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私の意思ではない
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「全くもって良くありませんわ。………多分、これから色々とゴタゴタに巻き込まれてしまうことになるかと思います。」
「それはなんともまあ………。王太子殿下は何をやらかして下さったのですか?」
瞳に怒りの炎を灯した頼もしい侍女たるクリスティーナは、にっこりと笑って尋ねてきました。本当に、毎度のごとく思いますが、彼女は怒らせてはいけませんね。
「私と2人きりで夜通し飲み交わして下さったわ。」
私がはっきり言わなくても理解してくれた彼女は、すぅっと瞳を細くしました。
「それはお嬢様の意志で、ですか?」
「いいえ、気がついたときには泥酔していましたの。」
「災難でしたね。」
私は、あんの馬鹿太子!どのように絞めて差し上げましょうか♪という副声音がつくような労いを下さったクリスティーナに苦笑してから、ずっと胸の内に巣食っている禍々しい本心を曝け出しました。
「えぇ、全く。これは私だけでなく、ニコラス王太子殿下の評判にも関わることですのに。」
「………お嬢様は優しいですね。」
クリスティーナの溜め息に、私は小首を傾げました。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「それはなんともまあ………。王太子殿下は何をやらかして下さったのですか?」
瞳に怒りの炎を灯した頼もしい侍女たるクリスティーナは、にっこりと笑って尋ねてきました。本当に、毎度のごとく思いますが、彼女は怒らせてはいけませんね。
「私と2人きりで夜通し飲み交わして下さったわ。」
私がはっきり言わなくても理解してくれた彼女は、すぅっと瞳を細くしました。
「それはお嬢様の意志で、ですか?」
「いいえ、気がついたときには泥酔していましたの。」
「災難でしたね。」
私は、あんの馬鹿太子!どのように絞めて差し上げましょうか♪という副声音がつくような労いを下さったクリスティーナに苦笑してから、ずっと胸の内に巣食っている禍々しい本心を曝け出しました。
「えぇ、全く。これは私だけでなく、ニコラス王太子殿下の評判にも関わることですのに。」
「………お嬢様は優しいですね。」
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