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恥ずかしい目覚め
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「ん、……ふぁ~あ。」
「ん?あー、起きたか、シャル。」
……?
えっと、私は何故見慣れない場所で眠っているのでしょう?
そ、それに、何故ケイの膝枕なのでしょう?
「おーい、シャル、私のことをシカトしないでくれ。」
永遠に続く可能性があるほど深い思考の渦にぐるんぐるんと突っ込んでいった私にアインスお兄様のストップがかかりました。正直言ってとっても助かりました。このままでは危なく帰って来られなくなるところだったでしょう。
「……ちゃんと聞いていますよ。」
ですが、返す言葉が見つからないので取り敢えず聞いていることだけアピールしました。
「にゃんでしゃるおきちゃったにょ?ぼくにょおひざはいやだった?」
そんな私に横からケイがぶすーっと膨れながら話しかけてきました。
「い、嫌なわけありません。で、ですが、その、わ、私もお、幼児ではないのですから、流石に膝枕は、は、恥ずかしいのです。」
ケイは、ぱぁーっとした笑みを浮かべて私にぎゅっと抱きつきました。
「よかっちゃ。」
「ケイはお鼻が良いのですから、直接聞かなくても分かるでしょうに。」
私は苦笑を浮かべながら私にぎゅっと抱きついているケイの目を真っ直ぐに見つめながら話しました。
「じぇも、ちょくしぇつきいたほうがあんしんじぇきりゅんじゃよ。」
「……そうですか。」
私は、ケイの切実な言葉に困って曖昧な笑みを浮かべました。
僅かな間沈黙が流れましたが、やがてそれはアインスお兄様によって破られました。
「シャルはやっと落ち着いたようだね。気絶する前は頭が真っ白になって可哀想なことになっていたからね。」
アインスお兄様がニヤニヤとした笑みを浮かべながらそう言いました。
アインスお兄様の言葉に、イラァーっとして殺気を漏らしたけれど、魔法は使わなかった私はとっても偉いと思います。
*******************
読んでいただきありがとうございます♪♪♪
「ん?あー、起きたか、シャル。」
……?
えっと、私は何故見慣れない場所で眠っているのでしょう?
そ、それに、何故ケイの膝枕なのでしょう?
「おーい、シャル、私のことをシカトしないでくれ。」
永遠に続く可能性があるほど深い思考の渦にぐるんぐるんと突っ込んでいった私にアインスお兄様のストップがかかりました。正直言ってとっても助かりました。このままでは危なく帰って来られなくなるところだったでしょう。
「……ちゃんと聞いていますよ。」
ですが、返す言葉が見つからないので取り敢えず聞いていることだけアピールしました。
「にゃんでしゃるおきちゃったにょ?ぼくにょおひざはいやだった?」
そんな私に横からケイがぶすーっと膨れながら話しかけてきました。
「い、嫌なわけありません。で、ですが、その、わ、私もお、幼児ではないのですから、流石に膝枕は、は、恥ずかしいのです。」
ケイは、ぱぁーっとした笑みを浮かべて私にぎゅっと抱きつきました。
「よかっちゃ。」
「ケイはお鼻が良いのですから、直接聞かなくても分かるでしょうに。」
私は苦笑を浮かべながら私にぎゅっと抱きついているケイの目を真っ直ぐに見つめながら話しました。
「じぇも、ちょくしぇつきいたほうがあんしんじぇきりゅんじゃよ。」
「……そうですか。」
私は、ケイの切実な言葉に困って曖昧な笑みを浮かべました。
僅かな間沈黙が流れましたが、やがてそれはアインスお兄様によって破られました。
「シャルはやっと落ち着いたようだね。気絶する前は頭が真っ白になって可哀想なことになっていたからね。」
アインスお兄様がニヤニヤとした笑みを浮かべながらそう言いました。
アインスお兄様の言葉に、イラァーっとして殺気を漏らしたけれど、魔法は使わなかった私はとっても偉いと思います。
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