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11号はブロンズチームに
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今回はエロくないです
健気な11号を救いたくて書きました
舌奴隷にすごい良いのがいるらしいぜ!
最近会員になったメンバーからは噂になっている
何をして舌奴隷に落とされたんだ?
逃げようとしたらしい
元は奴隷ボーイの中でもかなり上のランクだったらしい
じゃ俺、一回、指名してみよ
また前からのなじみも指名を重ねた
元より人気者だった
舌奴隷をひと月あまりでかなりの指名が集まる11号
懲罰としてランクを下げたが成績から考えるとせめてブロンズチームにせざるを得ない
舌奴隷をしていてもお客様へのサービスは半端ない。もうかなり懲罰も済んだのではないか
少しだけ許してやるか
「11号、出ろ」
狭いゲージから出される。呼び出しだ
スチールチームは外に出る時は後ろ手錠で拘束を受ける
「戒めお願いします」
11号はそう言って手を後ろに回した
足枷はゲージ内でも外されない
日々のこういった拘束も懲罰の一つである
冷たい床を裸足で歩くのもスチールチームの罰の一つである。ブロンズチームならスニーカーを履いている
「よく来たな」
調教師室ではボスが迎えた
「舌奴隷として11号の評判は良いね。よく頑張っている」
もう少し楽に過ごしたい
そのため精一杯やってきた
「ありがとうございます」
とだけ応えた
「そこで11号にはご褒美を与えなければならない」
なかなか逃亡歴のある俺を組織は許さないだろう。美味いものでもくれるのか?
「ありがとうございます」
冷静に礼を述べた
「まだ何も言っとらんが」
ボスが少し笑いながら言う
「いえ、僕のような逃げようとした悪い奴隷ボーイにご褒美と言って頂けたんで」
本当は悪いことなど何一つしていない。悪いのは何の罪もない青年たちを捕らえ性奴隷として働かせている組織である。逃げるのは正当防衛である
が、そんなことを言うと何をされるか解らない。これが奴隷ボーイとして身についた習性である
「さすが11号は良い心がけだ」
稼ぎ頭だった11号を舌奴隷なんてさせておくのももったいない
「11号は今からブロンズチームだ」
ボスが宣言した。少しは環境もよくなる。もう屈辱以外の何ものでもない舌奴隷も許されるだろう。
調教師が背後に回り後ろ手錠を外し前手錠にした。これだけでも楽である。後ろ手拘束は肩にまで負担がかなる
首輪のプレートもブロンズに取り替えスニーカーが与えられた
「後でソックスも貸すから」
ありがたい。短期間の懲罰ですんだ
11号は窮屈なゲージから拉致当時に過ごした一般奴隷部屋に戻された
それは今、スチールチームで腐っている他の4人にも刺激になるはずだ
健気な11号を救いたくて書きました
舌奴隷にすごい良いのがいるらしいぜ!
最近会員になったメンバーからは噂になっている
何をして舌奴隷に落とされたんだ?
逃げようとしたらしい
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じゃ俺、一回、指名してみよ
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懲罰としてランクを下げたが成績から考えるとせめてブロンズチームにせざるを得ない
舌奴隷をしていてもお客様へのサービスは半端ない。もうかなり懲罰も済んだのではないか
少しだけ許してやるか
「11号、出ろ」
狭いゲージから出される。呼び出しだ
スチールチームは外に出る時は後ろ手錠で拘束を受ける
「戒めお願いします」
11号はそう言って手を後ろに回した
足枷はゲージ内でも外されない
日々のこういった拘束も懲罰の一つである
冷たい床を裸足で歩くのもスチールチームの罰の一つである。ブロンズチームならスニーカーを履いている
「よく来たな」
調教師室ではボスが迎えた
「舌奴隷として11号の評判は良いね。よく頑張っている」
もう少し楽に過ごしたい
そのため精一杯やってきた
「ありがとうございます」
とだけ応えた
「そこで11号にはご褒美を与えなければならない」
なかなか逃亡歴のある俺を組織は許さないだろう。美味いものでもくれるのか?
「ありがとうございます」
冷静に礼を述べた
「まだ何も言っとらんが」
ボスが少し笑いながら言う
「いえ、僕のような逃げようとした悪い奴隷ボーイにご褒美と言って頂けたんで」
本当は悪いことなど何一つしていない。悪いのは何の罪もない青年たちを捕らえ性奴隷として働かせている組織である。逃げるのは正当防衛である
が、そんなことを言うと何をされるか解らない。これが奴隷ボーイとして身についた習性である
「さすが11号は良い心がけだ」
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「11号は今からブロンズチームだ」
ボスが宣言した。少しは環境もよくなる。もう屈辱以外の何ものでもない舌奴隷も許されるだろう。
調教師が背後に回り後ろ手錠を外し前手錠にした。これだけでも楽である。後ろ手拘束は肩にまで負担がかなる
首輪のプレートもブロンズに取り替えスニーカーが与えられた
「後でソックスも貸すから」
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