっている部屋でいいよな、学斗!」
「おぅ。」
なんせ、今朝は柳生教授と学斗と新田と俺が一緒に寝ていたくらいの、ベッドの広さだからな!
「ところで、秋谷くん。」
「はい?」
「スマホは、使えるかい?」
柳生教授の問いかけに、ハッと拓兄や清水先輩が反応する。
「そうか!もしかしたら、彼のスマホなら電波が拾えるかも!」
徹はカバンからスマートフォンを取り出す。
そして、画面を開いてみた。
「『圏外』ですね。……あれ?何だ、このアプリ……【人狼ゲーム】?」
「えっ!?どうして……っ。」
――ふぅん。そうくるか。
「えーと、何?役割?……ってあれ。フリーズしたな。」
何度かスマホの画面をタップしていたが、ついに諦めた徹は「すみません」とその画面を俺たちの前に晒した。
「この画面から動かなくなっちゃって。一回、再起動かけてみますけど……山奥だから電波が届かないのかなぁ。」
見覚えのある画面に、皆が言葉を失った。
『秋谷徹様の役割は【村人】です。特定の能力はございません。他の【村人】と連携し、【人狼】が誰なのかを推理して、村を守りましょう。』
「……いえ。再起動させたところで、無駄でしょう。」
教授が首を振る。
「よく聞いて下さい、秋谷くん。――君は、現在私たちが巻き込まれている【人狼ゲーム】に、同じく巻き込まれてしまっているのです。」
***
「やっぱ、あと百発くらいお見舞したほうが良かったな。」
「いや、死ぬだろ最上さん。」
教授から丁寧に【人狼ゲーム】に巻き込まれた経緯やそのルールを教えてもらった徹は、とりあえず俺たちの部屋で休んでいた。
しかし、徹はずっとムスッとした表情を浮かべている。最上への怒りが胸にくすぶっているため、気は休まっていないようだ。
「なんか、ごめんな?俺たちを助けに来てくれたのに、そのせいで。」
「いいんだ。事前準備が足りなかった俺に非がある。」
「お前はどこまでも漢らしいな。しかし、何で最上さんはこんな脅迫めいたメッセージでお前まで呼び出したんだろうなぁ……。」
学斗が徹のスマホ画面を見ながら、そう呟く。
「分からない。何年も音信不通だったのに……クソッ!また腸が煮えくり返りそうだ!」
徹は眉間に深い皺を寄せ、頭をガシガシと掻いた。
「落ち着いて~。ほら、ジュースがあるよ~。最上さんに準備してもらったやつ。」
「誰がそんなもの飲むかァッ!」
「想像通りの反応!あっはっはっはっ!」
ベッドで笑い転げていたら、徹が「馬鹿にしやがってェ!」と上に乗ってきた。
「あっはっはっ!重いっ!」
「うらっ!」
「こちょこちょやめぇや!くすぐってぇって!あははっ!」
徹に脇腹をくすぐられたり、羽交い締めにされたりしているうちに、不意に徹が俺の上に倒れてきた。
「徹?」
「……無事で、良かった。」
消え入りそうな声でそう言って、徹は俺の肩に額を当ててきた。
俺は黙って徹の背中をポンポン叩いてやる。
「俺、お前らがいなくなったらって、居ても立っても居られなくて……。」
「うん。」
「警察にも行こうとしたんだぞ。」
「うん。」
俺は徹の背中に手を置いたまま、右手でその背中を撫でてやる。
たまに小刻みに震える身体が落ち着くようにと祈りながら――。
「てか、学斗は何でそこで顔真っ赤にしてんの。」
「えっ!?あ、いや、べ、別に!尊いとか、そんな……っ!」
「“遠い”?何がだ?」
「何でもありません徹様!どうぞ続けて下さい!」
ベッドの上で正座をして、ブンブンと首を横に振る学斗を胡乱げに見る徹は、フンッ!と鼻を鳴らし、俺の上からどいた。
「それで?四日間もここでお前らは何していたんだ?」
「あ~、初瀬山勇次郎のコレクション探し、かなぁ?それを見つけると貰える『特殊カード』ってのが、結構【人狼ゲーム】をする上では重要で……。」
学斗がそう説明すると、徹は唸らずにはいられなかった。
「『特殊カード』?またおかしな設定を。」
「でも、俺たち【村人】が勝つためには必要なものだし、午後から徹も一緒に探してよ。このゲームに勝ちさえすれば、俺たち帰れるんだから。」
そう俺が畳み掛けると、徹は「分かった。」と頷いた。
「それなら、俺も手伝おう。早くお前達を連れて帰りたいからな。」
本当に徹ってば、人を疑うってことを知らない、真面目さんなんだから。
俺が【人狼】だなんて、夢にも思っていないんだろうなぁ。
俺はそっとほくそ笑んだ。
母子家庭というのもあり、勉学に励み、部活動が終われば即帰宅し、仕事に出ている母親の代わりに家事を進んで行っていた。
部活動では、弓道部の部長を務め、高総体において全国ベスト8という素晴らしい成績を残している。
周囲からは文武両道、質実剛健を体現している男と言われているけれど――。
「アキラ、昨日の英語の宿題はしっかりやったのか。」
「アキラ、今日は掃除当番だぞ。サボるな。働け。」
「学斗、アキラを甘やかし過ぎだ。風呂上がりのドライヤーぐらい、自分でさせろ。」
俺たち兄弟からしてみれば、世話好きを通り越して、まるで保護者のようだ。
しかし、そんな幼馴染が人を殴るところなんて初めて目撃した。
「あっ、徹は手、怪我しているんだから、陶器の欠片を触ったらだめだぞ!」
「……。」
しかも、徹が俺を心配することはたくさんあったが、こうして俺が徹を心配するなんて、滅多にない。
床に散らばった食器の破片を拓兄や清水先輩と協力しながら片付けていく。
「アキラくん。このタオル、使って。」
「あざます!」
清水先輩が濡れタオルを徹に差し出してくれたので、それで徹の手を冷やす。
「あ~、もう!赤くなってんじゃん、馬鹿!これじゃあ、弓引けないだろ!」
「……ん。」
「とりあえず、このタオルでちゃんと冷やせよ?」
「……ん。」
大人しい徹なんて、見たことねぇよ~!
「そ、そういや、ごめんな!遊び行けなくて!急に断りのLINE入ってて、ビックリしたろ!」
「……お前らと連絡取れないことの方がびっくりした。」
「ソウダヨネ!」
正論である!
この先、なんて言葉をかければいいのか分からなくなったところで、ようやく学斗と教授が戻ってきた。
そばに最上さんは、いない。
「はい。これを使って冷やして下さいね。」
「ありがとう、ございます。」
徹は90度に身体を折って、ピシッと頭を下げる。
そして、タオルを外し、教授から受け取ったアイシングバッグを指に当てた。
「本当は病院に行けたら良いのですが……外は豪雨ですからねぇ。」
「豪雨?」
はて、と徹は首を傾げる。
「自分がこちらに来た時、外は快晴でした。雨なんて降っていませんでしたよ。」
「えっ?でも、何日もずっと雨が降っていたのに!?今朝だって、ものすごかったのよ!」
「そんなはずは……。」
清水先輩の返しに、徹は窓の方を見た。
「雨が?降っている……っ?」
目を見開いた徹は、くるっと向きを変え、広間を出ていった。
そして、しばらくしてからびしょ濡れの状態で戻ってきた。
「どういうことだ!?俺が来た時は、あんなに晴れてたのに!」
俺の肩を掴み、ガクガクと揺さぶってくる。
「困る!今日はお前たちを連れて帰ると決めていたのに!母さんも、今日はそのつもりでシーフードカレーを作ると張り切っていたんだ!」
「えっ!?おばさんのシーフードカレー!?食べたぁい!」
まぁ、でも今日は無理だろうな。
なんせ、雨が降っているからね。
「今日は帰るの無理そうだから、泊まっていったほうがいいな。客室、空いているかな?」
「最上さんに確認しないと、何とも。」
「最悪、俺たちの泊まっている部屋でいいよな、学斗!」
「おぅ。」
なんせ、今朝は柳生教授と学斗と新田と俺が一緒に寝ていたくらいの、ベッドの広さだからな!
「ところで、秋谷くん。」
「はい?」
「スマホは、使えるかい?」
柳生教授の問いかけに、ハッと拓兄や清水先輩が反応する。
「そうか!もしかしたら、彼のスマホなら電波が拾えるかも!」
徹はカバンからスマートフォンを取り出す。
そして、画面を開いてみた。
「『圏外』ですね。……あれ?何だ、このアプリ……【人狼ゲーム】?」
「えっ!?どうして……っ。」
――ふぅん。そうくるか。
「えーと、何?役割?……ってあれ。フリーズしたな。」
何度かスマホの画面をタップしていたが、ついに諦めた徹は「すみません」とその画面を俺たちの前に晒した。
「この画面から動かなくなっちゃって。一回、再起動かけてみますけど……山奥だから電波が届かないのかなぁ。」
見覚えのある画面に、皆が言葉を失った。
『秋谷徹様の役割は【村人】です。特定の能力はございません。他の【村人】と連携し、【人狼】が誰なのかを推理して、村を守りましょう。』
「……いえ。再起動させたところで、無駄でしょう。」
教授が首を振る。
「よく聞いて下さい、秋谷くん。――君は、現在私たちが巻き込まれている【人狼ゲーム】に、同じく巻き込まれてしまっているのです。」
***
「やっぱ、あと百発くらいお見舞したほうが良かったな。」
「いや、死ぬだろ最上さん。」
教授から丁寧に【人狼ゲーム】に巻き込まれた経緯やそのルールを教えてもらった徹は、とりあえず俺たちの部屋で休んでいた。
しかし、徹はずっとムスッとした表情を浮かべている。最上への怒りが胸にくすぶっているため、気は休まっていないようだ。
「なんか、ごめんな?俺たちを助けに来てくれたのに、そのせいで。」
「いいんだ。事前準備が足りなかった俺に非がある。」
「お前はどこまでも漢らしいな。しかし、何で最上さんはこんな脅迫めいたメッセージでお前まで呼び出したんだろうなぁ……。」
学斗が徹のスマホ画面を見ながら、そう呟く。
「分からない。何年も音信不通だったのに……クソッ!また腸が煮えくり返りそうだ!」
徹は眉間に深い皺を寄せ、頭をガシガシと掻いた。
「落ち着いて~。ほら、ジュースがあるよ~。最上さんに準備してもらったやつ。」
「誰がそんなもの飲むかァッ!」
「想像通りの反応!あっはっはっはっ!」
ベッドで笑い転げていたら、徹が「馬鹿にしやがってェ!」と上に乗ってきた。
「あっはっはっ!重いっ!」
「うらっ!」
「こちょこちょやめぇや!くすぐってぇって!あははっ!」
徹に脇腹をくすぐられたり、羽交い締めにされたりしているうちに、不意に徹が俺の上に倒れてきた。
「徹?」
「……無事で、良かった。」
消え入りそうな声でそう言って、徹は俺の肩に額を当ててきた。
俺は黙って徹の背中をポンポン叩いてやる。
「俺、お前らがいなくなったらって、居ても立っても居られなくて……。」
「うん。」
「警察にも行こうとしたんだぞ。」
「うん。」
俺は徹の背中に手を置いたまま、右手でその背中を撫でてやる。
たまに小刻みに震える身体が落ち着くようにと祈りながら――。
「てか、学斗は何でそこで顔真っ赤にしてんの。」
「えっ!?あ、いや、べ、別に!尊いとか、そんな……っ!」
「“遠い”?何がだ?」
「何でもありません徹様!どうぞ続けて下さい!」
ベッドの上で正座をして、ブンブンと首を横に振る学斗を胡乱げに見る徹は、フンッ!と鼻を鳴らし、俺の上からどいた。
「それで?四日間もここでお前らは何していたんだ?」
「あ~、初瀬山勇次郎のコレクション探し、かなぁ?それを見つけると貰える『特殊カード』ってのが、結構【人狼ゲーム】をする上では重要で……。」
学斗がそう説明すると、徹は唸らずにはいられなかった。
「『特殊カード』?またおかしな設定を。」
「でも、俺たち【村人】が勝つためには必要なものだし、午後から徹も一緒に探してよ。このゲームに勝ちさえすれば、俺たち帰れるんだから。」
そう俺が畳み掛けると、徹は「分かった。」と頷いた。
「それなら、俺も手伝おう。早くお前達を連れて帰りたいからな。」
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