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晃一(猛虎)と純也(37号)
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その日、午後一番からの授業の純也は晃一を送り出してから家を出た
晃一と一緒の日は堺筋線経由の電車に乗るが、一人だときた電車に乗れば良い。すぐに大阪梅田行が来た
5駅先の淡路で京都河原町行きに乗り換える。淡路は菅公こと菅原道真公が淡路島と間違えたことからの地名だときいたことがある
大型高架工事中の淡路駅で京都本線に乗り換え、烏丸(からすま)で京都地下鉄烏丸線で国際会館行に乗り換えて今出川駅が最寄り駅。ここまで1時間ぐらいかかった
今出川駅では改札を通過すると地上に出ることなくキャンパスに行ける。改札前にキャンパスのゲートがある。便利なものだ
1年半ぶりの大学だ。懐かしい
晃一のお陰で再びキャンパスに戻ることができた
改札前で同級生に声をかけられて一緒に行く。休学しているので一学年上になる
「身体はどう?」
病院にいたことになっている
「もう、すっかり大丈夫!」
友人と改札前のエレベーターで地上に出る。外は京都の秋色であった。チャペル前脇の植物たちが紅葉を始めていた。今日の授業は2限目と昼休みを挟んで3限目である。夕方前には大阪まで帰りバイトに行く
バイトは京都ですると帰りが遅くなり晃一が心配するので自宅近くでしている
二駅手前の豊津から少し西に行くと地下鉄の江坂駅がある。オシャレなお店が多くある
ファミレスで週に3日ほどシフトに入っている。小遣いまで晃一に面倒をかけたくない
休学中の学費まで負担してもらっている。それも申し訳なく思っている
バイトは22時までにしている。それ以降は晃一が露骨に嫌な顔をするからだ
結構、過保護なところがあり心配するのだ
バイトは18時からで15時半に帰宅して晩御飯の支度をしておく。昨日仕込んでおいたハンバーグがある。1週間前に作りすぎて冷凍保存しておいたカレーとでカレーハンバーグを作る。晃一が喜んで暮れそうだ
サラダを添えて出来上がり
ファミレスでは当初、キッチンで料理の勉強にもなると応募したのだが可愛い系のイケメンで明るい性格の純也を店側はホールとして採用した。客受けも上々であった
バイトが終わると自転車で自宅に帰る。行きは下り坂、帰りは上り坂で結構、疲れる
郵便受けに手紙が溜まっていたので晃一はまだのようだ。エンジニアの晃一の帰宅時間はマチマチだ。機械トラブルとかがほとんどないと明るいうちに帰って来ることもあるし、終電後にタクシーで帰宅することも珍しくない。いずへにしてもまだのようだ
手紙は晃一の株主関連のものがほとんどだ。しかし中には晃一宛の大学からのものもあった
晃一宛だから純也が開く訳にもいかない。だから晃一が帰ってきたら一緒に見よう。少し気になった
程なく晃一が帰ってきた
おかずを温め直し晩御飯を一緒に楽しんだ
学校の話やバイトの話をする。晃一は楽しそうに聞いていた
コーヒーを淹れ、
「手紙、いくつか来てたよ」
純也は晃一宛の手紙類を手渡した
「ありがと」
晃一はコーヒーを飲みながら手紙を開封した
晃一と一緒の日は堺筋線経由の電車に乗るが、一人だときた電車に乗れば良い。すぐに大阪梅田行が来た
5駅先の淡路で京都河原町行きに乗り換える。淡路は菅公こと菅原道真公が淡路島と間違えたことからの地名だときいたことがある
大型高架工事中の淡路駅で京都本線に乗り換え、烏丸(からすま)で京都地下鉄烏丸線で国際会館行に乗り換えて今出川駅が最寄り駅。ここまで1時間ぐらいかかった
今出川駅では改札を通過すると地上に出ることなくキャンパスに行ける。改札前にキャンパスのゲートがある。便利なものだ
1年半ぶりの大学だ。懐かしい
晃一のお陰で再びキャンパスに戻ることができた
改札前で同級生に声をかけられて一緒に行く。休学しているので一学年上になる
「身体はどう?」
病院にいたことになっている
「もう、すっかり大丈夫!」
友人と改札前のエレベーターで地上に出る。外は京都の秋色であった。チャペル前脇の植物たちが紅葉を始めていた。今日の授業は2限目と昼休みを挟んで3限目である。夕方前には大阪まで帰りバイトに行く
バイトは京都ですると帰りが遅くなり晃一が心配するので自宅近くでしている
二駅手前の豊津から少し西に行くと地下鉄の江坂駅がある。オシャレなお店が多くある
ファミレスで週に3日ほどシフトに入っている。小遣いまで晃一に面倒をかけたくない
休学中の学費まで負担してもらっている。それも申し訳なく思っている
バイトは22時までにしている。それ以降は晃一が露骨に嫌な顔をするからだ
結構、過保護なところがあり心配するのだ
バイトは18時からで15時半に帰宅して晩御飯の支度をしておく。昨日仕込んでおいたハンバーグがある。1週間前に作りすぎて冷凍保存しておいたカレーとでカレーハンバーグを作る。晃一が喜んで暮れそうだ
サラダを添えて出来上がり
ファミレスでは当初、キッチンで料理の勉強にもなると応募したのだが可愛い系のイケメンで明るい性格の純也を店側はホールとして採用した。客受けも上々であった
バイトが終わると自転車で自宅に帰る。行きは下り坂、帰りは上り坂で結構、疲れる
郵便受けに手紙が溜まっていたので晃一はまだのようだ。エンジニアの晃一の帰宅時間はマチマチだ。機械トラブルとかがほとんどないと明るいうちに帰って来ることもあるし、終電後にタクシーで帰宅することも珍しくない。いずへにしてもまだのようだ
手紙は晃一の株主関連のものがほとんどだ。しかし中には晃一宛の大学からのものもあった
晃一宛だから純也が開く訳にもいかない。だから晃一が帰ってきたら一緒に見よう。少し気になった
程なく晃一が帰ってきた
おかずを温め直し晩御飯を一緒に楽しんだ
学校の話やバイトの話をする。晃一は楽しそうに聞いていた
コーヒーを淹れ、
「手紙、いくつか来てたよ」
純也は晃一宛の手紙類を手渡した
「ありがと」
晃一はコーヒーを飲みながら手紙を開封した
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