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第1章 快楽に跨る(1)
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新年早々、遅刻かよ。コーヒー豆や外国の食品を売る小さなショップで販売スタッフとしてバイトをしている俺・真邊佑司は、シフト調整がうまくいかず、器械体操部恒例の新年会を欠席することになってしまった。せめて、特に仲の良い連中との二次会には参加するぞと、いつも以上に気合を入れて棚を整えていた俺は、早上がりする直前に店長から「佑司くん、助けてくれ! 急にスタッフが体調崩して……今日だけ、閉店まで頼むよ!」と泣きつかれた。いつも穏やかな店長の目が赤く腫れ、家族の事情か何かで追い詰められた様子だった。意外に義理堅い俺は、文句も言わずに棚のエスプレッソ豆を並べ替え、レジを打ち続け、閉店作業を手伝った。店内に漂うチョコレートの甘い匂いが、俺の胸をざわつかせた。心の中では、部員たちの顔が浮かんでいた。インカレの夜の汗と脈動、学園祭のマッサージのぬめり、ロッカールームのシャッターの羞恥……。ノンケの俺が、男たちの鍛え抜かれた肉体に好奇心を疼かせ、絆を深めた、あの熱気。ようやく閉店し、地下鉄に飛び乗り、居酒屋に着いたのは午前0時近く。外の冷たい夜風が頬を叩き、街のネオンがぼんやりと視界を染める。股間がわずかに疼き、俺は期待を込めて店内の階段を駆け上がる。二次会は、いつも使っている古い居酒屋の2階の個室。掘りごたつ式の座敷で居心地が良い部屋だ。きっとみんなすでに酔いが回って、いつものノリで熱く盛り上がってるはずだ。
「遅れましたー!」声をかけながら、シュッと静かな音を立てて引き戸を開けると、個室の蒸し暑い空気が俺を包み込んだ。蛍光灯の薄暗い光が、掘りごたつのテーブルを囲む5人の男たちを照らし、ビールの泡立つ音と低くくぐもった笑い声が響く。みんなの足がテーブルの下で自由に絡み合うように動いている。「よお、真邊さん! 遅ぇっすよ、正月から遅刻ですか!」座卓の左奥に陣取りスマホを構えながら座る高瀬恒征の声が飛び、165cmの小柄な筋肉質ボディがテニヤリと笑う。高瀬の童顔にキラキラした目が輝き、スウェットパンツ越しに巨根の輪郭が浮かぶ。隣で松谷貴晃さんが八重歯を覗かせてクスクス笑い、1月だというのにTシャツ姿で170cmの色白な彫刻のような体躯を見せつける。胸筋の滑らかな曲線が薄いTシャツを優しく押し上げる。なぜか手前に座る片岡浩平の肩を揉んでおり、長い指が180cmの長身筋肉ボディの僧帽筋に沈む。「真邊、バイトの穴埋めだって? お疲れ。そこ空いてるから、早く座れ。」と片岡が意味ありげに笑い、ツルツルのパイパン股間を覆う黒いジャージ姿で腰を浮かしながら、向かい側の空いた座布団を指差す。
何かおかしい。みんなの視線が、妙に俺を――いや、右奥の二人を――チラチラと見つめ、ニヤニヤした笑みが浮かんでいる。韮川悠人さんの173cmの筋肉質な体躯が、掘りごたつの縁に腰を下ろし、膝の上に坂口太河を座らせている姿が、手前に丸めて置かれたダウンジャケット越しに目に入る。坂口の167cmの日焼けした体が、韮川さんの膝に寄りかかるように沈み込み、Tシャツの裾が少しめくれ上がって、引き締まった腹筋の溝が露わだ。そもそも、坂口が先輩の膝に座ってるのが変だ。しかも、顔が上気して赤らみ、かすかな喘ぎのような声が漏れ、豆だらけの手がテーブルの縁を強く握りしめている。よく見ると、体を小刻みに上下に揺すっている。「坂口、どうした? ビール飲みすぎか?」俺は軽く声をかけ、掘りごたつに足を入れながら近づく。みんなのニヤニヤが深まり、高瀬がスマホを構えて「真邊さん、よく見てみてくださいよ。実は、二次会の最初の方で、罰ゲームの流れで韮川さんと松谷さんがそれぞれ坂口と片岡さんをマッサージすることになって…そのうち韮川さんが坂口を膝に乗せて、マッサージしてたら…なんか、酒の勢いで、坂口のズボンおろして前立腺マッサージ始めて…韮川さんもファスナー開けてそのまま…って感じっすよ」と囁きながら説明する。
よく見ると――テーブルの下、掘りごたつの足元で、何かがおかしい。坂口のハーフパンツが膝までずり下がり、パンツも一緒に引き下げられている。韮川さんのスラックスはファスナーが開かれ、黒いベルトの隙間から、太く血管が浮き出た16cmの陰茎が、坂口の尻肉を押し広げて根元まで沈んでいる。膝上騎乗位――掘りごたつの狭い空間で、坂口のアナルを貫く、密やかなピストンが行われている。「マジかよ…こんなところで…」俺の心臓が、ドクンと大きく跳ねた。韮川さんの厚い掌が坂口の腰をがっちり固定し、汗で湿った首筋の血管が脈打ち、二の腕の筋肉が微かに震えながら、坂口の体重を支えている。坂口の日焼けした肌は、尻肉が韮川さんの太ももに密着するたび、波打つように収縮する。結合部からは、ぬるっとしたローションの光沢が漏れ、グチュ…グチュ…という湿った摩擦音が、ビール瓶がテーブルを転がる音に紛れて響く。坂口の陰茎は、すでに半勃ちで上反りになり、先走りが糸を引いて掘りごたつの床に滴り落ちている。
「遅れましたー!」声をかけながら、シュッと静かな音を立てて引き戸を開けると、個室の蒸し暑い空気が俺を包み込んだ。蛍光灯の薄暗い光が、掘りごたつのテーブルを囲む5人の男たちを照らし、ビールの泡立つ音と低くくぐもった笑い声が響く。みんなの足がテーブルの下で自由に絡み合うように動いている。「よお、真邊さん! 遅ぇっすよ、正月から遅刻ですか!」座卓の左奥に陣取りスマホを構えながら座る高瀬恒征の声が飛び、165cmの小柄な筋肉質ボディがテニヤリと笑う。高瀬の童顔にキラキラした目が輝き、スウェットパンツ越しに巨根の輪郭が浮かぶ。隣で松谷貴晃さんが八重歯を覗かせてクスクス笑い、1月だというのにTシャツ姿で170cmの色白な彫刻のような体躯を見せつける。胸筋の滑らかな曲線が薄いTシャツを優しく押し上げる。なぜか手前に座る片岡浩平の肩を揉んでおり、長い指が180cmの長身筋肉ボディの僧帽筋に沈む。「真邊、バイトの穴埋めだって? お疲れ。そこ空いてるから、早く座れ。」と片岡が意味ありげに笑い、ツルツルのパイパン股間を覆う黒いジャージ姿で腰を浮かしながら、向かい側の空いた座布団を指差す。
何かおかしい。みんなの視線が、妙に俺を――いや、右奥の二人を――チラチラと見つめ、ニヤニヤした笑みが浮かんでいる。韮川悠人さんの173cmの筋肉質な体躯が、掘りごたつの縁に腰を下ろし、膝の上に坂口太河を座らせている姿が、手前に丸めて置かれたダウンジャケット越しに目に入る。坂口の167cmの日焼けした体が、韮川さんの膝に寄りかかるように沈み込み、Tシャツの裾が少しめくれ上がって、引き締まった腹筋の溝が露わだ。そもそも、坂口が先輩の膝に座ってるのが変だ。しかも、顔が上気して赤らみ、かすかな喘ぎのような声が漏れ、豆だらけの手がテーブルの縁を強く握りしめている。よく見ると、体を小刻みに上下に揺すっている。「坂口、どうした? ビール飲みすぎか?」俺は軽く声をかけ、掘りごたつに足を入れながら近づく。みんなのニヤニヤが深まり、高瀬がスマホを構えて「真邊さん、よく見てみてくださいよ。実は、二次会の最初の方で、罰ゲームの流れで韮川さんと松谷さんがそれぞれ坂口と片岡さんをマッサージすることになって…そのうち韮川さんが坂口を膝に乗せて、マッサージしてたら…なんか、酒の勢いで、坂口のズボンおろして前立腺マッサージ始めて…韮川さんもファスナー開けてそのまま…って感じっすよ」と囁きながら説明する。
よく見ると――テーブルの下、掘りごたつの足元で、何かがおかしい。坂口のハーフパンツが膝までずり下がり、パンツも一緒に引き下げられている。韮川さんのスラックスはファスナーが開かれ、黒いベルトの隙間から、太く血管が浮き出た16cmの陰茎が、坂口の尻肉を押し広げて根元まで沈んでいる。膝上騎乗位――掘りごたつの狭い空間で、坂口のアナルを貫く、密やかなピストンが行われている。「マジかよ…こんなところで…」俺の心臓が、ドクンと大きく跳ねた。韮川さんの厚い掌が坂口の腰をがっちり固定し、汗で湿った首筋の血管が脈打ち、二の腕の筋肉が微かに震えながら、坂口の体重を支えている。坂口の日焼けした肌は、尻肉が韮川さんの太ももに密着するたび、波打つように収縮する。結合部からは、ぬるっとしたローションの光沢が漏れ、グチュ…グチュ…という湿った摩擦音が、ビール瓶がテーブルを転がる音に紛れて響く。坂口の陰茎は、すでに半勃ちで上反りになり、先走りが糸を引いて掘りごたつの床に滴り落ちている。
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