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新しい世界
第7話
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その夜、
リスバートの提案により、
今後のことについて会議することになった。
「今後のことというのは、レイリアをあちらの世界に連れていくかどうかだ。
このまま彼女を激化するであろう戦いの中に連れていくのは、
私は反対だ。」
レイリアをこのまま地獄に連れていくことは当たり前だと思っていた。
しかし、冷静に考えてみれば、リスバートの言うことは至極もっともな話だ。
今まで、幾度も死線を超えて来たから、感覚が鈍っていたのかもしれない。
「これから行く場所は、今や完全に敵の支配地だ。
どのような状況で敵に襲われるか分かったものじゃない。
強力な力を持っているとはいえ、レイリアには危険すぎる。」
リスバートの言葉に、私はぐうの音も出なかった。
ベアトリスも同じようで、何か反論する言葉を探しているようだが、
彼女の口からは、なかなか言葉が出ない。
「レイリアはどうしたい?」
私は、レイリアの言葉を待った。
「私は・・・、一緒に行きたい。」
レイリアの言葉に、私は逆に困惑してしまった。
ついてきてくれることは嬉しいことだが、
彼女の意思を尊重するなどと言って危険な場所に連れていくことは、
なんとも無責任に思えたからだ。
本当に彼女のことを考えるのであれば、
彼女がどう考えていようとも、
連れていかないのが正解なのではないだろうか?
つまり、最初から私の質問に意味はなかったし、
むしろ、彼女の意志なんて聞くべきではなかった。
「レイリアはここに残れ。」
ベアトリスが突然口を開く。
レイリアは切り捨てられたと思ったのか、今にも泣きだしそうだ。
「ここに残って断章を守ってほしいって言ってるんだ。
ルザーフのところへは、あたしとイヴで行く。」
ベアトリスの言葉に、リスバートも頷く。
「実は、私もそう思っていた。
私は戦闘向きではないから足手まといになるやもしれぬし、
レイリアの傍にいてやりたい。
すまないが、私達はここに残らせてもらう。」
レイリアが驚いた顔でリスバートを見る。
リスバートの提案を納得するまで時間はかかったが、
冷静に考えれば考えるほどそれが一番しっくりくる。
大事な戦いが控える中、戦力が減ってしまうのは痛いが、
レイリアは武器ではない。
感情だって、命だってある、大切な仲間だ。
仲間だからこそ、別れることが必要な時もある。
私は、金庫のカギをリスバートに渡した。
「今度の戦いは、もしかしたら、私達が負けるかもしれない。
その時には、断章を守って。
勝てないと思えば逃げてもいい。
とにかく奪われないようにね。」
「任せておけ。
戦いは苦手だが、逃げるのだけは得意さ。」
リスバートはこれまでみたことがない位、自信満々に答えた。
「心配するな。
ルザーフの使い魔たちのお陰で、
あたしの魔力はかつてないほど強くなっている。
もしかしたら最盛期よりも強力かもしれない。
それほどまでに力が満ち溢れているんだ。
また、あのどでかいやつが来たとしても、
今度はあたしが一撃で倒してやるよ。」
ベアトリスが一瞬だけその満ち溢れる魔力を開放すると、
それが部屋一面を覆いつくす。
あまりの強力な魔力に、私は背筋がゾクゾクするのを感じた。
今のベアトリスが敵だったとしたら、
ディメイアの力をもってしても勝てなかったかもしれない。
つくづく味方でよかったと実感した。
「決まりだな。
レイリア、こちらも責任重大だ。
ただ待つだけじゃない。わかるな?」
リスバートが言った言葉に、レイリアが力強く頷いた。
これから向かうのは新しい世界、地獄だ。
どのような危険が待ち受けているかもわからない。
私も決意を新たにした。
リスバートの提案により、
今後のことについて会議することになった。
「今後のことというのは、レイリアをあちらの世界に連れていくかどうかだ。
このまま彼女を激化するであろう戦いの中に連れていくのは、
私は反対だ。」
レイリアをこのまま地獄に連れていくことは当たり前だと思っていた。
しかし、冷静に考えてみれば、リスバートの言うことは至極もっともな話だ。
今まで、幾度も死線を超えて来たから、感覚が鈍っていたのかもしれない。
「これから行く場所は、今や完全に敵の支配地だ。
どのような状況で敵に襲われるか分かったものじゃない。
強力な力を持っているとはいえ、レイリアには危険すぎる。」
リスバートの言葉に、私はぐうの音も出なかった。
ベアトリスも同じようで、何か反論する言葉を探しているようだが、
彼女の口からは、なかなか言葉が出ない。
「レイリアはどうしたい?」
私は、レイリアの言葉を待った。
「私は・・・、一緒に行きたい。」
レイリアの言葉に、私は逆に困惑してしまった。
ついてきてくれることは嬉しいことだが、
彼女の意思を尊重するなどと言って危険な場所に連れていくことは、
なんとも無責任に思えたからだ。
本当に彼女のことを考えるのであれば、
彼女がどう考えていようとも、
連れていかないのが正解なのではないだろうか?
つまり、最初から私の質問に意味はなかったし、
むしろ、彼女の意志なんて聞くべきではなかった。
「レイリアはここに残れ。」
ベアトリスが突然口を開く。
レイリアは切り捨てられたと思ったのか、今にも泣きだしそうだ。
「ここに残って断章を守ってほしいって言ってるんだ。
ルザーフのところへは、あたしとイヴで行く。」
ベアトリスの言葉に、リスバートも頷く。
「実は、私もそう思っていた。
私は戦闘向きではないから足手まといになるやもしれぬし、
レイリアの傍にいてやりたい。
すまないが、私達はここに残らせてもらう。」
レイリアが驚いた顔でリスバートを見る。
リスバートの提案を納得するまで時間はかかったが、
冷静に考えれば考えるほどそれが一番しっくりくる。
大事な戦いが控える中、戦力が減ってしまうのは痛いが、
レイリアは武器ではない。
感情だって、命だってある、大切な仲間だ。
仲間だからこそ、別れることが必要な時もある。
私は、金庫のカギをリスバートに渡した。
「今度の戦いは、もしかしたら、私達が負けるかもしれない。
その時には、断章を守って。
勝てないと思えば逃げてもいい。
とにかく奪われないようにね。」
「任せておけ。
戦いは苦手だが、逃げるのだけは得意さ。」
リスバートはこれまでみたことがない位、自信満々に答えた。
「心配するな。
ルザーフの使い魔たちのお陰で、
あたしの魔力はかつてないほど強くなっている。
もしかしたら最盛期よりも強力かもしれない。
それほどまでに力が満ち溢れているんだ。
また、あのどでかいやつが来たとしても、
今度はあたしが一撃で倒してやるよ。」
ベアトリスが一瞬だけその満ち溢れる魔力を開放すると、
それが部屋一面を覆いつくす。
あまりの強力な魔力に、私は背筋がゾクゾクするのを感じた。
今のベアトリスが敵だったとしたら、
ディメイアの力をもってしても勝てなかったかもしれない。
つくづく味方でよかったと実感した。
「決まりだな。
レイリア、こちらも責任重大だ。
ただ待つだけじゃない。わかるな?」
リスバートが言った言葉に、レイリアが力強く頷いた。
これから向かうのは新しい世界、地獄だ。
どのような危険が待ち受けているかもわからない。
私も決意を新たにした。
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