呪われた聖女の生存戦略

okayumama

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第1章

第9話

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「お前、最近忙しいのか?」

晩餐会の準備とスピーチの練習に毎日追われて、やっと落ち着いた休日に孤児院へ行くことが出来た。
子どもたちにお土産を配り終えると、フェデーレと一緒に園庭のベンチに座っていた。

「うん、いよいよ晩餐会まで後1週間だしね…はぁ、緊張する」
「ふーん」
「そういえばフェデーレは年末年始どうするの?」
「何もしない、いつもと変わんねえよ」

フェデーレはあれから町に出かけるのを辞めて、孤児院で他の子供たちと過ごしていることを院長から聞いた。
口では不満を言っているが、どこか楽しそうだった。フェデーレはここが自分の家だと再認識したみたい。

「一応カリタ教の孤児院なんだから、新年のお祈りくらいしなきゃダメだよ?信仰心が足りないとバチが当たるからね」
「分かってるよ。お前、歳変わらない癖に説教臭いな…」

フェデーレは呆れた顔でため息をついた。
最初にあった頃と比べて、随分打ち解けてくれていた。自分のことや孤児院でのことを話してくれる。

……前回のリリーの人生では、フェデーレはどうなっていたんだろう。きっとクリミネの町の魔女も隠れて生きたまま、組織の一員として悪事に手を染めていた。……そうしたら、ろくな結末にならなかっただろう。

「フェデーレ!感謝の心が大事だからね。私もそうだけど、今こうして生きていられるのはすごく有難いことなんだから」
「な、何だよ急に」
「ちゃんと理解してるー?」
「分かったから!離れろ!」

ずいっと接近してフェデーレの顔を覗き込むと、フェデーレは顔を赤くして大きく仰け反った。

そういえば日も暮れてきていた。壁時計を見やると、帰りの時刻を示していた。

「──もう時間だから帰らなくちゃ。今度会えるのは年明けかな?」
「…あ、ああ」
「じゃあね、フェデーレ。風邪ひかないように」

フェデーレに手を振り、踵を返すと、後ろから手を引っ張られた。

「フェデーレ?」
「あのさ……」
「うん?」
「…………待ってるから」

フェデーレは蚊の鳴くような声でぽつりと呟いた。夕日に照らされて、彼の顔も赤く染まっていた。
こういうツンデレなところも可愛いなあ。リリーとしての実年齢は同じだけど、精神年齢では私が上のため弟と接している気分だ。

「うん、分かった」
 




いよいよ、晩餐会の当日を迎えた。
宮殿内でも忙しなく、客室やホールの準備が進められている。各国の重要な貴賓を出迎えるため、宮殿までの公道に警備の兵士も繰り出され、緊張感が漂っていた。

──それは私も同じである。
毎年恒例の晩餐会であるが、今回こそはきちんと出席し、将来聖女になる者の威厳として社交的な姿を残さなければならない。新たにスピーチの出番まで増えてしまったし、今まで出てきた晩餐会とはプレッシャーが違う。

アンセラには念の為胃薬を用意してもらった。ジェロからは「みんなの顔がカボチャだと思えばいいよ」なんて言われたけど、それが出来るなら最初から人見知りになっていない。

それに、コルセットがキツすぎる!

「お嬢様、もう少しいきますよ…」
「もう無理!中身出ちゃう!」
「大丈夫です、頑張ってください!」

侍女たちがドレスの着付けとヘアメイクを担当しに来ていた。私がドレスを着ることは滅多に無いからか、侍女たちのやる気も鬼気迫るものだった。
あれよこれよとされるがまま、私は仕立て屋で購入したドレスを身につける。ヘアメイクは侍女たちに丸投げした。手際のいい侍女たちの力でテキパキと準備は進められ、支度を終えることができた。

「まあ!とっても素敵です」
 
私の姿を見たアンセラは手を合わせて喜んだ。周りの侍女たちも可愛らしいと声上げていた。
姿見の中には、まるで別人のような私がいた……。どこかの国のお姫様みたいだ。
色白の肌に、唇の紅とドレスの金レースがとても映えていた。子どもっぽくなく、けれど可愛い感じがして私好みかも。

私は深く息を吐いて、晩餐会へ向かった。





まだ客人を迎えていないホールには、メイドが立食用のディナーと飲み物を配膳し回っていた。

「リリー」
「お父様!」

振り返ると祭服姿のお父様が立っていた。  

「いいドレスを選んだね。とても似合っているよ」
「ありがとうございます」
「私は玄関口にいるから、何かあったら呼びなさい」

お父様は忙しない様子でその場を立ち去ってしまった。お父様と入れ替わりで、リジェンテが入ってきた。

「リリー、準備終わったんだね」
「うん。ロジーアたちはまだなの?」
「ロジーアはいつも支度が遅いから…お父様とお母様は玄関の方に行った」
「リジェンテはまだ未成年なのに祭服を選んだんだね」
「うん、これが一番馴染んでるから」

リジェンテは私をジロジロと見回すと、小さく笑った。

「リリーはドレスすごく似合ってるね。今までのドレス姿の中で一番綺麗だ」
「あ、ありがとう」

普段からクールで、何を考えているか分からないリジェンテから直球で褒められると気恥しい。

ガヤガヤと人の声が増してきた。宮殿に貴賓が到着し始めた頃だろう。このホールを埋め尽くす数の人がこれから来ると考えると、胃がキリキリし始めた。
……本当に大丈夫?私にスピーチなんて。早速アンセラに胃薬貰おうかな。

「リリー、大丈夫だよ」
「リジェンテ…」
「今のリリーなら心配いらない」

リジェンテの励ましの言葉に私は微かに勇気づけられた。
そうだ、私は変わったんだ。前のリリーとは違う。

「ありがとう、リジェンテ」





晩餐会が始まり、ホールは一気に人で溢れかえった。お祖母様が壇上の席に座ると、大司教から始まりの挨拶が行われ、それぞれ参加者の懇談が始まった。各国の聖職者や貴族、王族同士が話に花を咲かせている。

「リリー・フェルナンド嬢、お会いできて光栄です」
「噂はかねがね私の領地まで届いています」
「ぜひ、今夜実のあるお話をさせていただければと思いまして」
「いや、実物のレディーは吃驚するほど美しい!」

私の周りにはクリミネの件を知った人々が集まっていた。今まで見向きもしなかった癖に、力があると分かればこんなに態度を変えてくるなんて。図々しい人達だと、内心呆れてしまう。

この場をどう凌ごうか考えていると、ふと背後から肩に誰かの手が触れた。

「失礼、フェルナンド嬢が少し体調が優れないようです」
「フォリア皇子殿下…!」

後ろから現れたのはフォリアだった。凛とした顔つきで、目の前の人達に対峙する。

「窓辺で休まれるといいでしょう。私がご案内します」
「あ、ありがとうございます」

フォリアは私の手を引き、ホールを移動した。
フォリアの機転で助かった…。こういう姿を見ると、まさに王子様って感じがする。

「ごめんね、リリー。困っているようだったから連れてきちゃった」
「いえ、とんでもないです!助けてくれてありがとうございます」

フォリアも含め、エノルメ帝国の皇族も招待されていた。病気療養中の皇帝を除けば、他の皇族たちも皆この会場に来ているだろう。

フォリアは私の姿をまじまじと眺めた。

「…今日のリリーはいつにも増して可愛いね」
「あ、ありがとうございます…」

本日2回目。イケメンから直球の褒め言葉を頂戴した。ドレス効果半端ない。

「いきなり連れて来ちゃったから何も持って来なかったね。ドリンクと軽食を持ってくるから、ここで待ってて」
「いえ、殿下にそんなことさせる訳には!」
「君にあまり注目されて欲しくないんだよ。ここで待ってて」

にこりと有無を言わさないようにフォリアは笑った。私はフォリアの笑みに圧倒され、大人しく壁側で待機することにする。

そういえば、今までの晩餐会もここら辺で隠れていたな……。確かに誰にも気付かれずにやり過ごせていた。
私は昔のことを思い出しながら、フォリアを待っていた。





──今日この日で、恥をかかせてやる。出しゃばった罰として、二度と公衆の面前に出られないようにしてやる!

ハンカチで包んだグラスを運びながら、ホールの窓辺に向かった。
あそこはいつも落ちこぼれリリーがいた場所だった。毎年、私が貴賓をもてなす傍らで、あの女は壁際で息を潜めるように立っていた。

────いた!

リリーはやはりそこにいた。いくら人が変わったとはいえ、元々根暗な性格の女がこの社交の場に馴染むなんて、やはり無理だったのだ。今夜もまたあそこにひとりで逃げに来たに違いない。

リリーが白地のドレスを選んだことは、清掃係のメイドを買収して事前に知っていた。白地は汚れが目立ちやすい。あのドレスに思いっきり赤ワインをかければ、大きなシミを作った状態でスピーチに立たせてあげることが出来る。

このグラスのワインは厨房から密かに持ち出したものだ。立食には色の着いたドリンクは提供されないから、わざわざ準備する必要があった。

みんなにチヤホヤされるのもこれで終わりよ!
リリーの視界に入らないよう、忍び足で近寄る。
遂に腕の届く距離まで近づいた瞬間、私はグラスを大きく振り上げた。──今よ!

「何をしているんですか」

ガシリと、誰かが私の振り上げた手首を強く握りしめた。掴まれた衝撃で中のワインが数的床に垂れた。
背筋が凍るような冷たい声……。すぐさま振り返ると、そこには第4皇子の姿があった。

「で、殿下……」
「ここで何をしようとしていたのですか、ロジーア嬢」

冷たい視線が私を射抜く。逃げも隠れもさせないといった面持ちで、皇子は私を捕まえていた。

「殿下…違うんです、これは誤解で…」
「…殿下?ロジーアも。どうされたのですか」

背後からリリーが驚いた声で呼びかけた。皇子は視線をリリーに移すと、今までの顔とは一変させにこやかに微笑んだ。

「ロジーア嬢がリリーのドレスにこの赤ワインをかけようとしていたんだ」
「……えっ!?」
「誤解です!たまたまリリーに挨拶しようとしただけなんです!」

必死に弁明の声を上げるが、皇子には届いていないようだ。気がつくとザワザワと周りに人集りが出来ていた。……不味い、このままだと大事になってしまう。私が計画したことだとバレてしまう!

「どうして赤ワインを持っているんですか?ここの立食には出されていませんでしたよね」
「それは……私が飲みたい気分で、特別に準備させて…」
「──貴女がリリーに向かってグラスを傾けようとしている所を見たんです。下らない嘘で誤魔化すのは辞めてください」

皇子が掴んでいる私の手に、グラスは握らされたままだった。何も出来ないまま、どんどん人が集まってくる。噂する声が大きくなっていく。

最悪。最悪最悪最悪!失敗した!
なんで皇子がここにいるのよッ!この女を庇うの?!ありえない……私がこんな醜態を晒すなんて……!

「殿下、私は大丈夫です。ロジーアを離してあげていただけませんか」
「リリー…」
「このような場で騒ぎを起こすことは避けたいですし…」

リリーの言葉に、皇子は渋々と従って私の手を離した。
その離された瞬間を狙い、私は駆け出した。その場から一目散に逃げる。後ろから私を呼ぶあの女の声がしたが、もう視界にも入れたくない!


「ソシア皇子殿下、どうされたのですか?」
「んー?何だか面白いものを見れてね」
「面白いもの?」
「うん。俺の弟があんな表情カオをするなんてね…良い物を見れたよ」





「リリー、本当に大丈夫?」
「はい、ご迷惑をおかけしてすみません」
「僕のことは心配いらないよ」

ロジーアは顔を真っ赤にして、突然走り去って行った。この一連の流れは、周りのギャラリーにも目撃されてしまった。私たちを取り巻くように、ヒソヒソと噂をする声が聞こえる。

今までロジーアに好かれてはいなかったが、直接的な嫌がらせをされたことはなかった。それはリリーがロジーアの眼中にも入らないような、弱者であったから見逃されていたようなものだ。
クリミネの件があり、最近になって聖職者としての活動に意欲的になった私に対し、意識せざるを得なくなってしまったんだと思う。彼女の焦りが、今回のような浅はかな騒ぎを起こしてしまった。

けれど、フォリアに止められて周りにも目撃されてしまい、今回の事に関しては釈明できる余地は無いだろう。逃げ去ったのは正解だったかも知れない。

「リリーお嬢様」
「クストーデ卿」

私の元にクストーデ卿が近づいてきた。

「猊下がお呼びです。スピーチのお時間になります」
「あ、分かりました……あの、ロジーアが…」
「…ロジーアお嬢様はホールを出られたようですので、スピーチは無理でしょう。私から猊下に伝えておきます」

クストーデ卿は私とフォリアに会釈をし、その場を立ち去った。
ていうことは、私とリジェンテでスピーチか…。ロジーアは自業自得だけど、せっかくの世界中の貴賓からの注目を浴びる機会を無しにしてしまったのは同情する。

ロジーアの騒動に巻き込まれたお陰か、緊張も少し和らいでいた。

「殿下、すみませんが…」
「うん、分かってるよ。頑張ってね」

フォリアはにこりと笑って励ましてくれた。
私は大きく頷き、気を取り直してお祖母様のいる壇上の方へ向かった。





お祖母様が壇上に立つと、煩かったホールも一気にしんと静寂が広がった。お祖母様は挨拶の後、孫の紹介で私たちのことに触れ、まずは年長者のリジェンテが壇上でスピーチをした。
優等生のリジェンテらしい内容で、大勢の注目を集めているにもかかわらず、淡々と簡潔に話していた。顔色ひとつ変えず発表を終えると、会場の拍手を浴びながら一礼をして席に戻った。

「リリー、行ってらっしゃい」

お祖母様が小さく囁いた。次は私の番だ。
壇上の前へ進む。心臓がドクドクと大きく鳴っている。──そうだ、カボチャ畑にいると考えよう。ここにいるみんなカボチャ、カボチャ、カボチャだ。

すうっと息を吸い込み、言葉を発した。

「皆様、今日はお集まりいただきありがとうございます。カリタ教聖女ノナ・フェルナンドの孫の、リリー・フェルナンドです。
浅学非才の身ではございますが、自身の心を鍛えるべく日々精進しております。また、カリタ神の教えのもと、困っている人々のため、宮殿を離れ、支援活動を行っています」

ホール中の視線が私の体に突き刺さっていたが、私の口はスラスラと言葉を発していた。昔だったなら人前に立つことすら出来なかったはずだけど、今なら自分を支えて応援してくれている人の姿が脳裏に浮かぶ。自分はひとりじゃないと分かれば、お腹の底から勇気が溢れてきた。

「世界にはまだカリタ教の助けを求めている人がいます。私はその人たちに応えたえるべく、救済活動を続けるつもりです。
出来ることなら、この場にお集まりいただいた皆様も、カリタ神への親愛と、ノブレス・オブリージュの精神を忘れずにお過ごしください。
──私は、赫々たる皆様と共にこの尊い世界の安寧を保てるよう、この身を捧げて奉仕いたします」

スピーチを終え、一礼をした。私の頭が上がりきる前に、盛大な拍手が降り注いだ。
ちらりと前方を伺うと、側で聴いていたお父様が熱気を帯びた表情で涙を流していた。娘バカな一面を見ることができた。
そそくさと壇上を降りると、お祖母様に慈愛溢れる顔で優しく微笑まれた。

……何とか終わった。これで私の今日のメインイベントも終了。全身の力が一気に抜けていった。
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