【完結】淫獄の人狼ゲームへようこそ

荒巻一青/もふモフ子

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番外篇

人間から乳牛に昇進させる話【勇次郎×兄】

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【side:初瀬山勇次郎】
 家に帰ると、父の嬉しそうな声が廊下にまで響いていた。

「今晩は和彦の昇進祝いだな。これで我が初瀬山家も安泰だ。あとは、和彦の嫁が男児を生めば……。」

 リビングに入ってきた私を目にした途端、父は言葉を止め、チッと舌を打った。

「……優秀な兄と比べ、なぜ弟はこう愚鈍に育ったものか。全く。初瀬山家の恥知らずが。」
「父上!おやめ下さい!」
「和彦、いつまでこんなのを庇うんだ?こいつを甘やかして、順調に昇進しているお前の足を引っ張られては困る。」

 兄が、父をたしなめようと身を乗り出す。
 しかし、父は酒が入っているのか、一向に兄の言葉に耳を傾けず、私に対する物言いは止まらない。

「出来損ないのお前など、初瀬山家には不要だ!家に置いてやっているだけで、ありがたく思え!」
「……なるほど。」

 思えば、私は父上に褒められたことがない。『出来損ない』という言葉も、今回が初めてではなかった。
 昔は父の関心を引こうと、勉学に励んだが、今なら分かる。
 私が何をしたって、この人は私のことなどどうでもよく、兄が全てであるのだ、と。
 私は、父の言葉を鼻で笑った。

「父上。私も貴方のような出来損ないのゴミには飽き飽きしていました。」
「は?」
「兄上、昇進おめでとうございます。これより私から、昇進のお祝いをさせていただきます。きっと、父上も気に入られることでしょう。」
「おおお、お前!今、何と!?」
全く、ぎゃあぎゃあと煩わしい。
私はパンッと手を叩いた。


 ***


【side:初瀬山和彦】
「兄上、兄上。」
「……勇次郎?」

 いつの間に帰ってきていたのだろう。
 私はソファーから体を起こすと、目を擦った。
 どうやらまどろんでいたらしい。

「おかえり。すまない。少しうとうとしていたようだ。」
「昇進が決まって、何かといそがしかったのですね。」
「知っていたのか?」
「ええ。おめでとうございます。」

 微笑む勇次郎を見て、私は胸が熱くなった。
 勇次郎は常に私と比較され、父から酷い言葉ばかりかけられて育ってきた。
 何とか父の横暴を止めようと努力してきたが、結局は父の思いを変えることができず、勇次郎が苦しんでいるのをただ見ていることしかできなかった。
 勇次郎は私のことを嫌っていると思っていたため、まさかこうして笑顔をみせてもらえるとは。
 今はまだ父の権力に敵わないが、いずれ必ず、私がこの家の主人になる。そして、勇次郎を父の呪縛から解放してやらなければならない。

「ありがとう、勇次郎。まさか知っていたなんて。」
「何を言います。世間では既に話題になっていますよ?」

 勇次郎の瞳孔がキュッと小さくなる。
 彼はにんまりと口元を歪めた。

「“初瀬山和彦が、人間から乳牛に昇進された”ってね。」
「え?にゅう、ぎゅう……?」

 瞬間、頭の奥がずきんと痛み、私は頭を抱えた。

「っ!?」

 頭が割れそうだ。

「兄上、どうしたのですか?」

 勇次郎が心配そうに私を覗き込み、背中を擦ってくれた。
 私はそれを制し、「大丈夫だ」と返す。

「……少し頭痛がしただけだ。気にしないでくれ。」
「そうですか?あまり無理はなさらぬように……。」
「あぁ、ありがとう……。それで、えっと、何の話だったかな?」
「兄上の昇進の話ですよ。」
「……あぁ!」

 ようやく思い出した。

「私が、“人間から乳牛に昇進する”って話だったな。」

 頭が妙にすっきりしている。
 私がソファーに座り直すと、隣に勇次郎も腰掛けた。

「今はどんなお気持ちですか?」
「そうだなぁ…。」

 不思議な気分だ。
 今までずっと軍人として生きてきたというのに、突然“乳牛になれ”と言われても実感が湧かない。
 しかし、全てはお国のため。これからは乳牛としてこの国を支えていけるよう、しっかりと勤めを果たしていかねばならない。

「私がまさか乳牛に選ばれるなんて、夢にも思わなかったな。ははっ!でも、こうして軍人としての功績が認められて光栄だ。初瀬山家の人間として誇らしいよ。」
「えぇ、えぇ!兄上はこの国を守るために頑張ってこられたのです!私の自慢であり、憧れでもあります!」
「……ありがとう。そう言ってもらえて、嬉しい。」

 勇次郎の頭を撫でながら、私は微笑んだ。

「しかし、兄上。もうあなたは人間ではなく、乳牛になったのですから、“衣類など不要”ですよね?だって、乳牛は服など着ていないのですから。」
「え?」

 私は勇次郎の言葉に目を見開いた。
 言われてみれば、そうだ。今の私は乳牛なのだから、服を着る必要はない。むしろ、裸の方が自然である。
 しかし――。

「は、裸か……。何だか、急に恥ずかしくなってきたな……。」
「何を仰います。兄上は乳牛になったのですから、当然のことではありませんか。」
「そ、そうだよな……。」

 私はいそいそと上着を脱ぎ始めた。
 シャツもズボンも下着も脱いでしまい、裸になる。
 何だか落ち着かないな。裸というのはこんなにも心許ないものだったか? 
 勇次郎はそんな私を見て、クスクスと笑った。

「兄上。」
「何だ?」
「なぜ乳牛がソファーに座っているのです?乳牛は四つん這いで歩くものですよ?」
「あ、あぁ……。そうだったな……。」

 私は慌ててソファーから床へ降りた。

「部屋に乳牛がいるのもおかしい話だ。兄上、早速部屋から出ましょう。ほら、早く歩いてください。」
「す、すまない!」

 勇次郎が私を急かす。私は言われるままに歩き始めた。
 私は乳牛だ。床を四つん這いで歩くのは当たり前ではないか。何を恥ずかしがる必要がある?いや、しかし……。

「腰が引けていますよ?」
「す、すまない……。」
「ふふっ。先程から兄上は謝ってばかりですねぇ。初めて乳牛としてお勤めなさるのですから、困惑するのも当然です。不出来な弟ですが、できるだけ兄上の助けとなれるよう努力いたします。」

 乳牛として生活するため、これまで生活していた場所から離れることになった。
 私が乳牛として勤めを果たせるよう、初瀬山邸の敷地内に建つ離れで生活することになったのだ。
 扉を開け、まず目に入ったのは床に敷かれた藁や干草だった。

「ここが今日から兄上が暮らす牛舎です。いずれ貴方にぴったりの家畜小屋を作って差し上げますから、それまではここで我慢してくださいね?」
「ありがとう、勇次郎……。」

 なんて優しい弟なのだろうか。私は勇次郎のことを勘違いしていたらしい。

「ところで、兄上。もう乳牛なのですから、言葉も牛らしく、語尾に『ンモォ~ッ♡』とつけた方がよろしいかと。」
「なるほど!勇次郎は頭がいいなぁ。」
「では、もう一度やり直してみましょうか。」
「ンモォッ♡」

 私は勇次郎の言う通りに鳴いてみせた。
 すると、勇次郎は満足そうに微笑んだ。

「よくできました。兄上ならきっと立派な乳牛になれますよ!」

 勇次郎は棚から金属製のタライを取り出し、私の目の前に置いた。

「乳牛となりましたので、人間用の便所はもう使えません。代わりにこちらのタライにでも用を足してください。」
「ンモォ~ッ♡」
「餌はこちらの皿に朝昼晩とお出しします。あぁ、もうお箸は使えませんから、鼻を皿の中に突っ込んで食すようにしてくださいね?」
「何から何まですまないモウッ。」
「ぶふっ!……いえいえ、乳牛の兄上のお世話をするのは弟として当然のことですから。」

 さらに勇次郎は、私を別室へと連れて行った。
 そこには大きな機械があり、その先端にはホースのようなものがついていた。

「これは搾乳機です。これで兄上の乳を搾り、牛乳を作っていくのです。」
「な、なるほど……?」

 機械を前に固まっていると、勇次郎が背後から私の胸に触れた。

「ひゃあっ!?」

 突然の刺激に思わず変な声が出てしまう。
 しかし、勇次郎は気にすることなく指先でコリコリと乳首を弄ってきた。

「な、何を……っ!」
「何って、これから兄上のお乳を搾るんです。初瀬山家の乳牛として、毎朝たくさんお乳を出していただきますからね?」
「ンモォッ!?し、しかし、乳など私は出すことが……!ひぅっ!♡」

 勇次郎は指先で私の乳首を摘むと、ぐりぐりと捻ってきた。
 そのまま引っ張り上げられ、私は痛みに悲鳴を上げる。

「牛らしい態度が兄上の昇進を後押ししたのです。やはり、乳牛たるもの、乳搾りされるのが一番お国のためになるというもの。確かに今の兄上の乳首は人間らしく慎ましいものですが、毎日開発を続ければ、いずれ肥大化し、立派な乳牛の乳首になるでしょう。」

 勇次郎は、私の乳首を優しく撫でながら続ける。

「毎日きちんと搾りますからね?ご安心下さい。兄上がお勤めを果たせるよう、お手伝いいたしますので。」
「ンモォッ♡」

 それからというもの、私は毎日、勇次郎の手によって乳搾りされるようになった。
 初めは乳首が痛すぎて、とてもじゃないが気持ちよくなどなれなかった。
 しかし、毎日の努力の甲斐あってか、次第に私の乳首は敏感になっていった。

「ほらっ♡兄上♡出してください♡」
「ンモォ~ッ♡」

 勇次郎の手から哺乳瓶を受け取る。哺乳瓶の口を乳首にあてて、家畜ちんぽをしごく。
 すると、乳首の先から白い液体が飛び出し、哺乳瓶の中に注がれていった。

「偉いですよ♡毎日ちゃんとお乳を出すなんて、兄上は優秀な乳牛です♡」
「ンモォ~ッ♡」

 褒められる度、私の胸はキュンとときめいた。
 勇次郎に乳を搾ってもらうのは気持ちが良い。

「もっとぉ♡もっと出すモォ~♡」
「ふふっ!すっかりお乳を出すのが大好きになりましたね?兄上♡」

 すっかり筋肉質だった胸は膨らんで丸みを帯び、乳首も大きくなっていた。
 勇次郎に触られる度、甘い痺れが身体を走る。

「はぁっ♡もっと触ってほしいモォ~♡」
「乳牛のくせに随分と淫らになりましたねぇ?」

 勇次郎が私の胸に手を伸ばす。
 乳首をコリコリと刺激され、私は身体を仰け反らせた。

「ンモォ~ッ♡」
「ふふっ!すっかり雌牛だ。」

 勇次郎の言葉に、ゾクゾクとした快感を覚える。その瞬間、私ははしたなくも、さらに股間を膨らませてしまった。

「あ……っ♡」
「おや、兄上ったら。ここも搾って欲しいのですか?」
「ンモォッ♡」

 勇次郎の手が私の股間に伸び、優しく揉みしだく。

「あぁっ♡は、恥ずかしいモォ~♡」
「こら。人の言葉を話すのは止めなさい。貴方は乳牛なのですから。」
「ンモォ~ッ♡」

 勇次郎の手が激しく動き始める。
 乳首と陰茎を同時に攻められ、私は腰を振りながら喘いだ。

「あはっ♡本当に無様だなぁ、兄上?こんな姿、軍の方々に見られたらどうなりますかね?きっと失望されることでしょう。」
「ンモォ~ッ♡ンッ♡ンッ♡」
「さぁ、兄上。そろそろお乳を出しましょうか?」
「ンモォ~ッ♡」

 待ち望んでいた刺激に私は悦びの声を上げた。

「あぁっ♡イくぅっ♡」

 びゅくっ♡と勢いよく精液が飛び出し、床に敷かれた藁に染み込んでいく。

「はぁ……♡はぁ……♡」

 射精の余韻に浸っていると、勇次郎が私の股間から手を離した。
 私は物足りなさを感じ、勇次郎に向かって尻を振った。

「もっとぉ♡もっと搾ってほしいモォ~♡」
「残念ですが、達する時に人間の言葉を使ってしまったため、もう乳搾りの時間はおしまいです。」
「えっ……?」

 勇次郎の言葉に絶望する。体は疼いて仕方がないというのに、これではもうお終いだなんて。

「あぁ……っ♡」

 私は床にへたり込み、切なげに鳴いた。
 勇次郎はそんな私を見下ろすと、嘲笑するように言った。

「何度言えば分かるんですかね?本当に乳牛としての自覚があるんですか?罰として、“庭と邸宅内を散歩してきなさい。”」
「あぁっ♡そんなぁっ♡」
「ほら、早く行きなさい。乳牛の自覚を持てば、また搾って差し上げますよ。」

 私は勇次郎に促されるまま、四つん這いになって離れを出た。
 乳牛になってからというもの、使用人たちは私を目にするたびクスクスと笑い、蔑んだような視線を送ってくる。母はなぜか寝込んでしまい、父は私には目もくれず、勇次郎に任せきりだ。昇進すると知って、父はあんなに嬉しそうにしていたのに。
 私はもう初瀬山家にとって不要な存在なのかもしれない。そう思うと悲しくて、悔しくて堪らなかった。
 しかし――。

「ほら、兄上。しっかり胸を張ってお歩きなさい。四つん這いで外に出ては膝がぼろぼろになってしまうため、特別に二足歩行を許可しているのですから。」
「ゆ、勇次郎♡ありがとモォ~♡」

 弟の勇次郎だけはこうして、私の世話を焼いてくれる。
 勇次郎だけが私の味方であり、私の乳牛としての価値を認めてくれているのだ。

「あっ♡はぁん♡」

 歩きながら母乳が漏れ出すのを感じる。
 乳首からたらたらとミルクが流れ落ちる感覚に、私は興奮した。

「おやおや、また母乳が漏れていますよ?全くはしたない。乳牛に昇進したからと言って、調子に乗らないでくださいね?貴方は乳牛としてまだまだ未熟なのですから。」
「ンモォッ♡申し訳ございませんモォ~♡」

 勇次郎に注意され、私は恥ずかしくなり、乳首と股間を押さえながら歩き続けた。
 首につけられた家畜用の首輪には、金色の小さなカウベルがつけられている。それがチリンチリンと鳴る度に、私は自分が乳牛であるということを実感させられた。
 首輪に繋げられた鎖を勇次郎に引っ張ってもらい、私は敷地内を散歩する。
 厨房の前までやって来た時、開け放たれた窓から話し声が聞こえてきた。どうやら使用人たちが井戸端会議をしているようだ。
 内容は私のことらしい。

「見た?和彦様。すっかり自分のこと乳牛だと思っていらっしゃるわね。」
「本当よねぇ。でも、仕方ないわよ。乳牛になられたのですから。」
「初瀬山家のご長男が乳牛だなんて。前代未聞だわ。先程もモウモウ鳴いて、庭を散歩して……。全く、本当にみっともないわね。」
「乳牛として毎朝乳搾りしているそうね。知ってる?屋敷の男たちがこぞって和彦様の搾りたてのミルクを飲んでいるのよ。いやらしいったらありゃしない!」

 使用人たちが私のことを嘲笑している声が聞こえてくる。私は耐えきれず俯いてしまった。
 すると、勇次郎が私に囁くように話しかけてきた。

「下々の戯言など相手にする必要はありませんよ。兄上は立派に乳牛としてお勤めを果たしているのですから。」
「ンモォ……♡」

 勇次郎の励ましに、私は心が軽くなるのを感じた。やはり勇次郎は私のことを理解してくれる唯一の存在だ。
 私は勇次郎に尻を撫でられながら、再び歩き始めた。もう胸も股間も隠さず、堂々と胸を張った。乳首から母乳が溢れてくるが、構うものか。
 私は乳牛として生まれ変わったのだから。
 しばらくして邸宅に着くと、私は再び四つん這いになる。

「せっかくだから父上にご挨拶申し上げましょうか。」
「ンモォッ♡」

 勇次郎のリードに従いながら、父の部屋へと向かった。

「父上、失礼いたします。」

 勇次郎が部屋の扉を開けると、中には初瀬山家の当主である父がいた。
 父は椅子に腰掛け、私たちに視線を向ける。

「なんだ、お前たちか……。何か用だ。」
「はい。実は兄上が乳牛として立派にお務めを果たすようになりましたので、そのご報告をと思いまして……。」

 勇次郎の言葉に父がピクリと眉を動かした。
 私は四つん這いのまま、父の前まで進み出た。乳首からは母乳がポタポタと垂れ、股間の陰茎は天を向いて勃起している。
 私は胸を張り、尻を高く上げた体勢で父に向かって鳴いた。

「モォ~ッ♡」

 父はしばらく無言で私を見つめていたが、やがて深い溜息をつくと口を開いた。

「何が昇進だ。跡取り息子が乳牛になってしまっては、この家も終わりだろう……。」
「父上、しかし兄上は立派に乳牛としての勤めを果たしておりますよ?ほら、こんなに立派な胸と陰茎を持っているのですから。」

 勇次郎が私の乳首を抓り上げる。
 その刺激に私は甘い声を上げた。

「ンモォッ♡」
「やめろ!みっともない!」
「申し訳ありません、父上。乳牛の兄上は、このように搾ってあげないとお乳が詰まってしまうのです。」

 勇次郎はそう言って、また私の胸を揉みしだいた。
 父に自分の成長を見ていただける興奮から、私は胸をぶるんぶるんっ♡と上下させ、母乳をピュッピュッと父の机上へと飛ばす。

「モォ~♡ンモォ~♡」
「そういえば、父上はまだ今朝の搾りたてをお飲みになっていらっしゃいませんでしたね?父上、“家長として兄上のお乳をお飲み下さい”。」
「くっ!……し、仕方あるまい。」

 父上は嫌そうに言うと、椅子から立ち上がり私の前までやってきた。
 そして、父は私の肥大化した乳首に口を付け、ちゅぷちゅぷと母乳を飲み始めた。
 勇次郎や乳牛用搾乳機ではなく、父の口で搾られていることに、どこか官能的な雰囲気を感じ、私は身悶えた。

「ンモォッ♡ンモォ~♡」
「んっ……んくっ……。」

 父上は私の胸を揉みながら、夢中になって私の母乳を飲み続けた。その姿がまるで赤子のようで愛らしく感じられ、思わず笑みが零れる。
 やがて満足したのか、父上は私の乳首から口を離した。

「フーッ♡フーッ♡」

 父は顔を上気させ、どこか恍惚とした表情を浮かべていた。
 ふと父の股間を見てみると、ズボンが盛り上がっていらっしゃる。

「おや?父上、もしかして勃起されていらっしゃいますか?」
「ばっ、バカを言うな!」

 勇次郎が父に尋ねると、父は焦ったように首を横に振った。
 しかし、その股間はピクッピクッと痙攣しており、言葉とはうらはらに昂りを抑えきれない様子だった。

「ふふっ。ほら、兄上?父上が勃起なさっていますよ?どうしたらいいんでしたっけ?」
「モォ~ッ♡」

 私は勇次郎の言葉に頷くと、父の股間に顔を近づけた。
 そして、チャックを口で咥えると、ゆっくりと下ろしていく。
 すると、ぶるんっ♡と勃起した陰茎が飛び出してきた。それは血管が浮き出ており、赤黒くそそり立っている。

「な、何をするんだ、和彦っ!?」

 私の母乳を飲んで興奮したのであれば、それを鎮めるのも乳牛の勤め。
 私は躊躇なく父の陰茎を口に含んだ。

「んちゅっ♡んむぅ~っ♡」

 むわりとした臭いが鼻を突き抜けるが、不快な感じはしない。私は舌を使い、丁寧に裏筋を舐め上げる。

「あっ♡ああぁ~っ♡」

 父上は私のフェラチオに感じ入っているようで、気持ち良さそうな声を上げた。それが嬉しくて、私は更に激しく責め立てた。
 父が達するのは早かった。
 精液が私の口内へと放出される直前、私は陰茎から口を離した。
 父の鈴口からは白濁液が吐き出され、私の顔にかかる。
 生暖かい感触が頬や鼻にべったりと付着し、私はうっとりとした表情を浮かべた。

「ンモォ~ッ♡」
私は
 頬に付いた父の精液を手で掬い取り、口へと運ぶ。濃厚で美味しいおちんぽミルクに舌鼓を打った。

「あはっ!あはははははっ!」

 後ろで勇次郎が楽しそうに、高らかに笑う。

「あー、おかしい!本当に酷い有り様だ!滑稽で、無様で、お似合いですよ、兄上!あははっ!」
「ンモゥ~♡」

 勇次郎がなぜそんなに笑っているのかよく分からないが、勇次郎が私を見て笑ってくれるのは嬉しかった。

「ンモゥッ♡ンモォッ♡」
「兄上ったら、父に顔射されたというのに嬉しそうな顔をして!全く、どうしようもない変態ですね?父上もお喜びのようで……ふはははは!」

 父上は悔しそうな表情を浮かべた。
 だが、私の痴態を見て興奮してしまったことは事実だ。その証拠が私の顔にべったりと付着しているのだから。

「だめだ!笑いが止まらない!」
「ふざけおって!お前なんか、和彦以下の存在だ、勇次郎!」

 その言葉に、勇次郎の笑い声がぴたりと止んだ。

「私が、こいつ以下の存在、だって……?」
「そうだ!お前は家畜以下だ!」

 父の言葉に、勇次郎は俯いてしまう。
 私は心配になり、勇次郎の顔を覗き込んだ。
 すると、勇次郎が顔を上げ、ニヤリと笑った。

「そこまで言うなら、催眠を解いて差し上げましょう。」
「なにっ!?」

 勇次郎がパチンッと指を鳴らす。
 すると、次の瞬間、父の動きがピタリと止まった。やがて父はハッとしたように目を見開いた。私と勇次郎の顔を交互に見つめ、そして――。

「か……かずひこ……?お、お前、何して……わ、わしは、一体……っ!」

 父はずるずると椅子に座り込み、頭を抱えて、わぁわぁと気が狂ったかのように叫び出した。
 勇次郎をなじり、私を元に戻せと懇願し、夢だなんだと騒ぎ立てた。

「あぁああぁあぁぁっ!!かずひこ!かずひこぉ!!」
「ふんっ。こんなものか。全く、お前と血が繋がっているなんて、吐き気がするな。」

 泣き叫ぶ父に、勇次郎は冷たい視線を向けると、再びパチンッと指を鳴らした。
 父は糸の切れた操り人形のように、ぐったりとして動かなくなってしまった。

「さぁ、兄上?家畜小屋に戻って、またお乳を搾りましょうね。そうそう。一人では寂しいでしょうから、明日から父上も乳牛として家畜小屋で暮らすことになりましたよ。二頭仲良く、たくさん乳汁を搾って下さいね。」
「ンモォ~♡」

 勇次郎の言葉に、私は歓喜の声を上げた。
 これからは父も一緒だなんて、なんと心強いことだろう。先程まで何やら父の様子がおかしかったが、きっと明日には元気になられているはず。

「では、家畜小屋に行きましょう。」

 私は勇次郎に鎖を引かれるまま、部屋を後にしたのだった。


 ***



 チリンチリンとカウベルが鳴る。
 乳首がさらに肥大化したおかげで、なんと両乳首にも小さな鈴を勇次郎がつけてくれた。胸が揺れるたびに、チリンチリンと鈴が鳴り、とても可愛らしい。

 家畜小屋には今、私と父の二頭が暮らしている。
 あの出来事があって翌朝、父はすぐに家畜小屋に来たが、なかなか乳牛としての生活に馴染めずにいた。
 しかし、勇次郎が根気強くお世話してくれたおかげで、今では父も立派に乳牛として、毎朝ぶしゃぶしゃと母乳を噴出させている。

「くそっ!殺せっ!こんな辱めを受けるくらいなら死んだ方がマシ……っ、ぉ゛♡んぉお゛お゛~~~っ♡」

 父は勇次郎や使用人たちに搾乳されながら、今日も元気に鳴いている。勇次郎はそんな父を愛おしそうに見つめながら、乳首を引っ張っていた。

「父上、乳牛としてのお仕事をサボってはいけませんよ?ほら、兄上の乳首よりも更に立派に勃起させているではありませんか。」
「そ、そんなことっ!♡んぎぃいいぃっ!♡ちくびをひっぱるなぁぁ゛あ゛っ!♡♡」

 勇次郎の言葉に煽られるように、父はますます激しく乳首を責められていた。その
 快感で、父は腰をガクガクと震わせている。
 なんだか、人間として、軍人として生きていた頃よりも、こうして乳牛として生きている今の方が、父や勇次郎との距離が近くなったような気がした。
 父もきっと今の方が幸せだろう。
 私は乳首からピュッ♡と母乳を噴き出させながら、そんなことを思ったのだった。

「さぁ、今日も空になるまでお前たちの乳汁も、ちんぽ汁も搾り取ってやるからな。ありがたく思えよ、家畜共。」
「んほぉお゛ぉっ!♡お゛っ♡もぉ゛、やめろぉぉおぉぉっ!!♡」

 父が悲痛な叫び声を上げる。
 しかし、父のちんぽはビンビンに勃起しており、カウベルもチリンチリンと楽しそうに揺れていた。
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