第一楽章「誤判」

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Chapter.5「私がカフェに通う目的は日々の生活の息抜きをするためだった。だけど、今回を機に目的が変わってしまった…。」

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 今日は何を頼もうかしら。
 そんなことを思いながらメニューを眺める。
 "彼"はこちらを見ずに雑誌を眺めている。
 最初はいきなり見知らぬに人間と同じ席に座ることになって戸惑った。
 だけど、それ以外は特に変わったことが起きなかったので、次第に緊張がしなくなっていった。
 まるで、角砂糖が紅茶に溶けて消えるように、私が抱えていた緊張が店内の賑やかな空気に飲まれていく。
 相席なんて、一生することはないと思ってたのに、こんなことってあるんだな。
 そう思った矢先に、カフェモカの写真が視界に入る。
 今日はカフェモカにしよう。
 考える間も作らず決めた。

「すみません、カフェモカ一つ、いいでしょうか?」
 呼び鈴で店員を呼び、そして注文をする。
 注文を終え、メニューを片付けようとすると、

「…あの、私も頼みたいので、そのメニューをこちらに渡してもらえませんか?」
 "彼"がそう言ってきた。
「…あ、はい。どうぞ」
 突然声をかけられ、一瞬ビクッとしてしまう。
 慌てて私はメニューを男性に渡す。
(…話しかけられちゃった…)
 そのまま立ち上がり、雑誌が置かれた本棚に向かう。
 そこからファッション雑誌を取り出すと、さっさと席に戻った。

 「すみません、マロウティーを一つ、いいでしょうか?」
 向かい合わせの"彼"が店員に注文する。
 店員が注文を受け、私たちから離れると、また二人の間に沈黙が訪れる。
 "彼"はゴルフ雑誌と睨めっこを始める。
 他の客は友人と楽しそうに話している中でのこの小さな静けさ。
 まるで二人だけが別世界にいるようだった。
 だけど、たまたま本当にただ同じテーブルにいることになっただけ。
 カフェモカが来たら、本当にそれだけで終わり。
 きっとそうだ。
 私はファッション雑誌を眺めながら、そんなことを考えていた。
 
 ーその時は、本当にそうだと思っていた。

 雑誌に眺めるのに少し疲れを感じ、一瞬だけ窓の方に視線を変えると、

「…今日は人の数がすごいですね。席がどこも埋まってて…」

ー"彼"の声がした。
 それも、明らかに私に向けて言っていた。         
 突然のことに、声を一瞬ながら失った。

ーもう、話すことはないと思ってたのに。

「…そ、そうですね。今、期間限定メニューが出てるから、それが目当てなのかな、と」
 私はやや小さな声でそう答える。
「そうなんですね。期間限定メニューの力って、偉大なんですねぇ。僕がいつも来る時はこんなにいないのに。…ところで、ここに来るのは初めてでしょうか?」
ーまだ話があるのね。
「…い、いえ。以前にも一度来たことがあって…」
「…あっ、そうだったんですね。それは失礼しました」
「いえいえ」
「…それで、このお店をどのようにお知りになったんです?」
ーまだ続く。
「…この店の近くに子供達の通っていた小学校があって、この辺はよく通ってたので、建物自体はよく目にしていて…」
「へぇ、つまり、生活圏内だってことですよね?」
「え、ええ、まぁ…」
ーまだ。
「こんな素敵な生活圏内にあるなんてうらやましいなぁ。僕はテレビで紹介されているのを見て、お店の雰囲気に惹かれてここに来たんですよ。気持ちが和らぐっていうか…家から遠くて簡単に通えないけどね」
「確かにこのお店、いると落ち着きますよね。私もこの感覚が気に入ってここにまた足を運んできた身なので…」
「そうなんですか。同じような理由で好きになる人と出会うなんて思いもしなかったなぁ」
ーまだ、まだまだ。
 そんなことを思いながらも、いつのまにか私は彼との何気ない会話に引き寄せられていた。
 会うのは今日だけかもしれないのに。
 いや、むしろ今日だけだからだろうか。
 どうせ会うのは今日だけだから、これくらいやっても問題ないだろう、という感じで。
 そして、私と話す彼はなんとなく子供のように無邪気に見えた。
 その無邪気さが、私の興味をそそる。

 しかし、その対話は今、一旦ながら終わりを迎えようとしていた。

「…そういえば、今期間限定メニューが出てるって言ってましたよね」
「…はい、看板にも出てましたが、これかと」
 テーブルの上のスタンドからイチゴのフレジェの描かれたプラスチック板を取り出して、彼に見せる。
「…見た目が可愛いなぁ。リンスタに載せたら映えそうだ。これだけの人が来るのも納得だ」
 彼は興味深そうにフレジェの絵を眺める。
「…次来た時に頼んでみようかな」
 彼はそう呟く。
 その次の瞬間。
「大変お待たせしました」
 店員がマロウティーとカフェモカを持って来た。
 "彼"はマロウティーを手に取り、静かに飲み始める。
ーあぁ、これで終わりだ。
 私は無言でカフェモカを手に取る。
 始まったばかりの時は戸惑ったけど、終わりを迎えるとあっという間だな、と感じた。
 
 ちらりと時計を見る。
 時刻は4時55分。
(…もうこんな時間。人と話してると時間は早く過ぎるものね)
 そんなことを思いながらカフェモカを啜っていると、
「…それじゃあ、僕はこれで」
 "彼"は席から立ち上がる。
「…今日はありがとうございました」
 そう言って"彼"は背中を向けて去っていく。

 今日は日常感のない一日だったな。
 慣れないことをするだけでいつもいる景色がこんなにも違って見えるなんてね。
 そう思いながら天井を見上げる。
 時計が視界に入る。
「…あ、いけない。もう5時近いんだった。早く帰らなきゃ」
 天井から視界を離し、カフェモカを飲み干した。

「ただいまー」
 帰宅し、リビングを開けると。
「あれ、今帰って来たの?こんな時間に帰ってくるなんて珍しいね」
 リビングに洗った皿を片付けていた朱莉がいた。
「ごめんごめん。ちょっとカフェでメニュー選ぶのに時間かかっちゃって」
「またカフェ行ってたんだ。あそこが気に入った?」
「ええ。とても落ち着くのよね、あそこにいると。あ、食器の片付けしてくれてありがとね」
 本当は相席して人と話してたけれど、相席の相手なんて所詮は赤の他人。
 他人の話をむやみに話すものじゃない、だから。
 今日のことを話さないことにして、
「今から夕飯作るね」
 いつものように夕飯の支度をした。
 そうだ。もう"彼"は住んでる場所も全く違う赤の他人。
 おそらくもう会うこともない。
 今日はたまたま運がとち狂ってあんなことになっただけだ。
 しばらくすれば今日のことは忘れ、お互いの存在すらも記憶の中から消える。
 そうすれば今日のことはなかったことになり、お互いに日常に戻る。
 そして、今も時の流れが今日のことを色褪せさせている。
 今はその時の流れに身を任せよう。
 野菜を切りながら私は"彼"のいない、日常に戻ろうとしていたー。

ーだけど。

 そのまた後日。
 今日は透が荒れ気味だったので、カフェに行きたい気分だった。
 そして、当然のごとくカフェに足を運んでいた。
 流れ作業のように入り口のドアを開ける。
「いらっしゃいませ、お席はご自由にどうぞ」
 店員の聞き慣れた声とともに店内に入るが、

 プランターの並ぶ棚の横の席に、以前見かけた男性がいて、一瞬止まってしまった。

 "彼"がいたのだ。
 "彼"とまた会ってしまった。

 今日は期間限定メニューのピークが過ぎたのか、お客がまばらだった。
 そのため、私の足音が店内に響く。
 その足音を聞いた"彼"は、足音の主である私の方を向いた。

「…あ、あなたは以前の…」

 "彼"はそう声を漏らす。

「…ぐ、偶然ですね」
 無理やり笑顔を作って私はそう言う。
 なのに足は自然と"彼"と向かい合わせにしようとしていた。

「お久しぶりですね」
 そう"彼"が行った後、私たち二人はお互いの近況を話した。
「…さてと、そろそろ注文しようかな」
 彼がそう呟き、スタンドのメニューに手を伸ばすも、
「…あ、そうだった。前来た時次来たらフレジェ頼もうと決めてたんだった」
 メニューではなく、フレジェの描かれたプラスチック板を手に取る。
 そういえば、そう言ってたな。
 その仕草は、まるで学生生活を全力で楽しむ女子高生のようだった。
 この人は本当に純粋にこのカフェを楽しんでいる。

 その姿を見てると、反抗期が来る前の透を思い出して、気持ちが和む。

「…あの、どうかしましたか?」
 ふと、"彼"に声をかけられて、我に帰る。
「…あ、すみません!ぼーっとしてて」
「いえいえ。それより、何か頼みますか?」
 "彼"はメニューを手渡してくる。
 私は丁寧に受け取る。
 メニューを開く。
 だけど。
 イチゴのフレジェっていつまでだっけ?
 イチゴのフレジェの姿が脳裏をよぎる。
 今はもう5月の下旬。
 フレジェの期間は6月6日まで。
 もうすぐ終わるではないか。
 その終わりまでにまたくるかと言われると、そうとは限らない気がする。
 なら、頼めるのは今回しかないのでは。
 だから。

「…すみません。私もイチゴのフレジェにします」
 "彼"に向けてそう言う。
 "彼"は少しだけ驚いた顔をしたが、
「わかりました。それじゃあ、頼みますね」
 それだけ行って呼び鈴を押す。
 "彼"と同じものを頼んでしまったが、フレジェが今回しか食べられない気がしたので仕方がない。
 自分にそう言い聞かせるけれど。

 透といるよりもこの人といる方が気が楽なのは確かだ。
 "彼"が魅力的な人だからではない。
 毎日冷たい態度をとる人と同じ家にいるとどうしてもストレスを抱えてしまうのだ。
 だから、人のちょっとした気遣いがより心に染みる、ただそれだけだ。
 
 話したいことを一通り話し終えた二人の間に流れる沈黙の中で見つけた事実。
 その事実と向き合うように、私は何も話さずにぼんやりしていると、

「…あの、大丈夫ですか?顔色があまりすぐれないようですが」
 "彼"が心配そうに私の顔を覗き込む。
 "彼"の声に私は我に帰る。
「…あ、すみません!子供のことを考えていました!」
「…そういえば、お子さんが通っていた小学校が近くにあるって言ってましたよね」

「…はい。今は高校生と中学生ですが。それで、中学生の方は絶賛反抗期真っ盛りで、今日も口答えがひどくて…」
 一瞬脳裏に透の顔がよぎり、思わずため息混じりに言う。
 こんなこと、赤の他人に話してもどうしようもないのに。
 疲れを隠しきれなくなったからか、うっかり漏らしてしまった。
 
「…あらら、大変な時期の真っ最中なんですね。」
 "彼"は私の話を聞いてそう言う。
「…甘えているとはいえ、悪態ばかりとられると一緒にいるのが疲れてきますよね。その気持ち、すごくわかります」
 私を労うようなことを言った後、

「…僕も似たような状況にあるので」

 消えそうな声でそう言う"彼"。

(…え?)
 まさかの言葉に唖然とする私。
「…こちらがどんなに上手くやっていこうと努力しても、相手がそれに応えてくれなくてね。だから、こうしてカフェで楽しむこと以外を考えないようにしてたんです」
「…そう、だったんですね」
 "彼"もまた他人とうまくいかなくて苦しんでいた。
 そうか、人と付き合うのに苦労してるのは私だけじゃなかったのか。
 その事実が、私に"彼"に対する親近感を覚えさせた。

 だけど、それだけじゃなかった。
「…お互い大変ですね」
「…そうですね」
 目の前の何かを憂う目の"彼"は、とても大人びて見えた。
 普段は子供のように無邪気な人だから、そんな"彼"がとても新鮮に見えた。
 "彼"の行動の全てに、目が離せない。
 キラキラと輝いていて、優しくて、甘くて、

ーでもいずれ毒になる危なさが潜んでいる何かを感じる。

 どうしてだろう。
 どうかしてるよね、私。

 そんなことを脳内に巡らせていると、
 
「お待たせいたしました」
 フレジェがやって来た。

「…それじゃあ、いただきましょうか」
 フォークを手に取ると、二つのフレジェが二人の間に沈黙を誘い込んだ。

 それと同時に、夕陽が二人と二つのフレジェを照らす。
 フレジェのクリームが夕陽の色に染まったようにマリーゴールド色になる。
 
「…夕陽、綺麗ですね」
 "彼"にそう言われて、"彼"の方を見る。
 夕陽に照らされた"彼"は瞳が星のように、白髪が一部混じった髪はオレンジがかり、トパーズのように輝いた。
 そして、夕陽を見る"彼"は雑誌のモデルのようで、残酷なほどに美しかった。

ーもしかして、私…。

 そんなことを考えてるうちに彼のフレジェが神隠しにあったように消えていた。
 その時。
 
「…そういえば、まだ名前聞いてませんでしたよね」
 彼がぽつり、と呟く。
「…え?」
「…あっ、すみません。またこうしてお話しているのに一度も名前を言わなくていいのかなと、考えてしまって…」
 確かに、名前の話題を出したことはなかった。
 こうしてまた会うなんて思わなかったから、名前なんて言う必要なんてないと思ってたから。
 でも今はここに来たらまた会える。そんな気がした。
 だから。
「…そういえばまだお互い名前を言ったことありませんでしたね。それじゃあ、私から。美和です」
 また会う日のことを思って自分の名を名乗った。
 
「…素敵な名前ですね。それじゃあ、僕の方も。矢口純司。僕の名前です」
 
ー純司、か。
 どこか大人びていて、そして透き通った感じの名前だ。
 "彼"にとてもよく似合う名前だ。
 少しだけ口角が上がる。

「…おっと、もうこんな時間か。それじゃあ、僕はこれで」

 純司さんはそれだけ言うと、席から立ち上がる。

「…もしまたお会いできたら、また話がしたいですね」
「…そうですね」

 純司さんは穏やかな口調でそう言うと、レジの方へ向かっていった。

 それにしても住んでる場所も違う純司さんがどうしてこんなにも素敵に見えるんだろう。
 "また会えたら、また話したい"と言われた時も、心がその時を求めていた。

ーもしかして、私は…。

 答えを出す直前でフレジェの最後の一口を口に運んだ。

 フレジェを食べ終え、窓を眺める。
 透の反抗期が来てから、ここに来るようになったけれど、こんなにもドラマのように幻想的な時間が待っていたとは思わなかった。

ー透の反抗期が、この出会いに導いた。

 そんな答えに辿り着く。
 そう思うと、透に感謝の気持ちが込み上げる。

 皿だけが残ったテーブルから時計を見上げる。
 時刻は17時。またこんな時間までいたんだ。
 本当に時間があっという間だ。
 だけど、楽しい時間を過ごしてたらよくあることだし、まぁいいか。
 テーブルから立ち上がりながらそう思う。
 
「ありがとうございましたー」
 会計を済ませ、店を出る。
 
 純司さんとまた会った時、何を話そうかしら。

 私はそんなことを考えながら帰路を辿る。
 ー胸には絶対に抱いてはいけない感情を秘めながら。

 こうして私は、禁忌の幸せに溺れて、向き合うべきことを見失って行くのだった…。
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