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第24話 新たなる問題
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増設が完了し、パーティーを開いた日から半月近くが経過したころである。この間に新たな種族との出会いはないが村の発展はさらに進んでいいた。
ドッグマンのターグスたちとは別の場所に離れていた群れと出会い、ターグスの懇願により保護されそのままエルの村に住み着くようになり今ではターグスたちと変わらない扱いになっている。
「しかし、食も住居もかなり良くなってきてますけど衣類に関して少し不安が残りますね」
エレルの発言である。食生活に関してはもはや森の中であるというのを忘れてしまうほど質が高い。野菜に関してはハッピーたちの魔力で土や作物に優しいながらも高品質なものを栽培している。
肉類はまず何といってもコカトリスだ。コカトリスたちも高品質の野菜類を食べれてるため肉自体がとても良質になっている。そのうえストレスをなるべく与えないで飼育しているので卵も簡単に生まれてきており常に飽和状態ギリギリである。
住居はもう言わずもがな、先日の大幅増築によってほとんど解消されている。残る不安もラーちゃんによって改良されている。
「確かに衣服に関してはスーちゃんたちに洗ってるだけでほとんど使いまわしだもんね」
スーちゃんたちスライム族は溶解液の力を応用して衣類の雑菌や汚れのみを落とし漂白も行って衣服をきれいに保っている。しかしこの先戦闘などで衣服をボロボロにしてもスーちゃんたちは修復する能力がないため問題となって売る可能性がある。
スーちゃんもどうしたものかと考えるもののスーちゃんは能力はこの村の集団の中でも群を抜いているものの知識という面においては決して高いとは言えない。
「エレルたちはなにか情報はある?」
「そうですね、森の中で衣類の材料を確保するとすればクモ系のモンスターを使うのが一番だと思います」
クモのモンスターが出す糸は上質な糸が多く、べたつかない糸を上手く出すことができればそれを服に使えばかなり高品質になる。
ここでスーちゃんが「それでは遠征に行きますか、エレルさんどのくらいの時間を要すると思いますか?」と触手を動かして聞く。
「おそらく2日あれば十分探せると思います」
こうしてクモ探しの遠征が始まった。食料は常に余っている状態であるので特にためる必要もなく、ミニスーちゃんやスーちゃん自身の能力で収納し何日も保管できるため問題はほぼなかった。
今回は2日~4日近い遠征計画になっているため陣形や行動時間の配分などの計算もかなり綿密にされている。エルは魔力自体はとんでもない量だがあくまでも常人、体力やその他気を付けなければならない。
「今回遠征に出るのは誰になったの?」
エルの質問にスーちゃんが「今回遠征に参加するのはクモの情報を知るエレルさん含むエルフ族5名と食糧保管と野営警戒のミニスーちゃんが15匹、ハッピーとわたくしです。村の管理を考えてこのぐらいが最善と考えました」と報告。
「ハッピーも来るのか。ハッピーは強いしきっと大丈夫だろ」
「ピー♪」
ハッピーも遠征を楽しみと羽をばさばさと広げる。
「...こんな感じで大丈夫なのでしょうか?」
エレルは少し不安を覚えるがそのまま準備のほうを進めた。
ドッグマンのターグスたちとは別の場所に離れていた群れと出会い、ターグスの懇願により保護されそのままエルの村に住み着くようになり今ではターグスたちと変わらない扱いになっている。
「しかし、食も住居もかなり良くなってきてますけど衣類に関して少し不安が残りますね」
エレルの発言である。食生活に関してはもはや森の中であるというのを忘れてしまうほど質が高い。野菜に関してはハッピーたちの魔力で土や作物に優しいながらも高品質なものを栽培している。
肉類はまず何といってもコカトリスだ。コカトリスたちも高品質の野菜類を食べれてるため肉自体がとても良質になっている。そのうえストレスをなるべく与えないで飼育しているので卵も簡単に生まれてきており常に飽和状態ギリギリである。
住居はもう言わずもがな、先日の大幅増築によってほとんど解消されている。残る不安もラーちゃんによって改良されている。
「確かに衣服に関してはスーちゃんたちに洗ってるだけでほとんど使いまわしだもんね」
スーちゃんたちスライム族は溶解液の力を応用して衣類の雑菌や汚れのみを落とし漂白も行って衣服をきれいに保っている。しかしこの先戦闘などで衣服をボロボロにしてもスーちゃんたちは修復する能力がないため問題となって売る可能性がある。
スーちゃんもどうしたものかと考えるもののスーちゃんは能力はこの村の集団の中でも群を抜いているものの知識という面においては決して高いとは言えない。
「エレルたちはなにか情報はある?」
「そうですね、森の中で衣類の材料を確保するとすればクモ系のモンスターを使うのが一番だと思います」
クモのモンスターが出す糸は上質な糸が多く、べたつかない糸を上手く出すことができればそれを服に使えばかなり高品質になる。
ここでスーちゃんが「それでは遠征に行きますか、エレルさんどのくらいの時間を要すると思いますか?」と触手を動かして聞く。
「おそらく2日あれば十分探せると思います」
こうしてクモ探しの遠征が始まった。食料は常に余っている状態であるので特にためる必要もなく、ミニスーちゃんやスーちゃん自身の能力で収納し何日も保管できるため問題はほぼなかった。
今回は2日~4日近い遠征計画になっているため陣形や行動時間の配分などの計算もかなり綿密にされている。エルは魔力自体はとんでもない量だがあくまでも常人、体力やその他気を付けなければならない。
「今回遠征に出るのは誰になったの?」
エルの質問にスーちゃんが「今回遠征に参加するのはクモの情報を知るエレルさん含むエルフ族5名と食糧保管と野営警戒のミニスーちゃんが15匹、ハッピーとわたくしです。村の管理を考えてこのぐらいが最善と考えました」と報告。
「ハッピーも来るのか。ハッピーは強いしきっと大丈夫だろ」
「ピー♪」
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「...こんな感じで大丈夫なのでしょうか?」
エレルは少し不安を覚えるがそのまま準備のほうを進めた。
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