底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂

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第5章

第22話

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第22話

 翌朝、大の字になって眠っていたようで、起きたら俺の両腕を腕枕にしてアマとアミが横に眠っていた。 どうしてこういう状態になったのか、考えても思い出せない状況に困惑しながらも、彼女らが起きるのを待っていると、荷台の後方の幌の垂れ幕をバッサリと開けたドズドルの姿があり、彼はしばらく見つめたあと何も言わず開けた垂れ幕をそのまま閉じた。

「おおい!何か言ってくれよ」
「ううん、おじさんうるさい!」

 ドズドルが何も言わずに垂れ幕を閉じたから、つい条件反射でツッコミとして声を出したら横で寝ているアマから、うるさいと顔をバチンと叩かれてしまった。

「あ、おじさん、おはよ~。昨日は大変だったんだよ~」

 何が大変だったのだろうか、思い出せない分、聞くのが怖いと思ってしまうものの、聞かないと取り返しのつかないことになってしまうと思い、何があったか聞いてみたら大したことではなかった。 なんでも、昨夜は荷台で既に休んでいた彼女らの上に俺が覆い被さってきて、アミは夜這いされたとキャーキャー叫んで錯乱し、そんな彼女をアマが落ち着かせて、スヤスヤと眠る俺を叩いたりして起こそうにも、寝返りをするだけで起きる気配がなくて、仕方なく俺の両腕を枕代わりに空いたスペースで休んだとのこと。


「じゃあ、本当に何もなくて良かった良かった」
「あたしは別になんとも思ってないんだけど、アミは内心嬉しかったんだと思うから、おじさんはアミが喜ぶことを今度やってあげてよ」
「う~ん、まあ、無意識でやったこととはいえ、俺がやらかしたことなら仕方ないか。今は無理だけど、ヤマトに辿り着いたら、何かやってやるかな」
「おじさん、難しく考えなくてもいいんだよ?
おじさんが膝枕をしてやるとか、逆にしてもらうでもアミは喜ぶと思うよ?」

 アマはそう言ったあと、再び俺の腕を枕にして眠りだした。寝付きが良すぎるのではないかと思ったものの、彼女に言われたアミの喜ぶことを考えると頭が痛くなってくる。
 しかし、このまま彼女らの腕枕のままでいると、ドズドルが何のために来たか分からないままだ。そろそろ出発しなければならなくなるため、想像魔法で出した少し硬めの枕二つを瞬間転移で彼女らの頭の下に転移させるのと同時に、腕を素早く引いて彼女らを起こさずに、しかも枕も転倒せずにすんだ。

 ようやく自由に動けるようになって、荷台から降りるとドズドルが腕を組んで馬車から背を向けた状態で立って待っていた。

「え?さっきから待っていたのかい?」
「うむ、兄者に頼みたいことがあるのだ」
「あー、だから待っていたんだね。で?頼みって何だい?」
「うむ、ちょっと場所を変えよう」

 彼はそう言うと、スタスタと歩きだして村から出て森の中を進み、しばらく歩いたところで開けた広場に着いた。


「シロヤマにはもう話したが、彼奴には決定権がないからと断れてしまったのだ。彼奴が言うには兄者に了承を得よとのことでな。
頼みとは、うちの愚息を兄者たちと一緒に連れて行ってはもらえないだろうか?」

 広場に着くなり、彼は辺りを見渡したのち話し出した。

「愚息ってヤスドルをかい?」
「うむ、アレにはまだまだ世界を知るべきだと思ってな。俺が人族である兄者に負けたように、世界には強者が沢山いることを知ってもらいたいのだ。アレは鬼人族の族長に収まる器ではない。
 本当は俺もアレが皆を助け、最後に上がってきたことにとても誇らしいと思っていたのだ。
 だが、族長の立場と、古くからの規則を思い出してアレには少々辛い目に合わせてしまった。
 それにアレは今はまだ弱いが、いずれは俺を越える実力も持っておる」
「そうか。ドズドル、本当はキミも他の親みたいに抱き締めてあげたかったんだね。いいよ。俺の仲間たちにも聞いてみるけど、多分ヤスドルだったら大丈夫だと思うから、俺の旅の同行に許可するよ。と言っても、俺の目的地はヤマトだから直ぐに終わると思うけど、それでもいいかい?」
「無論だ。兄者と一緒なら心強い。例え、目的地が直ぐ辿り着くと言っても、目的地でも強者はいるのであうしな。沢山の強者と戦っていれば、すぐに俺は追い越されるだろう」

 彼は村の方角に視線を向けて微笑んだあと、俺に向けて深々と頭を下げた。

「でも、いいのかい?次の族長はヤスドルになってもらいたいんじゃないか?」
「フッ、俺もまだまだ族長は辞めんよ。
それに、族長はあんなヒヨッコな試練を合格したくらいではなる事ができん。族長や戦士になるための試練はまだまだあるのだ。
 兄者よ、ここなら大丈夫だと思って連れて来たのだが、兄者の本気の殺気を俺に向けて使ってはくれないだろうか」
「いいけど、大丈夫かな。俺も本気で使ったことないから、どうなるか分からないよ?」
「無論、覚悟の上だ。さあ、いつでも来い!」

 村から出て、こんな所にきた意味はそんな理由かと思ったものの、本気で殺気を放てとか、どうかしてると思った。
 だけど、俺自身も興味はあった。人に対して軽く使っただけで気絶させてしまうのに、それを本気で使ったら恐らく、殺気だけで殺してしまうかも知れない。


「いきなり本気でやったら殺してしまうかも知れないし、試しに軽めの殺気から使うよ」
「兄者よ。俺にそのような配慮は不要だ」


 軽めの殺気を使うことを言ったら、彼は余程自信があるのか、腕組みをしたまま睨み返してきた。だが、先ずは自身の気持ちの問題もあって、軽めの殺気を使うと、鼻で笑われてしまって、殺気の強さを段々と上げていくと、次第に目が泳ぎだして本気で殺す気持ちになる前に彼は腕組みをしたまま白目を剥いて後方に倒れてしまった。

 脈はあることで死んでないことが確認でき、しばらく起きるのを待っていたら、この辺りではよく現れる魔物だろうか、金色に輝く大狼がのっそりと背後から現れた。
 中々の大きさで、全長十メートルはあるように見える。しかし、俺を見つめるなり腹を見せて服従のポーズを取った。

 こちらとしては戦わずに済んでよかったのだが、見た目よりも弱いのか拍子抜けしてしまったものの、元々俺は犬好きなため、敵意が無ければ魔犬でも可愛がりたいと思っていただけに、服従のポーズの金狼の腹を撫でながらドズドルが起きるのを待っていたら、彼の驚いた声が後方から聞こえた。


「兄者!それはこの辺りの主の金爆狼武(きんばくろうぶ)だ!俺でもこれに勝つのは無理だったやつだ!って…。兄者?これはどういう状況だ?」
「うん。俺もよく分からないけど、俺を見るなり腹を見せてきたんで、ドズドルが起きるまでの間、腹を撫でながら時間を潰していたんだよ」


 俺がそう言うと、彼は口を半開きにしてポカーンと呆けた表情になった。

「おーい。大丈夫かー?思考が停止しちゃったか?」
「ゴホン。だ、大丈夫だ。ははは、流石兄者だ!
俺でも五分五分の戦いでしかできない金爆狼武を手懐けるとは、全く恐れ入った!俺では兄者に勝てない筈だ!しかも、兄者は先程の殺気は本気では無かったであろう?」
「うん。そうだね。本気じゃなかったよ。
でもね。本気で殺すつもりのちょっと前くらいにはなっていたよ」
「うむ、それはよかった。我らの子でも出来る殺気から始まって、途中までは兄者のことを見れていたのだが、次第に兄者のことを見ることが出来なくなってしまった。兄者に本気を出させるのは無謀の試みであったようだ。そして先程の息子のことについてだが、頼む」

 ドズドルはスッキリとした顔になって、再度息子のことを頼むと言って頭を下げた。


「うん。その事については任してよ。仲間に聞いてからって思ったけど、俺の判断でうちのパーティに入れてあげるよ。一応、聞いておくけどヤスドルはまだ冒険者じゃないんだよね?」
「うむ、アレはまだ他の町に行ったことすらない。俺は何度か町には行ったことあるし、若いときは色んな種族と戦ったこともある」
「へー、そうなんだ。じゃあ、ヤマトに無事に着いたら冒険者にならせて大丈夫かな?」
「それについてはシロヤマに一任してあるが、兄者の好きなようにしてくれ、兄者が鍛えるのが一番なのだがな」
「分かった。それなら責任もって預かるよ」


 ドズドルと固い握手をしたあと、モフモフを堪能した金爆狼武は解放して、村に戻ったら村中の者たちが白目を剥いて泡を吹いて倒れていた。

「な、なにがあったんだ!毒か!それともとんでもない魔物でも現れたか!」
「いやいやいや、ミーツくんの所為だよ。ボクたちのパーティのメンバーはギリギリ守れたけど、村の人たちまでは間に合わなかったね」

 村人の状態を確かめながら何があったかを、推測していたら、シロヤマが目の前に現れて俺の所為だと言った。しかし、俺には心当たりがない。
どういうことだろうかと、首を傾げた。

「あ!」
「ん?どうしたドズドル」
「先程、兄者が俺に使った殺気ではないだろうか。あれがここまで到達したのだろう」
「族長が正解だよ。今ここにいる人で、あんな殺気を放てるのはミーツくんくらいなんだからね!
なんで当の本人のミーツくんが分からないかなあ」

 ドズドルが先程の殺気だと言ったあと、シロヤマも彼の殺気が正解と言い、正座をさせられて説教タイムとなった。その説教が終われば、今度は俺の殺気の所為で気絶した鬼人たちに、ドズドルと共に謝りに行った。
 ドズドルは族長の俺が何で!とか言っていたものの、俺に殺気を使わせたのは彼だから、兄者と呼ぶ俺が謝るんだから弟分のお前も謝れと彼のみに殺気を放つと、素直に頷いて謝りに加わったのだ。


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