もふもふ好きのお姫様

桐生桜月姫

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プレゼント

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ワンワン!!
にゃーにゃー!!
ぎゃーぎゃー!!

………………ここは動物園だったでしょうか。

「そろそろ止める?」

「………………そうね。止めましょうか。」

クロエーラとルドルフの不毛な争いはいつのまにか、馬鹿!阿呆!腹黒!礼儀知らず!!などなど幼稚な罵詈雑言に移り変わってしまっていました。まるで動物園の檻に繋がれた猛獣や鳥獣のように、騒ぎ立てている彼女達は止まりどころを見失ってしまってのでしょう。

「クロエ、ルディ、ストップ。アスィミ、それ以上喧嘩したら、怒るよ?」

アスィミはほっぺをぷくぅーっと膨らませて腕を組みます。何というか、怖くも何ともないのに、従ってしまいたくなってしまう、不思議な感じです。

「………アスィミがそう言うなら、馬鹿ルディのお説教はまた今度にお預けしておくわ。」

「そうだな。阿呆クロエの矯正はまた今度にしてやる。決して!決して、アスィミに口を聞いてもらえなくなるのが嫌なんじゃないからな!?」

………………何というか、ルドルフって単純ですよね。とっても分かりやすいです。

「じゃあ仲直りってことで、プレゼントをお渡しするわね。」

私は魔法の空間から、細工の施された短剣と、スタイリッシュな髪飾りを取り出しました。

「クロエには髪飾り、ルディには短剣よ。魔法が施されているから、躊躇いなく使ってね。」

私が手渡すと、2人とも興味津々にプレゼントを眺めてくれました。嬉しそうなのがとっても嬉しいです。

「んー、保護と守護、追跡辺り?」

「正解!!クロエ、見ただけで何の魔法が組まれているのか分かるの!?」

「ちょっとだけならね。魔法はというより、魔道具は少しだけ得意なの。」

クロエーラのはにかむ笑みは最高かもしれません。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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