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プロトタイプ版「悪魔の指先」
新築一軒あちこちでぺろり
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冬を超え、年が明け、次第に暖かさを取り戻していく3月。
俺達が携わっていた家は、無事完成した。
今日はそのお披露目会だ。家の契約者や、建築会社の人間、それから仲介役となった不動産の方も出席している。
「いやぁ、実に立派なもんです。」
うちも懇意にしている不動産のお得意さんが、目を輝かせながら家を見渡す。
「床暖房、エアコン完備。吹き抜けからさんさんと注がれる太陽の光も綺麗ですね。ソーラーも付いているんでしたっけ?」
「えぇ。」
「その上、この広さ。あぁ、床から壁からいい素材を使っていますね。」
「分かります?」
「分かりますとも。しかも、全部屋、防音もされているでしょう?素晴らしい家です。」
この家を契約した男性に、ひたすら感嘆の声をもらす不動産の職員。
「でも、いいんですか?」
「何がです?」
「この家、あなたの物にはならないのでしょう?」
キョトンと契約した男性は目を丸くした。しかし、すぐに破顔して「不思議なことをおっしゃいますね、不動屋さん。」と切り替えした。
「私は全てご主人様の物ですから。私の物は、すなわちご主人様の物。むしろ、私の契約した家にご主人様が住んでくださるなんて、光栄の極みですよ!」
――男は、弁護士として働いていた。
数年前に独立し、当初は顧客を抱えるのに苦労したものの、ここ最近は軌道に乗っていた。そのため、マイホームをうちの会社で建てることにしたのだ。そう、俺があの黒い玉を見つけたときに建築していた、あの家だ。
ある日、男は妻とともに俺達の仕事場に乗り込んできた。
そして、俺達が中でしていた行為を知られてしまった。
『近隣から、妙な声が聞こえると言われ来てみれば、貴様らは一体何をしているんだ、この変態ども!』
『汚らわしい!』
『警察にこの証拠となるデータを提出するからな!貴様らも、貴様らの会社も、訴えてやる!』
ハイステイタスの人間はどうも一般市民を下に見る傾向がある。この男もそうだった。
だから、俺は教育してあげたのだ。ハイステイタスな人間ほど、人に奉仕すべきだとね。
男はすぐさま俺に頭をつかまれ、どろっどろに溶かされてしまった。あんあん喘ぎながら、イっちゃってる目で、口の端からヨダレを垂らす夫を見て、妻は発狂した。外で騒がれる前に、こちらも能力で対処した。
今ではすっかり、俺の可愛い下僕だ。
以前はお高いスーツを身にまとい、ブランド物のメガネをかけていかにもエリート風な男であったが、今は局部が丸見えのいやらしい黒のピッチピチボンテージを着ている。ブランド物のメガネに何度精液をぶっかけてあげたことだろう。彼はまともにそれを拭いもせず、汚らしいメガネを誇らしげにかけている。
「今から、部屋をご案内いたしますね。」
「あぁ。」
不動産職員は男の後ろをついて歩く。
まずは玄関口から右手すぐにあるリビングとキッチンに通される。
「最新のキッチン用品を取り揃えました。」
「なるほど。」
しかし、一番目を引くのはそんなキッチンよりも、リビングにある壁だろう。
壁にはいくつか大きな穴が空いている。
「この穴は何に使うんですか?」
「あぁ。『壁尻』ですよ。」
「『壁尻』?」
「えぇ。私たちのような下僕は、普段ご主人様と共に過ごすことはできません。せめてご主人様の性欲を満たすために、この穴に自ら尻をはめ込んで、『壁尻』として使っていただくのです。不細工な者や、体型がよろしくない者でも、『壁尻』ならば尻しか見えません。ご主人様は不快な思いをせずに、私たちを使って、性をご処理することができるのです。」
「はぁ、なるほど。」
不動産職員は一番端の『壁尻』を見る。そこには一つ、尻が埋まっていた。体型からして、太めの男なのだろう。
「そちらに埋まっているのは、本日のお披露目会に招待された一人です。ご主人様の会社の社長でしたが、ご主人様に無礼な物言いをしたため、ああやって放置されているのです。」
壁尻のアナルはぽっかりと口を開いて、恥肉が丸見えになっている。何度も何度も犯されたのだろう。赤く腫れた恥肉がヒクヒクと物欲しげに動く度に、注がれた精液が流れ出している。お尻をつたう精液の量に、どれだけこの尻に精液が注がれたのだろう。
不動産職員はごくっと唾を飲み込んだ。
たくさん犯されているはずなのに、この尻が喜びで満ちているようにさえ見える。むしろ、もっともっと犯してほしいとせがんでいるのではないか。
「あっ……。」
「どうしました?」
「いえ。それが。お恥ずかしいことに、実は私、興奮してしまったみたいで。」
不動産職員はスラックスを脱いだ。
「勃起してしまいました。」
この家で、ペニスが勃起した場合、脱いで人に見せなければいけない。それがルールだ。
不動屋さんも例にもれず、ルール通りに自分の勃起したペニスを他者の目に晒した。
「おやおや。」
男は勃起した不動産職員のペニスに手を伸ばした。そして、愛おしげにシュッシュッと竿をしごく。
「あっ……!」
「えぇ。想像したのですね?この『壁尻』を見て、自分も同じように犯されたらって。」
「はっ、……はいっ。」
がまん汁がこぼれそうになると、男はじゅっとそれを吸い上げる。せっかくの新しい家のフローリングを、ご主人様がいないところで汚してはならない。
そのまま、男は亀頭を咥え、先っぽをれろれろと優しく愛撫する。たまに柔らかい玉袋をもみもみしてあげながら。
「んっ、……はっ……!」
「はぁっ、いいおちんちんをお持ちですね。咥えると、あなたの勃起したおちんちんで私の口がいっぱいになってしまいます。」
「あっ!弁護士さんもっ、おっ、お上手っ、ですねっ!」
「えぇ。ご主人様が私ののどマンコを鍛えてくださりましたから。」
「あっ、あっ、いっ、いくっ!」
「じゅぼっ……どうぞ、いってください。」
「あうッ、あ……ッ!!!」
男の喉の奥に熱い液が吐き出される。男はごくりとそれを飲み干し、さらに飲み残しがないようチュウチュウと精液の残りを出させるのも忘れない。下僕の鑑だ。
「どうです。下僕のくちまんこ、ご満足いただけましたか?」
「あぁ……素晴らしすぎて、なんと言えばいいか分からないよ……。」
「でも、ここで『壁尻』として働けば、今以上の快感を得ることが出来るのです。」
「え?」
「嵌めてみるだけでもかまいません。一度、試してみませんか?」
男の甘い言葉に、不動産職員の心は揺れる。
男のフェラも十分気持ちのいいものだった。しかし、それ以上の快楽を得られるなんて――。
「す、少しだけなら……。」
気がついたら、不動産職員は全裸になって、壁の穴に自ら尻を嵌めようとしていた。
少しだけ。少し嵌めたら、それで満足して帰ろう。
そう思っていたはずなのに。
「……お、おお、おおお、おおうッ!!!」
嵌めただけだ。ただ尻を嵌めただけ。
それなのに、不動産職員の胸は幸せで張り裂けそうになった。
今まで感じたことのない幸福感。大学に合格したときより、大手企業に就職が決まったときより、結婚したときより、子どもを授かったときより、昇進したときより!
あぁ!あぁ!なんて喜ばしいのだろう!
これからは、ご主人様に自分の尻を使ってもらえるなんて!
「……これで、またいい『壁尻』が増えましたね。」
壁の向こうで、不動産職員だった男はびゅくびゅくと白濁液を撒き散らし、あまりの幸福感に目を剥いて気絶していた。
一階は、下僕たちの住居スペースだ。彼らには俺の身の回りの世話はもちろん、俺の気分次第で何にでもなってもらう。
まずは、奥さんと一緒に文句を言いに乗り込んできたこの家の元持ち主である弁護士。彼の態度が気に食わなかったから、壁尻にしたやった。壁尻が増えてしまったから、こいつの尻を利用するのは一週間に一回になってしまったが、その一回に生きる喜びを感じているみたいだ。
それから、一ヶ月ほど前に近くを通った郵便配達のお兄さん。一目で彼のことが気に入った俺は、彼を『歯ブラシ置き』にした。彼はアナルに歯ブラシを突っ込んだ状態で、いつでも歯ブラシを取り出せるように壁で待機している。他にも、異変を感じてやってきたお巡りさんを『コップ置き』に、近所の家に家庭訪問に来ていた先生を『ドライヤー置き』にして、同じように並べている。もちろん、皆全裸で、俺の役に立っている幸福感に、肉棒をびんびんに勃たせている。全裸の男たちが壁にずらりと並び、誇らしげに自分の役割をまっとうする姿は滑稽を通り越して、圧倒されるだろう。
二階は俺の住居スペースだ。ここには、俺の気に入った者たちしか入れていない。
それは――。
「おい、唯之助。見ろ。胸囲がまた3ミリも増えたぜ。」
パソコンを覗き込んでいた俺に、どっかりと武田さんが隣に座り込む。
彼はあの日以来、暇さえあれば、胸筋を鍛え、乳首をいじり、ずっと胸の開発を進めていた。
それだけではない。
「な、なぁ……喉、渇いたんじゃねぇか?」
「喉、ですか。」
「俺の『母乳』飲ませてやるからよ、少し休まねぇか?」
そう言って、武田さんは俺の手を掴んで、自分の『おっぱい』を触らせる。
女性のようにふんわりと柔らかく腫れた『おっぱい』に。
実は、武田さんの胸をいじっている時に、「母乳とか出たら最高だなー。」とふと思ってしまったところ、能力によって実現してしまったのだ。武田さんの胸には乳腺が出き、女性のように母乳が吹き出すようになった。しかも、性的快感を得るときだけ。
俺は武田さんの誘いにのり、彼の乳房に手をおいてぎゅむぎゅむとその形を変えてやる。今の武田さんは、誰よりも男らしい筋肉質な身体をしているのに、誰よりも女性らしい胸をもっている。そのアンバランスさが淫猥で、俺の股間を刺激する。
「あっ、くっ、う!」
まさか新潟にいる奥さんや彼の子どもは、自分のお父さんがこんなにエッチな身体になってしまったなんて、夢にも思っていないだろう。まぁ、仕送りはしているけれど、電話も全然しなくなったし、もしかしたら近いうちに離婚するかもしれないな。
「本当にいやらしいおっぱいに育ちましたね、武田さん。うれしいですか?」
「うっ、うれしいにっ、決まっンだろォっ!こっ、こんなにっ、けんこうにっ、なったんだからっ!あぐっ!」
我慢できなくなった俺は、武田さんに抱きついて、彼の肥大化した乳首を口に含む。じゅぶじゅぶ舐めたり、吸ってあげると、面白いくらいに乳首はぷっくりと固くなる。
「んっ、じゅぶっ、んっ!」
「ど、どうよっ!ふっ、……おっ、俺のっ、おっぱいっ、うめぇだろっ、おおっ……っ!」
「ん、んんっ!おいしいですよ、武田さん。」
本当においしい。汗の臭いがツンとして、男臭いくせに、このおっぱいだけ妙に乳臭いのだから。
片方を舐めては、もう片方を舐め、武田さんを堪能する。それと同時に、彼の太いペニスもしごいてやれば、高まるのもすぐだ。
「ひっ、ぐっ、ゆっ、ゆいのす、けぇっ!いっ、イっちまう!」
さぁ、『母乳』を出してくれ。
「あっ、ぐう、あああーーーーッ!」
男らしい雄たけびと共に、肉棒からピュッと白濁液が吐き出された。
しかし、乳首からはそれ以上に『母乳』がビューッビューッと噴き出してくる。乳首を含んでいた俺の口に、甘ったるくていやらしい匂いがする『母乳』が飛び込んでくる。どろっと、喉にへばりつく感じがたまらない。俺はごくりと『母乳』を飲み、飲み残しがないよう彼の乳首をちゅうちゅうと吸う。
片方の乳首は咥えていなかったため、大量の『母乳』は武田さんのお腹にそのまま降り注いだ。しかし、問題はない。
俺達が携わっていた家は、無事完成した。
今日はそのお披露目会だ。家の契約者や、建築会社の人間、それから仲介役となった不動産の方も出席している。
「いやぁ、実に立派なもんです。」
うちも懇意にしている不動産のお得意さんが、目を輝かせながら家を見渡す。
「床暖房、エアコン完備。吹き抜けからさんさんと注がれる太陽の光も綺麗ですね。ソーラーも付いているんでしたっけ?」
「えぇ。」
「その上、この広さ。あぁ、床から壁からいい素材を使っていますね。」
「分かります?」
「分かりますとも。しかも、全部屋、防音もされているでしょう?素晴らしい家です。」
この家を契約した男性に、ひたすら感嘆の声をもらす不動産の職員。
「でも、いいんですか?」
「何がです?」
「この家、あなたの物にはならないのでしょう?」
キョトンと契約した男性は目を丸くした。しかし、すぐに破顔して「不思議なことをおっしゃいますね、不動屋さん。」と切り替えした。
「私は全てご主人様の物ですから。私の物は、すなわちご主人様の物。むしろ、私の契約した家にご主人様が住んでくださるなんて、光栄の極みですよ!」
――男は、弁護士として働いていた。
数年前に独立し、当初は顧客を抱えるのに苦労したものの、ここ最近は軌道に乗っていた。そのため、マイホームをうちの会社で建てることにしたのだ。そう、俺があの黒い玉を見つけたときに建築していた、あの家だ。
ある日、男は妻とともに俺達の仕事場に乗り込んできた。
そして、俺達が中でしていた行為を知られてしまった。
『近隣から、妙な声が聞こえると言われ来てみれば、貴様らは一体何をしているんだ、この変態ども!』
『汚らわしい!』
『警察にこの証拠となるデータを提出するからな!貴様らも、貴様らの会社も、訴えてやる!』
ハイステイタスの人間はどうも一般市民を下に見る傾向がある。この男もそうだった。
だから、俺は教育してあげたのだ。ハイステイタスな人間ほど、人に奉仕すべきだとね。
男はすぐさま俺に頭をつかまれ、どろっどろに溶かされてしまった。あんあん喘ぎながら、イっちゃってる目で、口の端からヨダレを垂らす夫を見て、妻は発狂した。外で騒がれる前に、こちらも能力で対処した。
今ではすっかり、俺の可愛い下僕だ。
以前はお高いスーツを身にまとい、ブランド物のメガネをかけていかにもエリート風な男であったが、今は局部が丸見えのいやらしい黒のピッチピチボンテージを着ている。ブランド物のメガネに何度精液をぶっかけてあげたことだろう。彼はまともにそれを拭いもせず、汚らしいメガネを誇らしげにかけている。
「今から、部屋をご案内いたしますね。」
「あぁ。」
不動産職員は男の後ろをついて歩く。
まずは玄関口から右手すぐにあるリビングとキッチンに通される。
「最新のキッチン用品を取り揃えました。」
「なるほど。」
しかし、一番目を引くのはそんなキッチンよりも、リビングにある壁だろう。
壁にはいくつか大きな穴が空いている。
「この穴は何に使うんですか?」
「あぁ。『壁尻』ですよ。」
「『壁尻』?」
「えぇ。私たちのような下僕は、普段ご主人様と共に過ごすことはできません。せめてご主人様の性欲を満たすために、この穴に自ら尻をはめ込んで、『壁尻』として使っていただくのです。不細工な者や、体型がよろしくない者でも、『壁尻』ならば尻しか見えません。ご主人様は不快な思いをせずに、私たちを使って、性をご処理することができるのです。」
「はぁ、なるほど。」
不動産職員は一番端の『壁尻』を見る。そこには一つ、尻が埋まっていた。体型からして、太めの男なのだろう。
「そちらに埋まっているのは、本日のお披露目会に招待された一人です。ご主人様の会社の社長でしたが、ご主人様に無礼な物言いをしたため、ああやって放置されているのです。」
壁尻のアナルはぽっかりと口を開いて、恥肉が丸見えになっている。何度も何度も犯されたのだろう。赤く腫れた恥肉がヒクヒクと物欲しげに動く度に、注がれた精液が流れ出している。お尻をつたう精液の量に、どれだけこの尻に精液が注がれたのだろう。
不動産職員はごくっと唾を飲み込んだ。
たくさん犯されているはずなのに、この尻が喜びで満ちているようにさえ見える。むしろ、もっともっと犯してほしいとせがんでいるのではないか。
「あっ……。」
「どうしました?」
「いえ。それが。お恥ずかしいことに、実は私、興奮してしまったみたいで。」
不動産職員はスラックスを脱いだ。
「勃起してしまいました。」
この家で、ペニスが勃起した場合、脱いで人に見せなければいけない。それがルールだ。
不動屋さんも例にもれず、ルール通りに自分の勃起したペニスを他者の目に晒した。
「おやおや。」
男は勃起した不動産職員のペニスに手を伸ばした。そして、愛おしげにシュッシュッと竿をしごく。
「あっ……!」
「えぇ。想像したのですね?この『壁尻』を見て、自分も同じように犯されたらって。」
「はっ、……はいっ。」
がまん汁がこぼれそうになると、男はじゅっとそれを吸い上げる。せっかくの新しい家のフローリングを、ご主人様がいないところで汚してはならない。
そのまま、男は亀頭を咥え、先っぽをれろれろと優しく愛撫する。たまに柔らかい玉袋をもみもみしてあげながら。
「んっ、……はっ……!」
「はぁっ、いいおちんちんをお持ちですね。咥えると、あなたの勃起したおちんちんで私の口がいっぱいになってしまいます。」
「あっ!弁護士さんもっ、おっ、お上手っ、ですねっ!」
「えぇ。ご主人様が私ののどマンコを鍛えてくださりましたから。」
「あっ、あっ、いっ、いくっ!」
「じゅぼっ……どうぞ、いってください。」
「あうッ、あ……ッ!!!」
男の喉の奥に熱い液が吐き出される。男はごくりとそれを飲み干し、さらに飲み残しがないようチュウチュウと精液の残りを出させるのも忘れない。下僕の鑑だ。
「どうです。下僕のくちまんこ、ご満足いただけましたか?」
「あぁ……素晴らしすぎて、なんと言えばいいか分からないよ……。」
「でも、ここで『壁尻』として働けば、今以上の快感を得ることが出来るのです。」
「え?」
「嵌めてみるだけでもかまいません。一度、試してみませんか?」
男の甘い言葉に、不動産職員の心は揺れる。
男のフェラも十分気持ちのいいものだった。しかし、それ以上の快楽を得られるなんて――。
「す、少しだけなら……。」
気がついたら、不動産職員は全裸になって、壁の穴に自ら尻を嵌めようとしていた。
少しだけ。少し嵌めたら、それで満足して帰ろう。
そう思っていたはずなのに。
「……お、おお、おおお、おおうッ!!!」
嵌めただけだ。ただ尻を嵌めただけ。
それなのに、不動産職員の胸は幸せで張り裂けそうになった。
今まで感じたことのない幸福感。大学に合格したときより、大手企業に就職が決まったときより、結婚したときより、子どもを授かったときより、昇進したときより!
あぁ!あぁ!なんて喜ばしいのだろう!
これからは、ご主人様に自分の尻を使ってもらえるなんて!
「……これで、またいい『壁尻』が増えましたね。」
壁の向こうで、不動産職員だった男はびゅくびゅくと白濁液を撒き散らし、あまりの幸福感に目を剥いて気絶していた。
一階は、下僕たちの住居スペースだ。彼らには俺の身の回りの世話はもちろん、俺の気分次第で何にでもなってもらう。
まずは、奥さんと一緒に文句を言いに乗り込んできたこの家の元持ち主である弁護士。彼の態度が気に食わなかったから、壁尻にしたやった。壁尻が増えてしまったから、こいつの尻を利用するのは一週間に一回になってしまったが、その一回に生きる喜びを感じているみたいだ。
それから、一ヶ月ほど前に近くを通った郵便配達のお兄さん。一目で彼のことが気に入った俺は、彼を『歯ブラシ置き』にした。彼はアナルに歯ブラシを突っ込んだ状態で、いつでも歯ブラシを取り出せるように壁で待機している。他にも、異変を感じてやってきたお巡りさんを『コップ置き』に、近所の家に家庭訪問に来ていた先生を『ドライヤー置き』にして、同じように並べている。もちろん、皆全裸で、俺の役に立っている幸福感に、肉棒をびんびんに勃たせている。全裸の男たちが壁にずらりと並び、誇らしげに自分の役割をまっとうする姿は滑稽を通り越して、圧倒されるだろう。
二階は俺の住居スペースだ。ここには、俺の気に入った者たちしか入れていない。
それは――。
「おい、唯之助。見ろ。胸囲がまた3ミリも増えたぜ。」
パソコンを覗き込んでいた俺に、どっかりと武田さんが隣に座り込む。
彼はあの日以来、暇さえあれば、胸筋を鍛え、乳首をいじり、ずっと胸の開発を進めていた。
それだけではない。
「な、なぁ……喉、渇いたんじゃねぇか?」
「喉、ですか。」
「俺の『母乳』飲ませてやるからよ、少し休まねぇか?」
そう言って、武田さんは俺の手を掴んで、自分の『おっぱい』を触らせる。
女性のようにふんわりと柔らかく腫れた『おっぱい』に。
実は、武田さんの胸をいじっている時に、「母乳とか出たら最高だなー。」とふと思ってしまったところ、能力によって実現してしまったのだ。武田さんの胸には乳腺が出き、女性のように母乳が吹き出すようになった。しかも、性的快感を得るときだけ。
俺は武田さんの誘いにのり、彼の乳房に手をおいてぎゅむぎゅむとその形を変えてやる。今の武田さんは、誰よりも男らしい筋肉質な身体をしているのに、誰よりも女性らしい胸をもっている。そのアンバランスさが淫猥で、俺の股間を刺激する。
「あっ、くっ、う!」
まさか新潟にいる奥さんや彼の子どもは、自分のお父さんがこんなにエッチな身体になってしまったなんて、夢にも思っていないだろう。まぁ、仕送りはしているけれど、電話も全然しなくなったし、もしかしたら近いうちに離婚するかもしれないな。
「本当にいやらしいおっぱいに育ちましたね、武田さん。うれしいですか?」
「うっ、うれしいにっ、決まっンだろォっ!こっ、こんなにっ、けんこうにっ、なったんだからっ!あぐっ!」
我慢できなくなった俺は、武田さんに抱きついて、彼の肥大化した乳首を口に含む。じゅぶじゅぶ舐めたり、吸ってあげると、面白いくらいに乳首はぷっくりと固くなる。
「んっ、じゅぶっ、んっ!」
「ど、どうよっ!ふっ、……おっ、俺のっ、おっぱいっ、うめぇだろっ、おおっ……っ!」
「ん、んんっ!おいしいですよ、武田さん。」
本当においしい。汗の臭いがツンとして、男臭いくせに、このおっぱいだけ妙に乳臭いのだから。
片方を舐めては、もう片方を舐め、武田さんを堪能する。それと同時に、彼の太いペニスもしごいてやれば、高まるのもすぐだ。
「ひっ、ぐっ、ゆっ、ゆいのす、けぇっ!いっ、イっちまう!」
さぁ、『母乳』を出してくれ。
「あっ、ぐう、あああーーーーッ!」
男らしい雄たけびと共に、肉棒からピュッと白濁液が吐き出された。
しかし、乳首からはそれ以上に『母乳』がビューッビューッと噴き出してくる。乳首を含んでいた俺の口に、甘ったるくていやらしい匂いがする『母乳』が飛び込んでくる。どろっと、喉にへばりつく感じがたまらない。俺はごくりと『母乳』を飲み、飲み残しがないよう彼の乳首をちゅうちゅうと吸う。
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