おきつねさまは4歳児。~母親の恩返しに娘が嫁入りにきました~

まかろんたわー

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その日は土曜日だった。

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俺はあさごはんをてんと一緒に作っていた。
この光景も、いつもの風景になりつつある。
「なっとうときゅうりとマヨネーズ、これが合うんですよ」
てんがボウルに納豆をかきまぜながら言った。
「やはり朝は納豆だな」
俺は言う。
俺はたまごを炒め、スクランブルエッグを作る。
トマトを並べた。
味噌汁が温まった。
「いい匂いー」
まるが近づいてきた。
「おいしそうだろ?」
俺。
「のじゃ」
まる。
るたは部屋の隅で二宮金次郎のように本を読んでいる。
「鮭、焼けましたよー」
てん。
「おう」
俺。
俺達はあさごはんを食べた。
「おいしいのじゃー」
まる。
俺は鮭の骨をとる。
四人で朝のニュースをみながら朝食。
(ふふ~)
俺はご満悦だ。
食後、洗濯物を畳んでいると、まるが近づいてきた。
「みてくれよのう。服~」
まるが俺の服を着ている。
Tシャツがぶかぶかだった。
「か…」
かわいすぎるううううう!!!
ちっちゃい………っっ!!
「うう…」
俺。
「外様、大丈夫ですか?」
てん。
「かわゆい…」
その後、俺はてんと弁当をつくった。
今日は公園でピクニックだ。
幼女とピクニック!ひゃほーーー
てんが魚を焼く。んーいい匂い。
俺はキャベツとニラもウインナーを炒めた。
そして、まるの好物のおにぎりも作る。
「ホットケーキも作るか」
俺は言った。
「るた様の好物ですか?」
てんかくすくす笑う。
「ああ」
俺。



リュックサックを背負って、ピクニックデートに行った。
目指すは、ちょっと大きい公園。
うさぎなどの動物もいる。
「かわいいーのうー」
公園のうさぎ小屋で、まるがはしゃぐ。
「………」
いつも本を読んでばかりのるたも、興味津々だ。
もふもふのうさぎと幼女の組み合わせ…。
萌える…。
ましてや狐耳の幼女…。
うさぎに餌を与えると、まるがにこにこした。
これがまたかわいい。
そして。ビッグイベント。公園の噴水でまる達が水着姿(!)で遊んだ。
まるはピンクのかわいい水着。
るたは黄色のビキニ。
てんはスクール水着ぃいいいい!!ひゃほー。
「みんな、こっち向いてー」
俺は写真を撮りまくった!!
「ピース」
まるがピースをする。
「うわっ、きしょーーー」
るたが逃げようとする。
だが、逃げない。
俺は三人の幼妻達と噴水で遊んだ。
そして、昼ごはんの時間。
「あー今日は楽しかったのじゃ」
まるが言う。
「そうだな」
俺。
まるはおにぎりを頬張る。
太陽はさんさんと輝いていた。
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