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後日談 その3 終章のあと、ミランダがノアと再開するまでのお話
その9
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大盛況に終わった結婚式から2日後、ミランダ達は大平原を南下していた。
黒いエルフ馬が引く幌のない馬車に乗った三人は、大平原の南端にある港町サミンホウトを目指す。
「前も思ったけど、馬車が揺れないって便利だよな」
エルフ馬に乗ったサエンティが振り向いて言った。
「さっすがシショーだよな」
サエンティの後ろに座っていたパエンティが立ち上がる。
高速で跳ねて走るエルフ馬の背で、平然と立ち上がった彼女はピョンと馬車へと飛び移る。強めの風も、それによって飛ばされる帽子も、彼女にとって大した事ではなかった。
軽やかに飛んだ彼女は、吹き飛んだ帽子をパシッと掴み、フワリと着地した。
「すっごいすっごい!」
「ふふん。すごいだろ」
シェラの賞賛に笑顔で答えたパエンティは馬車の荷物から水筒を取り出し、言葉を続ける。
「でも、シショーも凄かったよな。みんなビックリしていた」
「ワーってなった!」
シェラが立ち上がって両手を大きく広げ、それからヨロリと倒れ込んだ。
「あぶないわ。座ってなさい」
「師匠は凄いね」
シェラを受け止めたミランダはたしなめるが、大きくのけぞって背後を見たシェラは気にせず笑った。
そして座ったミランダに抱きかかえられたままのシェラは、結婚式で起こったことを、彼女なりの言葉で説明しはじめた。
夕暮れから夜に景色が変わる頃のことだ。
ミランダは、余興として光り輝く氷の欠片を打ち上げた。
『ヒューン……』
独特の風音をたてながら空へと向かった氷の欠片は、夜の闇に浮かぶ星へ近づくように、高く高く登った。
そしてパチンとはじけて空へ大量の輝く軌跡を作り出した。
「火の踊りか!」
地上から見上げた人達から声があがった。火の踊り……地方によっては花火と呼ばれる目出度い日の催し物。
もっともミランダが打ち上げたのは氷の欠片で、普通の火の踊りとは違うものだった。
火の踊りであれば、はじけて終わり。ところがミランダのそれは終わらない。
破片となった輝く氷は、再びグンと、空へと舞い戻り、クルクルと動き出す。
「星がそろって動いているようだぞ」
「ほえー」
遊牧民がその光景をみて湧き上がった。
「おじさん達は、お酒を飲むことを忘れて見入っていたよ。お姉さん達は、踊る足をとめてジッと空を見上げていたよ。まるで祝いの時がトワに止まったように」
シェラは当時の光景をそうまとめた。もっとも、そのセリフは吟遊詩人の受け売り。
「一気に静かになったもんな」
ジムニがうんうんと頷く。
「それは良かったわ」
ミランダがわずかに微笑む。
そして静かになった瞬間の事を思い出した。
あのとき、ミランダは焦っていた。渾身の芸だったはずなのに、急に静かになって何か失敗したのかと思ったのだ。
おもわず被っていた遊牧民の帽子を深くかぶりソロリとあたりをみまわした。
そうやって周りを見て、ようやく失敗ではないと気がつくまで、彼女の心配は続いた。
大受けだと知ってから、彼女は思いきってサービスした。
結婚式の祝いにと、結婚する2人の名前と祝福の言葉を光の軌跡で闇夜に描いた。
「あとシショーはお酒をガブガブ飲みながら魔法使ってて、ただ者じゃなかったよな」
パエンティが笑いながら言い、それにつられてジムニとシェラが大笑いした。
「いつまで言われるのかしら」
小声でミランダはそれに応える。
パエンティの言うとおり、途中から飲みながら魔法を使っていた。
きっかけは老婆だった。ジョッキを手渡されたのよね……とミランダは思い出す。それを皮切りに彼女はいろいろな人からお酒をもらうことになった。
飲んでも飲んでもジョッキはカラにならず、途中から陽気に酔ったミランダは壇上へと上がっていた。
ミランダはそれを思い出して顔が熱くなった。
お陰で次の日には頭が痛くなった。それは彼女にとって生まれて初めての二日酔いだった。
「頭いたい?」
シェラが小さな声でミランダへと尋ねる。
「いいえ。もう大丈夫」
本当の事をいえば、二日酔いは手持ちの薬ですぐに治せた。
だけれどミランダは、その痛みをなんとなく味わいたくて放置していた。
その程度のものだった。
それでも心配されたことが嬉しくて、ミランダはシェラの頭をなでた。
でも、お陰で稽古をつけてあげられてないのよねぇ……と心の中で付け加えつつ。
「なかなか進まないんだよな、馬車」
雑談しつつ進む馬車でジムニがぼやく。
「ずいぶんと進んでいるわ、ジムニ。進んでいないように見えるのは、景色が変わらないせいよ」
「そうなの?」
「えぇ、シェラ。船での旅と一緒。目印がないとそんなものよ」
「まっ、慣れないとわかんないよな。あたしたちには全然違う景色なんだけどな。シェラもジムニも慣れないから分からないだけさ。とにもかくにも、大平原で世界樹を見ていたら迷う。迷ったら世界樹を見ろって言うんだよな」
「そうそうって、あっ、派手好きトカゲの行進だ!」
パエンティが草原の一方を見て叫んだ。
その方向を見てジムニは息をのむ。
それは馬車ほどの大きさをした巨大なトカゲが大量に接近していたからだった。
数は数え切れないほどの大軍。
しかも、トカゲは二足歩行で爆走していて、その顔は身体と同じくらい大きく見えた。
「顔がおっきいよ。師匠!」
「シェラ。あれは顔じゃないのよ。顔は小さいの。大きく見えるのは襟のせい」
「エリ?」
ミランダは自分の襟を指でつまんで「服の襟のことよ」と言った。
遊牧民の服は襟が立っている。シェラが首をかしげた様子をみて、たとえが悪いかしらと少しだけ心配した。
だけど、とりあえずミランダは説明を続ける。
「その襟を広げて小柄な身体を大きく見せているのね。普段はまるでおしゃれなマフラーを巻いているように見えるらしいわ」
「わけわかんねぇや」
「ふふっ。だから、アレは、いうなればマフラー巻きトカゲ……いや、襟巻きトカゲと言った感じかしら」
「えりまきトカゲ……って、それよりどうすんだよ!」
「そうだよ。師匠! やられちゃうよ」
ジムニとシェラが馬車の中にしゃがみ込み声をあげた。
遠くに見えた襟巻きトカゲの大群は地響きを伴って、どんどんと近づいていた。
「あいつら動かないものは避けていくから平気さー」
「平気ー」
弱気な二人に応えたのはサエンティとパエンティ。
彼女達は慣れた様子でエルフ馬を止めると、身体を器用に動かして馬車のすみに寝転んだ。
そしてその対応は正しかった。
息を潜めた一団の側を、襟巻きトカゲの大軍はすり抜けていく。
皆が静かに身を潜めた。
ギュッと目をつぶっていたシェラが少しだけ目をあけて。ちょうど襟巻きトカゲの一匹と目があって「ヒッ」と悲鳴を上げた以外は、誰も口を開かなかった。
しばらくして辺りが静かになった。
そこでようやくジムニは立ち上がった。それから、去って行く襟巻きトカゲの大群を見やって、息を吐いた。
シェラも続いて立ち上がる。
だけど彼女は違う方向を見ていた。エルフ馬が立ち上がって見ていた方角が、襟巻きトカゲの大群がやってきた方角と同じで、それが気になったからだった。
「あっ! 師匠! 船が落ちてる! 師匠! 地面に船が落ちてる。変なの、だよ!」
そしてシェラは大声をあげた。
黒いエルフ馬が引く幌のない馬車に乗った三人は、大平原の南端にある港町サミンホウトを目指す。
「前も思ったけど、馬車が揺れないって便利だよな」
エルフ馬に乗ったサエンティが振り向いて言った。
「さっすがシショーだよな」
サエンティの後ろに座っていたパエンティが立ち上がる。
高速で跳ねて走るエルフ馬の背で、平然と立ち上がった彼女はピョンと馬車へと飛び移る。強めの風も、それによって飛ばされる帽子も、彼女にとって大した事ではなかった。
軽やかに飛んだ彼女は、吹き飛んだ帽子をパシッと掴み、フワリと着地した。
「すっごいすっごい!」
「ふふん。すごいだろ」
シェラの賞賛に笑顔で答えたパエンティは馬車の荷物から水筒を取り出し、言葉を続ける。
「でも、シショーも凄かったよな。みんなビックリしていた」
「ワーってなった!」
シェラが立ち上がって両手を大きく広げ、それからヨロリと倒れ込んだ。
「あぶないわ。座ってなさい」
「師匠は凄いね」
シェラを受け止めたミランダはたしなめるが、大きくのけぞって背後を見たシェラは気にせず笑った。
そして座ったミランダに抱きかかえられたままのシェラは、結婚式で起こったことを、彼女なりの言葉で説明しはじめた。
夕暮れから夜に景色が変わる頃のことだ。
ミランダは、余興として光り輝く氷の欠片を打ち上げた。
『ヒューン……』
独特の風音をたてながら空へと向かった氷の欠片は、夜の闇に浮かぶ星へ近づくように、高く高く登った。
そしてパチンとはじけて空へ大量の輝く軌跡を作り出した。
「火の踊りか!」
地上から見上げた人達から声があがった。火の踊り……地方によっては花火と呼ばれる目出度い日の催し物。
もっともミランダが打ち上げたのは氷の欠片で、普通の火の踊りとは違うものだった。
火の踊りであれば、はじけて終わり。ところがミランダのそれは終わらない。
破片となった輝く氷は、再びグンと、空へと舞い戻り、クルクルと動き出す。
「星がそろって動いているようだぞ」
「ほえー」
遊牧民がその光景をみて湧き上がった。
「おじさん達は、お酒を飲むことを忘れて見入っていたよ。お姉さん達は、踊る足をとめてジッと空を見上げていたよ。まるで祝いの時がトワに止まったように」
シェラは当時の光景をそうまとめた。もっとも、そのセリフは吟遊詩人の受け売り。
「一気に静かになったもんな」
ジムニがうんうんと頷く。
「それは良かったわ」
ミランダがわずかに微笑む。
そして静かになった瞬間の事を思い出した。
あのとき、ミランダは焦っていた。渾身の芸だったはずなのに、急に静かになって何か失敗したのかと思ったのだ。
おもわず被っていた遊牧民の帽子を深くかぶりソロリとあたりをみまわした。
そうやって周りを見て、ようやく失敗ではないと気がつくまで、彼女の心配は続いた。
大受けだと知ってから、彼女は思いきってサービスした。
結婚式の祝いにと、結婚する2人の名前と祝福の言葉を光の軌跡で闇夜に描いた。
「あとシショーはお酒をガブガブ飲みながら魔法使ってて、ただ者じゃなかったよな」
パエンティが笑いながら言い、それにつられてジムニとシェラが大笑いした。
「いつまで言われるのかしら」
小声でミランダはそれに応える。
パエンティの言うとおり、途中から飲みながら魔法を使っていた。
きっかけは老婆だった。ジョッキを手渡されたのよね……とミランダは思い出す。それを皮切りに彼女はいろいろな人からお酒をもらうことになった。
飲んでも飲んでもジョッキはカラにならず、途中から陽気に酔ったミランダは壇上へと上がっていた。
ミランダはそれを思い出して顔が熱くなった。
お陰で次の日には頭が痛くなった。それは彼女にとって生まれて初めての二日酔いだった。
「頭いたい?」
シェラが小さな声でミランダへと尋ねる。
「いいえ。もう大丈夫」
本当の事をいえば、二日酔いは手持ちの薬ですぐに治せた。
だけれどミランダは、その痛みをなんとなく味わいたくて放置していた。
その程度のものだった。
それでも心配されたことが嬉しくて、ミランダはシェラの頭をなでた。
でも、お陰で稽古をつけてあげられてないのよねぇ……と心の中で付け加えつつ。
「なかなか進まないんだよな、馬車」
雑談しつつ進む馬車でジムニがぼやく。
「ずいぶんと進んでいるわ、ジムニ。進んでいないように見えるのは、景色が変わらないせいよ」
「そうなの?」
「えぇ、シェラ。船での旅と一緒。目印がないとそんなものよ」
「まっ、慣れないとわかんないよな。あたしたちには全然違う景色なんだけどな。シェラもジムニも慣れないから分からないだけさ。とにもかくにも、大平原で世界樹を見ていたら迷う。迷ったら世界樹を見ろって言うんだよな」
「そうそうって、あっ、派手好きトカゲの行進だ!」
パエンティが草原の一方を見て叫んだ。
その方向を見てジムニは息をのむ。
それは馬車ほどの大きさをした巨大なトカゲが大量に接近していたからだった。
数は数え切れないほどの大軍。
しかも、トカゲは二足歩行で爆走していて、その顔は身体と同じくらい大きく見えた。
「顔がおっきいよ。師匠!」
「シェラ。あれは顔じゃないのよ。顔は小さいの。大きく見えるのは襟のせい」
「エリ?」
ミランダは自分の襟を指でつまんで「服の襟のことよ」と言った。
遊牧民の服は襟が立っている。シェラが首をかしげた様子をみて、たとえが悪いかしらと少しだけ心配した。
だけど、とりあえずミランダは説明を続ける。
「その襟を広げて小柄な身体を大きく見せているのね。普段はまるでおしゃれなマフラーを巻いているように見えるらしいわ」
「わけわかんねぇや」
「ふふっ。だから、アレは、いうなればマフラー巻きトカゲ……いや、襟巻きトカゲと言った感じかしら」
「えりまきトカゲ……って、それよりどうすんだよ!」
「そうだよ。師匠! やられちゃうよ」
ジムニとシェラが馬車の中にしゃがみ込み声をあげた。
遠くに見えた襟巻きトカゲの大群は地響きを伴って、どんどんと近づいていた。
「あいつら動かないものは避けていくから平気さー」
「平気ー」
弱気な二人に応えたのはサエンティとパエンティ。
彼女達は慣れた様子でエルフ馬を止めると、身体を器用に動かして馬車のすみに寝転んだ。
そしてその対応は正しかった。
息を潜めた一団の側を、襟巻きトカゲの大軍はすり抜けていく。
皆が静かに身を潜めた。
ギュッと目をつぶっていたシェラが少しだけ目をあけて。ちょうど襟巻きトカゲの一匹と目があって「ヒッ」と悲鳴を上げた以外は、誰も口を開かなかった。
しばらくして辺りが静かになった。
そこでようやくジムニは立ち上がった。それから、去って行く襟巻きトカゲの大群を見やって、息を吐いた。
シェラも続いて立ち上がる。
だけど彼女は違う方向を見ていた。エルフ馬が立ち上がって見ていた方角が、襟巻きトカゲの大群がやってきた方角と同じで、それが気になったからだった。
「あっ! 師匠! 船が落ちてる! 師匠! 地面に船が落ちてる。変なの、だよ!」
そしてシェラは大声をあげた。
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