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第二章 ただ今契約履行中
19 心変わりと茉莉花の危機??
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「茉莉花様、どうか私とも是非一曲お相手願いたいものですな」
「はぁ……」
そう言ってやや強引に茉莉花の了承を待つまでもなく、彼女の手を掬い取るとそのままホールの中央へとほぼほぼドナドナされる様なエスコートをするのは言わずと知れたエロイーズの父、宰相のアッカーソン公爵デンホルム。
今最も茉莉花が夜会に出たくない一番の理由。
何時の頃からなんて茉莉花は覚えて等いない。
ただ最近デンホルムより一度ダンスに誘われてしまうと、最低でも三曲は放してはくれない。
通常は同じ相手とは一曲のみ。
親しい相手とは二曲続ける事はあっても、三曲!!
三曲も同じ相手と踊れば、それは婚姻を了承若しくはその関係にあるものを意味する。
それ以上はまず――――あり得ない。
また茉莉花にとってダンスとは元々不慣れなものでしかない。
教えられたステップを正確に踏むだけでも、その疲労は半端なものじゃあない。
そうして疲れてクタクタになった茉莉花を、半ば強制的に人気の少ないバルコニーや控えの間へと連れていくのだ。
目的はただ一つ――――茉莉花を手に入れたい!!
いや、公にまだ告白された訳ではない。
最初こそはそれこそ気の所為だと何度も彼女は思っていたし、そう思い込もうとしていた。
何故なら恋愛経験値が全くない事が大きく起因していた。
日本にいた頃無自覚に男っ気なしの干物化女子を貫いていただけに、男女の機微についてどうしようもなく疎いのだ。
茉莉花にとって好意は男女を問わず純粋に親切なものであると受け取ってしまう。
そこに下心が存在するとは思いもせずに……。
だからこそっ、ヴァルに対する不可解な想いも自身でどう消化すればいいのかわからないままなのだ。
その事だけでも茉莉花にしてみれば物凄く大きな問題だと言うのに、今度は宰相が?
あり得ない。
茉莉花にとってこれ程あり得ないものはない。
つい先日まで宰相デンホルムの中での茉莉花の存在とは、恐らくただの聖女だったのだろうと、流石の茉莉花でもわかるくらいあからさまに素っ気ないものだった筈。
最初の謁見にしてもデンホルムは茉莉花を視界に捉えてはいても、ただの置物の様に何の感情も抱いてはいなかったと思う。
その後の舞踏会にしても然り。
なのに何故っ、どうして急にこの様な展開へとなってしまうのか、茉莉花でなくともヴァルや高位貴族達も声には決して出しはしないが、一応に不可思議だと捉えている。
おまけに茉莉花には契約上とは言え、ヴァルと言う婚約者がいるのだ。
然もその婚約者はこの国の王である。
そしてデンホルムは幾ら宰相またヴァルの後見人だとは言っても、正式には国王である彼の一臣下に過ぎない。
この世界の仕組みはまだまだ茉莉花にはわからない事が多過ぎるけれども、長年恋愛小説を読み漁っていた彼女の見解では、未来の王妃が臣下のモノになると言う話は未だ読んだ事はない。
ただし王妃そう、正妃以外、側妃や愛妾であれば勲功を上げた臣下ヘ褒美として下げ渡される事もある。
だがそれはあくまでも小説上の世界?
それとも遥か昔の時代での事であり、茉莉花の生きてきた現代では到底あり得ないもの。
だから茉莉花は少し安心し過ぎていたのかもしれない。
しかしここは元の世界ではあり得ない事が罷り通る可能性が高い異世界。
デンホルムはまだ40代の壮年の男性。
妻は15年前に病死したとか。
現在は娘のエロイーズと共に暮らしているらしい。
そして決まった相手はいないと言うか、そもそも女っ気がなくて有名だったとか、はたまた同性に気があるとかないとか実しやかに噂されていたらしい。
そんな堅物(権力には塗れてはいるが……)のデンホルムがどうして娘程も違う茉莉花に好意を示すのか。
色目……元より茉莉花自身そんなモノが使える様なキャラではない。
容姿も至って普通。
はっきり言って娘のエロイーズの方が美しいと茉莉花は正直に思っている。
ならば一体何故?
茉莉花の頭の中では既に収まりきらない程の?マークが湧いている。
「もっと早く……いやこれからでもいい、貴女の持つ力で私と永遠に生きてみたいものですな」
「…………???」
ねっとりと絡みつく様な熱い視線と色香を含ませた低い男性的な声音で、茉莉花をじわりじわりと追い詰める。
そして茉莉花自身その問いに関してどう答えていいのかわからないし、寧ろ何も答えたくないっっ。
出来ればこのまま重いドレスを捲り上げ、私室へと掛け足で戻りたいくらいなのだ!!
誰かこの場より助けて……!?
そんな悲鳴の様な願いを聞きつけてくれたのだろうか。
バルコニーの隅にいた茉莉花達へ声が掛けられる。
「――――失礼聖女様、陛下が先程お捜しになられておいでのようです」
「ふん、また貴公か。何時も何時も邪魔ばかりしている様にも見えるのだがな」
「いえ、私は何も宰相閣下のお邪魔はしてはいませんよ。陛下の側近としての職務を全うするだけです。ですから陛下には何もお話しはしてないでしょう」
「まぁよいわ、王命ならば致し方ない。ではお美しい我が聖女、また暫しの別れとなりますがどうかお心強くお持ち下さいませ。何時かきっと願いは叶えられますので……」
「…………」
そう言ってデンホルムは優雅な所作で素早く茉莉花の手を掬い取ると、巨昼間も与えず彼女の手の甲へ口付けを落としその場を後にする。
そして茉莉花は口付けを落とされた手をぐしぐしと、身に纏っているドレスで思いっきり拭っていた。
一体何がどうなって我が聖女???
そして願いって何???
そもそも私は宰相へ何も願ってなんかないしっっ!!
第一陛下が、ヴァルが傍にいてくれないからあの宰相に捕まってしまうんじゃない。
本当にヴァルの、ヴァルの馬鹿ぁっっ!!
そうして心の中で思いっきり茉莉花は舌打ちをしつつ愚痴を零していた。
「はぁ……」
そう言ってやや強引に茉莉花の了承を待つまでもなく、彼女の手を掬い取るとそのままホールの中央へとほぼほぼドナドナされる様なエスコートをするのは言わずと知れたエロイーズの父、宰相のアッカーソン公爵デンホルム。
今最も茉莉花が夜会に出たくない一番の理由。
何時の頃からなんて茉莉花は覚えて等いない。
ただ最近デンホルムより一度ダンスに誘われてしまうと、最低でも三曲は放してはくれない。
通常は同じ相手とは一曲のみ。
親しい相手とは二曲続ける事はあっても、三曲!!
三曲も同じ相手と踊れば、それは婚姻を了承若しくはその関係にあるものを意味する。
それ以上はまず――――あり得ない。
また茉莉花にとってダンスとは元々不慣れなものでしかない。
教えられたステップを正確に踏むだけでも、その疲労は半端なものじゃあない。
そうして疲れてクタクタになった茉莉花を、半ば強制的に人気の少ないバルコニーや控えの間へと連れていくのだ。
目的はただ一つ――――茉莉花を手に入れたい!!
いや、公にまだ告白された訳ではない。
最初こそはそれこそ気の所為だと何度も彼女は思っていたし、そう思い込もうとしていた。
何故なら恋愛経験値が全くない事が大きく起因していた。
日本にいた頃無自覚に男っ気なしの干物化女子を貫いていただけに、男女の機微についてどうしようもなく疎いのだ。
茉莉花にとって好意は男女を問わず純粋に親切なものであると受け取ってしまう。
そこに下心が存在するとは思いもせずに……。
だからこそっ、ヴァルに対する不可解な想いも自身でどう消化すればいいのかわからないままなのだ。
その事だけでも茉莉花にしてみれば物凄く大きな問題だと言うのに、今度は宰相が?
あり得ない。
茉莉花にとってこれ程あり得ないものはない。
つい先日まで宰相デンホルムの中での茉莉花の存在とは、恐らくただの聖女だったのだろうと、流石の茉莉花でもわかるくらいあからさまに素っ気ないものだった筈。
最初の謁見にしてもデンホルムは茉莉花を視界に捉えてはいても、ただの置物の様に何の感情も抱いてはいなかったと思う。
その後の舞踏会にしても然り。
なのに何故っ、どうして急にこの様な展開へとなってしまうのか、茉莉花でなくともヴァルや高位貴族達も声には決して出しはしないが、一応に不可思議だと捉えている。
おまけに茉莉花には契約上とは言え、ヴァルと言う婚約者がいるのだ。
然もその婚約者はこの国の王である。
そしてデンホルムは幾ら宰相またヴァルの後見人だとは言っても、正式には国王である彼の一臣下に過ぎない。
この世界の仕組みはまだまだ茉莉花にはわからない事が多過ぎるけれども、長年恋愛小説を読み漁っていた彼女の見解では、未来の王妃が臣下のモノになると言う話は未だ読んだ事はない。
ただし王妃そう、正妃以外、側妃や愛妾であれば勲功を上げた臣下ヘ褒美として下げ渡される事もある。
だがそれはあくまでも小説上の世界?
それとも遥か昔の時代での事であり、茉莉花の生きてきた現代では到底あり得ないもの。
だから茉莉花は少し安心し過ぎていたのかもしれない。
しかしここは元の世界ではあり得ない事が罷り通る可能性が高い異世界。
デンホルムはまだ40代の壮年の男性。
妻は15年前に病死したとか。
現在は娘のエロイーズと共に暮らしているらしい。
そして決まった相手はいないと言うか、そもそも女っ気がなくて有名だったとか、はたまた同性に気があるとかないとか実しやかに噂されていたらしい。
そんな堅物(権力には塗れてはいるが……)のデンホルムがどうして娘程も違う茉莉花に好意を示すのか。
色目……元より茉莉花自身そんなモノが使える様なキャラではない。
容姿も至って普通。
はっきり言って娘のエロイーズの方が美しいと茉莉花は正直に思っている。
ならば一体何故?
茉莉花の頭の中では既に収まりきらない程の?マークが湧いている。
「もっと早く……いやこれからでもいい、貴女の持つ力で私と永遠に生きてみたいものですな」
「…………???」
ねっとりと絡みつく様な熱い視線と色香を含ませた低い男性的な声音で、茉莉花をじわりじわりと追い詰める。
そして茉莉花自身その問いに関してどう答えていいのかわからないし、寧ろ何も答えたくないっっ。
出来ればこのまま重いドレスを捲り上げ、私室へと掛け足で戻りたいくらいなのだ!!
誰かこの場より助けて……!?
そんな悲鳴の様な願いを聞きつけてくれたのだろうか。
バルコニーの隅にいた茉莉花達へ声が掛けられる。
「――――失礼聖女様、陛下が先程お捜しになられておいでのようです」
「ふん、また貴公か。何時も何時も邪魔ばかりしている様にも見えるのだがな」
「いえ、私は何も宰相閣下のお邪魔はしてはいませんよ。陛下の側近としての職務を全うするだけです。ですから陛下には何もお話しはしてないでしょう」
「まぁよいわ、王命ならば致し方ない。ではお美しい我が聖女、また暫しの別れとなりますがどうかお心強くお持ち下さいませ。何時かきっと願いは叶えられますので……」
「…………」
そう言ってデンホルムは優雅な所作で素早く茉莉花の手を掬い取ると、巨昼間も与えず彼女の手の甲へ口付けを落としその場を後にする。
そして茉莉花は口付けを落とされた手をぐしぐしと、身に纏っているドレスで思いっきり拭っていた。
一体何がどうなって我が聖女???
そして願いって何???
そもそも私は宰相へ何も願ってなんかないしっっ!!
第一陛下が、ヴァルが傍にいてくれないからあの宰相に捕まってしまうんじゃない。
本当にヴァルの、ヴァルの馬鹿ぁっっ!!
そうして心の中で思いっきり茉莉花は舌打ちをしつつ愚痴を零していた。
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