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第3章
第8話
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第8話
兵士に担がれて連れて来られたのは、城の地下牢だった。
地下牢には俺の他にも複数の人が入れられていて、見る限りでは冒険者っぽいけど、どうだろうか?
俺の入れられた牢屋は、複数人が入れられる所だったけど、一人一部屋の所もある。
「あの、この手足枷はいつ外されるんでしょうかね?」
俺は転がったまま、周りの人達に聞いてみた。
「アンタ、何やったんだ?普通は手枷だけで牢に入れられたら外される筈なんだぜ?」
「何もやってない筈なんですけどねぇ。
シルビアさんと話した後、宿で仲間と話していたら捕まったんで、逆に貴方達は何をやって此処に入れられたんですか?」
「俺か?俺もほぼそうだよ。指名依頼を断ったら牢に入れられたんだよ。勿論、断る理由もあったのにだぜ?」
「俺もそうだ」「俺も」「俺も」
と、次々と皆んなが言い出した。
よくよく見ると、此処に入れられている人は全部で、6人程入っていて話を聞く限りでは、全員が冒険者で捕まった理由はどの冒険者も、よく分からないってのと捕まる前にシルビアさんと話をしたってのが共通していた。
俺のステータスが低下している所為か、手足の枷は力を込めてもビクともしない。
仕方なく、魔法を使う事にしたけど、どんな想像魔法使うかな?
手足の枷だけに、とんでもない重力が掛かる魔法を使うか?
とりあえず使ってみると、枷はバッキバキに壊れたけど、俺の手足も重力で潰れてしまった。
仕方なく、何時もの癒しで治すと、周りの冒険者達に驚かれてしまった。
「なぁアンタ、此処で魔法使えるのか?
それとも魔法とは違うスキルか?」
「え?普通に魔法ですけど、何かおかしいですか?」
「この城の地下牢では魔法を使えない魔道具が設置されているんだよ」
「そうなんですか?他の方は試されたんですか?」
この牢屋の冒険者の一人が俺の魔法を使っている姿を見て、使えると思って試したそうだが、ダメだったみたいだ。
もしかしたら、膨大な魔力とMPのお陰で、俺に魔法を封じる魔道具が作動しなかったかもしれない。
試しにI.Bから槍を取り出せるか試すと、簡単に取り出せられた。
「オイオイ、武器を何処から出したんだ?
兵士に見つかれば、暴行されるぞ!」
そう言われれば、確かにそうかもと思って槍をI.Bに仕舞い込んだ。
「アンタ、本当に何者なんだ?
ただの冒険者じゃないだろ?」
「ただの冒険者ですよ。ランクはAですけどね。ところで、此処に入れられた後はどうなるんでしょうかね?
実際には暴行未遂も侮辱もしてないんですけど、どんな罰を与えられるんですかね?」
「それは俺達にも分からない。ただ、打ち首にあったとか、背中に罪人の焼印を付けられたとかの話は聞くな。
この牢屋から出た奴は帰って来ないから、解放された可能性もあるけど、何もやってない俺達を牢屋に入れるイカれた人だ。
ただで解放するとは思えないからな」
「じゃあ、貴方達はどの位ここに入って居るんですか?」
そう聞くとそれぞれが、バラバラに答えてくれたけど、最長で10日の人がいれば、まだ2日目の人もいたけど、こんな所2日も居たくないな。
思いきって、脱獄して国外に猛スピードで逃げるか?
でも、この人達を見捨てるのも嫌だ。
仕方なく、腹ごしらえとしてI.Bに入れておいたカニの味がする魚を数点出して、この場で焼いて居ると、兵士がドカドカと10人くらいやってきてしまった。
どうやら、俺の焼いてる魚の煙が上まで上がって、何事かと思ってやって来たらしい。
俺は慌てて焼き魚をI.Bに仕舞い込んだけど、既に見られて居たものだし、俺が自分で枷を外した事も問題であったようで、俺だけ牢から出されて、地上に連行されてしまった。
地上と言っても、城の中で10人の兵士に囲まれながら、一つの部屋に連行されるが何も無い部屋だ。
兵士は部屋の中に入らずに入口で俺を見張る様に待機していると、兵士達を掻き分けて一人の少し偉そうな兵士が部屋の中に入ってきた。
他の兵士と同じく金ピカの鎧だけど、胸元には印が付いているから偉いんだろうな。
見た目も、俺と同い年か少し上くらいかな?ちょっとインテリっぽい。
「さて、お前さんは自分が何をやったか自覚はあるのか?」
「何をと言うと?魚を焼いた事でしょうか?」
「それもだが、そもそも何処からそんな物を出した?見たところ、お前は手ぶらで何も持って無いようだが?」
I.Bの存在は絶対に面倒になる筈だから、言えないし、どうしたものかな?
素直に魔法で出したと言っておくか?
「うーん、そうですね。
まぁ、魔法ですかね?」
「何で疑問形だ!大体ここの城の地下牢は魔法を使えないんだぞ!
この部屋でもそうだ。魔法を使う事が出来ない部屋なんだぞ」
「そう何ですか?じゃあ、試しに何か使ってみましょうか?危険な事は避けた方が良いでしょうから、どなたか大きな傷を持ってる方は居ませんか?傷を癒します」
「フン、そんな事できるものか!
だが試して貰おうか!」
偉そうな兵士がそれまた偉そうに、鎧を脱ぎ出して、肩を見せた。
肩は何か獣か何かに食いつかれたか何かで、抉れている跡があった。
傷の具合からみると、傷ついて数年は経っている傷だ。
多分問題無いだろうと考えて、元に戻るように手を翳して普通に魔法を使おうと思ったけど、どうせ使うなら演出の為に部屋全体を光らせようと思って、思いっきりやってしまった。
偉そうな兵士の肩は綺麗に跡形もなく、傷は癒えているが、先程の光は部屋内どころか、部屋の外にまで漏れてしまって、この偉そうな兵士以上の上の兵士がやって来てしまった。
傷の癒した兵士は自分の肩を見ながら、呆然としていた。
そして、更に偉そうな上の兵士によって俺はまた違う場所に連行されてしまうのだが、次は何処に連れて行かれるんだろうか。
兵士に担がれて連れて来られたのは、城の地下牢だった。
地下牢には俺の他にも複数の人が入れられていて、見る限りでは冒険者っぽいけど、どうだろうか?
俺の入れられた牢屋は、複数人が入れられる所だったけど、一人一部屋の所もある。
「あの、この手足枷はいつ外されるんでしょうかね?」
俺は転がったまま、周りの人達に聞いてみた。
「アンタ、何やったんだ?普通は手枷だけで牢に入れられたら外される筈なんだぜ?」
「何もやってない筈なんですけどねぇ。
シルビアさんと話した後、宿で仲間と話していたら捕まったんで、逆に貴方達は何をやって此処に入れられたんですか?」
「俺か?俺もほぼそうだよ。指名依頼を断ったら牢に入れられたんだよ。勿論、断る理由もあったのにだぜ?」
「俺もそうだ」「俺も」「俺も」
と、次々と皆んなが言い出した。
よくよく見ると、此処に入れられている人は全部で、6人程入っていて話を聞く限りでは、全員が冒険者で捕まった理由はどの冒険者も、よく分からないってのと捕まる前にシルビアさんと話をしたってのが共通していた。
俺のステータスが低下している所為か、手足の枷は力を込めてもビクともしない。
仕方なく、魔法を使う事にしたけど、どんな想像魔法使うかな?
手足の枷だけに、とんでもない重力が掛かる魔法を使うか?
とりあえず使ってみると、枷はバッキバキに壊れたけど、俺の手足も重力で潰れてしまった。
仕方なく、何時もの癒しで治すと、周りの冒険者達に驚かれてしまった。
「なぁアンタ、此処で魔法使えるのか?
それとも魔法とは違うスキルか?」
「え?普通に魔法ですけど、何かおかしいですか?」
「この城の地下牢では魔法を使えない魔道具が設置されているんだよ」
「そうなんですか?他の方は試されたんですか?」
この牢屋の冒険者の一人が俺の魔法を使っている姿を見て、使えると思って試したそうだが、ダメだったみたいだ。
もしかしたら、膨大な魔力とMPのお陰で、俺に魔法を封じる魔道具が作動しなかったかもしれない。
試しにI.Bから槍を取り出せるか試すと、簡単に取り出せられた。
「オイオイ、武器を何処から出したんだ?
兵士に見つかれば、暴行されるぞ!」
そう言われれば、確かにそうかもと思って槍をI.Bに仕舞い込んだ。
「アンタ、本当に何者なんだ?
ただの冒険者じゃないだろ?」
「ただの冒険者ですよ。ランクはAですけどね。ところで、此処に入れられた後はどうなるんでしょうかね?
実際には暴行未遂も侮辱もしてないんですけど、どんな罰を与えられるんですかね?」
「それは俺達にも分からない。ただ、打ち首にあったとか、背中に罪人の焼印を付けられたとかの話は聞くな。
この牢屋から出た奴は帰って来ないから、解放された可能性もあるけど、何もやってない俺達を牢屋に入れるイカれた人だ。
ただで解放するとは思えないからな」
「じゃあ、貴方達はどの位ここに入って居るんですか?」
そう聞くとそれぞれが、バラバラに答えてくれたけど、最長で10日の人がいれば、まだ2日目の人もいたけど、こんな所2日も居たくないな。
思いきって、脱獄して国外に猛スピードで逃げるか?
でも、この人達を見捨てるのも嫌だ。
仕方なく、腹ごしらえとしてI.Bに入れておいたカニの味がする魚を数点出して、この場で焼いて居ると、兵士がドカドカと10人くらいやってきてしまった。
どうやら、俺の焼いてる魚の煙が上まで上がって、何事かと思ってやって来たらしい。
俺は慌てて焼き魚をI.Bに仕舞い込んだけど、既に見られて居たものだし、俺が自分で枷を外した事も問題であったようで、俺だけ牢から出されて、地上に連行されてしまった。
地上と言っても、城の中で10人の兵士に囲まれながら、一つの部屋に連行されるが何も無い部屋だ。
兵士は部屋の中に入らずに入口で俺を見張る様に待機していると、兵士達を掻き分けて一人の少し偉そうな兵士が部屋の中に入ってきた。
他の兵士と同じく金ピカの鎧だけど、胸元には印が付いているから偉いんだろうな。
見た目も、俺と同い年か少し上くらいかな?ちょっとインテリっぽい。
「さて、お前さんは自分が何をやったか自覚はあるのか?」
「何をと言うと?魚を焼いた事でしょうか?」
「それもだが、そもそも何処からそんな物を出した?見たところ、お前は手ぶらで何も持って無いようだが?」
I.Bの存在は絶対に面倒になる筈だから、言えないし、どうしたものかな?
素直に魔法で出したと言っておくか?
「うーん、そうですね。
まぁ、魔法ですかね?」
「何で疑問形だ!大体ここの城の地下牢は魔法を使えないんだぞ!
この部屋でもそうだ。魔法を使う事が出来ない部屋なんだぞ」
「そう何ですか?じゃあ、試しに何か使ってみましょうか?危険な事は避けた方が良いでしょうから、どなたか大きな傷を持ってる方は居ませんか?傷を癒します」
「フン、そんな事できるものか!
だが試して貰おうか!」
偉そうな兵士がそれまた偉そうに、鎧を脱ぎ出して、肩を見せた。
肩は何か獣か何かに食いつかれたか何かで、抉れている跡があった。
傷の具合からみると、傷ついて数年は経っている傷だ。
多分問題無いだろうと考えて、元に戻るように手を翳して普通に魔法を使おうと思ったけど、どうせ使うなら演出の為に部屋全体を光らせようと思って、思いっきりやってしまった。
偉そうな兵士の肩は綺麗に跡形もなく、傷は癒えているが、先程の光は部屋内どころか、部屋の外にまで漏れてしまって、この偉そうな兵士以上の上の兵士がやって来てしまった。
傷の癒した兵士は自分の肩を見ながら、呆然としていた。
そして、更に偉そうな上の兵士によって俺はまた違う場所に連行されてしまうのだが、次は何処に連れて行かれるんだろうか。
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