もふもふ好きのお姫様

桐生桜月姫

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奥様

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「夫が騒がしくて本当に申し訳ありません!」

美しい風の精霊と言われた理由がわかるくらいに美しいシルフィさんががばっと頭を下げました。真っ直ぐに輝く白金の髪に澄んだ若葉のような瞳。うん、美しいです。

「いえ、本当の事を言っただけなようなのでお気になさらず。」

「はいぃ!?」

いい反応です。真っ赤になって素っ頓狂な声を上げる姿はどちらかというと美しいというより可愛らしいですね、ケイには劣りますが。そう考えると、やっぱりケイは最強ですね。

「あ、そういえば、先生は大丈夫ですか?」

シルフィさんによって吹っ飛んでいった先生はふらふらしながら私達の所に戻って来ました。あ、こういう時は大丈夫と聞いては駄目なのですよね。大丈夫ではない人程大丈夫と答えてしまいますから。

「あぁ、はい、大丈夫です。」

ほら、やっぱり。

「シルフィさんは回復系統の魔法使えますか?」

「えぇ、少しなら。」

シルフィさんは困ったように小首を傾げながら曖昧に答えました。
苦手っぽいですね。

「苦手ですか?苦手なら私がやりますが。」

「……、やるます。でも、やばそうだったらお願いします。」

キリッとした表情で言いましたが、言っている事はやばいですよね?回復魔法って、加減を間違えると死んじゃうんですが……。まぁ、藍の神の加護持ちの私なら、死者でも死んでから数分なら蘇生可能ですからね。病気とか以外なら……。

「やります。」

シルフィさんがふんすふんすとした雰囲気で魔法を使用し始めます。先生の怪我は……、治ってきているので大丈夫そうですね。一応使いすぎて死なないようにだけ監視しましょう。


……やりすぎじゃないですか?かれこれもう10分回復魔法使ってますよ。お~い、シルフィさん先生死んじゃいますよ。あれ?今更ですが、先生の名前ってなんでしょう?まぁ、どうでもいいですよね♪
さぁ、そろそろ先生が死ぬ前に止めましょうか。

「シルフィさん、そろそろやめましょうか。先生死んじゃいますよ?」

*******************

読んでいただきありがとうございます♪😊!

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