底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂

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第2章

第25話

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銭湯に向かう前に、表に出て貰っていた天性のメンバーは、後でまた戻って来ると言いこの場に残して銭湯に向かった。

さて、銭湯に再度着いたのは良いけど、この銭湯を物珍しそうに、代表者達以外の村人や冒険者達が銭湯を取り囲む様にジロジロと見ていた。

面倒だなっと思いながらも、大きな声でその建物は銭湯というもので、風呂という身体を洗う所で後で入り方を教えて、入らせると説明すると、俺達が通れるくらいには道を空けてくれた。

俺は代表者たちを連れて、銭湯の裏口の薪を焚べる場所に連れて行き、薪に火をつけて燃やしだした。

燃やしてすぐにお湯が沸く訳じゃ無いから、この場はジャスを呼んで、ジャスにやらせて俺は銭湯の設備を説明しようと皆んなを中に入れた。

作りは男湯も女湯も同じだから男湯の方に入って、説明する事にしようと思ったがどう説明しようか。


先ずこの世界は元の世界と違って水道管なんて通って無いから、この銭湯だけに水車から汲み上げた水を一旦大きめのタンクに入れて、それを今ジャスに任せている薪を燃やして、お湯を作り、そのタンクからパイプを通して、普通の銭湯みたいに体を洗う蛇口の付いた場所から出てくる様にしたのだ。

簡単にいえば給湯器を作ったのだ。
そして、今沸かしているのはタンクだけでは無く、浴槽の方も同時に沸かせる様に作ったのだ。

つまり、一箇所の焚く場所で同時にタンクと浴槽の計4ヶ所沸かせる仕組みにした。
では、数ヶ所も同時に沸かすと時間かかるのでは?と最初考えたが、そこも工夫して余り時間がかからない様にしたのだ。

俺はそのままを説明しても分からないだろうと考えて、単純に一つのあの焚く場所で同時にタンクと浴槽を沸かせる事が出来ると説明した。

今はまだ水だけど蛇口を捻ると水がバシャバシャ出ている。

一度入った人らは蛇口から水が出る事は既に知っていた。
何故なら教えた賢達や愛達が既に捻って出したからだった。

全部で6ヶ所も銭湯を作ったけど全部を男女別にしても良いのだろうか?と思い考え直しだした。

4ヶ所はそのまま男女別でも良いが、男だけのだだっ広い銭湯や、女だけの広い銭湯に子供用の浅めの銭湯に、小さな家族風呂の様な所がいくつか入ったスーパー銭湯の様な物を作っても良いんじゃ無いだろうか?と考えだした。

ついでに言うなら、男女別れないで混浴も作っても良いかも知れない。
今夜皆んなが寝静まった頃か明日にでも追加で作るとするか!


そうして、説明が終わって外に出る頃には結構良い感じに、暗くなり始めていたから今夜のみ俺が美味しいらしい魔物を出すと言って、冒険者に村人や子供達を呼びに行かせた。

一部を除いて全員が集まったのを確認したら、一番広い広場に集めて、魔クジラや魔ドルとか牛魔をI.Bから出して食材として食べ、素材として持って行って言いと言うと凄い歓声が上がった。

そして、簡易的な竃を沢山作ってついでに野菜も沢山出して、コレ等の調理や剥ぎ取りを村人と冒険者に任せて、俺は先程の『天性』達の元に向かった。


俺が先程の薪の倉庫に近づくと天性のメンバーが俺に気がつき、向こうから話し掛けてきた。


「終わりました?何かさっき歓声の様な声が聞こえたけど?」


そうダニエルが聞いて来たけど、やっぱりさっきのは聞こえるよな。
まぁ、別に隠す事でも無いしどうせ後で分かる事だから、魔クジラとか色々な食材として魔ドルとかを出したと言った。


「やっぱりアンタ凄いな!魔クジラなんて王族でも滅多に口に出来ないのに!」


賢は姐さんと同じ事言ってると思ったが、先程のジョージの反応が気になったから先にそっちの問題を聞く為に、話しかける事にしよう。


「ところでさっきのは何だったんだ?」

「いや、俺にもサッパリわからねぇ」

賢にも分からないのか。


「すまなねぇ。アンタがここの人達に色々しているのを見てると、昔の事を思い出して、ついカッとなっちまった」


「どうした?昔に何があった?
話を聞くよ?話すだけでもスッキリすると思うけど、どうする?」


俺がそう言うと、ジョージはポツリポツリと喋りだした。



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