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異世界文明との接触
第24話 変装
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「瑶様、朝未様。まずは商業ギルドにむかいます。こちらは到着の報告だけですので、すぐに終わります。馬車でお待ちいただいてもいいですし、ギルド内でお待ちいただいても構いません」
ミーガンさんに、そんなことを言われたけれど、瑶さんがちょっと待ってと止めてきたの。
「私達の外見はどうやらこの国の一般の方とは違うようだね。何か対策をしておいた方がいいんじゃないかな。ミーガンさん、フード付きのローブとかありませんか?」
あ、ミーガンさん何か考え始めたわね。
「エルリ、染粉があったわよね」
ミーガンさんがエルリさんに言って出してきたのは革袋ね。渡されたので口を開けてみると何か色が変わり続ける不思議な粉が入っているわ。
「あの、この粉はいったい何なんでしょうか?」
あたしが聞くとミーガンさんはいたずらっ子の顔になったわね。
「この粉をほんの少し手に取って、そうそう、そのくらいで良いですよ。そして自分のなりたい髪色を思い浮かべながら髪に擦り付けてください。そうすればご自分の魔力が働いて髪がその色に染まりますので」
「え、魔力ですか?」
あたし達に魔力があるとは思えないのだけど。
あたしも瑶さんも魔力と言われて困惑してしまったわ。
あたしがそう言うと、今度はミーガンさんがキョトンとした顔になったわね。
「魔力は間違いなくおありですよ。そもそものところ魔力がなければ、この翻訳の結界の恩恵を受けられませんから。この翻訳の結界は本人の魔力を使って反射させそれで翻訳しているんですよ」
あら、地球から転移してきたあたし達も魔力あるのね。
「魔力についてはわかりました。で、色はどんな色でもいいんですか?」
「ええ、どんな色でも大丈夫ですよ。ただ、この国では青っぽい色や、赤っぽい色の髪の方が多いのでそういった色の方が目立たないと思います」
え?青っぽい髪が良いの?それなら……。
あたしは、あの髪色をイメージして手に取った粉を髪にこすりつけてみたの。じっくりゆっくりしっかり。
「ど、どうかしら?色かわった?似合う?」
そう言いながら、あたしは自分の髪を手に取ってみるけれど、あたしのショートカットの髪ではキチンと見えないのよね。鏡が欲しいわ。でも、この世界の文明レベルで鏡ってあるかしらね。
「うん、綺麗な空色に染まったね。朝未に似合ってる。可愛いよ」
よ、瑶さん、あたしそういう不意打ちは慣れてないのよ。顔が熱いわ。
「あら、瑶様、まるでデートでの待ち合わせの一言目のようですね」
「うん?そうですか?女の子がおしゃれをしたら感想を伝えるのはマナーでしょう」
今度はミーガンさんが瑶さんを揶揄っているわね。でも瑶さんは平気な顔をしているのがちょっと悔しいわ。
「瑶さん、女の子の扱いに慣れているのね。ひょっとして一緒にキャンプに行く予定だったお友達も女の人だったのかしら?」
「はあ、もう朝未は私のたった1人の可愛いバディでいいじゃないか」
うう、いくら瑶さんがずっと年上のおじさんでもその切り返しは刺さるのよ。それにずっと一緒にいてお世話になってきたからかしら、瑶さんが前より若く見えるのよね。
あたしは頬を膨らませて瑶さんを睨むしかできないじゃないの。あ、ひとつあったわ。
「瑶さんも髪色変えないといけないわよね。何色にするのかしら」
「く、赤か青が良いんだったな」
ふふふ、瑶さんが動揺するのは珍しいわね。
そして瑶さんがが染めた色は
「これはまた、瑶さんひょっとして実は厨二……」
瑶さんにじろりと睨まれてしまったわ。で、でもこの髪色はそうよね。
「まさか、こんな鮮やかな赤髪にするなんて……」
う、ぷぷぷ。これまでの瑶さんのイメージが……。
「で、でも綺麗な赤ですね。に、似合ってますよ。ぷぷぷ」
「はい、髪はそれで良いと思いますが、これを羽織ってください。これはクルードと言ってハンターや傭兵が装備の上から羽織るものです。お2人のお召し物はとても上質で素晴らしいとは思うのですが、この国のものと違いすぎますのでクルードを上から羽織ることで隠した方が良いと思いますので」
あたしと瑶さんがじゃれているところにミーガンさんが今度はローブとコートの中間みたいなものを渡してきたわ。確かにこれを羽織れば日本から持ってきた服は見えないわね。
「ありがとうございます」
お礼を言ってあたしと瑶さんはクルードを受け取ったの。
あたし達がクルードを羽織れば、これで準備は完了ね。
「では、商業ギルドに向かいます。馬車から降りるときには瑶様と朝未様はフードをかぶってくださいね」
「到着しました。ミーガン様、瑶様、朝未様。いってらっしゃいませ。わたくしは、馬車でお待ちしております」
馬車が止まり、エルリさんが声を掛けてきたので馬車を降りて、ミーガンさんに続いてあたしと瑶さんは商業ギルドの入り口に向かった。
ミーガンさんに、そんなことを言われたけれど、瑶さんがちょっと待ってと止めてきたの。
「私達の外見はどうやらこの国の一般の方とは違うようだね。何か対策をしておいた方がいいんじゃないかな。ミーガンさん、フード付きのローブとかありませんか?」
あ、ミーガンさん何か考え始めたわね。
「エルリ、染粉があったわよね」
ミーガンさんがエルリさんに言って出してきたのは革袋ね。渡されたので口を開けてみると何か色が変わり続ける不思議な粉が入っているわ。
「あの、この粉はいったい何なんでしょうか?」
あたしが聞くとミーガンさんはいたずらっ子の顔になったわね。
「この粉をほんの少し手に取って、そうそう、そのくらいで良いですよ。そして自分のなりたい髪色を思い浮かべながら髪に擦り付けてください。そうすればご自分の魔力が働いて髪がその色に染まりますので」
「え、魔力ですか?」
あたし達に魔力があるとは思えないのだけど。
あたしも瑶さんも魔力と言われて困惑してしまったわ。
あたしがそう言うと、今度はミーガンさんがキョトンとした顔になったわね。
「魔力は間違いなくおありですよ。そもそものところ魔力がなければ、この翻訳の結界の恩恵を受けられませんから。この翻訳の結界は本人の魔力を使って反射させそれで翻訳しているんですよ」
あら、地球から転移してきたあたし達も魔力あるのね。
「魔力についてはわかりました。で、色はどんな色でもいいんですか?」
「ええ、どんな色でも大丈夫ですよ。ただ、この国では青っぽい色や、赤っぽい色の髪の方が多いのでそういった色の方が目立たないと思います」
え?青っぽい髪が良いの?それなら……。
あたしは、あの髪色をイメージして手に取った粉を髪にこすりつけてみたの。じっくりゆっくりしっかり。
「ど、どうかしら?色かわった?似合う?」
そう言いながら、あたしは自分の髪を手に取ってみるけれど、あたしのショートカットの髪ではキチンと見えないのよね。鏡が欲しいわ。でも、この世界の文明レベルで鏡ってあるかしらね。
「うん、綺麗な空色に染まったね。朝未に似合ってる。可愛いよ」
よ、瑶さん、あたしそういう不意打ちは慣れてないのよ。顔が熱いわ。
「あら、瑶様、まるでデートでの待ち合わせの一言目のようですね」
「うん?そうですか?女の子がおしゃれをしたら感想を伝えるのはマナーでしょう」
今度はミーガンさんが瑶さんを揶揄っているわね。でも瑶さんは平気な顔をしているのがちょっと悔しいわ。
「瑶さん、女の子の扱いに慣れているのね。ひょっとして一緒にキャンプに行く予定だったお友達も女の人だったのかしら?」
「はあ、もう朝未は私のたった1人の可愛いバディでいいじゃないか」
うう、いくら瑶さんがずっと年上のおじさんでもその切り返しは刺さるのよ。それにずっと一緒にいてお世話になってきたからかしら、瑶さんが前より若く見えるのよね。
あたしは頬を膨らませて瑶さんを睨むしかできないじゃないの。あ、ひとつあったわ。
「瑶さんも髪色変えないといけないわよね。何色にするのかしら」
「く、赤か青が良いんだったな」
ふふふ、瑶さんが動揺するのは珍しいわね。
そして瑶さんがが染めた色は
「これはまた、瑶さんひょっとして実は厨二……」
瑶さんにじろりと睨まれてしまったわ。で、でもこの髪色はそうよね。
「まさか、こんな鮮やかな赤髪にするなんて……」
う、ぷぷぷ。これまでの瑶さんのイメージが……。
「で、でも綺麗な赤ですね。に、似合ってますよ。ぷぷぷ」
「はい、髪はそれで良いと思いますが、これを羽織ってください。これはクルードと言ってハンターや傭兵が装備の上から羽織るものです。お2人のお召し物はとても上質で素晴らしいとは思うのですが、この国のものと違いすぎますのでクルードを上から羽織ることで隠した方が良いと思いますので」
あたしと瑶さんがじゃれているところにミーガンさんが今度はローブとコートの中間みたいなものを渡してきたわ。確かにこれを羽織れば日本から持ってきた服は見えないわね。
「ありがとうございます」
お礼を言ってあたしと瑶さんはクルードを受け取ったの。
あたし達がクルードを羽織れば、これで準備は完了ね。
「では、商業ギルドに向かいます。馬車から降りるときには瑶様と朝未様はフードをかぶってくださいね」
「到着しました。ミーガン様、瑶様、朝未様。いってらっしゃいませ。わたくしは、馬車でお待ちしております」
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