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喧騒と音楽の満ちる広間から中庭へ出た瞬間、冷たい空気が肌を撫でた。
「わっ、寒いね」
「これ着ておけ」
カインは外套を脱ぐと、私に手渡した。礼を告げて、かなり大きなサイズのそれを有り難く羽織らせてもらうと、カインの温もりがほんのりと伝わってきた。
雪は止んでいたが、石畳の縁に白い名残が薄く積もり、月の光を受けて静かに光っている。
庭の奥には木々が並び、その枝々には星を模した小さなガラス細工が飾られていた。風が吹くたび、星の飾りが触れ合い、かすかな音を響かせている。
なるほど、これは確かに雰囲気がよいな。
「あれ、そう言えばミーニャは?」
「あいつはお前がいない間にたらふく酒を飲んで酔い潰れていたから、フォルトに介抱を頼んできたよ」
「ミーニャってば……」
羽目を外しすぎてしまったのか。お茶目な子だ。殿下が聞いたら一目散に駆け付けて来るだろうに。
けれどミーニャには悪いけど、これは丁度良いかもしれない。カインにプレゼントを渡すチャンスだ。
「あの、カイン」
「ダンス、上手くなったよな」
「え?」
彼を見上げると、月明かりを背負ったカインは、少し寂しげに微笑んだ後、視線を逸らした。
「殿下とのダンス。転ばなかったじゃないか」
「そりゃそんなチョンボもうしないよ! ……ランバルドで、カインにしごかれたからね」
「お前本当に下手だったからな。あの時も何度目かのレッスンで俺から逃げて、部屋のクローゼットに隠れていたよな確か」
「う、うるさいなぁ。そんな前のこと」
くつくつと笑うカイン。
腰が引けているだの、ワンテンポ遅いだのトロいだの、口を開けばそんな言葉ばかりだったあの頃が懐かしい。
「ん? なんだこれ」
「今日星海祭でしょ。だから……はい」
私は照れ臭さに思わず視線を逸らしながら、カインに包装紙に包まれたプレゼントを差し出した。もはや胸元に押し付けるような形である。
「お前が、俺に?」
「へ、変な意味じゃなくてね! 毎年渡してるし、今年もこうやってフェンデルンに同行してまで、色々やってくれているし。その、いつもありがとう、の、プレゼント」
「……開けていいか?」
「うん」
俯きながら、横目で包装紙を開くカインを見やる。なんでだろう。毎年なんでもなかったプレゼントが、今年はやけに気恥ずかしい。お尻の辺りがむずむずする。
「これ、前お前が雑貨屋で見ていた……」
「えへへ、サプライズ。カインが使ってるの、もう大分古そうだし。フェンデルンは寒いし」
「……」
カインは暫く手袋を見つめると、早速それを試着し、手をぐーぱーしながら、着け心地を確かめている。淡白な反応だけれど、喜んでくれただろうか。
彼は私の探るような視線に気付いたのか、こちらを見やり、柔らかく微笑んだ。
「うん。あったかいよ。ありがとう」
「よかった」
「最初食べ物かと思った」
「去年クッキーだったもんね。食べ物がよかった?」
「いや、……そう言えば、これまで全部食べ物だったな。初めてもらったのはお前のおやつだったカップケーキだし、次の年にもらったのは城のシェフが作ったチョコレートで、去年は街で売ってた限定クッキーか」
「……」
見事に食べ物しか渡していないし、比較的お手軽なプレゼントばかりで、思わず頬を掻く。
重く捉えられないよう、無意識に消え物を選んでいたのかもしれない。
にしても食い意地が張っている女のようで、ちょっと恥ずかしい。
「お前らしいなと思ったけどな。お前からもらったものは、なんでも嬉しいよ」
「そ、そうですか……」
「俺からも渡したいものがあるんだ」
「えっ」
カインは軍装の胸元のポケットを探ると、包装紙に包まれた手のひらサイズの長方形型の箱を取り出した。
そっと私の手のひらにそれを乗せられたので、私も恐る恐る包み紙を開いてみる。
箱を開くと、繊細な細い鎖がきらきらと輝くネックレスが静かに横たわっていた。飾り気のない細工だけど、その居住まいは上品で。中央の小さな飾り石は淡い光を宿し、揺れるたびに夜空の星の様に煌めいた。
まさかのアクセサリーのプレゼントに、私は言葉が出て来なくて。はくはくと口を開閉しながら、カインとネックレスとを交互に見やる。
「趣味じゃなかったか?」
「そ、そんなこと! ……いつの間に買ったの……というか、私にこんな女性らしい、素敵な贈り物……分不相応というか……」
「はっ、何言ってるんだ。……付けてやるから後ろ向いて」
カインはおかしそうに笑うと、ネックレスを持ち上げた。私は促されるがまま、カインに背を向ける。
背中側の近距離に、カインの熱を感じる。
なんかこの体勢……この間の洞での出来事を彷彿とさせて、気恥ずかしい……。
チェーンを留めるカインの手が、僅かに首筋に触れて、思わずびくりと肩が跳ねた。
「……できたよ。こっち向いて見せてみて」
「う、うん。どうかな?」
細身のチェーンと、飾り石が、月の明かりを受けて煌めいている。寂しかった胸元が一気に華やかになったようだ。華美すぎないデザインも、私に合っている気がする。
カインは私の胸元と、顔を交互に眺めると、甘やかに微笑んだ。
「うん、よく似合ってるよ」
「へへへ……ありがと。こんなのプレゼントして貰うの初めてだから、なんだかソワソワするね」
照れ隠しに頬を掻きながら、思わずモジモジとしてしまう。
カインは徐に私の頬に手を掛けると、こちらの顔を覗き込んできた。
「? カイン?」
スリスリと頬からうなじにかけて指の腹を滑らせ、首筋の鎖の部分へとカインの長い指が降りてくる。
私を見下ろす海色の瞳は、月の光の逆光で陰りを帯びており。目に見えて分かるほどに赤らんだ頬。そして潤んだ瞳が、呆けた私の姿を捉える。
か、カインさん……? なんだか、やけに雰囲気がえっちでは……?
唐突にもう片手で手首を掴まれると、中庭の木々が密集している地点へ引き込まれた。
「わっ!?」
ドン、と、木の幹が背中に当たったかと思うと、至近距離にカインの顔。木の幹に腕を突き、私へ覆い被さるように佇むカイン。
こ、これはいわゆる壁ドンというやつでは……? リアルで初めて見たな。
って、そんなこと考えている場合じゃない。
「ちょ、ちょちょカイン! 落ち着いて、なんか目も据わって……んぅっ!?」
突然降ってきた柔らかい感触。気付くと私は、カインに何度目かの口付けを落とされていた。
そのまま深く唇を押し付けられ、無理やり舌を捩じ込まれる。
「ふ、……ん、ぁっ」
滑らかな長く分厚い舌が、私の舌を捕らえ、ぐるりとなぞり上げて来る。ゾクゾクとした快感が背筋を昇り、私はカインの胸元に手を添えながら、身を震わせた。
送り込まれて来るカインの唾液は甘く、嚥下しきれず溢れた唾液は、私のものと混じり合い、唇の端から伝った。
シャンパンの甘い苦味と、アルコールの香り。……って、
カイン酒臭っ!?
唇を離されると、虚な瞳のカインが、頬を紅色に染めて私を至近距離で見下ろしている。
微妙に目の焦点が合っていない。
……カインさんもしかして、しこたま酔っ払ってる!?
「わっ、寒いね」
「これ着ておけ」
カインは外套を脱ぐと、私に手渡した。礼を告げて、かなり大きなサイズのそれを有り難く羽織らせてもらうと、カインの温もりがほんのりと伝わってきた。
雪は止んでいたが、石畳の縁に白い名残が薄く積もり、月の光を受けて静かに光っている。
庭の奥には木々が並び、その枝々には星を模した小さなガラス細工が飾られていた。風が吹くたび、星の飾りが触れ合い、かすかな音を響かせている。
なるほど、これは確かに雰囲気がよいな。
「あれ、そう言えばミーニャは?」
「あいつはお前がいない間にたらふく酒を飲んで酔い潰れていたから、フォルトに介抱を頼んできたよ」
「ミーニャってば……」
羽目を外しすぎてしまったのか。お茶目な子だ。殿下が聞いたら一目散に駆け付けて来るだろうに。
けれどミーニャには悪いけど、これは丁度良いかもしれない。カインにプレゼントを渡すチャンスだ。
「あの、カイン」
「ダンス、上手くなったよな」
「え?」
彼を見上げると、月明かりを背負ったカインは、少し寂しげに微笑んだ後、視線を逸らした。
「殿下とのダンス。転ばなかったじゃないか」
「そりゃそんなチョンボもうしないよ! ……ランバルドで、カインにしごかれたからね」
「お前本当に下手だったからな。あの時も何度目かのレッスンで俺から逃げて、部屋のクローゼットに隠れていたよな確か」
「う、うるさいなぁ。そんな前のこと」
くつくつと笑うカイン。
腰が引けているだの、ワンテンポ遅いだのトロいだの、口を開けばそんな言葉ばかりだったあの頃が懐かしい。
「ん? なんだこれ」
「今日星海祭でしょ。だから……はい」
私は照れ臭さに思わず視線を逸らしながら、カインに包装紙に包まれたプレゼントを差し出した。もはや胸元に押し付けるような形である。
「お前が、俺に?」
「へ、変な意味じゃなくてね! 毎年渡してるし、今年もこうやってフェンデルンに同行してまで、色々やってくれているし。その、いつもありがとう、の、プレゼント」
「……開けていいか?」
「うん」
俯きながら、横目で包装紙を開くカインを見やる。なんでだろう。毎年なんでもなかったプレゼントが、今年はやけに気恥ずかしい。お尻の辺りがむずむずする。
「これ、前お前が雑貨屋で見ていた……」
「えへへ、サプライズ。カインが使ってるの、もう大分古そうだし。フェンデルンは寒いし」
「……」
カインは暫く手袋を見つめると、早速それを試着し、手をぐーぱーしながら、着け心地を確かめている。淡白な反応だけれど、喜んでくれただろうか。
彼は私の探るような視線に気付いたのか、こちらを見やり、柔らかく微笑んだ。
「うん。あったかいよ。ありがとう」
「よかった」
「最初食べ物かと思った」
「去年クッキーだったもんね。食べ物がよかった?」
「いや、……そう言えば、これまで全部食べ物だったな。初めてもらったのはお前のおやつだったカップケーキだし、次の年にもらったのは城のシェフが作ったチョコレートで、去年は街で売ってた限定クッキーか」
「……」
見事に食べ物しか渡していないし、比較的お手軽なプレゼントばかりで、思わず頬を掻く。
重く捉えられないよう、無意識に消え物を選んでいたのかもしれない。
にしても食い意地が張っている女のようで、ちょっと恥ずかしい。
「お前らしいなと思ったけどな。お前からもらったものは、なんでも嬉しいよ」
「そ、そうですか……」
「俺からも渡したいものがあるんだ」
「えっ」
カインは軍装の胸元のポケットを探ると、包装紙に包まれた手のひらサイズの長方形型の箱を取り出した。
そっと私の手のひらにそれを乗せられたので、私も恐る恐る包み紙を開いてみる。
箱を開くと、繊細な細い鎖がきらきらと輝くネックレスが静かに横たわっていた。飾り気のない細工だけど、その居住まいは上品で。中央の小さな飾り石は淡い光を宿し、揺れるたびに夜空の星の様に煌めいた。
まさかのアクセサリーのプレゼントに、私は言葉が出て来なくて。はくはくと口を開閉しながら、カインとネックレスとを交互に見やる。
「趣味じゃなかったか?」
「そ、そんなこと! ……いつの間に買ったの……というか、私にこんな女性らしい、素敵な贈り物……分不相応というか……」
「はっ、何言ってるんだ。……付けてやるから後ろ向いて」
カインはおかしそうに笑うと、ネックレスを持ち上げた。私は促されるがまま、カインに背を向ける。
背中側の近距離に、カインの熱を感じる。
なんかこの体勢……この間の洞での出来事を彷彿とさせて、気恥ずかしい……。
チェーンを留めるカインの手が、僅かに首筋に触れて、思わずびくりと肩が跳ねた。
「……できたよ。こっち向いて見せてみて」
「う、うん。どうかな?」
細身のチェーンと、飾り石が、月の明かりを受けて煌めいている。寂しかった胸元が一気に華やかになったようだ。華美すぎないデザインも、私に合っている気がする。
カインは私の胸元と、顔を交互に眺めると、甘やかに微笑んだ。
「うん、よく似合ってるよ」
「へへへ……ありがと。こんなのプレゼントして貰うの初めてだから、なんだかソワソワするね」
照れ隠しに頬を掻きながら、思わずモジモジとしてしまう。
カインは徐に私の頬に手を掛けると、こちらの顔を覗き込んできた。
「? カイン?」
スリスリと頬からうなじにかけて指の腹を滑らせ、首筋の鎖の部分へとカインの長い指が降りてくる。
私を見下ろす海色の瞳は、月の光の逆光で陰りを帯びており。目に見えて分かるほどに赤らんだ頬。そして潤んだ瞳が、呆けた私の姿を捉える。
か、カインさん……? なんだか、やけに雰囲気がえっちでは……?
唐突にもう片手で手首を掴まれると、中庭の木々が密集している地点へ引き込まれた。
「わっ!?」
ドン、と、木の幹が背中に当たったかと思うと、至近距離にカインの顔。木の幹に腕を突き、私へ覆い被さるように佇むカイン。
こ、これはいわゆる壁ドンというやつでは……? リアルで初めて見たな。
って、そんなこと考えている場合じゃない。
「ちょ、ちょちょカイン! 落ち着いて、なんか目も据わって……んぅっ!?」
突然降ってきた柔らかい感触。気付くと私は、カインに何度目かの口付けを落とされていた。
そのまま深く唇を押し付けられ、無理やり舌を捩じ込まれる。
「ふ、……ん、ぁっ」
滑らかな長く分厚い舌が、私の舌を捕らえ、ぐるりとなぞり上げて来る。ゾクゾクとした快感が背筋を昇り、私はカインの胸元に手を添えながら、身を震わせた。
送り込まれて来るカインの唾液は甘く、嚥下しきれず溢れた唾液は、私のものと混じり合い、唇の端から伝った。
シャンパンの甘い苦味と、アルコールの香り。……って、
カイン酒臭っ!?
唇を離されると、虚な瞳のカインが、頬を紅色に染めて私を至近距離で見下ろしている。
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