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後日談 プリンス☆リーダ
緊急退避
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笑みを深めて向かってくる、やたらと豪華でゴージャスないでたちのテストゥネル様。
逃げろ。
そう、直感が告げた。
よく分からないが怒っているのだ。逃げねばならない。
本当に、なんで怒っているのかわからない。そもそもオレは何もやっていない。
開き直ろうかとも思ったが止めた。あんまり意味がない事に気づいたからだ。まったく、怒りっぽいんだよな。この人。
とはいっても、勘違いが理由だったとしても、被害を受けるのはオレだ。
とりあえず逃げて時間を稼ぎつつ、対応を考える必要がある。
「なぜ距離をとるのかえ?」
あたりを伺いながらジリジリと距離をとるオレに、目を細めたテストゥネル様が問いかけてくる。
「いや。私は何もやっていませんので」
「シラを切ると?」
オレの弁明にテストゥネル様がニヤリと笑う。
マジで、なんで、この人が怒っているのかわからない。
「いや……」
やばいと思いダッシュする。来た道を戻るのだ。
ノアはキョトンとした顔で、同僚や黒騎士は興味深そうにオレを見ていた。
ヨラン王はギャハハと声を上げて笑うだけだ。
同僚くらいは助けに入ってほしい。そう思いつつ対応を考えていたときに、閃きがあった。
とっさに念じ、ハンドベルを手に出現させる。
「緊急退避」
そう言ってハンドベルをガランガランと鳴らす。
直後、フッとあたりの景色が変わった。
神々との約束で、オレは好きな時に神界へと行けるのだ。とりあえず神界で時間を稼ぎ、対応を考える。あまり頼りにはならなそうだけど、神々に聞いてみるのも悪くない。
真っ白い空間である神界にたどりつき、何かの拍子でずり落ちた王冠を頭に乗せなした時だ。一人の神が近づいてきた。
「おや。えっと、リーダさん? その姿は? 何かあったのですか?」
それはルタメェン神だった。彼は微笑みながら近づいてくる。
「えぇ。ちょっとばかり匿ってもらおうかと」
「匿う……ですか?」
「テストゥネル様が、わけもわからず怒っていて」
「えっと、テストゥネル?」
オレの言葉を受けて、ルタメェン神が困ったような表情になり、やや視線を上げた。
そっか。ルタメェン神は知らないのか。知らない人に名前言ってもピンと来ないよな。オレの焦りとかも。
「えぇと、なんか知り合いのおばちゃんが怒ってるんですよ」
表現の仕方が難しいけれど、知り合いのおばちゃんでいいだろう。
妙に威圧感のあるおばちゃん。
「知り合いの? それは、いったいどうして?」
「それがよくわからなくて……。なんか怒りっぽいんですよね。あの人。あれですよ、多分、カルシウムが足りてないんですよ」
「カルシウムですか?」
「そうですよ。小魚とか食べた方がいいんですよ。小魚」
「ほう、小魚を食せと?」
「えぇ。いりことかいいですよね。おやつにもなるし」
「ほほう」
「まぁ、なんでも……あれ?」
ふと、声が後ろから聞こえてくることに気が付いた。
え?
「妾に、イリコとかいう小魚を食せと?」
背中に妙な汗をかく。
振り向くなという本能を無視して、グギギとゆっくり首を動かし背後を見ると、テストゥネル様が冷たい視線でオレを見下ろしていた。
「げっ」
この人、神界に来ることができるの?
「あらゆる世界を渡りし龍神たる妾が、神界に来られぬとでも思ったかえ?」
「いえっ。もちろん、テストゥネル様なら大丈夫だと思っていました」
とりつくろいながら視線を戻すと、ルタメェン神はすでに距離をとりつつあった。
距離を取りつつ「タイウァス、貴方の出番です」とか言って小走りで去っていく。
え、逃げるの?
見捨てないでと、彼の後を追おうとしたオレに、テストゥネル様の魔の手が伸びる。
「痛っ」
ギッとした痛みが耳にはしった。テストゥネル様の伸ばした手が、オレの耳を掴んだのだ。そしてググっと上に引っ張られる。
先ほどから何かがおかしい、テストゥネル様とはそこまで身長差がなかったはずだ。
そういえば、ルタメェン神も妙に大きく見えた。
「悪童のような考えで、妾のクローヴィスをそそのかす其方にはお似合いであろ」
「何を?」
「まだシラを切るか。クローヴィスを闇の世界へと連れ出したことを憶えておらぬと?」
闇の世界? 何のことだ?
というか耳が痛い、ちぎれそうだ。もがくオレの視線にチラリとこちらへと近づくタイウァス神の姿が見えた。
そんな状況のオレにテストゥネル様の声が続く。
「其方の故郷の事じゃ。高密度の魔力が嵐のように吹き荒れ、魔法の成立を阻害し、精霊をはじめとする他界の干渉を排除する特異な世界」
「故郷」
「クローヴィスは飛ぶことすらままならなかったはず」
そういえば、同僚たちを迎えに行ったとき、確かにクローヴィスは飛びづらそうだった。
あれは元の世界が異質な環境だったからなのか。
「あっ、でも、クローヴィス様はご立派でした」
「いまさら世辞を言うても遅いわ」
「いえいえ。お世辞だなんて、そんな」
「よくよく考えてみると、其方、前にも女装してクローヴィスを追いかけまわし、困らせたことがあったの」
「あれは不可抗力で」
テストゥネル様がオレの耳をひっぱり、ゆっくりと進む。
進むにつれて、ゆらゆらと白一辺倒だった景色に、緑の色が重なって見えるようになった。
「まぁ、よい。其方には罰としてやってもらうことがある」
罰とか言い出した。やばい。何をさせるつもりだ。鎖につないで、わけのわからない棒をえんえんと回す作業とかだったら嫌だ。
「リーダさん」
そこにタイウァス神が声をかけてきた。
ピタリとテストゥネル様が止まる。よかった。味方がいた。
タイウァス神は真剣な表情だった。
「リーダさん」
そんなタイウァス神が中腰になってオレを見て、再び名前を呼ぶ。
「はい」
「過ちを犯した時、まずすべきことは、真摯に謝ることですよ」
それだけ言うと、タイウァス神はスッと背筋を伸ばしてテストゥネル様に向き直る。
「お手柔らかに」
「ふむ。そうよな」
タイウァス神とテストゥネル様の話は、それだけ。
そしてオレはテストゥネル様に耳を引っ張られながら、ゆっくりとタイウァス神から距離をとることになった。
「リーダさんも、反省して謝ればなんとかなります」
離れ行くタイウァス神はニコリと笑い手を振った。
そんな他人事な。
何が謝れだ。
いや、ちょっと待て。
「お前、自分がネカマしていることがバレたときに、笑ってごまかしたじゃないか。お前こそ、皆に謝れ」
もっともオレの声は届かない。
ズリズリと耳を引っ張られ引きずられ、景色が変わっていく様子が見えた。白い空間から、緑と灰の空間……つまりは元いた場所へと。
「痛い痛い」
「当たり前じゃ、罰として耳を引っ張っておるのだからの」
「体罰反対、暴力反対」
喚くオレなど無視してテストゥネル様に引きずられること、しばらく。
あたりの景色ははっきりと変わった。
先ほどまでいた場所、王城の庭に面した通路だ。先ほどとかわらず同僚たちをはじめとした皆もいる。
「あっ、戻ってきた」
「うわぁ」
「リーダが子供になってる!」
そして、ノアの言葉で、ようやく自分の異変に気が付いた。
周りの人が大きくなったわけではなく、自分が小さくなったことに。
「あっ、子供?」
それに、オレの声が子供の声になっていた。
「ほれ、ノアサリーナよ。妾が先ほど言ったアテじゃ」
テストゥネル様はパッとオレの耳から手を離し、ノアへと語りかけた。
「リーダが?」
「そうじゃ。見知らぬ者とクローヴィスを遊ばせるわけにもいかぬからの」
耳をさするオレに、ノアとテストゥネル様が会話が聞こえる。
「さて、リーダよ。其方への罰じゃ。日没まで、その姿で、ノアサリーナとクローヴィスの相手をするがよい」
何の話だろうと考えていたオレに、テストゥネル様がそう言って緑の庭を指さした。
逃げろ。
そう、直感が告げた。
よく分からないが怒っているのだ。逃げねばならない。
本当に、なんで怒っているのかわからない。そもそもオレは何もやっていない。
開き直ろうかとも思ったが止めた。あんまり意味がない事に気づいたからだ。まったく、怒りっぽいんだよな。この人。
とはいっても、勘違いが理由だったとしても、被害を受けるのはオレだ。
とりあえず逃げて時間を稼ぎつつ、対応を考える必要がある。
「なぜ距離をとるのかえ?」
あたりを伺いながらジリジリと距離をとるオレに、目を細めたテストゥネル様が問いかけてくる。
「いや。私は何もやっていませんので」
「シラを切ると?」
オレの弁明にテストゥネル様がニヤリと笑う。
マジで、なんで、この人が怒っているのかわからない。
「いや……」
やばいと思いダッシュする。来た道を戻るのだ。
ノアはキョトンとした顔で、同僚や黒騎士は興味深そうにオレを見ていた。
ヨラン王はギャハハと声を上げて笑うだけだ。
同僚くらいは助けに入ってほしい。そう思いつつ対応を考えていたときに、閃きがあった。
とっさに念じ、ハンドベルを手に出現させる。
「緊急退避」
そう言ってハンドベルをガランガランと鳴らす。
直後、フッとあたりの景色が変わった。
神々との約束で、オレは好きな時に神界へと行けるのだ。とりあえず神界で時間を稼ぎ、対応を考える。あまり頼りにはならなそうだけど、神々に聞いてみるのも悪くない。
真っ白い空間である神界にたどりつき、何かの拍子でずり落ちた王冠を頭に乗せなした時だ。一人の神が近づいてきた。
「おや。えっと、リーダさん? その姿は? 何かあったのですか?」
それはルタメェン神だった。彼は微笑みながら近づいてくる。
「えぇ。ちょっとばかり匿ってもらおうかと」
「匿う……ですか?」
「テストゥネル様が、わけもわからず怒っていて」
「えっと、テストゥネル?」
オレの言葉を受けて、ルタメェン神が困ったような表情になり、やや視線を上げた。
そっか。ルタメェン神は知らないのか。知らない人に名前言ってもピンと来ないよな。オレの焦りとかも。
「えぇと、なんか知り合いのおばちゃんが怒ってるんですよ」
表現の仕方が難しいけれど、知り合いのおばちゃんでいいだろう。
妙に威圧感のあるおばちゃん。
「知り合いの? それは、いったいどうして?」
「それがよくわからなくて……。なんか怒りっぽいんですよね。あの人。あれですよ、多分、カルシウムが足りてないんですよ」
「カルシウムですか?」
「そうですよ。小魚とか食べた方がいいんですよ。小魚」
「ほう、小魚を食せと?」
「えぇ。いりことかいいですよね。おやつにもなるし」
「ほほう」
「まぁ、なんでも……あれ?」
ふと、声が後ろから聞こえてくることに気が付いた。
え?
「妾に、イリコとかいう小魚を食せと?」
背中に妙な汗をかく。
振り向くなという本能を無視して、グギギとゆっくり首を動かし背後を見ると、テストゥネル様が冷たい視線でオレを見下ろしていた。
「げっ」
この人、神界に来ることができるの?
「あらゆる世界を渡りし龍神たる妾が、神界に来られぬとでも思ったかえ?」
「いえっ。もちろん、テストゥネル様なら大丈夫だと思っていました」
とりつくろいながら視線を戻すと、ルタメェン神はすでに距離をとりつつあった。
距離を取りつつ「タイウァス、貴方の出番です」とか言って小走りで去っていく。
え、逃げるの?
見捨てないでと、彼の後を追おうとしたオレに、テストゥネル様の魔の手が伸びる。
「痛っ」
ギッとした痛みが耳にはしった。テストゥネル様の伸ばした手が、オレの耳を掴んだのだ。そしてググっと上に引っ張られる。
先ほどから何かがおかしい、テストゥネル様とはそこまで身長差がなかったはずだ。
そういえば、ルタメェン神も妙に大きく見えた。
「悪童のような考えで、妾のクローヴィスをそそのかす其方にはお似合いであろ」
「何を?」
「まだシラを切るか。クローヴィスを闇の世界へと連れ出したことを憶えておらぬと?」
闇の世界? 何のことだ?
というか耳が痛い、ちぎれそうだ。もがくオレの視線にチラリとこちらへと近づくタイウァス神の姿が見えた。
そんな状況のオレにテストゥネル様の声が続く。
「其方の故郷の事じゃ。高密度の魔力が嵐のように吹き荒れ、魔法の成立を阻害し、精霊をはじめとする他界の干渉を排除する特異な世界」
「故郷」
「クローヴィスは飛ぶことすらままならなかったはず」
そういえば、同僚たちを迎えに行ったとき、確かにクローヴィスは飛びづらそうだった。
あれは元の世界が異質な環境だったからなのか。
「あっ、でも、クローヴィス様はご立派でした」
「いまさら世辞を言うても遅いわ」
「いえいえ。お世辞だなんて、そんな」
「よくよく考えてみると、其方、前にも女装してクローヴィスを追いかけまわし、困らせたことがあったの」
「あれは不可抗力で」
テストゥネル様がオレの耳をひっぱり、ゆっくりと進む。
進むにつれて、ゆらゆらと白一辺倒だった景色に、緑の色が重なって見えるようになった。
「まぁ、よい。其方には罰としてやってもらうことがある」
罰とか言い出した。やばい。何をさせるつもりだ。鎖につないで、わけのわからない棒をえんえんと回す作業とかだったら嫌だ。
「リーダさん」
そこにタイウァス神が声をかけてきた。
ピタリとテストゥネル様が止まる。よかった。味方がいた。
タイウァス神は真剣な表情だった。
「リーダさん」
そんなタイウァス神が中腰になってオレを見て、再び名前を呼ぶ。
「はい」
「過ちを犯した時、まずすべきことは、真摯に謝ることですよ」
それだけ言うと、タイウァス神はスッと背筋を伸ばしてテストゥネル様に向き直る。
「お手柔らかに」
「ふむ。そうよな」
タイウァス神とテストゥネル様の話は、それだけ。
そしてオレはテストゥネル様に耳を引っ張られながら、ゆっくりとタイウァス神から距離をとることになった。
「リーダさんも、反省して謝ればなんとかなります」
離れ行くタイウァス神はニコリと笑い手を振った。
そんな他人事な。
何が謝れだ。
いや、ちょっと待て。
「お前、自分がネカマしていることがバレたときに、笑ってごまかしたじゃないか。お前こそ、皆に謝れ」
もっともオレの声は届かない。
ズリズリと耳を引っ張られ引きずられ、景色が変わっていく様子が見えた。白い空間から、緑と灰の空間……つまりは元いた場所へと。
「痛い痛い」
「当たり前じゃ、罰として耳を引っ張っておるのだからの」
「体罰反対、暴力反対」
喚くオレなど無視してテストゥネル様に引きずられること、しばらく。
あたりの景色ははっきりと変わった。
先ほどまでいた場所、王城の庭に面した通路だ。先ほどとかわらず同僚たちをはじめとした皆もいる。
「あっ、戻ってきた」
「うわぁ」
「リーダが子供になってる!」
そして、ノアの言葉で、ようやく自分の異変に気が付いた。
周りの人が大きくなったわけではなく、自分が小さくなったことに。
「あっ、子供?」
それに、オレの声が子供の声になっていた。
「ほれ、ノアサリーナよ。妾が先ほど言ったアテじゃ」
テストゥネル様はパッとオレの耳から手を離し、ノアへと語りかけた。
「リーダが?」
「そうじゃ。見知らぬ者とクローヴィスを遊ばせるわけにもいかぬからの」
耳をさするオレに、ノアとテストゥネル様が会話が聞こえる。
「さて、リーダよ。其方への罰じゃ。日没まで、その姿で、ノアサリーナとクローヴィスの相手をするがよい」
何の話だろうと考えていたオレに、テストゥネル様がそう言って緑の庭を指さした。
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