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3.魔物討伐?
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「知らない天井」
ごめん。言ってみたかったんだ。
タマリエは、ベッドには居なかった。抱いて寝たと思うんだが。
「ステータス」
ミズキ
レベル:1
HP:10/10
MP:10/10
スキル:カード召喚
E:マジックバック
E:翼の靴
スペル:アクア・シールド(防御)
「よし。全快してる。」
さて、まずは魔物退治だな。レベルを上げないとだし、お金も欲しい。
イチゴを食べてたタマリエを捕まえて、抱っこしたままマイワールドから出る。
「森に行くのですか?戦闘は不得意なのですが・・」
「知ってる。魔法を使えるけどレベル1は不安だよねー。そこで!地形:サークルエリア!」
地形:サークルエリア
効果:地形にモンスターが存在する場合、儀式魔法:コスト1が使用可能になる。
拡張パック最高だね。
ここにはタマリエがいるから儀式魔法が使用可能!
「そして、このカード!いけ!エンシェント・レイン!」
儀式魔法:エンシェント・レイン コスト1
効果:指定した属性のモンスターを全て墓地に送る。敵味方問わず。
リアルだとどうなる?
「ん?サイコロ?」
手元に突然サイコロが出現した。16面ダイスかな?なんだろう?
カラカラカラ
わけもわからず振ってみる。
『8:レベル8以下の魔物を倒しました』
「え?」
『レベルが上がりました。1→9』
『スキル:ヒールを覚えました』
『スキル:アポーツを覚えました』
『スキル:インベントリを覚えました』
『称号:殲滅者を獲得しました』
『称号:闇森の覇者を獲得しました』
『転職可能になりました』
『オートスキル:アポーツにより、討伐した魔物がインベントリに入りました』
「ええ?」
なんか、やっちゃった感がする・・
タマリエを抱っこしたまま呆然とする。
と、とりあえず
「ステータス!」
ミズキ
レベル:9
職業:無職
HP:810/810
MP:18/18
スキル:カード召喚
ヒール
アポーツ
インベントリ
E:マジックバック
E:翼の靴
スペル:アクア・シールド(防御)
えっと。レベルは後1個で、コスト2が呼べるようになると。
無職・・なんか、心が痛いな
HPは増えたなぁ。MPが、1レベル1個か?
ヒール 消費MP:1
怪我、病気、状態異常から回復する。
他人に使用する場合:消費MP:2
普通のRPGなら破格の性能なんだが、最大MP18だとなぁ・・
アポーツ
討伐した魔物を自動で取り寄せ
設定すると指定部位のみに変更可能
インベントリ
アイテム収納可能。容量無制限。
アポーツと合わせると便利
マジックバックの意味が・・・
称号は、、まあ、良いか。
「討伐した魔物を確認するか。インベントリ!わぁ。すご・・ってか雑?」
魔物:ウサギ ×100
魔物:クマ ×40
魔物:イノシシ×200
って感じで、表示されるんだけどさ・・・
名前ないのか。魔物なのかウサギ!
ゲームだとほら、一角ウサギとかさ。あるじゃん。特徴が!
カードのモンスターだって、キックラビット:ラビ太って特徴があるのにさ。
いや、ネタカードが時々入ってるんだよね。絵も雑だし、召喚はしないと思う。
魔物:ピンクウサギ ×20
・・なぜ?これだけ色違いがあるの?
魔物:バッタ×1000
魔物:アリ ×10000
もう、ツッコミ入れないから!
「タマリエ。転職って何?俺って召喚士じゃないの?」
「主のはスキルなので、職業とは違います。」
あー。確かに?
「転職するとレベル上限が解放されるそうです。無職の最大はレベル9です。」
なるほど、倒した魔物に比べてレベルがあまり上がってないと思った。
「転職方法は?」
「目を閉じて『転職開示』で転職できる職業が表示されるらしいです。」
ほほう
「転職開示!」
どんな、職業があるか・・・な?
・・・・・・・・え?
表示された職業に引く。
聖女、巫女、殺戮魔法使い、モフラー、ニート、俺っ娘アイドル
なんか、どうなのって職業が多くない?
ネタに走ったら絶対後悔するやつだよな。
それにしても普通。戦士、僧侶、魔法使い、商人とかじゃないの?
聖女 :聖女・・まあ、見た目可愛いけどさ
巫女 :聖女の違いがわからん。神の声が聞けるのか?
殺戮魔法使い :町に入った瞬間に捕まる予感しかしない。
モフラー :なんだよそれ!
ニート :ネタですよね。わかります。
俺っ娘アイドル:異世界にいるのか?アイドル
やばい。良い職業がない。無職もきつい。
「タ、タマリエ。なんの職業が良いと思う?」
「すみません。主にしか見えないので、答えられないです。」
「なるほど。表示されてるは『聖女』『み・・」
『職業が聖女に決定しました』
「「・・・・・・・・」」
マジで?!あ、無職から聖女になってる・・うわぁん?!
「その・・職業開示で開いた状態で、なりたい職業を告げると転職完了しますです」
で、ですかー
俺が聖女?聖なる乙女?俺が?・・・・・
ガチャ
無言で扉を開けて、マイワールドに戻る。
タマリエを置いて、バザーに向かう。
無心で魔物を売買し、調味料、香辛料、野菜、肉を購入し別荘に戻る。
キッチンへ。
「やっちまったあああああああああ」
絶叫を上げながら、ひたすら料理を作る。作る。作る。
ストレスの発散で料理を作りまくった。
このやるせない気持ちを、大根にぶつけて!
鳥の肉をバラバラにして!
「ふぅ。落ち着いた。」
6~7時間ほど料理を作り続けて、やっと心が落ち着いてきた。
うん。このストレス解消は、誰にも迷惑が掛からないし良いんだよ。
作り過ぎて、近所に料理を持って行った時は怪しい目で見られたけど。
男に興味ないから!
「まあ、ネタじゃなかっただけヨシとしよう。」
気を取り直して、インベントリに料理を入れて別荘を出る。
「地形を増やしてマイワールドを先に充実させようかな。まずは音が大きいだろうし、離れたところにするか。」
別荘から出て、バザーを横目にさらに進んでいく。農地が広がってる気がする?
ちなみにバザーに人はいなかった。
バザーの店に近付くと、買う。売る。って画面が表示されインベントリ内の物を直接で売れた。
インベントリ内にお金が入り電子決済のようなイメージで買い物ができた。
ただ、通貨が気になったので、お金を取り出して見たら割れた銅貨が出てきた。これが約100円らしい。
欲しい額で、対応した硬貨が出るので気にしないでおく。
「ここでいいか?地形:鍛冶場!」
地形:鍛冶場
効果:装備アイテムを持っているモンスターの防御力を+1する。
鍛冶の音がうるさいだろうから、離れたところに作った。
「まあ地形効果は意味がないんだろうけど、自分専用の武器とかできたら最高だよな」
ドワーフを召喚すれば、武器とか作ってくれそうだよな。
バインダーからコスト1のドワーフを探すが断念。見習いドワーフは・・駄目だよな。駄目な武器が出来る気がする。
コスト3まで我慢だな。
「地形:鉱山!」
地形:鉱山
効果:種族ドワーフの攻撃力を+3する。
「材料は必要だよな。やっぱり。うんうん。」
大きな山が出来たけど気にしない。
山を避けながら農地に戻る。これだけ離れて山もあるし、鍛冶の音とか大丈夫だろう。
「次は、召喚だ。会話できるかなぁ」
農地に向かって一枚のカードを取り出す。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ドライアド!」
人が通れる程の大きさの門が現れる。
中から緑色の女の子が出てきた。
ドライアド コスト:1
種族:精霊
攻撃力:1
防御力:1
特殊:攻撃しない代わりに2体のモンスターの動きを封じる。
「主様。お呼びでしょうか?」
「ここに作物とかって作れたりする?」
駄目なら別のモンスターかな。
「大丈夫です。種はありますか?」
「あるある。バザーで買ったんだ。」
にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、きゅうり、レタス、大根、トマト
売ってた種を全部買ったんだ。
「ここの畑を使って宜しいですか?」
「うん。お願い。他に何か必要なのある?」
種を全部渡して、ドライアドに尋ねる。
「水場とソリッドワームさんが居ると助かります。アルラウネちゃんも居てくれると良いかな」
なるほど。OK
「地形:噴水!」
地形:噴水
効果:なし
恋人達と戯れる場所
カード製作者も疲れたんだと思うよ。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ソリッドワーム!」
ドライアドと同じくらいの門が出現に扉が開く。
沢山のミミズが畑に落ちていく。
ソリッドワーム コスト:1
種族:ワーム
攻撃力:2
防御力:3
スペル:火
火の魔法が使われると墓場に移動する。
自爆じゃんって思ったよ・・
絵に10匹書かれてるし、群れって感じなのかな?
会話はできなかった。土の中に潜って行ったので、良い土にしてくれるだろう。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:アルラウネ!」
結構大きな門から緑の植物の塊が出てきた。
えーー。あ。赤い花があると思ったら赤い髪の裸の女の子だ。絵の通りだな。
当時カードを手に入れた時はどきどきしたけど、今はかわいいなぁと思うくらいだな。
アルラウネ コスト:1
種族:植物
攻撃力:0
防御力:1
スペル:火
特殊:植物カードを1枚消費すると攻撃をすべて無効にする。
特殊効果が、自分側の攻撃も無効にするのでドローカードと言われている。
「あらあらあら?私の出番なの?そうなの?ドライちゃん!畑作の?私も手伝うわ」
ドライアドと意気投合して喜んでるから、放っておいて良いかな。
鍛冶場を作った場所から別荘を挟んだ反対側に移動する。
「地形:静寂の森」
地形:静寂の森
効果:戦闘になった時、攻撃してきた側のモンスターの攻撃力をー1する。
エルフが住まう静かなる森
そう。いずれエルフを召喚するので、住める場所を構築だね。
ってか、広範囲が森になった。まあ良いけど。
「さて、別荘も良いけど、しっかりした家が欲しい!地形:桃色城!」
地形:桃色城
効果:攻めてきた相手の防御力をー1する。防御力が0になったモンスターは墓場に移動する。
男なら城に住むだろう!
意気揚々と出現した城に入っていく。
入って・・・
城に辿りつけない・・・迷路か?!
罠地形だし、もしかして城には行けないのか?
うん。断念した。あれは外から見る物だ。
「これだな。地形:一軒家!」
地形:一軒家
効果:なし
販売終了の最後の拡張パックに入ってたやつだな。
3階建て、庭付き。理想を詰め込んだと揶揄されたカードだ。
住みやすそうだし。良いな。これで。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ブラウニーズ!」
鳥の巣箱サイズの門が現れ、中から小さい人形のような2人の女の子が出てきた。
ブラウニーズ コスト1
種族:妖精
攻撃力:1
防御力:1
特殊:家に分類される地形カードに直接召喚可能
「ご主人さまー。おはようなのー」「なのー」
左手に花を持ってる女の子が手を挙げて挨拶してくれる。
右手に花を持ってる子は後ろに隠れて、顔だけ出してる。かわいい。
「ご用件はー。なんでしょうかーなのー」「のー」
「この家の管理をお願いして良いかな?」
ブラウニーって家精霊で、家事が得意なので掃除など助かる。
「がってん承知なのー」「ちなのー」
パタパタパタパタ
後ろの子は大丈夫かな?2人は楽しそうに家の中へと入っていった。
家は任せて次に行こう。
再びバザーの横まで戻ってきて、地形カードを取り出す。
「地形:煌びやかな服屋!」
地形:煌びやかな服屋
効果:なし
あなたもオシャレさん
昔のカードテキストなんってこんなモノですよ。
「店の中に・・・人はなし、服はあるけど。どうやって買うんだ?」
お、画面が出てきた。欲しい服を持ってカウンターに行けば決済できるのか。
現状は、今の服で満足してるから今度で良いかな。
後MP7くらいだな。
消耗品:万能薬 コスト1
効果:状態異常をすべて治す。
消耗品:天使の雫 コスト3
効果:墓場に移動したモンスターを手札に戻す。
これは、効果があるのか分からないけど念のため。
消耗品:怪力薬 コスト2
効果:戦闘中の間、力が2倍になる。
「はっ。マイルームの快適を目指して、MPを使い過ぎた?」
この後は、戦闘もしないし良いか。
今、何時だろう。昼過ぎかな?・・・そうだ!
「地形:時計塔」
地形:時計塔
効果:消耗品の効果が1ターン増える。
「14時か、家で作った料理を食べよう。朝ごはんも食べてないし」
一軒家に戻り、1階のリビングに行く。
ちなみに日向ぼっこしていたタマリエを途中で発見し捕獲した。
猫だなぁー。
「おお?外見より広い気がする・・」
「空間拡張がされてるらしいです。」
あ、本当に広いんだ・・・
「そういえば、タマリエって普通のごはん食べれるの?」
猫缶ってあったかな?
「食べられない物はありませんが、食事を取らなくても問題ありません。」
「え?なんで?」
「我々ケットシーは精霊に近いので、食事からエネルギーを摂取する必要がないのです。」
いちご食べてたよね?
「嗜好品として、キャット・フルーツなどの果物は食べますが、生きるために必要なわけではないです。」
便利というか、味気ないというか。
「エルフ、ドワーフ等などは食料が必要ですが、主様が作られた地形から勝手に食べるので
食事を用意しなくても大丈夫です。今後増えますよね?」
増える。食料は気にしてなかったけど、召喚したら確かに食事が必要だ。
先に農地とか作って正解だったんだな。
「午後は、どうされますか?」
「んー鉱山とか散策してくる。」
正直、MPなしで森を歩く勇気はない。
ごめん。言ってみたかったんだ。
タマリエは、ベッドには居なかった。抱いて寝たと思うんだが。
「ステータス」
ミズキ
レベル:1
HP:10/10
MP:10/10
スキル:カード召喚
E:マジックバック
E:翼の靴
スペル:アクア・シールド(防御)
「よし。全快してる。」
さて、まずは魔物退治だな。レベルを上げないとだし、お金も欲しい。
イチゴを食べてたタマリエを捕まえて、抱っこしたままマイワールドから出る。
「森に行くのですか?戦闘は不得意なのですが・・」
「知ってる。魔法を使えるけどレベル1は不安だよねー。そこで!地形:サークルエリア!」
地形:サークルエリア
効果:地形にモンスターが存在する場合、儀式魔法:コスト1が使用可能になる。
拡張パック最高だね。
ここにはタマリエがいるから儀式魔法が使用可能!
「そして、このカード!いけ!エンシェント・レイン!」
儀式魔法:エンシェント・レイン コスト1
効果:指定した属性のモンスターを全て墓地に送る。敵味方問わず。
リアルだとどうなる?
「ん?サイコロ?」
手元に突然サイコロが出現した。16面ダイスかな?なんだろう?
カラカラカラ
わけもわからず振ってみる。
『8:レベル8以下の魔物を倒しました』
「え?」
『レベルが上がりました。1→9』
『スキル:ヒールを覚えました』
『スキル:アポーツを覚えました』
『スキル:インベントリを覚えました』
『称号:殲滅者を獲得しました』
『称号:闇森の覇者を獲得しました』
『転職可能になりました』
『オートスキル:アポーツにより、討伐した魔物がインベントリに入りました』
「ええ?」
なんか、やっちゃった感がする・・
タマリエを抱っこしたまま呆然とする。
と、とりあえず
「ステータス!」
ミズキ
レベル:9
職業:無職
HP:810/810
MP:18/18
スキル:カード召喚
ヒール
アポーツ
インベントリ
E:マジックバック
E:翼の靴
スペル:アクア・シールド(防御)
えっと。レベルは後1個で、コスト2が呼べるようになると。
無職・・なんか、心が痛いな
HPは増えたなぁ。MPが、1レベル1個か?
ヒール 消費MP:1
怪我、病気、状態異常から回復する。
他人に使用する場合:消費MP:2
普通のRPGなら破格の性能なんだが、最大MP18だとなぁ・・
アポーツ
討伐した魔物を自動で取り寄せ
設定すると指定部位のみに変更可能
インベントリ
アイテム収納可能。容量無制限。
アポーツと合わせると便利
マジックバックの意味が・・・
称号は、、まあ、良いか。
「討伐した魔物を確認するか。インベントリ!わぁ。すご・・ってか雑?」
魔物:ウサギ ×100
魔物:クマ ×40
魔物:イノシシ×200
って感じで、表示されるんだけどさ・・・
名前ないのか。魔物なのかウサギ!
ゲームだとほら、一角ウサギとかさ。あるじゃん。特徴が!
カードのモンスターだって、キックラビット:ラビ太って特徴があるのにさ。
いや、ネタカードが時々入ってるんだよね。絵も雑だし、召喚はしないと思う。
魔物:ピンクウサギ ×20
・・なぜ?これだけ色違いがあるの?
魔物:バッタ×1000
魔物:アリ ×10000
もう、ツッコミ入れないから!
「タマリエ。転職って何?俺って召喚士じゃないの?」
「主のはスキルなので、職業とは違います。」
あー。確かに?
「転職するとレベル上限が解放されるそうです。無職の最大はレベル9です。」
なるほど、倒した魔物に比べてレベルがあまり上がってないと思った。
「転職方法は?」
「目を閉じて『転職開示』で転職できる職業が表示されるらしいです。」
ほほう
「転職開示!」
どんな、職業があるか・・・な?
・・・・・・・・え?
表示された職業に引く。
聖女、巫女、殺戮魔法使い、モフラー、ニート、俺っ娘アイドル
なんか、どうなのって職業が多くない?
ネタに走ったら絶対後悔するやつだよな。
それにしても普通。戦士、僧侶、魔法使い、商人とかじゃないの?
聖女 :聖女・・まあ、見た目可愛いけどさ
巫女 :聖女の違いがわからん。神の声が聞けるのか?
殺戮魔法使い :町に入った瞬間に捕まる予感しかしない。
モフラー :なんだよそれ!
ニート :ネタですよね。わかります。
俺っ娘アイドル:異世界にいるのか?アイドル
やばい。良い職業がない。無職もきつい。
「タ、タマリエ。なんの職業が良いと思う?」
「すみません。主にしか見えないので、答えられないです。」
「なるほど。表示されてるは『聖女』『み・・」
『職業が聖女に決定しました』
「「・・・・・・・・」」
マジで?!あ、無職から聖女になってる・・うわぁん?!
「その・・職業開示で開いた状態で、なりたい職業を告げると転職完了しますです」
で、ですかー
俺が聖女?聖なる乙女?俺が?・・・・・
ガチャ
無言で扉を開けて、マイワールドに戻る。
タマリエを置いて、バザーに向かう。
無心で魔物を売買し、調味料、香辛料、野菜、肉を購入し別荘に戻る。
キッチンへ。
「やっちまったあああああああああ」
絶叫を上げながら、ひたすら料理を作る。作る。作る。
ストレスの発散で料理を作りまくった。
このやるせない気持ちを、大根にぶつけて!
鳥の肉をバラバラにして!
「ふぅ。落ち着いた。」
6~7時間ほど料理を作り続けて、やっと心が落ち着いてきた。
うん。このストレス解消は、誰にも迷惑が掛からないし良いんだよ。
作り過ぎて、近所に料理を持って行った時は怪しい目で見られたけど。
男に興味ないから!
「まあ、ネタじゃなかっただけヨシとしよう。」
気を取り直して、インベントリに料理を入れて別荘を出る。
「地形を増やしてマイワールドを先に充実させようかな。まずは音が大きいだろうし、離れたところにするか。」
別荘から出て、バザーを横目にさらに進んでいく。農地が広がってる気がする?
ちなみにバザーに人はいなかった。
バザーの店に近付くと、買う。売る。って画面が表示されインベントリ内の物を直接で売れた。
インベントリ内にお金が入り電子決済のようなイメージで買い物ができた。
ただ、通貨が気になったので、お金を取り出して見たら割れた銅貨が出てきた。これが約100円らしい。
欲しい額で、対応した硬貨が出るので気にしないでおく。
「ここでいいか?地形:鍛冶場!」
地形:鍛冶場
効果:装備アイテムを持っているモンスターの防御力を+1する。
鍛冶の音がうるさいだろうから、離れたところに作った。
「まあ地形効果は意味がないんだろうけど、自分専用の武器とかできたら最高だよな」
ドワーフを召喚すれば、武器とか作ってくれそうだよな。
バインダーからコスト1のドワーフを探すが断念。見習いドワーフは・・駄目だよな。駄目な武器が出来る気がする。
コスト3まで我慢だな。
「地形:鉱山!」
地形:鉱山
効果:種族ドワーフの攻撃力を+3する。
「材料は必要だよな。やっぱり。うんうん。」
大きな山が出来たけど気にしない。
山を避けながら農地に戻る。これだけ離れて山もあるし、鍛冶の音とか大丈夫だろう。
「次は、召喚だ。会話できるかなぁ」
農地に向かって一枚のカードを取り出す。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ドライアド!」
人が通れる程の大きさの門が現れる。
中から緑色の女の子が出てきた。
ドライアド コスト:1
種族:精霊
攻撃力:1
防御力:1
特殊:攻撃しない代わりに2体のモンスターの動きを封じる。
「主様。お呼びでしょうか?」
「ここに作物とかって作れたりする?」
駄目なら別のモンスターかな。
「大丈夫です。種はありますか?」
「あるある。バザーで買ったんだ。」
にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、きゅうり、レタス、大根、トマト
売ってた種を全部買ったんだ。
「ここの畑を使って宜しいですか?」
「うん。お願い。他に何か必要なのある?」
種を全部渡して、ドライアドに尋ねる。
「水場とソリッドワームさんが居ると助かります。アルラウネちゃんも居てくれると良いかな」
なるほど。OK
「地形:噴水!」
地形:噴水
効果:なし
恋人達と戯れる場所
カード製作者も疲れたんだと思うよ。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ソリッドワーム!」
ドライアドと同じくらいの門が出現に扉が開く。
沢山のミミズが畑に落ちていく。
ソリッドワーム コスト:1
種族:ワーム
攻撃力:2
防御力:3
スペル:火
火の魔法が使われると墓場に移動する。
自爆じゃんって思ったよ・・
絵に10匹書かれてるし、群れって感じなのかな?
会話はできなかった。土の中に潜って行ったので、良い土にしてくれるだろう。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:アルラウネ!」
結構大きな門から緑の植物の塊が出てきた。
えーー。あ。赤い花があると思ったら赤い髪の裸の女の子だ。絵の通りだな。
当時カードを手に入れた時はどきどきしたけど、今はかわいいなぁと思うくらいだな。
アルラウネ コスト:1
種族:植物
攻撃力:0
防御力:1
スペル:火
特殊:植物カードを1枚消費すると攻撃をすべて無効にする。
特殊効果が、自分側の攻撃も無効にするのでドローカードと言われている。
「あらあらあら?私の出番なの?そうなの?ドライちゃん!畑作の?私も手伝うわ」
ドライアドと意気投合して喜んでるから、放っておいて良いかな。
鍛冶場を作った場所から別荘を挟んだ反対側に移動する。
「地形:静寂の森」
地形:静寂の森
効果:戦闘になった時、攻撃してきた側のモンスターの攻撃力をー1する。
エルフが住まう静かなる森
そう。いずれエルフを召喚するので、住める場所を構築だね。
ってか、広範囲が森になった。まあ良いけど。
「さて、別荘も良いけど、しっかりした家が欲しい!地形:桃色城!」
地形:桃色城
効果:攻めてきた相手の防御力をー1する。防御力が0になったモンスターは墓場に移動する。
男なら城に住むだろう!
意気揚々と出現した城に入っていく。
入って・・・
城に辿りつけない・・・迷路か?!
罠地形だし、もしかして城には行けないのか?
うん。断念した。あれは外から見る物だ。
「これだな。地形:一軒家!」
地形:一軒家
効果:なし
販売終了の最後の拡張パックに入ってたやつだな。
3階建て、庭付き。理想を詰め込んだと揶揄されたカードだ。
住みやすそうだし。良いな。これで。
「我が契約に従い、我が呼子に答え開門せよ!召喚:ブラウニーズ!」
鳥の巣箱サイズの門が現れ、中から小さい人形のような2人の女の子が出てきた。
ブラウニーズ コスト1
種族:妖精
攻撃力:1
防御力:1
特殊:家に分類される地形カードに直接召喚可能
「ご主人さまー。おはようなのー」「なのー」
左手に花を持ってる女の子が手を挙げて挨拶してくれる。
右手に花を持ってる子は後ろに隠れて、顔だけ出してる。かわいい。
「ご用件はー。なんでしょうかーなのー」「のー」
「この家の管理をお願いして良いかな?」
ブラウニーって家精霊で、家事が得意なので掃除など助かる。
「がってん承知なのー」「ちなのー」
パタパタパタパタ
後ろの子は大丈夫かな?2人は楽しそうに家の中へと入っていった。
家は任せて次に行こう。
再びバザーの横まで戻ってきて、地形カードを取り出す。
「地形:煌びやかな服屋!」
地形:煌びやかな服屋
効果:なし
あなたもオシャレさん
昔のカードテキストなんってこんなモノですよ。
「店の中に・・・人はなし、服はあるけど。どうやって買うんだ?」
お、画面が出てきた。欲しい服を持ってカウンターに行けば決済できるのか。
現状は、今の服で満足してるから今度で良いかな。
後MP7くらいだな。
消耗品:万能薬 コスト1
効果:状態異常をすべて治す。
消耗品:天使の雫 コスト3
効果:墓場に移動したモンスターを手札に戻す。
これは、効果があるのか分からないけど念のため。
消耗品:怪力薬 コスト2
効果:戦闘中の間、力が2倍になる。
「はっ。マイルームの快適を目指して、MPを使い過ぎた?」
この後は、戦闘もしないし良いか。
今、何時だろう。昼過ぎかな?・・・そうだ!
「地形:時計塔」
地形:時計塔
効果:消耗品の効果が1ターン増える。
「14時か、家で作った料理を食べよう。朝ごはんも食べてないし」
一軒家に戻り、1階のリビングに行く。
ちなみに日向ぼっこしていたタマリエを途中で発見し捕獲した。
猫だなぁー。
「おお?外見より広い気がする・・」
「空間拡張がされてるらしいです。」
あ、本当に広いんだ・・・
「そういえば、タマリエって普通のごはん食べれるの?」
猫缶ってあったかな?
「食べられない物はありませんが、食事を取らなくても問題ありません。」
「え?なんで?」
「我々ケットシーは精霊に近いので、食事からエネルギーを摂取する必要がないのです。」
いちご食べてたよね?
「嗜好品として、キャット・フルーツなどの果物は食べますが、生きるために必要なわけではないです。」
便利というか、味気ないというか。
「エルフ、ドワーフ等などは食料が必要ですが、主様が作られた地形から勝手に食べるので
食事を用意しなくても大丈夫です。今後増えますよね?」
増える。食料は気にしてなかったけど、召喚したら確かに食事が必要だ。
先に農地とか作って正解だったんだな。
「午後は、どうされますか?」
「んー鉱山とか散策してくる。」
正直、MPなしで森を歩く勇気はない。
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