春に落ちる恋

まめ太郎

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ハッピーハッピーバースデー8 R-18

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 寝室のベットの上で、大きく足を開いて座る京極さんに俺はもたれるように寄り掛かった。
「春」
 将仁さんの俺を呼ぶ声が熱く湿っている。
 将仁さんは、ニットの前から右手を入れて、ブラごと俺の胸を揉んだ。
 ブラはスカスカで、乳首に当たる布がもどかしい。
「ね、ちゃんと触って」
「んー」
 将仁さんは俺のニットを脱がし、上半身をブラだけにさせた。 
 ゴージャスなレースがあしらわれたブラの上から、将仁さんが人差し指で乳首の辺りを円を描くように撫でる。
「白が好きなのか?」
「んっ、清楚系の女の子って白のイメージがあったから」
 そう言うと、将仁さんが軽く俺の耳を噛んだ。
「ひゃっ」
 たまらず声を上げると、将仁さんがにやりと笑った。
「でも、清楚系の子はこんな乳首してないんじゃねぇか?」
 将仁さんがブラの片方を引っ張り、俺の胸を露出させる。
 将仁さんに毎日のようにいじられている胸の尖りは、深紅に変わり、粒が以前より一回り大きくなってしまった。
 将仁さんがそれを軽く爪の先でいたぶりながら、俺の耳朶を舐める。
「んっ、んんっ。こうなったのっ、将仁さんのせいなのに…ねえ、こっちもして」
 俺がもう片方の胸に将仁さんの手を導くと、将仁さんは俺の手を払い、いきなりそこにむしゃぶりついた。
「あっ、そんな強く吸っちゃ…やっっ、やああ」
 俺の鼓膜を犯すみたいに、将仁さんがわざとじゅるじゅる音をたて、乳首を舐めまわし、歯にひっかけ、強めに齧る。
 そのまま手をスカートの中に入れた時、将仁さんが俺の体を離した。

「春、お前どんなパンツ履いてんだ?」
 将仁さんが止める間もなく、俺のスカートをめくる。
 俺の下着をじっと見つめると将仁さんがにやりと笑った。
「これ、俺のために履いたんだろ?そこに膝立ちになってよく見せてくれよ」
「でっ、でも」
「俺のこと喜ばせてくれるんじゃねえの?」
 そう言われて、俺はのろのろと膝立ちになった。
「スカート両手でめくって」
 言われた通り、俺はゆっくりスカートを持ちあげた。
 羞恥で、顔が熱い。
 俺の今日履いている下着は上下セットのやつだった。実は男の娘用で、上は普通のブラだが、下はパンツの前面にハート型の穴が開いていた。
 そこから、俺の小さな屹立が赤く震えながら勃ちあがっていて…。
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