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私の無茶なお願いを受け入れてくれたジーク隊長と、一つの簡素なベッドの上で向かい合う。……ものの、肝心の隊長と視線が交わることはない。
「た、たいちょう……」
「むっ? どうした! 早く指示をするといい!」
「でもこれ……」
隊長の目元は、手巾でしっかりと覆われていた。
普段の相手を射抜くような目力を放つ隊長の瞳は、無機質な蔦色の布切れによってその形を潜めてしまっている。
「あくまでこれは応急処置の一環であるからな! オレは医療従事者でないうえに夫婦の契りを交わした夫でもないーーましてや同職の上司だ。部下の性器を直視するなど、あってはならんことだろう!」
……この隊長は本当に、予想の斜め上をいってくれる。
私のことを思ってくれているのだろうが、正直これは計算外だった。私の姿を見てもらえないんじゃ、色仕掛けもなにもないじゃないか。けど隊長の口から『性器』なんて直接的な言葉を聞けるなんて…………いやいやいや! この程度のことで興奮してしまってどうする私!!
ときめき中枢がすっかり麻痺した私の細胞はたったそれだけで悦びの声を上げてしまっているが、ここで引いては女が廃る!
断られなかっただけでも及第点じゃないか。姿は見えずとも、女を感じさせることは可能なのだ。
「体調が優れないのに無理をさせてしまいすまんが……」
「いえ……! 私の方こそ、ご無理を申し上げてしまっているので……」
既に衣類は寛げて、胸部に至っては下着を取り払い丸出しの状態である。目隠しで見えないとはいえ、隊長の目の前で生乳を曝け出しているこの状況だけでじゅわじゅわ蜜が分泌されていくのを感じる。
けど、それだけじゃない。今から、隊長に触ってもらえる。全身をざわつかせるこの疼きから、隊長の手で解放してもらえる。
自然と上がる息を最早隠しもせず、私は隊長の太くてごつい手首を両手で掴んだ。
「それじゃ……よろしく、おねがいします……ッ」
思い切って隊長の手を胸元へ導き、生乳へと思いっきり押し当てた。豆のできた硬くて大きな掌がおっぱいへひたと吸い付き、むにゅぅと押し潰してくる。
「んッ……」
隊長の掌に擦れた乳首はそれだけで快感を拾い、思わず声が出る。けどそれ以上に眼下に広がる隊長の手が私のおっぱいに触れているという現実の方が、子宮に直接響いた。
しっかりばっちり乳首の感触までも伝わっているであろう隊長は、一体何を思うのか。
ドキドキその顔を伺い見たものの彼は微動だにせず、私にされるがままの姿勢、無表情のまま硬直している。
こ、これはどういった感情なんだ……いやそうか、指示していないのは私の方か。
「え、と……隊長、このまま胸を、揉んで頂けますか……?」
「ん?! ……う、む、承知した」
恐る恐る、といった様子で隊長の大きな手が、私の程よいサイズの乳房を包み込んだ。長くてごつい指が柔肉へ沈み込んでいく。
「ぅんッ……そう、です。そのまま、続けてください。あと、もう片方も……んっ……お願いします」
「わ、わかった」
言われるがまま、隊長は反復動作でもにゅもにゅと私のおっぱいを揉みしだき始める。私のもう片乳へ片手を導いてやると、同様にもみもみ揉み始めてくれた。
あっすごい……あのジーク隊長が、私のおっぱいを、両手で揉んでる……。
ごつごつとした隊長の指が、私の白いおっぱいの形を変えている。見慣れた指の隙間からむにゅむにゅはみ出るおっぱいと、時たま顔を覗かせる桃色乳首がたまたらなく背徳的で、隊長が揉み込む度に私は全身をビクつかせた。
目隠しをされてるせいで、されるがままになっている隊長の動作は覚束なくて、それがまた何だか可愛らしい。ときめきと快感で、頭の芯がぼぅととろけていく。
「たいちょう……ッ……あの、先っぽも、……ちくび、も、弄ってください」
「……!! にゅ、乳頭を、か?」
「さっきからジンジン痛んで……辛いんです……お願いします……」
「辛い」「お願い」隊長はこの言葉に弱いことを私はよ~く知っている。部下想いの隊長は、部下が苦しんでいる時には己の身を犠牲にしてでも尽力してくれる。普段はそこが心苦しく気が気でないところがあったが、今回ばかりはそれを利用しない手はない。
「……こ、ここ、か?」
ぷに、と隊長の人差し指が私の乳輪横へ沈み込む。
「ぁッ……ち、ちがいます。もう少し右……」
「ここか?」
「ひゃあぅッ」
指は乳輪を突つき、ほんの一瞬乳首を掠める。ささやかながらも胸先に刺激が走って腰が跳ねた。
「…お、惜しいです! すぐ横、横です…!」
「なるほどここか!!!!」
「ぁああッッ」
くにゅり、と、しかと捕らえられた私の乳首は隊長の指の腹で押し潰され、快感が爆発する。
あまりにも激しく全身を跳ねさせたからか、隊長は私の乳首へ指を当てがったまま、こちらを見て硬直している。目隠しをしているから微妙に視線は外れているのだけれど。
「ハァ…ハァ…そのまま、好きに弄ってください……」
「承知、した」
既に硬くそそり立った乳首に親指と中指を添えられると、意を決したようにぎゅむと詰ままれる。そのまま隊長はぎこちないながらも、こりゅこりゅこね回してくる。
「あっ…たいちょ、きもち…ッ…きもちぃです…! ぁっ……んぁあッ」
「……」
綺麗とは言い難い、色情とは程遠い硬く力強い軍人の指が、ほんのり紅に熟れた私の乳首をこしゅこしゅと擦り、時たま捏ね潰す。いつもは愛剣を振るう隊長の手が、今は私のために、私の乳首をいやらしく摘んで快感を与えている。
確かな快感と視覚的背徳間で、私の股間はひくひくと震えまたしとどに液を漏らしていた。
ふとほとんど馬乗りになっている向かい合った隊長の肩に両手を預け、彼の顔を伺い見る。表情は分からないものの、顕になっている耳元は明らかに朱に染まっていた。
あの隊長が、赤面している……! すっかり念頭から飛んでいたけれど、効いてる! 効いてるぞ色仕掛け作戦!!
そろそろ一度発散しないとこの熱に犯されてどうにかなり兼ねないし、このまま畳み掛けるしかない。
もつれながらもなんとか己のショーツを引き下ろし、隊長の耳元へ身を寄せると、びくりと彼の全身が跳ねた。
「……たいちょぅ……はぁ…こっちも、お願いします……ぁっ…わたし、もうげんかいで……んんッッ」
「……っ!」
依然として健気に乳房を揉みしだき続けていた隊長の片手を、己の下半身へと導いてやる。
隊長のごつい指が、私の割れ目へと触れる。丁度ベッドに座る隊長の膝上を跨がるようにして膝立ちしているので、下から掬い上げるような形で良い感じに指が当たり、隠す気もなく盛大に反応してしまう。あまりの濡れっぷりに驚いたのだろう。隊長も蜜に塗れたそこを認識するなり、びくりと大げさに全身を震わせた。
ショーツを履いていたから辛うじて堰き止められていたけれど、私のアソコは媚薬の効果も相まって、既にお漏らしもびっくりなほどにぐしょ濡れだ。
隊長に、秘所も、愛液も、茂みも、何もかもに触れられてしまっている。恥ずかしい。けどそれ以上に、漸く隊長に触れてもらえた悦びと、僅かな刺激ながらもしっかりと拾ってしまった敏感な部分からの快感に全て上塗りされてしまった。
もっと、もっと、
「ジークたいちょう、さわって、ください。こうやっ、て……んんッ、あっ…あっ、んぁあッ」
「み、ミリア?! まてっ……ッ……」
ジーク隊長の手首を掴み、そのままぎこちないながらもその指に己の股間を擦り付けてやる。
くちゅッ、くちゅ、にちゅ、割れ目にダイレクトに隊長の指が擦れ、たまらなく気持ちがいい。ただでさえ欲して止まなかった下半身への刺激だ。それを隊長の指で与えられているという現実に、愛液が溢れて止まらない。いやらしい蜜は隊長の掌を汚しながら、たくましい彼の手首まで伝い落ちていく。
目隠しされている上にこんな勝手なことをして、隊長にとってはたまったものじゃないだろう。はしたない女だって、絶対に思われている。けれど一度入ってしまったスイッチも、私の腰の揺れも止まらない。気持ちが良すぎてどうにかなりそうだ。
「あっ、あっ、はぁぅ、んッ、んんっ…、ひぁあッ?!」
突然すっかり置き物と化していた隊長の指が動いた。掻き出すように敏感なお豆を勢い良く引っ掻かれ、子宮が歓喜に震えている。
「た、たいちょ……ぁあッ! ひぅっ、そこッ、あぁッ、んんんッ」
「ミリア、どうだ。ここか?」
「ぁあああッ! そこ、そこきもちっ、ああん!」
ぬちゅぬちゅ愛液ごと隊長のたくましい指が、割れ目を擦っている。た、隊長が、あの隊長が私のアソコを愛撫して……
再認識するとまた一気に全身に熱が回り、あまりの興奮に鼻血すら噴きそうになる。
膝立ちしてはいるものの、それでも私より高い位置にある隊長の顔を見上げると、やっぱり目隠しをしたその顔から表情は伺えなくて。でも心なしか隊長の息も上がっているようなーー
先程まで片乳に添えられていた片手が私の腰に添えられたかと思うと、ぐぷぷ…と、秘裂を割って何か細くてごつごつとしたものがナカへと侵入してきたのを感じた。
「あったいちょ、あっ、あぁッ、」
「……辛くは、ないか?」
「きもちい、きもちいですッ…! もっと隊長ので、ッ…んんっ、ぐちゅぐちゅって、ぁっ、してください……っ!」
「っ! ……承知した」
隊長の長くて節くれだった中指が、私のナカを蠢いている。二本目、三本目と指は増えていき、最初は控えめだったものの次第に抽送の速度は上がり、膣穴を往復する。
ぐちゅちゅちゅちゅちゅっ
いやらしい水温を隠すにはこの宿屋の部屋はあまりにも狭く、簡素な作りで、私のはしたない嬌声と併せて部屋の外に漏れているんじゃなかろうか。そんな不安が度々過ぎるが、その度にイイところを隊長の指先が捉え、抉られては全身をビクンビクンと跳ねさせて咄嗟に彼の肩にしがみ付くものだから、それどころではなくなってしまう。
「ぁっ、あっ、……たいちょうッ! だめですっ、そこ、ソコぐちゅってされると、ぁあッ…きちゃうっ…きちゃいますぅッ……」
「ここ? ここか?!」
「あぁあッッ! やっ、もぅっ、…あっ、あっ、ひゃぁあぅっ」
「……っいいぞ、楽になれ、ミリア」
「~~ッッああああぁああーーーーッ!」
ビクンビクンと全身が痙攣し、収縮する蜜穴は指の根本まで埋められた隊長の指ごと、きゅうきゅう締め上げる。
一頻り絶頂の余波が去ると、私は隊長の胸へともたれ掛かった。静寂が訪れた室内には私の荒い呼吸と、僅かにベッドが軋む音だけが響いている。
……めちゃくちゃ、気持ちよかった。
隊長の指使いが上手かったのもあるけど、なにより、私の体調と様子を気遣いながら健気に私へ快感を与えてくれる姿がたまらなくて。最中の隊長の声を思い出して、思わず顔と下腹部にまた熱が灯るのを感じる。
隊長は、快感に身を委ねる私を傍で感じて、どう思ったのだろうか。
隊長のたくましい胸板に頬を摺り寄せ、頭上にある顔を見上げる。ぴくり、と隊長の全身が反応した気がした。
あくまで私が楽になるため、そのためだけに尽力した感じは否めないけれど……耳に直に響く激しい心音と、僅かに乱れた呼吸、そしてしっかりと紅潮した耳元から判断するに、何も感じていない訳ではないと思うのだが。
そのままの体勢で呆けていると、隊長がわざとらしく咳払いをした。
「ん! んんっ! ミリア! その……一旦、引き抜くぞ」
「え? ふひゃぁッ?!」
ぬぷぷ、と卑猥な水温と共に私の秘所から勢い良く隊長の指が引き抜かれ、再び敏感になっている所に快感が突き抜け思わず恥ずかしい声が出てしまう。
先程まで突っ込まれていたモノが無くなり、はくはくとひくつく花弁はまだ物足りないと言っているようで。私はなんとなく、本当に不意に自身の下半身を見下ろしたのだ。
ぐちゃぐちゃに暴かれた秘裂からはしとどに蜜がこぼれ落ちており、それは腿を伝い落ちるといつの間にかシーツにまで染みを作っていた。そして私の足の間に位置する隊長のズボンへまでも。
今まで自身の快感の波に溺れるのにいっぱいいっぱいで、気付かなかった。
隊長のズボンの中心部分が、もっこりと、それはもうしっかりと盛り上がっている。
え、うそ、これってもしかして。
心臓が高鳴り、全身の血液が沸き立つ。
いや、もしかしなくてもこれはもう確実に、ジーク隊長が、勃起をしている。しかも、他でもない私の痴態を傍で感じて。欲情している。
信じられないという気持ちと、いつもの太陽のような隊長の笑顔と、先程の快感とがぐるぐる回り、再び息が上がる。
少なくとも分かることは、私の全身の疼きは、まだまだ収まっていないということだ。
私は先程引き抜かれた隊長の手を両手で握って、己の口元へ引き寄せた。
「ミリア? ……! ッッ!!」
私の愛液でテラテラとぬめったままの隊長の指へ唇を寄せ、そのまま舌を這わせる。
「おい! ミリア! 一体何を……ッ…うっ」
「んっ……ぅむ……ちゅ…っんぷ……はぁ……」
蜜を掬い上げるように、濡れそぼった隊長のしょっぱくなった指を丹念に舐める。指の根本から、節くれだった関節、日頃の戦果のお陰で固くなった指の腹から綺麗に切りそろえられた爪の生え際までぺろぺろと舐め回し、時に指先を咥え、溢れる唾液ごとちゅぅっと吸ってやる。
「ッ……! ミリア、…これ以上は、」
「んっ…たいちょう、私、まだ足りないんです」
すりすり隊長の大きな掌の溝を親指でなぞりながら、舌を突き出し、指と指の間の根本を舐め上げる。びくり、と隊長の大きな身体が跳ねた。
「隊長も、こんなんじゃ物足りないんじゃないですか?」
「た、たいちょう……」
「むっ? どうした! 早く指示をするといい!」
「でもこれ……」
隊長の目元は、手巾でしっかりと覆われていた。
普段の相手を射抜くような目力を放つ隊長の瞳は、無機質な蔦色の布切れによってその形を潜めてしまっている。
「あくまでこれは応急処置の一環であるからな! オレは医療従事者でないうえに夫婦の契りを交わした夫でもないーーましてや同職の上司だ。部下の性器を直視するなど、あってはならんことだろう!」
……この隊長は本当に、予想の斜め上をいってくれる。
私のことを思ってくれているのだろうが、正直これは計算外だった。私の姿を見てもらえないんじゃ、色仕掛けもなにもないじゃないか。けど隊長の口から『性器』なんて直接的な言葉を聞けるなんて…………いやいやいや! この程度のことで興奮してしまってどうする私!!
ときめき中枢がすっかり麻痺した私の細胞はたったそれだけで悦びの声を上げてしまっているが、ここで引いては女が廃る!
断られなかっただけでも及第点じゃないか。姿は見えずとも、女を感じさせることは可能なのだ。
「体調が優れないのに無理をさせてしまいすまんが……」
「いえ……! 私の方こそ、ご無理を申し上げてしまっているので……」
既に衣類は寛げて、胸部に至っては下着を取り払い丸出しの状態である。目隠しで見えないとはいえ、隊長の目の前で生乳を曝け出しているこの状況だけでじゅわじゅわ蜜が分泌されていくのを感じる。
けど、それだけじゃない。今から、隊長に触ってもらえる。全身をざわつかせるこの疼きから、隊長の手で解放してもらえる。
自然と上がる息を最早隠しもせず、私は隊長の太くてごつい手首を両手で掴んだ。
「それじゃ……よろしく、おねがいします……ッ」
思い切って隊長の手を胸元へ導き、生乳へと思いっきり押し当てた。豆のできた硬くて大きな掌がおっぱいへひたと吸い付き、むにゅぅと押し潰してくる。
「んッ……」
隊長の掌に擦れた乳首はそれだけで快感を拾い、思わず声が出る。けどそれ以上に眼下に広がる隊長の手が私のおっぱいに触れているという現実の方が、子宮に直接響いた。
しっかりばっちり乳首の感触までも伝わっているであろう隊長は、一体何を思うのか。
ドキドキその顔を伺い見たものの彼は微動だにせず、私にされるがままの姿勢、無表情のまま硬直している。
こ、これはどういった感情なんだ……いやそうか、指示していないのは私の方か。
「え、と……隊長、このまま胸を、揉んで頂けますか……?」
「ん?! ……う、む、承知した」
恐る恐る、といった様子で隊長の大きな手が、私の程よいサイズの乳房を包み込んだ。長くてごつい指が柔肉へ沈み込んでいく。
「ぅんッ……そう、です。そのまま、続けてください。あと、もう片方も……んっ……お願いします」
「わ、わかった」
言われるがまま、隊長は反復動作でもにゅもにゅと私のおっぱいを揉みしだき始める。私のもう片乳へ片手を導いてやると、同様にもみもみ揉み始めてくれた。
あっすごい……あのジーク隊長が、私のおっぱいを、両手で揉んでる……。
ごつごつとした隊長の指が、私の白いおっぱいの形を変えている。見慣れた指の隙間からむにゅむにゅはみ出るおっぱいと、時たま顔を覗かせる桃色乳首がたまたらなく背徳的で、隊長が揉み込む度に私は全身をビクつかせた。
目隠しをされてるせいで、されるがままになっている隊長の動作は覚束なくて、それがまた何だか可愛らしい。ときめきと快感で、頭の芯がぼぅととろけていく。
「たいちょう……ッ……あの、先っぽも、……ちくび、も、弄ってください」
「……!! にゅ、乳頭を、か?」
「さっきからジンジン痛んで……辛いんです……お願いします……」
「辛い」「お願い」隊長はこの言葉に弱いことを私はよ~く知っている。部下想いの隊長は、部下が苦しんでいる時には己の身を犠牲にしてでも尽力してくれる。普段はそこが心苦しく気が気でないところがあったが、今回ばかりはそれを利用しない手はない。
「……こ、ここ、か?」
ぷに、と隊長の人差し指が私の乳輪横へ沈み込む。
「ぁッ……ち、ちがいます。もう少し右……」
「ここか?」
「ひゃあぅッ」
指は乳輪を突つき、ほんの一瞬乳首を掠める。ささやかながらも胸先に刺激が走って腰が跳ねた。
「…お、惜しいです! すぐ横、横です…!」
「なるほどここか!!!!」
「ぁああッッ」
くにゅり、と、しかと捕らえられた私の乳首は隊長の指の腹で押し潰され、快感が爆発する。
あまりにも激しく全身を跳ねさせたからか、隊長は私の乳首へ指を当てがったまま、こちらを見て硬直している。目隠しをしているから微妙に視線は外れているのだけれど。
「ハァ…ハァ…そのまま、好きに弄ってください……」
「承知、した」
既に硬くそそり立った乳首に親指と中指を添えられると、意を決したようにぎゅむと詰ままれる。そのまま隊長はぎこちないながらも、こりゅこりゅこね回してくる。
「あっ…たいちょ、きもち…ッ…きもちぃです…! ぁっ……んぁあッ」
「……」
綺麗とは言い難い、色情とは程遠い硬く力強い軍人の指が、ほんのり紅に熟れた私の乳首をこしゅこしゅと擦り、時たま捏ね潰す。いつもは愛剣を振るう隊長の手が、今は私のために、私の乳首をいやらしく摘んで快感を与えている。
確かな快感と視覚的背徳間で、私の股間はひくひくと震えまたしとどに液を漏らしていた。
ふとほとんど馬乗りになっている向かい合った隊長の肩に両手を預け、彼の顔を伺い見る。表情は分からないものの、顕になっている耳元は明らかに朱に染まっていた。
あの隊長が、赤面している……! すっかり念頭から飛んでいたけれど、効いてる! 効いてるぞ色仕掛け作戦!!
そろそろ一度発散しないとこの熱に犯されてどうにかなり兼ねないし、このまま畳み掛けるしかない。
もつれながらもなんとか己のショーツを引き下ろし、隊長の耳元へ身を寄せると、びくりと彼の全身が跳ねた。
「……たいちょぅ……はぁ…こっちも、お願いします……ぁっ…わたし、もうげんかいで……んんッッ」
「……っ!」
依然として健気に乳房を揉みしだき続けていた隊長の片手を、己の下半身へと導いてやる。
隊長のごつい指が、私の割れ目へと触れる。丁度ベッドに座る隊長の膝上を跨がるようにして膝立ちしているので、下から掬い上げるような形で良い感じに指が当たり、隠す気もなく盛大に反応してしまう。あまりの濡れっぷりに驚いたのだろう。隊長も蜜に塗れたそこを認識するなり、びくりと大げさに全身を震わせた。
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もっと、もっと、
「ジークたいちょう、さわって、ください。こうやっ、て……んんッ、あっ…あっ、んぁあッ」
「み、ミリア?! まてっ……ッ……」
ジーク隊長の手首を掴み、そのままぎこちないながらもその指に己の股間を擦り付けてやる。
くちゅッ、くちゅ、にちゅ、割れ目にダイレクトに隊長の指が擦れ、たまらなく気持ちがいい。ただでさえ欲して止まなかった下半身への刺激だ。それを隊長の指で与えられているという現実に、愛液が溢れて止まらない。いやらしい蜜は隊長の掌を汚しながら、たくましい彼の手首まで伝い落ちていく。
目隠しされている上にこんな勝手なことをして、隊長にとってはたまったものじゃないだろう。はしたない女だって、絶対に思われている。けれど一度入ってしまったスイッチも、私の腰の揺れも止まらない。気持ちが良すぎてどうにかなりそうだ。
「あっ、あっ、はぁぅ、んッ、んんっ…、ひぁあッ?!」
突然すっかり置き物と化していた隊長の指が動いた。掻き出すように敏感なお豆を勢い良く引っ掻かれ、子宮が歓喜に震えている。
「た、たいちょ……ぁあッ! ひぅっ、そこッ、あぁッ、んんんッ」
「ミリア、どうだ。ここか?」
「ぁあああッ! そこ、そこきもちっ、ああん!」
ぬちゅぬちゅ愛液ごと隊長のたくましい指が、割れ目を擦っている。た、隊長が、あの隊長が私のアソコを愛撫して……
再認識するとまた一気に全身に熱が回り、あまりの興奮に鼻血すら噴きそうになる。
膝立ちしてはいるものの、それでも私より高い位置にある隊長の顔を見上げると、やっぱり目隠しをしたその顔から表情は伺えなくて。でも心なしか隊長の息も上がっているようなーー
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「あったいちょ、あっ、あぁッ、」
「……辛くは、ないか?」
「きもちい、きもちいですッ…! もっと隊長ので、ッ…んんっ、ぐちゅぐちゅって、ぁっ、してください……っ!」
「っ! ……承知した」
隊長の長くて節くれだった中指が、私のナカを蠢いている。二本目、三本目と指は増えていき、最初は控えめだったものの次第に抽送の速度は上がり、膣穴を往復する。
ぐちゅちゅちゅちゅちゅっ
いやらしい水温を隠すにはこの宿屋の部屋はあまりにも狭く、簡素な作りで、私のはしたない嬌声と併せて部屋の外に漏れているんじゃなかろうか。そんな不安が度々過ぎるが、その度にイイところを隊長の指先が捉え、抉られては全身をビクンビクンと跳ねさせて咄嗟に彼の肩にしがみ付くものだから、それどころではなくなってしまう。
「ぁっ、あっ、……たいちょうッ! だめですっ、そこ、ソコぐちゅってされると、ぁあッ…きちゃうっ…きちゃいますぅッ……」
「ここ? ここか?!」
「あぁあッッ! やっ、もぅっ、…あっ、あっ、ひゃぁあぅっ」
「……っいいぞ、楽になれ、ミリア」
「~~ッッああああぁああーーーーッ!」
ビクンビクンと全身が痙攣し、収縮する蜜穴は指の根本まで埋められた隊長の指ごと、きゅうきゅう締め上げる。
一頻り絶頂の余波が去ると、私は隊長の胸へともたれ掛かった。静寂が訪れた室内には私の荒い呼吸と、僅かにベッドが軋む音だけが響いている。
……めちゃくちゃ、気持ちよかった。
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隊長は、快感に身を委ねる私を傍で感じて、どう思ったのだろうか。
隊長のたくましい胸板に頬を摺り寄せ、頭上にある顔を見上げる。ぴくり、と隊長の全身が反応した気がした。
あくまで私が楽になるため、そのためだけに尽力した感じは否めないけれど……耳に直に響く激しい心音と、僅かに乱れた呼吸、そしてしっかりと紅潮した耳元から判断するに、何も感じていない訳ではないと思うのだが。
そのままの体勢で呆けていると、隊長がわざとらしく咳払いをした。
「ん! んんっ! ミリア! その……一旦、引き抜くぞ」
「え? ふひゃぁッ?!」
ぬぷぷ、と卑猥な水温と共に私の秘所から勢い良く隊長の指が引き抜かれ、再び敏感になっている所に快感が突き抜け思わず恥ずかしい声が出てしまう。
先程まで突っ込まれていたモノが無くなり、はくはくとひくつく花弁はまだ物足りないと言っているようで。私はなんとなく、本当に不意に自身の下半身を見下ろしたのだ。
ぐちゃぐちゃに暴かれた秘裂からはしとどに蜜がこぼれ落ちており、それは腿を伝い落ちるといつの間にかシーツにまで染みを作っていた。そして私の足の間に位置する隊長のズボンへまでも。
今まで自身の快感の波に溺れるのにいっぱいいっぱいで、気付かなかった。
隊長のズボンの中心部分が、もっこりと、それはもうしっかりと盛り上がっている。
え、うそ、これってもしかして。
心臓が高鳴り、全身の血液が沸き立つ。
いや、もしかしなくてもこれはもう確実に、ジーク隊長が、勃起をしている。しかも、他でもない私の痴態を傍で感じて。欲情している。
信じられないという気持ちと、いつもの太陽のような隊長の笑顔と、先程の快感とがぐるぐる回り、再び息が上がる。
少なくとも分かることは、私の全身の疼きは、まだまだ収まっていないということだ。
私は先程引き抜かれた隊長の手を両手で握って、己の口元へ引き寄せた。
「ミリア? ……! ッッ!!」
私の愛液でテラテラとぬめったままの隊長の指へ唇を寄せ、そのまま舌を這わせる。
「おい! ミリア! 一体何を……ッ…うっ」
「んっ……ぅむ……ちゅ…っんぷ……はぁ……」
蜜を掬い上げるように、濡れそぼった隊長のしょっぱくなった指を丹念に舐める。指の根本から、節くれだった関節、日頃の戦果のお陰で固くなった指の腹から綺麗に切りそろえられた爪の生え際までぺろぺろと舐め回し、時に指先を咥え、溢れる唾液ごとちゅぅっと吸ってやる。
「ッ……! ミリア、…これ以上は、」
「んっ…たいちょう、私、まだ足りないんです」
すりすり隊長の大きな掌の溝を親指でなぞりながら、舌を突き出し、指と指の間の根本を舐め上げる。びくり、と隊長の大きな身体が跳ねた。
「隊長も、こんなんじゃ物足りないんじゃないですか?」
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