きみが忘れていった物

Lilly/カナコ

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第2話

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私は幸せだった。

やりがいのある仕事、気の合う同僚や友達、そして愛すべき恋人。

今の生活に不満はなにひとつない。

けれど、時々なにかが足りないと思うことがある。

それが何なのか、自分でもよくわからない。

けれど、なんとなくもやもやする。

そんな時、彼には内緒で登録したチャットアプリで知り合った人と直接会う訳でもなくメッセージをやりとりする、ということを繰り返していた。

そこで私は、一人の男と知り合った。

プロフィールを見ると彼はまだ大学生で、恋人と別れたばかりのようであった。

私は彼といくらかメッセージのやりとりをして、金曜日の夜に駅前で待ち合わせることになった。

大丈夫、たった一度ごはんを食べに行くだけだから…。

私は自分に信じ込ませた。

だがその日、今までに味わったことのない羞恥心と苦痛と快楽を一度に味わうことになろうとは、思いもよらなかった。


私はいつのまにか、その日初めて出会った彼の部屋のベッドで、下半身だけまる裸の状態で、おしりを突き出すようにして寝そべっていた。

手は後ろ手に縛られ、足はベッドにがっちりと固定されていた。

まったく身動きができない。突き出されたおしりだけが虚しくむずむずと動くだけだった。

彼はベッドに腰掛けて、私のおしりを撫でまわした。

「千春さん、こういうことしてみたいって言ってたよね。気分はどう?」

彼はおしりの割れ目をこじ開けて、おしりの穴をじっと見つめている。

正直なところ、すごく恥ずかしい。

今までそんなところじっくり見られたことなんてなかったのに。

そんな思いが頭をよぎった瞬間、全身に電流が駆け抜けた。

びくん、と身体が大きくのけぞった。

彼におしりの穴の粘膜を舌で突かれたのだ。

「ああ、だめ、そんなところ、違う…」

「あ?違くないよね」

彼の舌がおしりの穴の粘膜に触れる度、電気ショックを与えられたように身体がびくん、びくんと揺れ動いた。

「自分からおしりを突き出して、びくびく感じるなんて、よっぽどおしりが好きなんだね」

彼は指でくりくりとおしりの穴を弄りながら言った。

私には自分がおしりで感じているなんて信じられなかったが、彼の言う通り、いつのまにかおしりを高く突き上げていたようだった。

全く、どうして、初対面の男に、こんなにも恥ずかしい恰好でおしりを責められることになってしまったのだろう。

全く思い出せない。

彼は私の恥ずかしい姿を舐め回すようにじっくり眺めている。

満足そうにほくそ笑みながら私に口づけ、そして舌をねじ込んできた。

彼の舌は柔らかく、そして、煙草の苦い味がした。

彼は舌を動かしながら、後ろ手に縛られた手首の拘束をゆっくりと解き、おしりの穴に指を差し込んだ。

私はただ、小さな子どものように彼の膝の上で為すがままにされていた。

私が新しい快感を知ったのは、この時だった。

「んんっ…う…んん…んっ…んっ…ん…う…」

彼が指を動かす度、声が漏れ、腰が動いてしまう。

こんなの初めて。

ああ、もっと欲しい。

もっと、もっと指を動かして、もっとおしりを責めて…。

快感が絶頂に達しかけたその時、彼はおしりから指を引き抜いた。

「いやらしい娘だなあ、キスじゃなくておしりで感じてるでしょ」

「違う、違うの…」

「違うの?ふーん。まあいいや。いやらしいちいちゃんがもっと悦ぶことしてあげる」

そう言って取り出したのは、ぬらぬらと黒光りする玩具だった。

男性のものと同じくらい大きい。

「ほらさっさと四つん這いになっていやらしいケツ穴出しな」

そう言っておしりを勢いよく叩いた。

パーーーンっという乾いた音と共におしりに鋭い痛みが走る。

「い、痛い…」

「ちいちゃんが誤魔化すからいけないんでしょ?叩く方の手だって痛いんだから、ほら、早く」

私は泣きべそをかきながら彼の言う通りに四つん這いになり、おずおずとおしりに手を添えた。

自分からおしりの穴を見せるのはすごく恥ずかしい、だが、抵抗すればもっと酷いお仕置きが待っている。

「だめだめそんなんじゃ。もっとおしりの割れ目広げないと見えないでしょ?」

私はおしりに添えた手に力を入れて、ゆっくりとおしりの割れ目をこじ開けた。

粘膜まで露わになったおしりの穴が閉じようと、ヒクヒクと震えているのを感じる。

彼は腕を組んで、私の無様な姿をじっくりと眺めていた。

「ほら、今欲しそうにヒクヒクしてるでしょ。いやらしいケツ穴だな」

彼は私のおしりの穴にローションを塗りたくりながら言った。

彼の指が粘膜に触れる度、おしりがびくん、びくんと震える。

ああ、もっと触って、また指を入れて欲しい…。

彼はおしりの穴に2本いっぺんに指を押し込むと、さっきよりも激しく指を動かし始めた。

「ああん、あっ、あん、ああ、あ…ん…」

「やっぱりおしりが好きなんじゃん、おしりが気持ちいいんでしょ?正直に言わないとだめだよ」

「おしり…好き…」

「おしり好き?じゃあ、おしりの穴に玩具くださいは?」

「わたしのおしりの穴に…玩具ください…」

「よしよし、上手におねだりできたね」

彼は私の頭を撫でると、玩具にローションを塗りたくり、その先端を私のおしりに押し当てた。

こんなに大きいの、入れるの怖い…

そんな思いが頭をよぎった瞬間、先端がメリメリと私のおしりに食い込み、ずるりとなにか大きいものが奥まで侵入してくるのを感じた。

「あ゛あ゛っ」

私は思わず、大きな声を上げた。腰ががくがくと震えている。

「すごい、奥まで入っちゃったよ。鏡で見てみな」

彼は私を抱きかかえ、子どものおむつでも替えるかのように両足を持ち上げた。

鏡に映しだされたのは、根元までずっぽりと玩具をくわえこみ、歓喜に震えたおしりだった。

さっき叩かれたときの手形が、まだくっきりと赤く残っている。

そして、あそこは溢れそうなほどじっとりと濡れ、光っていた。

彼がスイッチを入れると、中の玩具がうねり、暴れ始めた。

今まで味わったことのない快感が、頭の中を突き抜けていく。

もうなにも、かんがえられない。

「うううっ…ううっ…うううう…う…」

迫り来る絶頂を必死に堪え、歯を食いしばるも、喉の奥から嗚咽が漏れてしまう。

彼の胸にしがみつき、Tシャツを握り締める手が汗ばんでいる。

彼は私に顔を近づけて、耳元で囁いた。

「玩具よっぽど気に入ったんだね。ケツ穴にぶっとい玩具入れられて感じるなんて変態だな」

「ううう…ち…ちがう…」

「なにが違うの?こんなに濡れてるのに?」

彼の細くて長い指が、するりと私の中に滑り込んでくる。

彼が激しく指を動かす度、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が鳴り響く。

「ほら、ぐちゅぐちゅ言ってんのわかるでしょ?さっさとケツ穴にバイブ突っ込まれておまんこ濡らして悦ぶ変態女だって認めろよ」

そう言って私を罵る彼はかなり興奮しているようだった。呼吸が荒く、肩で息をしている。

「さあ、ほら早く言えよ。私はケツ穴好きの変態女です、ってさ」

「あああああ、だめ、そんなに指を動かさないで、苦しい、お願い、もう許して」

私は涙を流して懇願した。

頭の中がもう真っ白で、もうこれ以上責められたら、おかしくなってしまいそうだった。

彼は私から指を引き抜くと、もういてもたってもいられない、とでも言うように、素早くジーンズを下ろした。

そこで私が目にしたものは、彼の、大きく、硬く反り返った男性のものだった。

彼は、股間のナイフを私に突き立てて激しく腰を動かした。

「ちいちゃん、気持ちいい?俺、もう我慢できないよ…」

私はもう、なにも答えられなかった。

ただ、歓喜に涙を流して髪をふり乱し、獣のような唸り声を上げるだけだった。

彼はもう、なにも言わず、激しく腰を動かし続けた。

部屋の中には、二匹の獣の激しい息遣いと、玩具のうねる音が響いていた。

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