[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜

桐生桜月姫

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魔術契約 (後)

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「せっかく俺がお前の駄目な所を指摘してやったのに謝罪もしないのか……。まぁいい、血を垂らせば良いのだろう?」

 いちいち煩いわね…。もうこのほんの数十分の間に慣れてきてしまって溜め息とか愚痴とかを溢さないようにするのが上手になってしまったじゃないの!要らない技術の獲得は時間の無駄なのに…。

ぽたり

 血の落ちる音に合わせて魔法陣が光り輝き始めます。

「ほう……。」

 周りから感嘆のため息が漏れます。当たり前ですが、この魔術は超高度なものです。今までこれが当然だと思っていたお馬鹿俺様王子様は一切気づいていないでしょうが…。
 彼は魔法は得意ですが、まぁ、お馬鹿なので魔術の類は一切使えないんですよね…。魔法は得意なんですけれどね…。
 まぁ、これで彼との魔法と知識の格の差を周りに示すことができますし、彼のお馬鹿さを納得し、どちらがこの国に不要かを理解していただけますしね!なんて素敵なんでしょう!
 果たして、お馬鹿俺様王子様はこの先この国にいられるのでしょうか?こんな問題を起こしたのです。無事でいられないのは承知の上ですよね!魔術契約もできましたし準備万端!徹底的に叩き潰してもいいですよね!

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😭

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感想 20

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