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出会い(保目線)
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指名客で僕を贔屓にしてくれていた慎太郎さん。この慎太郎さんが僕を奴隷島の奴隷ボーイって立場から救ってくれた。でもお父さんは養子縁組をした後は本当にお父さんのようになった。完全に父親として振る舞い、僕に身体を求めることはなくなった。
「保は俺の息子だ。息子にエッチなことを求めたらおかしいやろ?」
と、大阪の豊中の家に迎えられてからは息子として生活するようになった。
お父さんは僕を高校に進学させてくれた。僕の学力ギリギリの文武両道の進学校で男子校だ。お父さんは1年の二学期から転入させてくれた。
僕はあまり運動神経の発達している方ではない。部活も活発な学校だったけど…。何となく歴史同好会に入ったけどあんまり活動していないみたい。
お父さんは僕が自由に恋愛するように言った。しかし相手が見つかったら必ず報告するように。と、は言われている。
「お父さん、行ってきます」
朝食を終えて洗い物を食洗機に入れる。
「お父さん、食べ終わった食器は食洗機に入れて、開始ボタン押しといてね」
そう言って僕はエプロンを脱いで高校の制服のブレザーを羽織る。
「よく似合ってる可愛いよ」
お父さんが言った。ありがとうと僕は言って家を出た。
学校に着くと転入生の僕に涼介君が色々と世話をしてくれた。
「スマホの電源は切っておいてね。先生によったらうるさく言う人もいるから」
とか、
「頭髪検査が月初めにあるからその時だけは校則通りにしてね」
とか教えてくれる。不慣れな転入生にはありがたい存在だ。まぁあんまり校則とか破って先生とかに目を付けられたくないので普通に校則とかは守って行くつもりだけどね。
「桜塚君は東京から来たらしいけど普通に関西弁も話せるんやね?」
涼介君が言ってきた。
「うん。自己紹介もしたけどね、亡くなった母が大阪の人だったからねぇ。小さい時は普通に関西弁だったよ」
と、一応、標準語で言ってみた。
「それを大阪弁で言ってみて」
涼介君が言うので、
「そやで。自己紹介の時も言うたけどな、亡くなったオカンが大阪やったからなぁ~。ちっこい時は普通に関西弁やったでぇ~」
と、言ってみる。イントネーションは完璧なはずだ。
「へぇ~、普通やん。そっちの桜塚君の方が好きやなぁ」
自己紹介の時、大阪弁と東京弁のバイリンガルだと言ったからだ。
「ほんならコレから大阪弁で行こか?」
「うん。皆んなもそれが良いと思う。下手くそな関西弁は嫌われるけど。桜塚君のは完璧!」
涼介君が言ってくれたのでコレからは関西弁で通すことにした。やはり郷に入らば郷に従えだもんね。
何度か話してるうちに僕は涼介君に好意を持つことになった。しかしこれは人には言えない。他の人や涼介君本人に知られたら友達でさえおれなくなるから………。
「でも…、兵頭君。学校に詳しいねぇ」
色々と教えてくれるので僕は涼介君に言ってみた。
「涼介でええよ、俺のこと」
涼介君はそう言ってきた。
「兵頭君でなくて涼介君でいいの?」
「そう」
で、僕はこれから彼のことを涼介と呼ぶことにした。
「俺も桜塚君のこと『保』と言ってええかな?」
涼介君が言ってきた。
「うん。全然🆗!」
僕らはお互いを名前で呼び合うことになった。転校1日目で仲良くなれて良かった。
「あっ、それでな。俺、中学の時からこの学校やから詳しいねん」
涼介君はそう言った。涼介君と仲良くしたら学校生活なんか心強いと思えてきた。
「それはメッチャ逞しいわ。これからずっとよろしくね」
と僕が言うと、
「もちろん!」
と、涼介君は僕の肩を叩いた。なんか涼介君の体温が伝わってきて嬉しかった。
「保は俺の息子だ。息子にエッチなことを求めたらおかしいやろ?」
と、大阪の豊中の家に迎えられてからは息子として生活するようになった。
お父さんは僕を高校に進学させてくれた。僕の学力ギリギリの文武両道の進学校で男子校だ。お父さんは1年の二学期から転入させてくれた。
僕はあまり運動神経の発達している方ではない。部活も活発な学校だったけど…。何となく歴史同好会に入ったけどあんまり活動していないみたい。
お父さんは僕が自由に恋愛するように言った。しかし相手が見つかったら必ず報告するように。と、は言われている。
「お父さん、行ってきます」
朝食を終えて洗い物を食洗機に入れる。
「お父さん、食べ終わった食器は食洗機に入れて、開始ボタン押しといてね」
そう言って僕はエプロンを脱いで高校の制服のブレザーを羽織る。
「よく似合ってる可愛いよ」
お父さんが言った。ありがとうと僕は言って家を出た。
学校に着くと転入生の僕に涼介君が色々と世話をしてくれた。
「スマホの電源は切っておいてね。先生によったらうるさく言う人もいるから」
とか、
「頭髪検査が月初めにあるからその時だけは校則通りにしてね」
とか教えてくれる。不慣れな転入生にはありがたい存在だ。まぁあんまり校則とか破って先生とかに目を付けられたくないので普通に校則とかは守って行くつもりだけどね。
「桜塚君は東京から来たらしいけど普通に関西弁も話せるんやね?」
涼介君が言ってきた。
「うん。自己紹介もしたけどね、亡くなった母が大阪の人だったからねぇ。小さい時は普通に関西弁だったよ」
と、一応、標準語で言ってみた。
「それを大阪弁で言ってみて」
涼介君が言うので、
「そやで。自己紹介の時も言うたけどな、亡くなったオカンが大阪やったからなぁ~。ちっこい時は普通に関西弁やったでぇ~」
と、言ってみる。イントネーションは完璧なはずだ。
「へぇ~、普通やん。そっちの桜塚君の方が好きやなぁ」
自己紹介の時、大阪弁と東京弁のバイリンガルだと言ったからだ。
「ほんならコレから大阪弁で行こか?」
「うん。皆んなもそれが良いと思う。下手くそな関西弁は嫌われるけど。桜塚君のは完璧!」
涼介君が言ってくれたのでコレからは関西弁で通すことにした。やはり郷に入らば郷に従えだもんね。
何度か話してるうちに僕は涼介君に好意を持つことになった。しかしこれは人には言えない。他の人や涼介君本人に知られたら友達でさえおれなくなるから………。
「でも…、兵頭君。学校に詳しいねぇ」
色々と教えてくれるので僕は涼介君に言ってみた。
「涼介でええよ、俺のこと」
涼介君はそう言ってきた。
「兵頭君でなくて涼介君でいいの?」
「そう」
で、僕はこれから彼のことを涼介と呼ぶことにした。
「俺も桜塚君のこと『保』と言ってええかな?」
涼介君が言ってきた。
「うん。全然🆗!」
僕らはお互いを名前で呼び合うことになった。転校1日目で仲良くなれて良かった。
「あっ、それでな。俺、中学の時からこの学校やから詳しいねん」
涼介君はそう言った。涼介君と仲良くしたら学校生活なんか心強いと思えてきた。
「それはメッチャ逞しいわ。これからずっとよろしくね」
と僕が言うと、
「もちろん!」
と、涼介君は僕の肩を叩いた。なんか涼介君の体温が伝わってきて嬉しかった。
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